【東野圭吾】映画ランキングTOP20！おすすめと映画化された作品の一覧,泣ける,売り上げ順と2025の新作予定は？

国民的作家として、その名を知らぬ者はいない東野圭吾さん。

緻密に練られたトリックと魅力的なキャラクターが登場する作品が多く、新作が発表されるごとに話題になりベストセラーとなっています。

この記事でわかること

東野圭吾のおすすめ映画20選
東野圭吾の映画で泣ける順番のランキング
東野圭吾の映画の売り上げ順ランキング
東野圭吾の映画最新作は2025年に公開される？

特に小説が原作で話題となった映画のおすすめと言えば、「容疑者Xの献身」や「マスカレード・ホテル」、「麒麟の翼」などが挙げられます。

そこでこの記事では、東野圭吾さん原作の映画化された作品を、ランキング形式で20作品ご紹介致します。

さらに、売り上げ順のランキングや2025年以降の新作映画化予定についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

※この記事には映画のネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。

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【東野圭吾】映画ランキングTOP20！人気＆おすすめ作品を紹介

東野圭吾さんの小説が原作の映画の中から、定番おすすめ作品をランキング形式でご紹介します。

第1位：容疑者Xの献身

作品名	容疑者Xの献身
公開年	2008年
上映時間	128分
監督	西谷弘
脚本	福田靖
主なキャスト	福山雅治柴咲コウ北村一輝松雪泰子堤真一

「容疑者Xの献身」は、東野圭吾作品の中でも特に評価の高い「ガリレオシリーズ」の劇場版第1作です。

天才物理学者・湯川学が、大学時代の盟友である数学者・石神哲哉と対峙することに。

殺人事件をきっかけに再会した2人ですが、物理や化学では収まらない人間の感情や献身的な愛についても描かれています。

完璧なアリバイ工作、そして湯川がその真相にどう迫るのかが見どころです。

「ガリレオシリーズ」の中でも特に評価が高く、冷静沈着な石神が見せる“献身”の意味が明らかになるラストには、多くの人が胸が締め付けられるはずです。

第2位：マスカレード・ホテル

作品名	マスカレード・ホテル
公開年	2019年
上映時間	133分
監督	鈴木雅之
脚本	岡田道尚
主なキャスト	木村拓哉長澤まさみ小日向文世渡部篤郎梶原善

「マスカレード・ホテル」は、木村拓哉さんと長澤まさみさんの共演が話題を呼んだ、ホテルを舞台にした本格ミステリーです。

東野圭吾作品らしいトリックと、ホテルという非日常空間での人間模様が上手に描かれています。

一流ホテルならではの華やかさと、そこに潜む闇が対照的に描かれ、容疑者と宿泊客、そしてホテルマンたちが絡み合い、本当に最後まで展開が読めません。

仮面＝マスカレードをかぶる客たちの本当の姿が少しずつ明かされていく様子と、とても豪華な出演者の共演も楽しむことができます。

第3位：麒麟の翼〜劇場版・新参者〜

作品名	麒麟の翼〜劇場版・新参者〜
公開年	2012年
上映時間	129分
監督	土井裕泰
脚本	櫻井武晴
主なキャスト	阿部寛新垣結衣溝端淳平松坂桃李中井貴一

「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」は、阿部寛演じる加賀恭一郎が活躍する「新参者」シリーズの劇場版になります。

