衝撃のスプラッター表現で世界中をざわつかせ、「最も成功したホラー映画シリーズ」としてギネス世界記録にも認定された傑作ホラー映画「SAW/ソウ」シリーズ。
1作でも見逃すと、とたんに置いてきぼりを食うスパルタシステムで、まばたきすら許されない緊迫感が持ち味です。
しかも10作目「ソウX」は、1作目と2作目の間を描く前日譚。公開順と時系列順がズレるようになり、「結局どの順番で見ればいいの?」と迷う人も増えました。
そこでこの記事では、「SAW/ソウ」シリーズ全10作品の見る順番(公開順・時系列順)を、各作品の見どころとともに紹介します。「ストーリー構成なんかどーだっていい!」というスプラッター変態のための“グロい順”も健在です。
2026年9月に発表されたシリーズ最新作の続報や、1作目の4Kリバイバル上映の情報もまとめているので、最後までお付き合いください!
- 「SAW/ソウ」シリーズ全10作品の見る順番(公開順・時系列順)
- グロい順・面白い順と各作品の見どころ
- 伏線回収を担った人物
- 2026年最新の新作情報と配信状況
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【完全版】「SAW/ソウ」シリーズ見る順番
「ソウ」シリーズの醍醐味は、作品をまたいで明かされるどんでん返し。「ソウX」も、過去作を見ていることを前提にしたサプライズが仕込まれているため、初見は公開順に見るのがベストです。
- 映画「SAW/ソウ」
- 映画「SAW Ⅱ/ソウ2」
- 映画「SAW Ⅲ/ソウ3」
- 映画「SAW Ⅳ/ソウ4」
- 映画「SAW Ⅴ/ソウ5」
- 映画「SAW Ⅵ/ソウ6」
- 映画「SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D」
- 映画「ジグソウ:ソウ・レガシー」
- 映画「スパイラル:ソウ オールリセット」
- 映画「ソウX」
特に1作目~7作目は1本の大きな物語になっているので、1作でも飛ばすと全く意味がわからなくなるので注意。
「SAW/ソウ」シリーズ:公開順
| 作品名 | 日本公開年 | 上映時間 |
|---|---|---|
| SAW/ソウ | 2004年 | 103分 |
| SAW Ⅱ/ソウ2 | 2005年 | 93分 |
| SAW Ⅲ/ソウ3 | 2006年 | 108分 |
| SAW Ⅳ/ソウ4 | 2007年 | 93分 |
| SAW Ⅴ/ソウ5 | 2008年 | 92分 |
| SAW Ⅵ/ソウ6 | 2009年 | 90分 |
| SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | 2010年 | 90分 |
| ジグソウ:ソウ・レガシー | 2017年 | 92分 |
| スパイラル:ソウ オールリセット | 2021年 | 93分 |
| ソウX | 2024年(米国は2023年) | 118分 |
全10作の合計は約16時間。1作90分前後とコンパクトなので、週末2日あれば一気見も可能です(ただし胃は保証しません)。
「SAW/ソウ」シリーズ:時系列順
作中の出来事の順番に並べると、以下のようになります。
| 時系列 | 作品名 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | SAW/ソウ | すべての始まり |
| 2 | ソウX | 1作目と2作目の間の物語 |
| 3 | SAW Ⅱ/ソウ2 | ジグソウ、警察の前に姿を現す |
| 4 | SAW Ⅲ/ソウ3 | ジグソウ最期のゲーム |
| 5 | SAW Ⅳ/ソウ4 | 実は「ソウ3」と同時進行の物語 |
| 6 | SAW Ⅴ/ソウ5 | ジグソウ亡きあと |
