WiMAXは大人気のポケットWi-Fiとして知られていますが、ホームルーターについても多くの方に利用されています。
光回線のように使うことができる一方で、工事が不要な点は非常に大きなメリットですよね。利用を検討している方も多いはずです。
そこでこの記事では、「WiMAXのホームルーター」をテーマとして、メリットやデメリット、選び方、おすすめの端末、さらにはおすすめのWiMAXプロバイダについてまとめています。
少しでもお得に、賢くWiMAXのホームルーターを契約したい方は、参考にしてみてください。
目次
WiMAXのホームルーターはどれがいい?メリットとデメリット、選び方を解説
まずはWiMAXのホームルーターのメリットやデメリット、選び方について解説していきます。
WiMAXの契約は基本的に2年契約で、解約には月額料金1カ月分程度の解約金が発生したり、端末代の残債が発生したりと、リスクもあります。
あとから失敗しないよう、事前に検討を重ねておきましょう。
メリット
まずはWiMAXのホームルーターのメリットからですが、以下の点について取り上げます。
- 工事不要、コンセントに差し込むだけで使える
- 速度制限なしでデータ無制限に使える
- 最短即日開通が可能
- 固定回線より高速に使える可能性がある
- 接続可能な端末数がポケットWi-Fiより多い
いずれも大切なポイントになるので、順番に見ていきましょう。
工事不要、コンセントに差し込むだけで使える
ホームルーターの最も大きなメリットは、工事不要でコンセントに差し込むだけで使える点ですよね。
光回線は確かに回線品質はあらゆるインターネット回線の中でも高く、通信速度も極めて高速です。しかし、「工事が必要」という点が、以下のデメリットを生み出してしまいます。
- 工事ができないと開通できない
- 工事費用が発生し、途中解約で残債も生じる
- 開通まで数週間〜数カ月の時間がかかる
特に気になるのが「工事費用」ですよね。数千円〜数万円が初期費用として発生するので、これをネックとして契約に二の足を踏んでしまう方は多いはずです。
中には「工事費用はキャンペーンで無料になるから問題ない」と考える方もいるかもしれませんが、これはあくまで「実質無料」となるだけです。
実際は、工事費用を契約期間分の月数で割った分を、1カ月ごとに無料としているだけなので、契約期間内の解約では工事費用の残債が発生します。これは実質的な解約金、違約金となるので、リスクが大きいです。
こういったことを考慮すると、工事不要で使えるホームルーターは魅力に映りますよね。
最短即日開通が可能
また、工事が不要なので「最短即日開通が可能」である点もメリットの1つとしてあげられます。
光回線は契約から開通までに、早くて数週間、遅くて数カ月かかってしまうものなので、使い始めるまでに多くの時間を要します。
一方で、WiMAXは遅くとも3日以内、店舗契約なら最短即日の開通が可能なので、欲しいと思ったらすぐに利用を開始可能。
昨今は、リモートワークやオンライン授業など、あらゆることがオンライン化しており、「1日でも早くネット回線が必要」という方も増えています。そういった場合に頼りになりますよね。
速度制限なしでデータ無制限に使える
WiMAXの他にもホームルーターを使えるサービスはありますが、無制限に使えない「速度制限付き」であることが多いです。
外出先だけで使うポケットWi-Fiなら無制限に使えなくても問題ないかもしれませんが、ホームルーターは自宅で腰を据えて利用するため、動画視聴など多くのデータ通信が生じる作業を長時間に渡り行いやすいです。
だからこそ、1カ月のデータ通信量に制限のないWiMAXはホームルーターにピッタリです!
