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【名探偵コナン ゼロの執行人】犯人をネタバレ解説!日下部の動機は?あらすじとひどいと言われる理由,主題歌&ゲスト声優は

名探偵コナン ゼロの執行人」は大人気キャラクター安室透の本当の顔である公安警察・降谷零をメインに、正義とは何かをテーマにした作品です。

世界を巻き込むテロを起こした犯人の日下部誠ですが、事件を起こした動機には彼なりの正義があったのです。

今回は「ゼロの執行人」がどんなストーリーなのか、ネタバレありであらすじをわかりやすく紹介!

「ゼロの執行人」がひどいと言われてしまっている理由や安室透の正体、映画のゲスト声優や主題歌についても解説します。

この記事には映画ラスト結末のネタバレを含みます。未鑑賞の方はご注意ください。

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作品名ゼロの執行人
公開年2018年
上映時間110分
監督立川譲
脚本櫻井武晴
音楽大野克夫
キャスト高山みなみ/古谷徹/山崎和佳奈/小山力也/山口勝平/林原めぐみ/茶風林/緒方賢一/松井菜桜子/岩居由希子/高木渉/大谷育江/博多大吉/上戸彩
配給東宝

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目次

【名探偵コナン ゼロの執行人】あらすじを”わかりやすく”解説

「ゼロの執行人」は私立探偵であり毛利小五郎の助手をしている安室透がメインキャラクターを務める作品です。

サミット会場を爆破した犯人は…毛利小五郎?!

コナンと共に黒の組織を追っている安室さんが敵かもしれない?

ネットを駆使したIoTテロにコナンが挑みます。

起:サミット会場が爆発!犯人は毛利小五郎!?

ゼロの執行人 毛利小五郎
(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

東京サミットの会場として建設されたエッジ・オブ・オーシャンで爆発が起こり、事前調査中だった公安警察が巻き込まれてしまいます。

そこには、毛利小五郎の弟子の私立探偵・安室透こと降谷零と警視庁公安部に所属する風見裕也の姿もありました。

ニュースでエッジ・オブ・オーシャンの爆発を知ったコナンは一瞬”テロかもしれない”と考えましたが、サミット開催前であることから事故である可能性が高いと推理していました。