| 7 | SAW Ⅵ/ソウ6 | 後継者争い |
| 8 | SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | オリジナルシリーズの完結 |
| 9 | ジグソウ:ソウ・レガシー | ジグソウの死から約10年後 |
| - | スパイラル:ソウ オールリセット | ジグソウ亡きあとを描く独立した物語 |
「SAW/ソウ」シリーズ:グロい順
スプラッターに物語を求めないタイプのあなたは、以下のグロい順をご参考あれ(筆者主観)。
| 作品名 | グロポイント |
|---|---|
| SAW Ⅲ/ソウ3 | 豚風呂&ジグソウ頭部手術シーン |
| ソウX | 眼球吸引に、自分で自分の脳をえぐる装置まで |
| SAW Ⅱ/ソウ2 | 注射器の海にドボン |
| SAW/ソウ | 糸ノコギリで足首切断の衝撃 |
| SAW Ⅴ/ソウ5 | 腕を刃に通して血を絞り出すラストゲーム |
| SAW Ⅵ/ソウ6 | 酸で溶けた上半身から腸がボロン |
| SAW Ⅳ/ソウ4 | 冒頭のジグソウ解剖シーンは画面の色を抑える配慮が |
| ジグソウ:ソウ・レガシー | レーザーカッターで脳天から輪切り |
| スパイラル:ソウ オールリセット | ベロちょんぱ |
| SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | 血のりがピンク色でキュート |
「SAW/ソウ」シリーズ:面白い順
さらにご参考までに、筆者独自の面白い順を紹介します。
| 作品名 | 面白ポイント |
|---|---|
| SAW Ⅳ/ソウ4 | ジグソウは肉体をもたずとも機能する! |
| ソウX | まさかのジグソウ主人公!シリーズ最高評価の前日譚 |
| SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D | これぞ伏線回収! |
| SAW/ソウ | シンプル・イズ・ベストな原点 |
| SAW Ⅵ/ソウ6 | アマンダにのこった良心 |
| SAW Ⅱ/ソウ2 | 痛そうすぎる描写に身悶え |
| ジグソウ:ソウ・レガシー | ジグソウとの再会、そしてしばしの別れ |
| SAW Ⅲ/ソウ3 | もうほんと、いい加減にしてくれレベルで痛い!!! |
| SAW Ⅴ/ソウ5 | 憎たらしいほど小賢しいホフマン |
| スパイラル:ソウ オールリセット | クリス・ロックが刑事ドラマでソウをリセット! |
「SAW/ソウ」シリーズの作品紹介
全7作で“一応”完結しているオリジナルシリーズを個別に紹介します。
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SAW/ソウ

| 公開日 | 2004年10月30日(日本) |
| 監督 | ジェームズ・ワン |
| 上映時間 | 1時間43分 |
| 全世界興行収入 | 約1億300万ドル |
老朽化したバスルームで目を覚ました写真家のアダムと外科医のゴードン。2人は部屋の両端に鎖でつながれ、間には自ら頭を撃ち抜いた死体が横たわっていた。残されたテープには「6時までに相手を殺せ」という指示が…。犯人は、巷を騒がせる連続殺人鬼“ジグソウ”だった。
シリーズ第1作めである「SAW/ソウ」。
低予算・短期間の撮影ながら、密室劇とどんでん返しの面白さで全世界の話題をさらい、その後の“デスゲーム”ブームの火付け役になりました。
たんなるパニック・ムービーにおさまらず、ラストで全部ひっくり返されるミステリー構成が、ヒットの最大の要因でしょう。
逆トラバサミなど、シリーズを象徴する拷問器具の斬新さにも肝が冷えます。神を気取る殺人鬼、ジグソウの出発点。
囚われの身・アダムを演じた男こそ、本作の脚本を書いたリー・ワネル!
