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【キャタピラー】映画は実話?あらすじを最後までネタバレ解説!気持ち悪いと言われる理由&キャストはどうやって撮影した?

映画『キャタピラー』は、江戸川乱歩の短編小説『芋虫』と、映画『ジョニーは戦場へ行った』に着想を得て、若松孝二監督が手がけたオリジナルストーリーです。

そのあまりにリアルな描写に「実話なの?」「気持ち悪い」と評価される本作ですが、実話ではありません

戦争によって四肢を失い、話すことも聞くこともできなくなってしまった夫と、彼の世話をする妻・シゲ子の姿を通して、戦争がもたらす悲劇と人間の尊厳とは何かを問う衝撃の物語です。

※この記事には映画の結末・ラストのネタバレを含む可能性があります。未鑑賞の方はご注意ください。

作品名キャタピラー
公開年2010年8月14日
上映時間84分
監督若松孝二
脚本黒沢久子
出口出
主題歌元ちとせ「死んだ女の子」
キャスト寺島しのぶ
大西信満
配給若松プロダクション
スコーレ

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目次

【キャタピラー】映画は実話?あらすじを最後までネタバレ解説

映画『キャタピラー』は、生々しい映像描写が特徴で、公開から約15年たった今でも「実話では?」と話題になることが多い作品です。

しかし、この映画は若松孝二監督が創作したフィクションであり、実話ではありません

ここでは、ネタバレを含むあらすじを最後まで詳しく解説していきます。

起:軍神の帰還と妻の務め

映画は1940年の日中戦争の場面から始まります。

冒頭では日本兵が中国人女性に暴力をふるう残酷な映像が映し出され、その後、舞台は日本の田舎町に移ります。

黒川シゲ子の夫・黒川久蔵が中国戦線から村へ帰還したのです。

しかし、彼は爆撃で四肢すべてを失い、話すことも聞くこともできなくなっていました。

呆然とするシゲ子と久蔵の家族。

家族は勲章を持って帰った久蔵を「家の誇り」とし、シゲ子に介護の役目を押し付けます。

村では久蔵が「生ける軍神」として尊敬され、シゲ子も「軍神の妻」として周りから崇められます。

世間の称賛と期待の中で、シゲ子は献身的な介護を強いられることになるのでした。

承:歪んだ夫婦関係と苦悩

四肢を失い話すことも聞くこともできなくなった久蔵は、人間としての尊厳や他の感覚を失った代わりに、食欲と性欲だけは失うことはありませんでした。

彼は言葉を発せないながらも、シゲ子に執拗に性的な行為を要求します。

シゲ子は、夫への同情、妻としての義務感、そして周囲からの「軍神の妻」というプレッシャーの中で、その要求に応え続けます。

自分が讃えられている新聞を読み、勲章を眺めることで満足感を得る久蔵。

彼は口に鉛筆をくわえて「ヤリタイ」と紙に書き、シゲ子に性行為を求めるのです。

このような状況が続くうち、シゲ子は精神的に追い詰められ屈辱と疲れでつらい日々を過ごすようになります。

転:限界と憎悪の芽生え