警察の捜査会議で、風見は一連の事件の犯人が毛利小五郎であると主張しました。

爆破されたサミット会場の電気ケーブル格納扉から小五郎の指紋が見つかったと言うのです。

サミット会場爆破の容疑者として毛利小五郎が浮上したため、探偵事務所の捜索やパソコンの押収などの捜査が始まりました。

毛利小五郎のパソコンからサミットの予定表と国際会議場の見取り図が出てきたことで、小五郎は任意同行されることに。

「身に覚えがない」と、小五郎が風見の手を振りほどいたことが公務執行妨害と見なされ、逮捕されてしまいました。

毛利小五郎の逮捕に公安のゼロである安室透(降谷零)が絡んでいると考えたコナン。

喫茶ポアロから出てきた安室透に「爆発を事故で処理されてしまう、そこで容疑者をでっちあげた、違う?」「何でこんなことをするんだ!」と詰め寄ります。

「僕には命にかえても守らなくてはならないものがあるからさ。」

冷たく言い残し、ポアロに戻っていく安室の姿を見たコナンは”今回の安室さんは敵かもしれない”と思うのでした。

承:勝つ気のない弁護士の出現と安室の謎

毛利小五郎の妻である妃英理は弁護士ですが、身内である毛利小五郎の弁護は逆に不利になってしまうため小五郎の弁護をすることができません。

自分の代わりに毛利小五郎の弁護をできる人を必死で探しますが、次々と断られてしまいます。

そんな中、毛利小五郎が送検されることが決定しました。

父の送検にショックを受ける蘭を見て、コナンは少しでも早く事件を解決しようと誓うのです。

コナンは灰原哀や阿笠博士の力を借りて独自に事件を調査し、爆発物が調理用の圧力ポットであることを突き止めました。

困っていた英理と蘭の元に橘境子という弁護士が訪れ、小五郎の弁護を担当すると申し出ました。

全く勝つ気のない様子の橘境子に不安を覚える蘭でしたが、他に毛利小五郎の弁護を引き受けてくれる弁護士が見つからなかったため弁護を依頼することに。

偶然を装って警察庁に来た安室が何かを風見と話していたり、風見の周辺から橘境子の着メロが聞こえたり、安室と風見は怪しい動きを見せています。

コナンは安室透の真意が掴めずにいました。

安室の正体と風見の役割を見抜いたコナンに風見は「安室という男は、人殺しだ…」と言いました。

安室には取り調べ相手を自殺に追い込んだ過去があったのでした。

転:毛利小五郎の解放と無人探査機「はくちょう」の帰還

東京サミット当日。

都内では家電が暴発する事件が起こり、大パニックになっていました。

暴発している家電はインターネットにアクセスできるものばかりだったため、コナンは今回の事件がIoTテロだと推理します。

警察に拘束されている毛利小五郎には今回のIoTテロが起こせない、これで裁判に勝てる!と喜ぶコナンたちに、”事前に設定しておけば毛利小五郎にも犯行が可能だ”と橘境子が水を差しました。

橘境子は公安にはたくさんの協力者がおり、サーバーに詳しい人物が捜査にあたるため不正アクセスをしていればすぐにわかると言います。

その後、事件にNorが使用され毛利小五郎のパソコンが中継に使われていたことが判明し毛利小五郎の疑いは晴れました。

一方その頃、妃英理の事務所では橘境子が元々事務所を構えていたものの、事務員の羽場二三一が事件を起こし逮捕されたことで事務所を閉じていたことが判明していました。

橘境子の事務所で働いていた事務員は拘置所で公安警察による異例の取り調べを受け自殺していたのです。

犯人が羽場二三一の死から公安警察を恨み今回のIoTテロを起こしたことに気が付いたコナンは全てを安室に話し、警視庁へ急ぎました。

そんな中、犯人がNAZU(現実でいうNASAのような場所)に不正アクセスして帰還途中だった無人探査機「はくちょう」を警視庁に落とそうとしていることが判明

警視庁付近にいる人はエッジ・オブ・オーシャンに避難することになりました。

政府やNAZUは何とか「はくちょう」の軌道を修正できないか試みますが、犯人がコードを変更しているため「はくちょう」のメモリーの書き換えができません。

安室は犯人からコードを聞き出すために死んだ人間を生き返らせる、阿笠博士に協力者になってほしいと言いました。

結:犯人が判明!「はくちょう」の衝突を防げるか!?

警視庁に到着したコナンは、スマホで探査機の軌道ルートを確認していた犯人を見つけ出しました。

一連の事件の真犯人は検事の日下部誠でした。

日下部検事は昨年起きた「NAZU不正アクセス事件」と同じ手口を使ってサイバーテロを起こしていたのです。

事件の動機は、公安への恨みと歪んだ正義感です。

検察庁公安部に属する日下部は、公安警察の力が強いために自身が正義を全うできないと感じていました。

日下部と羽場二三一は検事と協力者の関係であり、羽場二三一が昨年事件を起こしたのは日下部検事の捜査のためでした。

公安警察のせいで羽場二三一が自殺したと思っている日下部検事は、正義のためにIoTテロを起こしたのです。

「正義のためなら多少の犠牲は構わない」と言う日下部にコナンは「そんなものは正義じゃない!」と一喝します。

コードを教えない日下部に、安室とコナンは警視庁の屋上にいる羽場二三一の姿を見せました。

検事がこれ以上民間の協力者を増やさないようにと考えた安室は羽場二三一を自殺したことにして公安で保護していたのです。

羽場二三一の協力もあり日下部はコードを教えましたが、「はくちょう」の軌道が修正されたかどうか確かではありません。

そのため、コナンは爆発物をドローンに詰み「はくちょう」にぶつけることで軌道を修正する作戦を思い付きました。

少年探偵団の活躍でドローンの軌道は修正され、日下部誠は逮捕されました。

そして、橘境子が公安警察である風見の協力者だったことが判明します。

橘境子はかつて公安に依頼され羽場を監視していた立場でしたが、優しい羽場に惹かれていました。

羽場が自殺したことで橘境子も公安に恨みをもっており、毛利小五郎を犯人として起訴することで公安に復讐しようとしていたのです。

そして、はくちょうのカプセルが蘭も避難しているエッジ・オブ・オーシャンに衝突寸前であることが判明しました。

コナンと安室は急いで現場近くにある建設中のビルへ向かいます。

蘭のために必死になるコナンに安室は「愛の力は偉大だな」と言いました。

そんな安室にコナンは「安室さんって、彼女いるの?」と聞きます。

「僕の恋人は、この国さ」

安室がアクセルを踏み加速しビルから飛び出し、その勢いのままコナンが花火ボールをカプセルに向かって蹴り、落下するコナンをキャッチした安室が拳銃でガラスを破り、ビルに着地しました。