東京・日本橋の麒麟像のもとで起きた殺人事件をきっかけに物語は始まり、加賀恭一郎が真相に迫ります。

事件を調べていく中で被害者の過去や、取り巻く人々の秘密、秘められた感情などが明らかになった時に“家族の絆”を知ることができます。

麒麟像の下で倒れた被害者はなぜそこまで歩いたのか、その“翼”の意味に涙する視聴者多数です。

第4位：手紙

作品名	手紙
公開年	2006年
上映時間	121分
監督	生野慈朗
脚本	安倍照雄
主なキャスト	山田孝之玉山鉄二沢尻エリカ吹石一恵尾上寛之

「手紙」は、犯罪とその後の人生をテーマに山田孝之さんと玉山鉄二さんが兄弟役で共演したヒューマン映画です。

殺人犯の弟として生きる主人公が、世間から差別され、夢も希望も打ち砕かれていく主人公の姿はなかなかしびれます。

犯罪被害者の遺族と加害者家族、それぞれの立場から見た“償い”“家族の絆”とは何か、終始胸が締めつけられます。

しかし加害者の家族という視点から、刑務所から届く兄からの手紙が物語の鍵となり、兄弟の絆まで広げる構成はまさに秀逸。

東野圭吾作品の中でも特に泣けると評判の映画です。

第5位：白夜行

作品名	白夜行
公開年	2011年
上映時間	149分
監督	深川栄洋
脚本	深川栄洋入江信吾山本あかり
主なキャスト	堀北真希高良健吾船越英一郎

「白夜行」は、東野圭吾の代表作のひとつで、堀北真希さんと高良健吾さんが主演したミステリーです。

幼い頃に起こった殺人事件をきっかけに、お互い共犯者として生きる男女の約20年間の運命が描かれています。

表向きは成功した大人に成長しながらも、過去の罪と秘密に耐え忍ぶ様子を見事堀北真希さんと高良健吾さんが演じ切っています。

ドラマ「白夜行」を知っている人も多いかと思いますが、本作はドラマとは異なり最初から誰が犯人かはわからずに原作通り物語は進んでいきます。

そのためドラマを視聴済みでも十分別作品として楽しむことが可能。

ただの恋愛やサスペンスではない、真の闇を描いた異色の名作をお楽しみください。

第6位：さまよう刃

作品名	さまよう刃
公開年	2009年
上映時間	112分
監督	益子昌一
脚本	益子昌一
主なキャスト	寺尾聰竹野内豊伊東四朗

「さまよう刃」は、娘を残虐な事件で失った父親の復讐と葛藤を描いた社会派サスペンスで、寺尾聰さんが主演を務めました。

愛する娘を少年たちに残虐に殺された父親が、自らの手で復讐をしようとする物語です。

未成年による犯罪と、未成年犯罪者を守る法律について、犯罪被害者とその遺族の心情が克明に描かれています。

警察から連絡が入り娘の遺体と対面した時の父親の絶望や、復讐を完遂すると決意した瞬間など寺尾聰さんの表情に注目。

復讐心という刃は東野圭吾作品の中でも重く、観終わった後も頭から離れず心に残る作品です。

第7位：真夏の方程式

作品名	真夏の方程式
公開年	2013年
上映時間	129分
監督	西谷弘
脚本	福田靖
主なキャスト	福山雅治吉高由里子北村一輝杏風吹ジュン

「真夏の方程式」は、ガリレオシリーズの劇場版第2作。

美しい海辺の町で起きた殺人事件と、その事件に巻き込まれる少年、そして湯川学の関わりを描いています。

事件解決の謎解きはもちろんのこと、環境問題や子供の未来といったテーマも織り交ぜられています。

子供嫌いの湯川学が少年との交流を通じて、人間らしい一面を見せる点も見どころの一つ。

少年が大人になって真実を知った時、何を思い自分の行動に悩み続けることが分かっている時点である意味バッドエンドなのかもしれません。

夏にぴったりの、爽やかさと哀しさが入り混じる作品です。

第8位：祈りの幕が下りる時

作品名	祈りの幕が下りる時
公開年	2018年
上映時間	119分
監督	福澤克雄
脚本	李正美
主なキャスト	阿部寛松嶋菜々子溝端淳平田中麗奈キムラ緑子

「祈りの幕が下りる時」は、「新参者」シリーズの加賀恭一郎の完結編にあたる劇場版2作品目。

物語はアパートの一室で絞殺死体が発見されたことから、一気に加賀恭一郎の謎に迫っていきます。

加賀恭一郎の過去や親との確執など、今までのシリーズでは明かされなかった過去が分かる、見逃せない一作。

シリーズの集大成ともいえる本作は、“祈り”というというタイトルが何を意味するのか頭の片隅に入れながら視聴してみてください。

第9位：ラプラスの魔女

作品名	ラプラスの魔女
公開年	2018年
上映時間	116分
監督	三池崇史
脚本	八津弘幸
主なキャスト	櫻井翔広瀬すず福士蒼汰志田未来佐藤江梨子

「ラプラスの魔女」は、自然現象を舞台にしたミステリーで櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さんという豪華キャストが出演。