大手キャリアのホームルーターよりもお得に使える
ホームルーターを提供しているのはWiMAXだけでなく、大手キャリアのドコモ、au、SoftBankの3社も提供します。
大手キャリアということもあり安心感がありますが、一方でいずれも「月額料金が高い」「端末代が高い」といった大きなデメリットを持っているため、WiMAXの方がベター。
参考となるよう、以下に各社の月額料金をまとめてみました。
ドコモ home 5G | 4,950円/月 |
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auホームルーター5G | 5,170円/月 |
ソフトバンク Air | 5,368円/月 |
WiMAX | 3,784円/月 |
*WiMAXは最安プロバイダ「GMOとくとくBB」の月額料金
*いずれも各種割引適用前の料金
ご覧のように、大手キャリア3社は5,000円前後であるのに対し、WiMAXは最安のプロバイダを選ぶことで3,784円という月額料金で利用できます。
もちろん、各社ともに独自の割引を用意していますが、WiMAXのプロバイダも数万円規模のキャッシュバックなどを用意しているため、全ての割引額を反映させた実質料金はさらにWiMAXに軍配が上がります。
こういったことを考慮すると、大手キャリアのホームルーターよりも圧倒的にお得に利用できるため、この点は大きなメリットになるでしょう。
なお、WiMAXは契約するプロバイダによって月額料金やキャッシュバックなどが大きく変わるため、プロバイダ選びが非常に重要です。おすすめのプロバイダについては後述しています。
固定回線より高速に使える可能性がある
これまでの常識では、「ホームルーターは便利だけど光回線より遅い」と言われ続けてきました。
しかし、最近は光回線の利用者が増えたことや、特定の光回線業社に利用者が集まったことから、光回線の通信速度がそれほど優位ではなくなってきています。
戸建ての光回線は以前と同様に高速ですが、集合住宅の光回線の場合、夕方から夜の時間帯のゴールデンタイムの通信速度は、WiMAXなど無線回線に劣ることもあるくらいです。
逆に、通信技術の進歩により、WiMAXをはじめとした無線回線の通信速度は安定性、通信速度共に向上してきており、この傾向は今後続いていくことが予想されます。
こういったことを考えると、固定回線の光回線よりも高速に使える可能性がある点はメリットと言って良さそうです。
ポケットWi-Fiよりスペックが高く使いやすい
ホームルーターにはスペック的なメリットも存在します。
ホームルーターの競合にあたるのが持ち運び可能なポケットWi-Fiですが、両者をスペック的に比較すると以下のようにまとめられます。
通信品質 | ・ポケットWi-Fi モバイルバッテリーなので出力が不安定 ・ホームルーター コンセント給電なので出力が安定 |
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接続方法 | ・ポケットWi-Fi 基本は無線接続。不安定になりやすい ・ホームルーター 有線接続も可能。安定性が高い |
接続可能台数 | ・ポケットWi-Fi 10台〜20台前後 ・ホームルーター 30台以上同時接続可能 |
ご覧のように、ポケットWi-Fiは持ち運びという最大の特徴があるからこそ、通信品質、接続方法、接続可能台数を犠牲にしています。
一方で、ホームルーターは持ち運べない代わりに、ハイパワーなコンセント出力が可能となり、有線接続で安定した通信が実現され、なおかつ同時に数十台の使用が可能。
ルーターにスペックを求める方はそう多くないかもしれませんが、以上の点も頭に入れておいてください。
デメリット
続いて、WiMAXのホームルーターのデメリットについて解説していきます。
- 使用環境によって回線品質が大きく変動する
- 携帯するのが難しい<
- 解約のハードルは低いが端末残債が発生する可能性が高い
- プロバイダ選びが難しい
以上の点について、順番に確認していきましょう。
使用環境によって回線品質が大きく変動する
ホームルーターは自宅で据え置いて使用するものの、無線回線なので、使用環境によって回線品質が大きく変動します。
一般的に、無線回線は以下に示す要因で回線品質が変動すると言われています。
- 基地局との距離
- 基地局との間の遮蔽物の有無
- 住居の構造
- ルーターを設置する位置
筆者もホームルーターを使用した経験がありますが、「ルーターを設置する位置」によって通信品質が本当に変動します。
住居内の奥まったところに設置するよりも、窓際に設置した方が通信速度が向上するため、「こんな少しの違いで変動するものなのか」と実感しました。