2人はカプセルの軌道をずらすことに成功したのです。

どうして毛利小五郎を巻き込んだのか問うコナンに安室は「君の本気の力を借りるため」だと答え、コナンが「買い被りすぎだよ…」と言い、2人は別々に歩き出しました。

【名探偵コナン ゼロの執行人】映画のラスト結末,とネタバレ部分を解説

「ゼロの執行人」は、IoTテロや衛星探査機・はくちょうの衝突など事件が次々と起こります。

作中では裁判や法律に関する難しい用語も登場しているため、全体的に内容が難しく混乱して人も多いのではないでしょうか。

ここからは「ゼロの執行人」ラスト結末部分や映画で抑えておきたいポイントをさらに詳しく解説します。

「ゼロの執行人」のラスト結末部分の解説

一連の事件が検事である日下部誠の仕業であると判明した後、死亡したと言われていた馬場二三一を使って衛星探査機・はくちょうの落下場所を修正するためのパスコードを聞き出しました。

パスコードを入力しましたが、はくちょうの軌道が修正されたかどうか正確ではありません。

そのため、安室透とコナンは阿笠博士や少年探偵団に協力してもらい、はくちょうに爆弾をぶつけることで軌道を変える作戦を思い付きました。

無事、警視庁にカプセルが警視庁に衝突することを防ぎますが、カプセルの新たな軌道が蘭たちが避難するエッジ・オブ・オーシャンであることが判明。

蘭たちの命を救うため、次はコナンは安室透と共にエッジ・オブ・オーシャン近くにある建設中のビルに訪れます。

そして、安室透が運転する車のスピードと勢いを利用し、コナンがキック力増強シューズを使って蹴り花火ボールをはくちょうに当てることでカプセルの衝突を阻止しました。

高いビルから落下するコナンを安室透が受け取め、ビルの窓に銃で穴をあけて見事着地。

コナンは安室透の協力を受けて事件を無事に解決することに成功したのです。

安室透に一番の疑問だった毛利小五郎を犯人にした理由を聞いたコナンは「買い被りすぎだよ」と言いました。

後日、日下部誠が”警察の捜査資料に感化された”ことから事件を起こしたと報道され、公安の存在が動機から消されていました。

公安警察は、公安や協力者の存在が事件のきっかけとなっていたことを公にしてはいけないと判断したのでしょう。

毛利小五郎が逮捕された理由

「ゼロの執行人」は、毛利小五郎が逮捕されるという衝撃的な出来事から物語が始まります。

父親の逮捕で悲しむ蘭の姿を目の当たりにしたコナン(新一)が、事件の真犯人を見つけ出し毛利小五郎の無実を晴らそうとするという流れでしたよね。

当初、毛利小五郎は、現場に残されていた遺留品に指紋が焼き付いていたことから、東京サミットの会場に侵入して爆破した容疑者にされてしまいました。

しかし、毛利小五郎は東京サミットの会場に行った記憶も、サミット会場を爆発する動機もありません。

公安警察の風見は、家宅捜索の際に自身の手を払った毛利小五郎を公務執行妨害として逮捕しました。

もちろん、毛利小五郎は東京サミット会場爆破の犯人ではなく無実の罪であり誤認逮捕です。

公安の降谷零は東京サミット会場爆破の事件が事故で処理されそうになったため、証拠を偽造し無理やり犯人を仕立てることで事件化して捜査を継続するように仕組んでいました。