自ら脚本を書き、自ら不潔きわまりない死の部屋に鎖でつながれる…そのド級の変態性は、もはや芸術です。
「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン監督が地位を確立したのも、本作の功績。
SAW Ⅱ/ソウ2

| 公開日 | 2005年10月29日(日本) |
| 監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
| 上映時間 | 1時間33分 |
| 全世界興行収入 | 約1億4,700万ドル |
刑事エリックは、残された手がかりから早々にジグソウのアジトを突き止め、本人を確保する。ところがアジトのモニターには、エリックの息子を含む8人の男女が閉じ込められた館の映像が。神経ガスが充満する館で、8人の命がけのゲームが始まっていた。
映画「SAW Ⅱ/ソウ2」は、末期がんをわずらった殺人鬼・ジグソウが、身勝手な正義を振りかざす物語。
現実の価値観に照らしあわせると、胸クソ・オブ・ザ・デッドという印象ですが、「痛すぎる博物館」として拷問セットを愉しむ見方もできます。
前作では“刃”が印象的でしたが、本作では“針”が登場。視覚にうったえる描写が増え、思わず「痛ってぇ」と口走りたくなるカットも多いです。
ジグソウ本人が素顔をさらし、刑事と真正面から“対話”するシーンは、シリーズ屈指の名場面です。
本作は、ダーレン・リン・バウズマン監督がオリジナルで用意していた脚本に、「ソウ」の要素を加えたもの。
オリジナルに続きリー・ワネルが脚本のリライトに携わっています。
いわば2つの作品がクロスオーバーすることで、融合地点でおもしろさが倍以上になった成功パターン!
SAW Ⅲ/ソウ3

| 公開日 | 2006年11月18日(日本) |
| 監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
| 上映時間 | 1時間48分 |
| 全世界興行収入 | 約1億6,500万ドル |
外科医のリンが連れ去られた先は、死期の迫ったジグソウが横たわる廃工場だった。ジグソウが息を引き取ればリンの命も終わる──。同じ頃、事故で息子を失い、復讐心にとらわれた父親ジェフも、息子の死に関わった人々を「許すか、見捨てるか」というゲームを強いられていた。
とにかく痛そうで、108分間こちらの眉間がシワシワになる映画「SAW Ⅲ/ソウ3」。
被験者から支配者の一味となったアマンダが、危ういキャラクターそのままに危険物を振りまわします。
命の果ても秒読みのジグソウは、上体を起こすこともできず、顔からは生気が失われていますが、謎の世直し根性は健在。
果たしてアマンダは、ジグソウの後継者として一人立ちできるのか。単なる殺人者であるジグソウが、なぜ神格化されるのかが少しだけわかってしまうかも…?
シリーズを代表するグロ拷問システム、通称“豚風呂”が登場。
不潔の極みとして、悪い意味で観客の胃をつかんで離さない豚風呂はトラウマもの!
オープニングから、とにかく痛そうすぎる描写の連続に、ゴア耐性必須の危険作です。
SAW Ⅳ/ソウ4

| 公開日 | 2007年11月17日(日本) |
| 監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
| 上映時間 | 1時間33分 |
| 全世界興行収入 | 約1億3,900万ドル |
ジグソウの遺体の解剖中、胃の中から1本のテープが見つかる。「ゲームはまだ終わらない」。その言葉どおり、警察のリッグ隊長が新たなゲームに巻き込まれ、行方不明の同僚を救うための試練に挑むことに。一方、FBIのストラム捜査官らは、ジグソウの元妻ジルへの取り調べを進めていた。
映画「SAW Ⅳ/ソウ4」は、ジグソウ亡き現世にのこされた、おびただしい悪意と復讐心、それにともなう殺人衝動を描く物語。
ジグソウの頭蓋骨パッカリ解剖シーンから始まる本作では、“頭”を攻めるタイプの拷問が多用されます。
警察関係者が執拗にねらわれるのも本作の特徴。警官たちのワキの甘さにモヤモヤしつつも、「それほどまでに警察の目をあざむくには…内通者が…」と妄想はふくらみます。
ダーレン監督印、人物の移動カットを短縮する映像あそびが目に楽しい!
まさしく実写版“どこでもドア”なワープ術で、物語のムダが省かれています。
ジグソウの過去も初めて本格的に描かれ、小出しに明かされる事実に翻弄されるのも気持ちいい!