とはいえ、「全く使い物にならない」ようなことは滅多にないので、過度に心配する必要はありません。
携帯するのが難しい
ホームルーターは自宅で使用することを前提として開発されているので、携帯するのが難しいというデメリットを持っています。
携帯が難しい理由は下記の通りです。
- コンセントが必要
- サイズが大きい
- 重量がある
最大の理由はコンセントが必要な点です。バッテリー内蔵型ではないため、必ず外部から電源を供給する必要があります。
また、サイズが大きく重量があるため、持ち運びには適していません。サイズ感としては、500mlペットボトルを一回り、二回り程度大きくしたくらいをイメージしていただければ良いでしょう。
ホームルーターではなく、持ち運びタイプのWiMAXのポケットWi-Fiを希望する場合は、以下の記事も参考にしてみてください。
解約のハードルは低いが端末残債が発生する可能性が高い
以前まではWiMAXの解約には、以下の2点が重くのしかかりました。
解約金、違約金 | ・数万円程度 ・現在は法改正により月額料金1カ月分 |
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端末代金の残債 | ・数千円〜1万円程度 ・契約期間によって異なる |
このうち、前者の「解約金、違約金」については、2022年の電気通信事業法改正に伴って「月額料金1カ月分まで」と明確に決められたため、現在のような数万円規模の解約金、違約金を設定することができなくなりました。
これだけ聞くと解約がしやすいように感じられるかもしれませんが、WiMAXには「ホームルーターの端末代」も発生します。
およそ2万円程度ですが、キャンペーンで実質無料としていることがほとんどなので、契約期間内の解約で残債が発生してしまいます。
つまり、WiMAXの契約期間内解約には「1カ月分の月額料金+端末残債」が発生するので、解約のハードルは想像以上に高いです。
契約前はある程度使用する見込みがないと大きな損になってしまうので、この点には注意しましょう。
なお、数カ月単位の使用を検討している方は、「レンタル型のWi-FIサービス」を利用すると良いでしょう。以下の記事も参考にしてみてください。
プロバイダ選びが難しい
WiMAXというインターネット通信サービスそのものを提供しているのはUQ WiMAX(UQコミュニケーションズ)ですが、実は契約そのものはUQ WiMAX以外の「プロバイダ」と呼ばれる業者とも契約することができます。
そして、WiMAXのプロバイダは数多く存在し、顧客獲得のために激しい価格競争が行われているため、よりお得に契約したいなら「プロバイダを選ぶこと」が何よりも大切です。
しかし、選択肢が多く、実施している割引や特典がプロバイダ感によって大きく異なるので、比較検討するのが難しく、選ぶのが非常に難しいです。
この点はデメリットとしてあげられるでしょう。プロバイダ選びで迷いたくない方は、後述するおすすめプロバイダの部分を参考にしてください。
なお、プロバイダと契約した場合、契約先がプロバイダ業者になるものの、使用するサービスや回線はUQ WiMAXそのものなので、どのプロバイダと契約するのかで回線品質に与える影響は一切ありません。
WiMAXのホームルーターの失敗しない選び方
まずはWiMAXnホームルーターに関するメリットとデメリットについて解説してきましたが、ここからは「失敗しない選び方」について扱っていきます。
- 実質料金に注目する
- 端末スペックにこだわる
- 契約年数に注意する
こちらの3点について、順番に確認していきましょう。
月額料金、キャッシュバックだけに注目しない。実質料金が安いのが何よりも大切
まずは多くの方が気になる部分である「料金の比較」という点から解説していきますが、キーワードとなるのは「実質料金」です。
前提として、WiMAXのプロバイダは価格競争を制すために、以下のような特典や割引を実施しています。
月額料金割引 | ・月額料金を安くする ・最もシンプルかつ効果的な割引 |
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キャッシュバック | ・数千円〜数万円規模の現金をプレゼント ・お得感は強いが、受け取り条件が厳しい場合も |
端末代金割引 | ・1万円〜2万円の端末代金を割引 ・実質割引とする場合、残債の発生に注意を |
代表的なものはこの3つですが、1番上の「月額料金割引」を除いた割引や特典は「月額料金に反映されていない」ので、どれだけお得なのかがわかりにくいです。
例えば、以下の2つのプロバイダはどちらの方がお得になるか、パッと見ただけでわかりますか?