犯人役に毛利小五郎が選ばれたのは、毛利小五郎をピンチに立たせることでコナンの本気の力が借りられると感じていたからだったのです。

「ゼロの執行人」の頃の安室透とコナンは、お互いに実力を認めているが信頼しきってはいない状態。

そのため、真正面からコナンの力を借りることが出来なかった降谷零は、毛利小五郎を無理やり犯人にすることでコナンを捜査に引きずり込もうしました。

安室が”人殺し”と言われた理由

作中では、風見がコナンに「安室透という男は”人殺し”だ」と言うシーンがありました。

これは、安室透(降谷零)が馬場二三一の取り調べを行った後、馬場が自殺したことを受けての発言です。

馬場が日下部誠の協力者であったことを知った降谷零は馬場に、今までの人生を放棄させ名前を変えるように命じていました。

そして周囲には馬場が自殺したと伝えたのです。

降谷零は公安検事が協力者を作っていたという事実を隠蔽するために馬場に死んだふりをさせましたが、結果的に大きなテロを生む火種となってしまいました。

【名探偵コナン ゼロの執行人】犯人は?日下部の動機を解説

それぞれが抱く”正義”がテーマとなっている「ゼロの執行人」。

犯人は事件を起こしたのは、歪んだ正義のためでした。

ここからは「ゼロの執行人」の犯人と事件を起こした動機について解説します。

犯人は検事の日下部誠(くさかべまこと)

「ゼロの執行人」の犯人は日下部誠です。

日下部誠は東京地検公安部所属の検事で、負け知らずの敏腕として有名でした。

作中で公安事件をほとんど担当しない妃英理でも日下部の名前を知っていると話していましたよね。

毛利小五郎の事件を担当することになった日下部誠は、サミット爆破の動機がないことに疑問を抱いています。

日下部誠は事件の追加調査を依頼しますが、上司で統括検事の岩居紗世子に応じてもらえませんでした。

また、起訴のタイミングを公安警察に決められたことに納得していない様子です。

本来、警察は起訴に口を出せない立場なのですが、警察の公安部は例外になっているのです。

動機は深い絆で結ばれていた羽場二三一の自殺

日下部誠の犯行動機は公安警察への恨みと歪んだ正義です。

日下部誠は

  • 公安警察の力が強いため公安検事が思うように動けず正義が遂行できない
  • 自身の協力者である羽場二三一を自殺に追いやった

という点から公安警察に恨みを持っていました。

事件を起こすことで公安警察を失墜させ、公安の体制を変えることが彼にとっての正義だったのです。

日下部誠は以前担当した事件の手口を参考に、そして、民間人をなるべく巻き込まないようにするためにIoTテロを選んだのでした。

羽場二三一は死んでいませんでしたが、検事が民間人の協力者を増やさないようにするため日下部誠に真実は伝えられませんでした。

【名探偵コナン ゼロの執行人】安室の正体は?

ゼロの執行人安室透(降谷零)
(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「ゼロの執行人」のほとんどシーンで、安室透は公安の降谷零として活躍しています。

降谷零とは安室透の本名であり、その正体は警視庁警備局警備企画課に所属する公安警察官です。

警視庁警備局警備企画課はゼロと呼ばれる組織で、日本を守る公安を指揮する立場にあります。

ゼロは周囲に正体がバレてはいけない組織であるため、降谷零は普段、安室透という偽名を使い私立探偵としてポアロでバイトし、毛利探偵の助手を務めています。

ちなみに安室透は黒ずくめの組織に潜入しており探り屋・バーボンとしても活動しています。

「名探偵コナン」ではトリプルフェイスとしてお馴染みの安室透ですが、「ゼロの執行人」では組織のバーボンとしての姿は登場していませんでした。

>「名探偵コナン」に登場する公安警察のメンバーや「ゼロ」についてはこちら!

【名探偵コナン ゼロの執行人】映画がひどい?と言われる理由

「ゼロの執行人」は興行収入91.8億円を記録した大ヒット作品ですが、なかには「ひどい」という声も…。

どうして「ゼロの執行人」がひどいと言われてしまうのか、その理由を考察します。

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①アクションシーンがありえない

「ゼロの執行人」はコナンと安室透がテロに立ち向かう推理パートだけでなく、カーアクションや大きな爆発シーンなども含まれています。

本格的なミステリーとアクションがどちらも楽しめるのは「名探偵コナン」映画の醍醐味ですが、なかにはアクションシーンがありえないという意見もあるようです。

作中、安室透はコナンを連れてエッジ・オブ・オーシャンへと向かいます。

交通規制が上手くいっておらず渋滞状態の道路を見て、安室透は線路を走ることにしますが、向かいから電車が来てしまいます。

絶体絶命の大ピンチ!