SAW Ⅴ/ソウ5

| 公開日 | 2008年11月28日(日本) |
| 監督 | デヴィッド・ハックル |
| 上映時間 | 1時間32分 |
| 全世界興行収入 | 約1億1,400万ドル |
ジグソウの事件現場から、ただ一人無傷で生還したホフマン刑事。その姿に違和感を覚えたFBIのストラム捜査官は、ホフマンこそがジグソウの共犯者ではないかと疑い、独自に調べを進める。同じ頃、互いに接点がないように見える5人の男女が、新たなゲームに放り込まれていた。
生前のジグソウを描くことで、これまでのシリーズを回顧した映画「SAW Ⅴ/ソウ5」。
2〜4を担当したダーレン監督から一新、デヴィッド・ハックル監督は、遊び心を廃して真正面から出来事を描きます。
多用される回想では、生前のジグソウから各ゲームの裏側が明かされ、謎解き感を味わえたりも。壮大な殺人器具を、ちまちま設置しているジグソウもまた、おつなものです。
“寝返り刑事”としてジグソウの右腕となり、ちょこまか働く男に注目!
彼を追う捜査官と、かなり人相が似ているのでパニックになりますが、困ったときは首すじの傷あとで判断しましょう。
また、過去作に登場した拷問器具の“舞台裏”が見られるのも、お得感があります。
SAW Ⅵ/ソウ6

| 公開日 | 2009年11月6日(日本) |
| 監督 | ケヴィン・グルタート |
| 上映時間 | 1時間30分 |
| 全世界興行収入 | 約6,800万ドル |
FBIはストラム捜査官こそがジグソウの後継者だと断定するが、ホフマンに疑いを抱く者も現れ、捜査の包囲網はじわじわと狭まっていく。そんな中、ジグソウの遺言によって大手保険会社の幹部ウィリアムが、ゲームの標的に選ばれる。
映画「SAW Ⅵ/ソウ6」では、警察内部の不信感が高まります。
死から時が流れても、録画された“信念”は神気取りで生者を襲い続けるのです。
アメリカの医療保険制度に真正面から切り込んだテーマ性も特徴で、シリーズの中でも“社会派”と評価される一本です。
ジグソウの恨み、その根源である元妻・ジルの流産の真相に意外な人物が関わっていたことも明かされます。
ジグソウが元妻・ジルにあてた“形見箱”の中身はなんだろな?
本作登場の拷問器具では、回転木馬が印象的。速攻で迫りくる死を前にした、被験者たちの絶叫が胸に刺さります。
SAW 3D/ソウ ザ・ファイナル 3D

| 公開日 | 2010年10月30日(日本) |
| 監督 | ケヴィン・グルタート |
| 上映時間 | 1時間30分 |
| 全世界興行収入 | 約1億3,600万ドル |
ホフマンの報復を恐れたジルは、警察に身柄の保護を求める。一方、ジグソウのゲームの生還者を名乗るボビーは、体験談を本にして一躍有名人に。生還者の集いを主宰するまでになった彼だったが、その体験には大きな秘密が隠されていた。
オリジナルシリーズの完結編に位置づけられる映画「ソウ ザ・ファイナル 3D」では、ジグソウと信奉者による一連の計画の総まとめが行われます。
シリーズ初の3D作品は、過去作よりエンタメに特化したお手軽スプラッターな仕上がり。
飛び出す肉片や迫りくる刃にハラハラしつつ、リアリティを減らした残酷描写を安心感とともに俯瞰できるソフトな作品です。
毎作不謹慎な爽快感をくれるラストの畳みかけは最高潮に!