連続して発生する奇妙な硫化水素中毒死事件の真相を、地球化学を専門とする大学教授と、未来を予知するような特殊能力を持つ女性が解き明かしていく物語です。

「未来は予測できるか？」という問いを中心に東野圭吾作品らしい科学的な要素と、予測不能な展開が魅力。

超常現象×サスペンスという異色の組み合わせながら、最後は全て丸く収まるのにはあっぱれです。

第10位：ナミヤ雑貨店の奇蹟

作品名	ナミヤ雑貨店の奇蹟
公開年	2017年
上映時間	129分
監督	廣木隆一
脚本	斉藤ひろし
主なキャスト	山田涼介西田敏行尾野真千子村上虹郎寛一郎

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、山田涼介さんや西田敏行さんらが出演し、手紙を通して人々の心をつなぐヒューマン映画。

廃業したナミヤ雑貨店に迷い込んだ3人の若者が、お店の奥から届く悩み相談の手紙に答えていくという心温まる物語です。

本来交わることのない過去と未来が温かい奇蹟を生み出し、人の心の繋がりについて描かれています。

ミステリーが多い東野圭吾作品ですが、本作は特に感動を重視した名作なので、感動ものを見たい人には特におすすめ。

第11位：人魚の眠る家

作品名	人魚の眠る家
公開年	2018年
上映時間	120分
監督	堤幸彦
脚本	篠崎絵里子
主なキャスト	篠原涼子西島秀俊坂口健太郎川栄李奈山口紗弥加

「人魚の眠る家」は、脳死状態となった娘と家族の再生を描く篠原涼子さんと西島秀俊さんが主演のヒューマン映画。

プールで溺れ脳死状態となった娘をめぐり、家族がそれぞれの葛藤と向き合う姿を描いた作品です。

娘を救いたいという一心で、極限の選択を迫られる母親と、現実を見つめる父。

奇跡を信じる想いと、命の尊厳、家族のあり方について重く考えさせられます。

命とは何か、家族とは何か、無償で無限の愛に涙なしには見られない作品の1つです。

第12位：秘密

作品名	秘密
公開年	1999年
上映時間	119分
監督	滝田洋二郎
脚本	斉藤ひろし
主なキャスト	広末涼子小林薫岸本加世子石田ゆり子

「秘密」は、妻と娘が交通事故に遭い、娘の体に妻の魂が宿るという奇妙な状況から始まり、広末涼子さんと小林薫さんが出演している作品。

死んだはずの妻の意識が娘の母親の身体に宿るという不思議な現象から始まる、複雑な家族関係が描かれます。

身体は娘、心は妻という状況で父親として、夫としてどう向き合うのか、戸惑いながらも新しい家族の形を模索する様子を見事小林薫さんが演じ切っています。

「秘密」という作品名通りラストは衝撃的な“秘密”が分かり、事実を知ったからには涙腺崩壊間違いなしです。

第13位：マスカレード・ナイト

作品名	マスカレード・ナイト
公開年	2021年
上映時間	129分
監督	鈴木雅之
脚本	岡田道尚
主なキャスト	木村拓哉長澤まさみ小日向文世梶原善泉澤祐希

「マスカレード・ナイト」は、「マスカレード・ホテル」の続編として制作された、豪華ホテルを舞台にしたサスペンス映画。

再びホテル・コルテシア東京を舞台に、仮面をつけた人々が集うカウントダウンパーティーで起こる殺人事件の解決に挑むみます。

前作同様、木村拓哉さん×長澤まさみさんという異職で異色のバディが再びスクリーンに登場し、仮装パーティという特殊な舞台で犯人を追います。

一夜限りのイベントで次々と現れる怪しい宿泊客たちの中に紛れ込んだ犯人を、今回はどのように見破るのか注目。

また、前作のように豪華俳優陣が出演しているので誰が出演しているのか探すのも別角度で楽しめますね。

第14位：沈黙のパレード

作品名	沈黙のパレード
公開年	2022年
上映時間	130分
監督	西谷弘
脚本	福田靖
主なキャスト	福山雅治柴咲コウ北村一輝飯尾和樹戸田菜穂

「沈黙のパレード」は、ガリレオシリーズの劇場版第3作目です。