献身的な介護を続けるシゲ子でしたが、終わりの見えない夫の要求と、自身の人間性が踏みにじられていく感覚に耐えきれなくなっていきます。

久蔵への愛情は薄れ、次第に憎しみや怒りが芽生え始めます。

彼女は村人に見せつけるように、久蔵を着替えさせ勲章をつけてリアカーに乗せ出かけて行くようになります。

村人に褒め称えられるたびに、シゲ子は自分の心に誇りを取り戻すようになるのでした。

しかし久蔵の方は、自分の姿を村人に見られることを嫌がり外出を拒むようになります。

シゲ子は時折、介護の中にささやかな抵抗や意趣返しを混ぜるようになり、二人の関係はさらに歪んでいきます。

「軍神」という理想と実際の夫の姿のギャップ、そして長引く戦争がもたらす苦しみが、シゲ子の心を深く傷つけていったのです。

結:破滅と戦争の虚しさ

追い詰められたシゲ子と久蔵は、次第に立場が逆転していきます。

日中戦争で中国人女性に対して自分が犯した罪に苛まれていく久蔵。

「軍神」として祭り上げられた夫と、それに尽くすことを強いられた妻。

限界を迎えたシゲ子は、かつて久蔵が自分を毎日殴り後継ぎが産めない自分を「石女(うまずめ)」と罵ったことを責め立てます。

戦争のことを思い出しパニックを起こす久蔵の姿を見て「芋虫ゴロゴロ」と嘲笑うシゲ子。

1945年8月、広島と長崎に原爆が投下され日本は敗戦し、ついに戦争は終わります。

終戦を知ってか知らずか、久蔵は家から這い出て、庭の池に落ちていきます。

戦争が生み出した異常な状況下で人間性が崩壊していく様を描き出し、戦争そのものの虚しさや残酷さを強烈に問いかけて物語は幕を閉じるのでした。

【キャタピラー】映画の最後とネタバレ部分の解説!どうやって撮影した?

映画『キャタピラー』の最後は、夫婦に悲劇をもたらした戦争がついに終わりを迎えるところで幕を閉じます。

ここでは物語の結末と、四肢のない久蔵がうごめく姿をどうやって撮影したのかについて詳しく解説します。

『キャタピラー』最後はどうなった?ラスト・結末の詳しい解説

物語の最後では、手足を失い「軍神」として崇められた久蔵が、芋虫のように家から這い出て、庭の池へ向かう場面が映し出されます。

この場面は俳優の演技や特殊メイクだけでは表現が難しかったため、CGが使われました。

久蔵が自分から池に飛び込んだのか、それとも誤って落ちてしまったのかは、はっきりと描かれていません

しかし次のシーンでは、池の真ん中で溺れて亡くなった久蔵の姿が映し出され、物語は幕を閉じます。

このラストシーンは、戦争によって体も心も深く傷ついた久蔵の絶望を象徴しており、戦争によって破壊された夫婦の悲劇的な結末を物語っているのです。

久蔵は最後なぜ死亡した?

耳が聞こえないはずの久蔵は、玉音放送を直接聞くことはできなかったはずなのに、なぜ戦争が終わったちょうどそのタイミングで亡くなったのでしょうか。

これは推測ですが、シゲ子が終戦を久蔵に伝えたか、あるいは周囲の様子の変化から久蔵が何となく戦争の終わりを感じ取ったのかもしれません。

そして久蔵は、戦争中に自分が犯した行為への強い罪の意識と、手足を失って人間らしく生きる意味を見いだせない絶望感から抜け出せなくなり、自ら命を絶つ道を選んだのではないでしょうか。