1作目とのつながりから、無謀に思える伏線回収をやってのけるエンタメ脚本に脱帽です。
ピンクがかった血の色で、みための衝撃が弱まっているのも3D作品ならでは。
「SAW/ソウ」新章・スピンオフの作品紹介
続いて、オリジナルシリーズ完結後に作られた3作品を紹介します。
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ジグソウ:ソウ・レガシー
| 公開日 | 2017年11月10日(日本) |
| 監督 | スピエリッグ兄弟 |
| 上映時間 | 1時間32分 |
| 全世界興行収入 | 約1億300万ドル |
ジグソウの死から約10年。街で見つかった変死体には、パズルのピース形に切り取られた皮膚が残されていた。ジグソウの手口そのものの事件に、刑事と検視官たちは困惑する。死んだはずのジグソウが蘇ったのか、それとも模倣犯なのか──。
シリーズ一応の完結から7年、シリーズファンがつくったお祭りムービーの様相を呈する新作「ジグソウ:ソウ・レガシー」。
番外編というほど脇道に逸れた内容ではなく、ジグソウもちゃんと登場しつつ、隠された物語がしれっと暴露される本作。
「どこまで構想を練れば、こう何作もサプライズを維持できるのだろう」と感心してしまう、本編と遜色ない仕上がりです。
シリーズ当初のようにジワジワと痛めつけるのでなく、一瞬で肉体が切り刻まれる、スピード感のあるトラップが特徴です。
やはり尊大ではあるものの、全員平等に生き残るチャンスを与えるジグソウ“だけ”はブレていません。
スパイラル:ソウ オールリセット
| 公開日 | 2021年9月10日(日本) |
| 監督 | ダーレン・リン・バウズマン |
| 上映時間 | 1時間33分 |
| 全世界興行収入 | 約4,000万ドル |
地下鉄の線路で、無残な姿の刑事の遺体が見つかる。現場には不気味な渦巻き模様と、警察署に届けられた謎の小箱。狙われているのは警察官ばかりだった。署内で孤立する刑事ジークは、新人の相棒とともに、ジグソウを模倣する犯人を追う。
クリス・ロックを主役に据え、タイトルまさしく「スパイラル:ソウ オールリセット」な本作。父親役にはサミュエル・L・ジャクソンが出演しています。
2〜4を監督したダーレン・リン・バウズマンがカムバックして、観客にこれまでのソウシリーズを忘れさせるかのごとく、独立した作品に仕上げました。
シリーズ初、トビン・ベル演じるジグソウが登場しない振り切りぶり。喧嘩ばかりの警察署内で、仲間割れがとめどない不穏な作品です。
シリーズ独特のつながりはほとんどないので、ここから見始めても問題なし。
21サヴェージによる主題歌「Spiral」が、軽快にオリジナルサウンドをリミックスしているのも、本作のお手軽さを象徴していました。
ソウX
| 公開日 | 2024年10月18日(日本) ※米国は2023年9月 |
| 監督 | ケヴィン・グルタート |
| 上映時間 | 1時間58分 |
| 全世界興行収入 | 約1億1,280万ドル |
1作目の事件から間もない頃。余命わずかと宣告されたジョン・クレイマーは、がんを治せるという実験的な治療に最後の望みを託し、メキシコへ向かう。しかし、その治療は末期患者を食い物にする詐欺だった。真実を知ったジョンは、自分を欺いた者たちに“ゲーム”を仕掛ける。
シリーズ10作目にして、「ソウ」と「ソウ2」の間を描く前日譚「ソウX」。
これまで“仕掛ける側”として描かれてきたジグソウが、まさかの主人公。被害者であり加害者でもあるジョン・クレイマーの人間味に、思わず感情移入してしまう異色作です。
トビン・ベル演じるジグソウと、ショウニー・スミス演じるアマンダが久々に再登場。シリーズの編集を1作目から務め、「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」の監督も担ったケヴィン・グルタートがメガホンをとりました。
全米では初登場1位を記録し、批評サイト「ロッテン・トマト」でシリーズ最高の評価を獲得しています。
眼球、脳、骨…と、ジグソウの“怒り”が込められたトラップはシリーズ屈指の痛さ!
それでいて、ラストには過去作を見てきたファンへのうれしいサプライズも。エンドロール後の映像もお見逃しなく!
「SAW/ソウ」シリーズは完結している?最新作の情報は?