数年前に失踪した少女と、その容疑者とされた男を巡って新たに浮上する殺人事件について描かれています。

街を彩る華やかなパレードを背景に沈黙を貫く容疑者と、事件に関わる遺族・警察・そして湯川が事件解決に挑みます。

ガリレオシリーズらしい物理要素を入り込みつつ、東野圭吾作品らしい練られたトリックはお見事。

事件の裏に隠された“沈黙”の意味と、それに込められた思いを知った時に本当の意味の“沈黙のパレード”を知ることができます。

第15位：プラチナデータ

作品名	プラチナデータ
公開年	2013年
上映時間	133分
監督	大友啓史
脚本	浜田秀哉
主なキャスト	二宮和也豊川悦司生瀬勝久杏水原希子

「プラチナデータ」は、未来型犯罪捜査の世界を描いたサスペンス・アクションで、主演は二宮和也さん。

DNA情報に基づいて犯罪者を特定するプラチナデータシステムが導入された近未来を舞台に、開発した科学者自身が容疑者となってしまう物語です。

科学×近未来が混沌としていますが、難しい言葉や情報は出てこないので気張らずに見ることができます。

二宮和也さん演じる天才科学者がどのように自身の容疑を晴らしていくか、緊迫感あふれる演技や表情にも大注目。

第16位：天空の蜂

作品名	天空の蜂
公開年	2015年
上映時間	138分
監督	堤幸彦
脚本	楠野一郎
主なキャスト	江口洋介本木雅弘仲間由紀恵綾野剛國村隼

「天空の蜂」は、江口洋介さんと本木雅弘さんが主演で、巨大ヘリの乗っ取りと原発へのテロ計画を描いたパニックサスペンス。

物語は、最新鋭の大型ヘリコプター「ビッグB」が突如ハイジャックされ、原子力発電所の真上に静止するという衝撃の展開から始まります。

犯人の目的は、国家と技術者に対する挑戦。

原発を巡る安全神話への疑問や、テロという現代的テーマを鋭く掘り下げていきます。

国家の安全保障、技術者としての責任、そして1人の子どもの命を救うための攻防が入り混じり、それぞれの想いが交差します。

手に汗握るアクション・心理戦が描かれている本作は、近年何かと話題になる原発をめぐるメッセージもしっかりと描かれている隠れ秀作です。

第17位：g@me.

作品名	g@me.
公開年	2003年
上映時間	112分
監督	井坂聡
脚本	尾崎将也小岩井宏悦
主なキャスト	藤木直人仲間由紀恵石橋凌宇崎竜童 IZAM

「g@me.」は、広告マンと令嬢による偽装誘拐事件を描くサスペンスで、主演は藤木直人さんと仲間由紀恵さん。

広告代理店のクリエイティブディレクターが、誘拐事件の犯人として仕立て上げられ、真犯人との頭脳戦を繰り広げる物語です。

騙し合いと裏切り、心理戦などまさにザ・王道のサスペンス作品となります。

最後まで真相が読めないストーリー展開が楽しめるため、純粋にサスペンス作品を見たい方はおすすめ。

テンポよく進むため中だるみもないのが、また東野圭吾作品らしい構成です。

第18位：レイクサイドマーダーケース

作品名	レイクサイドマーダーケース
公開年	2005年
上映時間	118分
監督	青山真治
脚本	青山真治
主なキャスト	役所広司薬師丸ひろ子柄本明鶴見辰吾杉田かおる

「レイクサイドマーダーケース」は、役所広司さんが主演の受験合宿中に起きた殺人事件をめぐる密室ミステリー作品。

湖畔の別荘で開かれた進学塾の合宿中に生徒の一人が殺害されたことをきっかけに、物語は展開されていきます。

事件の真相を隠蔽しようとする大人たちと、子供たちの視点から見た真実が異なるのがまた面白い点。

子どもを思う親の気持ちが、皮肉にも悲劇を生むという構成が印象的な作品です。

東野圭吾作品では珍しく、2者から見方を楽しむことがきます。

第19位：パラレルワールド・ラブストーリー

作品名	パラレルワールド・ラブストーリー
公開年	2019年
上映時間	108分
監督	森義隆
脚本	一雫ライオン
主なキャスト	玉森裕太吉岡里帆染谷将太筒井道隆美村里江