死ぬことで自分の罪を償い、その苦しみから解放されたいと思ったのかもしれません。

シゲ子の気持ちの変化

シゲ子の気持ちは、物語が進むにつれて大きく変わっていきます。

夫の久蔵が「軍神」として手足を失って帰ってきた直後、シゲ子は戸惑いながらも、村人や家族の期待に応えようと一生懸命に夫の世話をしていました。

しかし、久蔵の際限のない食欲や性欲、そしてもともと持っていた暴力的な性格に日々向き合ううちに、シゲ子の心の中には少しずつ苛立ちや憎しみ、屈辱感が生まれてきます。

最初は「軍神の妻」という立場に誇りを感じていたシゲ子でしたが、やがてその役割が重荷となり、夫への感情は愛情から憎しみへと変わっていきました。

そして次第に、シゲ子は夫に暴力を振るったり、支配的な態度をとったりするようになり、抑えていた感情を爆発させるようになったのです。

【キャタピラー】映画は実話?>モデルとなった2つの作品を紹介

映画『キャタピラー』は実話ではなく、江戸川乱歩の小説『芋虫』と映画『ジョニーは戦場へ行った』という2つの作品をモチーフにしたオリジナルストーリーです。

ここでは、原案となった2つの作品を紹介します。

①江戸川乱歩の小説「芋虫」

「芋虫」は、江戸川乱歩が1929年に発表した短編小説です。

物語は、戦争で両手両足・聴覚・味覚を失い、話すこともできなくなった須永中尉と、その妻・時子との異様な生活を描いています。

須永中尉は、口に筆をくわえて文字を書くことでしか気持ちを伝えられません。

表向きは献身的に看病している時子ですが、実は夫を虐待し、痛めつけることで快感を覚えていました。

やがて、夫の目つきに腹を立てた彼女は、その目まで潰してしまいます。

正気に戻った時子は、夫の体に何度も「ユルシテ」と指で書きます。

その夜、夫は「ユルス」という書き置きを残し、妻の目の前で井戸に身を投げてしまうのでした。

この耽美でグロテスクな内容は、江戸川乱歩の作品の中でも特に衝撃的なものとして知られています。

②映画「ジョニーは戦場へ行った」

『ジョニーは戦場へ行った』は、ダルトン・トランボによる小説を原作とし、1971年にアメリカで公開された反戦映画です。

第一次世界大戦に従軍した青年ジョー・ボナムは、砲弾による重傷で両手両足と顔の大部分を失い「生ける肉塊」となります。

意識だけが残るジョーは、家族や恋人との思い出の中で生き、絶望の中でもモールス信号を使って自分の意思を伝えることに成功。

しかし、「自分を見世物にするか、殺してほしい」と訴えても、軍は彼の存在を隠し続けます。

ジョーは死ぬこともできないまま、孤独と痛みの中で物語は終わります

この映画は「死ぬことさえできない恐怖」を描き、戦争の非人間性と残酷さを強く訴える作品として高く評価され、カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞しました。

『キャタピラー』映画はどうやって撮影した?

ラストシーンのみCG。他は監督が”頭を使って”手足が映らないように撮影した。

映画『キャタピラー』で四肢を失った久蔵の姿は、意外とアナログな方法で撮影されました。

具体的には、正面からのシーンでは、俳優は両腕を背中側に回し、アメフトのパッドのような装具を着けていました。

逆に背面からの撮影では、腕を前に回し、切断された手足に見えるダミーを装着していたのです。

また、足を隠すためには床に穴を開け、そこに足を入れるという手法も用いられました。

現代映画ではCGが当たり前になっていますが、『キャタピラー』ではCGを使ったのはラストシーンを含むわずか3カットのみ。

これは予算の制約があったためですが、結果としてアナログな特殊効果技術が見事に活かされた作品となりました。

【キャタピラー】映画が気持ち悪いと言われる理由

映画「キャタピラー」は一部の人から「気持ち悪い」と評価されることがあります。

その理由について詳しく解説していきます。

①四肢がないという視覚効果や設定

映画『キャタピラー』で描かれる、戦争で四肢を失った久蔵の姿に「気持ち悪い」と感じる人がいるのは仕方のないことなのかもしれません。

人間は損傷した身体を目にすると、本能的に不快感を覚えます。

特に、本作では久蔵の傷だらけの身体や、四肢を失った姿が生々しく描かれているため、心理的に強い衝撃を受ける方が多いようです。

また歩く、触れる、自分で食事をするといった基本的な行動ができなくなった姿を見ると、無意識に自分の身に置き換えてしまい「自分もそうなるかもしれない」という恐怖を感じてしまいます。