しかし、ファイナルと言っておきながら3作もの続編がリリースされ、そのうち1作の邦題はなんと「オールリセット」という暴れぶり。
味の残っているガムを噛み続けるような、ソウシリーズの製作陣が愛おしく思えてきます。
「ソウXI」は白紙に…シリーズ最新作が新体制で始動
「ソウX」の続編として予定されていた「ソウXI(原題:Saw XI)」は、2025年に米国での公開予定が撤回されました。プロデューサー陣と製作側の意見が対立したことが原因と報じられています。
その後、2025年6月に「M3GAN/ミーガン」などで知られるブラムハウスがシリーズの権利を獲得。生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが、再びシリーズに深く関わることになりました。
| タイトル | 未定 |
| 監督 | マイク・P・ネルソン(『クライモリ』(2021)など) |
| プロデューサー | ジェームズ・ワン、リー・ワネル、ジェイソン・ブラム |
| 製作/配給 | ブラムハウス、アトミック・モンスター/ライオンズゲート |
| 公開時期 | 未定(2026年10月時点) |
2026年9月には監督の就任が発表され、ジェームズ・ワンは「オリジナルの世界観を尊重してくれる監督」と期待を寄せています。ストーリーが過去作とどうつながるのかは、まだ明かされていません。続報を待ちましょう!
シリーズ第1作『ソウ』の4Kレストア ディレクターズ・カット版が、2026年10月30日(金)から2週間限定で全国リバイバル上映されます。
あのバスルームの絶望を、大スクリーンで体験できるチャンスですソウ!!
「SAW/ソウ」シリーズの伏線は回収されている?
伏線回収は「SAW/ソウ」シリーズの醍醐味!
この項はネタバレすぎますので、本編未視聴の方は絶対にスキップしてください!!
シリーズの軸となる、大きな伏線回収を担った5名の人物を紹介します。
※↑リンクをクリックで知りたい項目へ飛べます
①アマンダ・ヤング

1作めから度々登場する、過去のゲームの唯一の生還者アマンダ・ヤング(演/ショウニー・スミス)。
アマンダはジグソウに“試された”ことで薬物中毒から抜け出したと信じ、ジグソウを神のごとく崇めています。「ソウX」では、ジグソウの弟子として“ゲーム”を手伝う姿も描かれました。
その信奉心は一方的な恋に近く、「SAW Ⅲ/ソウ3」では嫉妬を抑えられず(ミスリードカラクリあり)、最悪の結果を招きました。
さらに「ソウ6」では、ジグソウの妻・ジルの流産に関係していたことや、ある人物に脅されていた事実も明かされる、闇深い人物です。
②マーク・ホフマン

ジグソウの協力者として、アマンダとともにジグソウの手足となったマーク・ホフマン(演/コスタス・マンディロア)。
徹底的に悪者として描かれるホフマンは、刑事という立場を利用して、ジグソウに警察内部の情報を流し続けていました。
アマンダともジルとも犬猿の仲ですが、実行力の高さからジグソウに重宝されていた模様。
自らの保身と野心のみに忠実だったホフマンは、最終的に後述するゴードン医師によって“あの部屋”に閉じ込められました(生死不明)。
「ソウ6」では、アマンダが「ソウ3」で取った行動の裏に、ホフマンの脅迫があったことも明らかになります。
③ジル・タック

ジグソウの愛妻であったジル・タック(演/ベッツィ・ラッセル)。
麻薬中毒者が起こした事件に巻き込まれて流産してから、ジグソウとの関係が悪化し離婚に至りました。
ジグソウの死後、ジルに遺された箱の中身を受け取ったジルは、ジグソウの遺志を継いで行動します。
しかし最後は、ジルを邪魔に感じていたホフマンにより、元夫・ジグソウの開発した拷問器具で命を奪われました。
④ローレンス・ゴードン
1作めの被験者である医師のローレンス・ゴードン(演/ケイリー・エルウィス)。
自ら片足を切断し、顔面蒼白で這っていったゴードンの生死は長らく明かされていませんでしたが、「ソウ ザ・ファイナル 3D」で衝撃の再登場。
ジグソウに冷淡にがんを告げた医師というのが、ゲームに選ばれた理由でしたが、だからこそジグソウはゴードンを生かしたのかもしれません。
ジグソウによる数々の“手術”を伴うゲームは、ゴードンの医療的な協力なしには成り立たなかったことが判明します。
⑤ジグソウ/ジョン・クレイマー

シリーズの立役者であり、ほとんどの拷問器具を創作したジョン・クレイマーa.k.aジグソウ(演/トビン・ベル)。
土木技師の過去をもち、設計力は天性のもの。登場時から末期がんであり、さすがのジョンでも病魔には勝てません。
しかし、お得意のねじ曲がった正義は首尾一貫しており、己でバンバン伏線を張っては回収していくエンターテイナーぶりには頭が下がります。「ソウX」では、彼の“正義”の原点ともいえる怒りが描かれました。
結局ものごとの出発点となった愛する元妻も殺される結末で、もっともらしかったジョンの言い分の、すべてがくだらない殺人鬼のそれでしかなかったとする閉幕は、シリーズとして見事でした。
「SAW/ソウ」シリーズを全部見るならU-NEXTがおすすめ!