なんと、安室透は電車の線路のふちと電車の側面を走行して切り抜けるという神業を見せて電車と正面衝突を逃れたのです。

さらには、車ごと線路から別の道に飛び移る技も披露しました。

とても格好良いシーンではあるのですが、あまりの現実離れしたドライブテクニックに「ありえない」「逆に冷めた」という声がでてしまっているようでした。

②蘭がうざい…

ゼロの執行人
(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

「ゼロの執行人」が「ひどい」と言われてしまっている意見に、蘭がうざいという声がありました。

映画での毛利蘭は犯人と対決して格好良いアクションを披露したり、コナンに推理のポイントとなる助言をしたりするイメージですが、「ゼロの執行人」ではあまり蘭の大きな活躍は見受けられません。

父親の逮捕によりショックを受けた蘭は、新一に電話したり母親の妃英理を頼ったりと、いつもより気弱な様子です。

毛利小五郎の無実が分かりはくちょうのカプセル衝突騒ぎになったときも、蘭はただ避難するのみでした。

蘭の様子を見た一部の人から「ひどい」という声があがっているようです。

他の作品と比べると確かに毛利蘭の活躍が少なく物足りないところはありますが、今作は毛利小五郎が逮捕されるというストーリーから気弱になっても仕方がないのではないでしょうか。

③小五郎がかわいそう…

「ゼロの執行人」では公安により無理やり証拠を捏造され、毛利小五郎がテロの容疑者となってしまいます。

毛利小五郎は全くの無実であり、後に無実が明らかになりますが「明らかに無関係なのに可哀想すぎる」という声が殺到したようです。

安室透は、東京サミット会場の爆破事故を事件化するためという理由で毛利小五郎容疑者に仕立て上げました。

毛利小五郎は元警察官とはいえ今は一般人ですので、安室透は事件を解決するために全く関係のない一般人を巻き込んでいることになります。

無実の罪を詰められ拘束される毛利小五郎も可哀想ですし、蘭や妃英理といった家族も辛い経験をすることになり可哀想です。

とくに妃英理は弁護士ですので、仕事にも支障が出るかもしれません。

安室透は毛利小五郎を犯人に仕立て上げたもう一つの理由について、江戸川コナンの本気の力を借りるためと言っていました。

優秀なコナンの力を借りたい!という気持ちはわかりますが、ちょっと今回は強引過ぎますね。

映画の最後に安室透は毛利一家にハムサンドの差し入れを届けていました。

無実である毛利小五郎を逮捕したお詫びの気持ちも兼ねているのでしょうが、毛利小五郎が真実を知ったらハムサンドひとつでは許されないでしょう。

【名探偵コナン ゼロの執行人】映画の見どころ&重要ポイントを紹介

「ゼロの執行人」は、本格的なミステリーやアクション、安室透のドライビングテクニックなど多くの見どころが存在しています。

そのなかでも特に印象的なシーン、映画の見どころ、重要ポイントを3つ紹介します。

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見どころ①:映画冒頭から大爆発!

大規模な爆発シーンは「名探偵コナン」の映画で欠かせないポイントですよね。

「ゼロの執行人」では、映画冒頭から東京サミット会場が大爆発します。

コナンはサミット会場が爆破されたと聞いてテロを思い浮かべますが、爆発が起きた時期がサミット開催前であることからテロではないと考えるようになりました。

テロではないとすると、なぜ爆発が起きたのか分かりません。

さらに、サミット会場爆破のニュース映像には公安警察の降谷零が映り込んでいたのです。

車が何台も吹き飛んでしまう規模の大爆発と続々と現れる謎…、これからどうなってしまうの?と思わずドキドキしてしまうシーンです。

見どころ②:安室透の正体は敵?

毛利小五郎の逮捕を受け、コナンは喫茶ポアロでバイトをする安室透の元を訪れます。

東京サミット会場爆破が事故で処理されそうになったため、公安が犯人をでっち上げて事件化しようとしていることにコナンは気付いていました。

しかし、安室透は自身が爆破現場にいたことや部下の風見裕也の存在を隠し、何一つ真実をコナンに教えてくれません

そして、一言「僕には、命に代えても守らないといけないものがあるからさ」と、言い残し去ってしまいます。

想像以上に冷酷な安室透を見て、コナンは今回の安室さんは敵かもしれないと考えるのでした。

映画最新作「隻眼の残像」ではお互いを信頼し合い協力するの関係となっているコナンと安室透ですが、「ゼロの執行人」時点では安室透の正体を知っているものの、まだ完全には信頼しきっていない状態

毛利小五郎を無理やり容疑者にするという行動が不可解だったため、コナン同様に安室透は本当は悪者なのかも…と考えた人もいたのではないでしょうか?