さらにその背景にある戦争の残酷さや、人間の尊厳の損失といったテーマが、よりいっそう不快感を強めている理由と考えられます。

②戦争や強姦などのシーン

映画『キャタピラー』では、冒頭やラストで実際の戦争映像や当時のニュース映像が使われています。

特にラストシーンで流れる、東京裁判でA級戦犯が絞首刑にされる実際の映像は、フィクションと歴史が重なり合うことで非常に強い衝撃を与えるものです。

また、この作品には性暴力や強姦のシーンが含まれており、被害者の苦しみや屈辱が直接的に描かれています。

戦争や性暴力といったテーマは、人間の尊厳や倫理観を根底から深く揺るがすものです。

そのため、「自分も被害者にも加害者にもなりうる」という想像をさせられ、強い拒否反応や不快感が生まれます。

さらに、物語全体に漂う暗く絶望的な雰囲気も、多くの人が「気持ち悪さ」を感じる大きな要因となっています。

③主題歌が気持ち悪い?(怖い)

元ちとせさんが歌う主題歌「死んだ女の子」について、「気持ち悪い」と感じる人もいるようです。

この曲は、広島の原爆で亡くなった7歳の女の子の視点から、その悲劇と無念さを描いた楽曲です。

歌詞には「私は死んだ」「炎が私の髪や手をのんだ」「あまいあめ玉もしゃぶれない」といった、生々しく痛々しい表現が使われています。

元ちとせさんの独特な歌声と、坂本龍一さんによる静かで澄んだピアノ演奏が合わさることで、楽曲には深い物悲しさが生まれています。

そのため、まるで死者の声が聞こえてくるような、恐怖や不安を感じる人も少なくありません。

リアルに死と悲しみを表現する歌詞や雰囲気が強い印象を残すため、「気持ち悪い」「怖い」と感じる人が多いようです。

【キャタピラー】映画で注目すべきキャスト

ここでは映画「キャタピラー」で注目すべき3人のキャストを紹介します。

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ移動します。

黒川シゲ子役/寺島しのぶ

寺島しのぶさんが演じる黒川シゲ子は、戦争で手足を失い「軍神」として帰ってきた夫を支える妻です。

シゲ子は、最初は夫の変わり果てた姿にショックを受けますが、村や家族からの期待に応えようと、必死で夫の世話をし始めます。

しかし、夫・久蔵の過剰な食欲や性欲、さらに「軍神の妻」として周囲から求められる重い役割に苦しむうちに、次第に夫への気持ちが複雑に変わり、時に暴力的な態度をとるようになります。

寺島しのぶさんの迫真の演技は高く評価され、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞しました。

黒川久蔵役/大西信満

大西信満さんが演じる黒川久蔵は、日中戦争で手足と声を失い、顔にも大きな傷を負って「軍神」として故郷に戻った元兵士です。

村人たちは彼を英雄として崇めますが、実際の久蔵は自分では何もできず、妻シゲ子に完全に依存する生活を送っています。

彼に残されたのは食欲と性欲という基本的な欲望だけ。

大西さんは、ほとんどセリフのない役を、うめき声や目の表情限られた身体の動きだけで表現し、四肢がない状態をリアルに演じ切りました。

また、戦地での加害行為の記憶や、「軍神」という名誉と現実の絶望の間で揺れ動く久蔵の複雑な心理を、静かながらも強い存在感で表現しています。

クマ役/篠原勝之

篠原勝之さんが演じるクマは、村の中でひときわ目立つ存在感を持つ人物です。

「お国のために」と若者を戦地へ送り出す村人たちや、消防訓練に励む婦人たちの様子を、どこか皮肉めいた目で眺める変わり者として描かれています。

クマの独特な視点からは、戦争に対する皮肉や批判的な様子が感じられます。

篠原さん自身も実際に「クマさん」という愛称で親しまれていました。

スキンヘッドに着物の着流し姿がトレードマークだった篠原さんは、本業は芸術家で、主に1980年代から90年代にかけてテレビなどで活躍していました。

【キャタピラー】映画の見どころ・重要ポイント

映画「キャタピラー」の見どころや、特に注目していただきたい重要なポイントについて3つ紹介します。

※↑リンクをクリックで知りたい項目へ移動します。

見どころ①:寺島しのぶと大西信満の体当たりの演技

主演の寺島しのぶさんは、夫を介護する妻・シゲ子の複雑な心情を繊細に表現し、その演技が高く評価されてベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞しました。

寺島さんの演技からは、シゲ子が夫に対して抱く葛藤や屈折した愛情憎しみ、諦めといった複雑な感情が痛いほど伝わってきます。

若松孝二監督は俳優の集中力が最大となるタイミングを見極めて撮影を行い、寺島さんはリハーサルをせず、本番でそのままの感情をぶつけて演じたそうです。

一方、夫の久蔵を演じた大西信満さんは、口がきけず四肢も失い、食事・睡眠・性欲だけに支配される“軍神”の苦悩を全身で表現しました。

柱や壁に頭をぶつけて血を流すシーンは、仕込みではなく実際に出血しており、そのリアルさが非常に印象的です。

寺島さんと大西さんは、お互いの演技に刺激を受けながら、極限状態にある夫婦の姿をリアルに体現しています。

見どころ②:”軍神”の虚像と人間の本性

黒川久蔵は、戦争で四肢を失い焼けただれた姿で帰郷し、「軍神」として村人たちから英雄視されます。

しかし、その名誉や称賛は表面的なもので、実際の久蔵を待っていたのは、村人たちの好奇や同情のまなざし、家族の絶望や疲れ、そして妻・シゲ子へのすべての世話の押し付けといった、非常に厳しい現実でした。

勲章や新聞記事に囲まれる久蔵は、外では英雄のように扱われる一方で、心の中では戦地で犯した罪や、自分自身の変わり果てた姿への苦しみから逃れられずにいます。

久蔵は戦争に行く前から妻・シゲ子に対して暴力的な面がありましたが、帰還後はさらに、本能的な欲求に支配されるようになります。

一方、シゲ子も「軍神の妻」という村の期待と立場に縛られつつ、夫への憎しみや復讐心を次第にあらわにし、嗜虐的な態度まで見せるようになるのでした。

夫婦の関係は、戦争や家制度といった社会的な枠組みが人間の本性を歪め、名誉や献身の裏に欲望や暴力、屈折した感情が潜んでいることを浮き彫りにしています。

見どころ③:「芋虫ゴーロゴロ」

シゲ子が「芋虫ゴーロゴロ」と皮肉を込めて歌う場面は、映画『キャタピラー』の中でも特に強烈で印象的に残るシーンです。

これは、戦争の記憶がよみがえりパニックになった夫・久蔵を前に、シゲ子が思わず口ずさんだ歌。

村では「軍神」と崇められている久蔵ですが、家の中では食欲や性欲だけに支配され、シゲ子の心身の負担は限界に達しています。

シゲ子は、そんな夫を「芋虫」にたとえて英雄の虚像を皮肉り、嘲笑うのです。

泣き叫ぶ夫と、その姿を見て虚しく笑う妻。

これは「お国のため」であり「軍神の妻」として役割を強いられるシゲ子の心の叫びであり、戦争がもたらす悲劇を痛烈に表現しているシーンだといえます。

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【キャタピラー】映画は実話ではなくフィクション…鬼才・若松孝二の戦争映画

  • 「キャタピラー」は実話ではなく江戸川乱歩「芋虫」などをモチーフにしたフィクション
  • あまりにもリアルな戦争の傷跡に強い衝撃を覚える作品
  • 戦争によって浮かび上がる社会的な制度や人間の本性を皮肉をこめて描写

映画『キャタピラー』は、あまりにもリアルな戦争の傷跡を描いているため「実話では?」と思われがちですが、実際は江戸川乱歩の小説『芋虫』や映画『ジョニーは戦争へ行った』をモチーフにしたフィクションです。

物語の舞台は、第二次世界大戦中の日本の田舎村。

戦争で手足を失い、「軍神」として帰ってきた夫・久蔵と、その妻・シゲ子の複雑な夫婦関係を通して、戦争の愚かさや悲劇、人間の尊厳が失われていく様子を描いています。

主演の寺島しのぶさんは、その演技が高く評価され、ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞しました。

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