2026年10月時点で、「ソウX」を含むシリーズ全10作を見放題で配信しているのはU-NEXTだけです。
| サービス | 配信状況 |
|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | 一部作品が見放題(その他はレンタル) |
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U-NEXTの特徴
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U-NEXTは月額2,189円(税込)で利用できる動画配信サービス。
他サービスより若干お高めですが、見放題作品数の多さはトップクラス。「SAW/ソウ」シリーズは最新作「ソウX」までふくむ全作が見放題のため、お財布を気にせず一気見できます。
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「SAW/ソウ」シリーズで気になる情報
- 「ソウX」はどこから見ればいい?
-
時系列では1作目と2作目の間の物語ですが、ほかの9作を見終わってから見るのがおすすめです。
過去作を知っているほど楽しめる場面が多く、ラストのサプライズも生きてきます。
- 「SAW/ソウ」シリーズで最高傑作なのは何作目?
-
個人的には、ジグソウの死で興味が薄れていた状態で見た「SAW Ⅳ/ソウ4」で、ジグソウの魂が全く死んでいないことに感動しました。
批評家の評価が最も高いのは「ソウX」です。
- 「SAW/ソウ」シリーズで一番グロいのは何作目?
-
圧倒的に痛そう、かつ胃にくる系シーンの多い「SAW Ⅲ/ソウ3」です。
- 「SAW Ⅲ/ソウ3」の問題シーンとは?
-
“人間ねじり”と呼ばれる手足や首がねじられる装置や、通称“豚風呂”など、後世に語り継がれる拷問シーンが話題になりました。
ジグソウの頭部手術シーンも、クローズアップされた頭蓋骨はしんどいものがありました。ゴア耐性に自信がない人は要注意の1本です。
- 「SAW/ソウ」シリーズの新作はいつ公開?
-
2026年9月に、マイク・P・ネルソン監督による新作の製作が発表されましたが、タイトル・公開時期は未定です(2026年10月時点)。
まとめ:映画「SAW/ソウ」シリーズ見る順番!公開順・時系列順・グロい順と全10作品のあらすじ
- 「SAW/ソウ」シリーズは全10作。初めてなら公開順で見るべし!
- 「ソウX」は時系列では1作目と2作目の間。2周目は時系列順もおすすめ
- シリーズで一番グロいのは「SAW Ⅲ/ソウ3」!
- 2026年9月、ブラムハウス製作の新作の監督が決定
- 全シリーズを見るならU-NEXTがおすすめ!
シリーズの権利がブラムハウスに移り、生みの親ジェームズ・ワンも再参戦する新作が動き出しました。
2026年10月30日からは1作目の4Kリバイバル上映も始まります。新作に向けて、U-NEXTで「SAW/ソウ」シリーズの一気見に挑戦してみてはいかがでしょうか。