- 月額料金が1,000円安いプロバイダA
- キャッシュバックが25,000円のプロバイダB
実は正解は、この情報だけでは導くことができません。
もしプロバイダAが2年契約の場合、割引額は1,000円×24カ月の「24,000円」となり、プロバイダBの方がお得になります。
一方で、プロバイダAが3年契約の場合は、割引額が「36,000円」となるため、プロバイダAの方がお得になるのです。
このように、額面上の金額だけでは正確に比較ができないので、契約期間と割引額を全て月額料金に反映させた「実質料金」で比較することが何よりも大切です。
端末スペックは重要。最新端末に対応しているかどうかも要チェック
WiMAXでホームホームルーターを利用する場合、端末スペックに注目することも大切です。
しかし、スペックと言われても詳しい情報を得られない、もしくはよくわからない方もいると思うので、「最新端末に対応しているかどうか」にだけ注目すればOK。
大抵のプロバイダは最新端末に対応していますが、念のため、契約前に最新かどうかを確認しておきましょう。
長期間の利用が見通せないなら契約年数にも注意しよう
プロバイダにもよりますが、WiMAXの契約は基本的に2年間〜3年間の契約となります。
したがって、24カ月間〜36カ月間の長期での利用が前提となり、これより前に解約をしてしまうと期間内解約扱いとなり「解約金、違約金」「端末代金の残債」の支払いを求められます。
解約金、違約金は月額料金1カ月分、端末代金の残債はケースバイケースですが数千円〜1万円程度なので、そこそこ大きな出費につながってしまうのです。
この契約年数にまつわる問題を防ぐためのポイントを以下にまとめてみました。
- 1年契約のプロバイダを選ぶ
- 契約年数に縛りがないプロバイダを選ぶ
- 期間内解約を前提として契約する
いずれもメリットとデメリットがあるので一概には言えませんが、数カ月程度の超短期間での契約を前提としているなら、「契約年数に縛りがないプロバイダ」を選ぶと良いでしょう。
一方で、「契約年数に縛りがないプロバイダ」は解約金、違約金を設定していない代わりに、端末代金を有料としていることが多く、また月額料金を高く設定していることが多いため、実質月額料金はかなり高額です。
したがって、「2年間利用するかは不透明だが、少なくとも超短期での解約はしない予定」という場合は、「期間内解約を前提として契約」した方が、結果的にお得に利用できる可能性は高いです。
法改正によって、解約金、違約金が月額料金1カ月分と大幅に制限されたことが、このような強気な契約を可能にします。
いずれにせよ、契約年数にこだわることは想像以上に重要なので、契約の際はしっかりと頭に入れておきましょう。
おすすめの端末はコチラ!
ここからは、おすすめのWiMAXのホームルーターを2つ紹介していきます。
それぞれの端末のスペックについても扱っているので、気になる方はチェックしてみてください。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
対応ネットワーク | ・5G ・4G LTE ・WiMAX 2+ |
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重量 | 446g |
外形寸法 | ・横:101mm ・縦:179mm ・奥行き:99mm ・体積:1790立方センチ |
最大同時接続数 | 有線LAN:2台 無線LAN:40台 |
かんたん接続 | WPS、QRコード |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12は、2023年1月11日時点での、WiMAXのホームルーターの最新端末です。
後述する前のモデル「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」の後継機で、最大の特徴は「同時接続台数」にあります。
前モデルの「L11」では有線LANが2台、無線LANが30台の合計32台でしたが、「L12」では無線LANが40台の合計42台までパワーアップ!
また、外観にも手が加えられており、これまでは底面の形状が長方形でしたが、これがより正方形へと近い形へと変わりました。
その結果、見た目はかなりスッキリしており、よりインテリアに馴染みやすくなっています。一方で、体積としては若干増えているので、存在感は多少増すかもしれません。
Speed Wi-Fi HOME 5G L11
対応ネットワーク | ・5G ・4G LTE ・WiMAX 2+ |
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重量 | 599g |
外形寸法 | ・横:70mm ・縦:182mm ・奥行き:124mm ・1580立方センチ |
最大同時接続数 | 有線LAN:2台 無線LAN:30台 |
かんたん接続 | WPS、QRコード |
こちらの「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」というモデルは、2023年1月11日時点の、1世代前の型落ちのWiMAXのホームルーターです。
最新の「L12」と比べると、最大同時接続数が10台減っているものの、その他のスペックはほとんど同じです。サイズ感については、体積そのものは減少しているため、こじんまりしていて置きやすい印象すら抱きます。
スペックにこだわりがない方なら、型落ち端末でも十分に実用範囲内にあるので、あまり最新端末にこだわる必要はなさそうです。
WiMAXのホームルーターのおすすめプロバイダ8選
ここからは、WiMAXのホームルーターのおすすめプロバイダを紹介していきます。
それぞれのプロバイダの実質料金やメリット、デメリット、特徴についてまとめているので、プロバイダ選びの参考にしてみてください。
GMOとくとくBB

出典:GMOとくとくBB
実施中のキャンペーン | |
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・最大14,000円または最大20,000円のキャッシュバック ・月額料金割引 ・端末代0円 ・プラスエリアモードオプション利用無料 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
5,302円 | ・1〜2ヶ月目:2,079円 ・3〜36ヶ月目:4,389円 ・37ヶ月目以降:4,444円 |
実質月額料金 | |
4,260円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