コナンが安室透を責める場面は短いシーンではありますが、安室透は本当はどんな人物なのだろう?と強く惹かれてしまうシーンです。

見どころ③:安室透とコナンが協力し合う関係に

「ゼロの執行人」は”協力者”というワードがポイントになっています。

事件の真相をコナンから聞いた安室透は、阿笠博士に協力者になってもらって犯人からはくちょう帰還に関わるパスワードを聞き出しました。

公安の違法作業と少年探偵団の活躍ではくちょうの軌道は修正できましたが、カプセルが蘭たちが避難するエッジ・オブ・オーシャンに落下するという新たな問題が浮上してしまいます。

そこで、コナンは安室透に協力者になってもらい、カプセルの軌道を変える作戦を思い付くのです。

コナンが考えた作戦は、カプセル落下地点となるタワーに近いビルに向かい、カプセルに花火ボールを当てることでした。

安室透はコナンのキックポイントまで車で向かい、衝撃で空中に投げ出されてしまったコナンを抱えながら銃でビルの窓に穴をあけて見事、作戦に協力しました。

そして、物語の最後に安室透は毛利小五郎を巻き込んだことを”コナンを協力者にするためだった”と話しています。

コナンが安室透に協力するだけではなく、お互いに協力し合い事件を解決するという構図が素敵ですよね。

ラストは現実離れしたドライブテクニックや、コナンの正確なシュート、爆発とアクション盛りだくさんのシーンで、見応え抜群ですので、1秒たりとも見逃せません!

【名探偵コナン ゼロの執行人】ゲスト声優と主題歌は?

劇場版「名探偵コナン」はゲスト声優と主題歌も毎年話題になっており、注目されているポイントです。

「ゼロの執行人」のゲスト声優と主題歌はこちらです。

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「ゼロの執行人」ゲスト声優は博多大吉さんと上戸彩さん

「ゼロの執行人」ではゲスト声優として羽場二三一役・博多大吉さんと橘境子役・上戸彩さんが抜擢されました。

上戸彩さん演じる橘境子は事件の容疑者として逮捕されてしまった毛利小五郎を弁護する女性弁護士で風見の協力者です。

そして、博多大吉さん演じる羽場二三一は裁判官を目指していた元司法修習生で、橘境子の弁護士事務所で事務員として働いていました。

どちらの役も事件の要となる難しいキャラクターですが、見事演じきられています。

羽場二三一は既に亡くなっている設定のため物語中盤まであまり登場しませんが、ぜひ「ゼロの執行人」を鑑賞する際はゲスト声優にも注目してみてくださいね。

「ゼロの執行人」主題歌は福山雅治さんの「零 ーZEROー」

「ゼロの執行人」主題歌は福山雅治さんの「零 ーZEROー」です。

2018年4月7日にデジタルシングルとしてリリースされました。

「零 ーZEROー」は福山雅治さんが脚本を読み込み、今回の劇場版コナンの世界観を追求し書き下ろされた楽曲のため、「ゼロの執行人」や安室透の世界観がそのまま歌詞に現れています。

映画ではコナンくんと安室さんが背中を向けてそれぞれの道へ進んでいく姿と、福山雅治さんの「真実はいつもひとつ」から始まる歌声の組み合わせが印象的です。

【名探偵コナン】映画シリーズが無料・お得に見れるサブスクはどこ?

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【名探偵コナン ゼロの執行人】まとめ

  • 「ゼロの執行人」の犯人は検事の日下部誠で動機は協力者の自殺と歪んだ正義感
  • 「ゼロの執行人」は現実離れしたアクションから「ひどい」と言う声もあるが、全体的に大人向けの人気作品
  • 「ゼロの執行人」の正義のためにコナンが安室透と協力し合う大人向けの作品!

「ゼロの執行人」は、日本を揺るがすテロに安室透とコナンが挑むミステリー要素が強い作品です。

裁判や法律に関する用語が多く登場し、複雑な事件になっているので大人向けの「名探偵コナン」映画と言えるでしょう。

毛利小五郎が逮捕されるという衝撃的なシーンから物語が始まる今作、敵かと疑われるほど冷酷な安室透でしたが事件解決のためにコナンを協力者にしたいという思惑があったのですね。

作中で見られるカーアクションは必見です!

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