「パラレルワールド・ラブストーリー」は、2つの異なる記憶が交錯する中で、真実の愛を探すSFミステリー作品。

ある日突然、2つの異なる記憶の世界を行き来するようになった主人公は、複雑な記憶の中で、本当の愛の形とは何かを模索していきます。

玉森裕太さん、吉岡里帆さんは「自分の記憶は本物か？」という不安に揺れる登場人物の心理を丁寧に演じています。

切ないラブストーリーなのですが、視聴者自身も物語に迷い込むような体験が味わうことができます。

第20位：ある閉ざされた雪の山荘で

作品名	ある閉ざされた雪の山荘で
公開年	2024年
上映時間	109分
監督	飯塚健
脚本	加藤良太飯塚健
主なキャスト	重岡大毅中条あやみ岡山天音西野七瀬堀田真由

「ある閉ざされた雪の山荘で」は、雪に閉ざされた山荘を舞台にした密室劇で、舞台俳優たちによる殺人ミステリーが展開されます。

劇団の男女7人が新作舞台の最終オーディションのために閉ざされた雪の山荘に集まりますが、次々と殺人が・・・。

これは芝居なのか？それとも本物の殺人なのか？

全員が容疑者であり被害者になり得る状況で、疑心暗鬼と、巧妙に仕組まれたトリックが物語を盛り上げます。

東野圭吾作品らしい伏線回収が光る、まさに読者を欺く傑作です。

東野圭吾ドラマと比べ、泣ける要素が強い映画。

その中でも登場人物の感情や人間関係、作品にどう影響しているかを考慮して、泣ける作品として5作品挙げさせていただきました。

「人魚の眠る家」は脳死状態の娘を巡る夫婦の究極の選択と、親としてこれ以上ない愛情と葛藤が描かれていて、涙なしでは見られないはず。

「手紙」は兄の罪によって人生が大きく変わってしまう弟の物語。

社会の冷たい視線に苦しむ姿と、それでも断ち切れない兄弟の絆に、思わず涙腺がゆるんでしまいます。

そして、ガリレオシリーズの中でも人気の「容疑者Xの献身」。

天才数学者の石神が、ある女性のために全てを捧げる究極の愛が描かれています。

自分の人生を犠牲にしてまで守り抜く、献身的な愛は涙が止まらなくなるでしょう。

【東野圭吾】映画の売り上げ順のランキングは？

作品名	興行収入
「容疑者Xの献身」	49.2億円
「マスカレード・ホテル」	46.4億円
「マスカレード・ナイト」	38.1億円

東野圭吾さん原作の映画は、原作の人気に加え豪華キャストと映像化の完成度の高さから、多くの観客を魅了してきました。

ここでは特に興行収入が高かった上位3作品をピックアップしました。

「容疑者Xの献身」は、原作小説も人気だったということに加え、元々「ガリレオ」として連続ドラマで放送していたことが追い風になったと思われます。

物理の天才として描かれている湯川と、同じく数学の天才・石神の対決はもちろん、石神の切ない献身が大きな感動を呼び、口コミでさらに評判が拡大しました。

「マスカレード・ホテル」「マスカレード・ナイト」は、「容疑者Xの献身」同様に原作小説も人気です。

さらに映画では木村拓哉さん×長澤まさみさんというバディが人気を博し、ちょい役で出演している俳優陣も普段主演級の俳優陣のため、話題を呼びました。

殺人事件の他、人間観察をしつつ物語が進むという新しい切り口もまた面白さが幅広い世代に支持されたと思われます。

【東野圭吾】映画の最新作は2025年に公開されますか？

東野圭吾さんのファンにとって朗報です。

2025年9月12日に待望の映画最新作「ブラック・ショーマン」が、全国公開されます。

本作は、東野圭吾さんによる同名小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の映画化で、福山雅治さんと有村架純さんが主演を務めます。

原作小説は2020年の発行以来、シリーズ累計で国内発行部数87万部を突破する大ヒットを記録しており、その人気の高さが伺えます。

物語の舞台はコロナ禍の日本。

ある女性が殺害された事件を追う中で、福山雅治さん演じる主人公・神尾が登場します。

神尾は被害者の叔父であり、かつては詐欺師として裏社会で名を馳せたマジシャン「ブラック・ショーマン」だったことが判明。

有村架純さん演じる被害者の娘と共に、神尾がそのマジックの腕と知略を駆使して、事件の真相に迫っていくミステリー作品です。

東野圭吾さんらしい予測不能な展開と、マジックという非日常的な要素がどのように絡み合うのか、今から公開が待ち遠しいですね！

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