190,872円(割引前) – 153,384(割引適用) = 37,488円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大118,868円相当分 |
「GMOとくとくBB」はWiMAXのあらゆるプロバイダの中でも、「お得さ」で言えば右に出るものはありません。「圧倒的にお得」と言わざるを得ないほど、安さが魅力のプロバイダです。
まずは月額料金ですが、最初の2カ月は2,079円と特別安く、これ以降は3年契約の36カ月目まで4,389円となっています。月額料金だけで見ても、そこそこお得です。
そして、「GMOとくとくBB」の代名詞であるキャッシュバックについては、最大20,000円となっており、さらに端末代まで実質無料です。
上記を全て考慮すると、業界内でも圧倒的な安さを実現しています。
また、キャッシュバック「20,000円」は、契約からおよそ1年後に受け取ることができるため、3年間満期で契約せずとも、割引の大部分である20,000円を受け取れるのがメリットです。
もちろん、最新の端末についても取り扱いがあるので、端末と安さにこだわりたい方におすすめですよ。
カシモWiMAX

出典:カシモWiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・Amazonギフト券6,000円分プレゼント ・月額料金割引(初月) ・端末代0円 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,455円 | ・初月:1,408円 ・2ヶ月目以降:4,455円 |
実質月額料金 | |
4,370円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
初月のみ割引なので、3,047円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大9,047円相当分 |
カシモWiMAXも人気のWiMAXプロバイダで、定期的にAmazonギフト券を絡めたキャンペーンを実施しています。
料金体系がシンプルなのがウリで、初月とそれ以降の2段階制です。初月が1,408円と最安クラスで、その後36カ月目まで4,455円で変動しません。
また、端末代金は実質無料で、実質料金は4,370円。料金的には決して悪くなく、ギフト券を使ったキャンペーンを利用できれば大きくお得になります。
BIGLOBE WiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・19,500円のキャッシュバック ・月額料金割引(24ヶ月間) | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,928円 | ・24ヶ月間:4,378円 |
実質月額料金 | |
4,561円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
177,408円(割引前) – 164,208円(割引適用後) = 13,200円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大32,700円相当分 |
BIGLOBEはWiMAX以外にもスマートフォンや光回線など、さまざまな回線サービスを提供している、知名度が高いプロバイダです。
月額料金は4,378円と標準的な料金設定となっていますが、2万円近いキャッシュバックがあるためお得。実質月額料金は、36カ月契約換算だと4,561円とやや高く映りますが、BIGLOBE WiMAXは2年の24カ月間の契約なので、2年契約換算にすると4,100円台まで下がります。
したがって、「2年契約が良い」「できるだけ安く利用したい」という方には、BIGLOBE WiMAXがおすすめですよ。もちろん、端末代金は無料です!
Broad WiMAX

出典:Broad WiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・2台同時申し込みで5,000円キャッシュバック ・月額料金割引 ・初期費用0円(20,743円相当割引) ・乗り換え違約金最大19,000円負担 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,708円 | ・1〜2ヶ月目:2,090円 ・3ヶ月目〜36ヶ月目:3,894円 ・37ヶ月目以降:4,708円 |
実質月額料金 | |
3,685円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
169,488円(割引前) – 132,682円(割引適用後) = 36,806円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大71,549円相当分 |
実質料金だけで見ると非常にお得なのが「Broad WiMAX」です。月額料金は最初の2カ月目まで2,090円、その後36カ月目まで3,894円と、月額料金の時点で3,000円を切っています。
そして、端末代実質無料、乗り換え時に生じる違約金を19,000円負担など、特典も充実しており、実質月額料金は「3,685円」と業界でも最安水準です。
したがって、「月額料金が安いプロバイダが良い」と考える方に強くおすすめですよ。
一方で、キャッシュバックを用意していないため、「3年(36カ月)満期で利用しないと割引の恩恵を受けられない」点には注意が必要です。
UQ WiMAX

出典:UQ WiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・最大5,938円キャッシュバック | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,268円 | ・1〜26ヶ月以降:4,268円(2年自動更新ありの場合) |
実質月額料金 | |
4,268円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
※月額割引無し | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大5,938円相当分 |
UQ WiMAXはWiMAXを提供する本家本元で、料金的には各種プロバイダの方が勝ります。
一方で、大手キャリアであるauの傘下に入っているため、サポート体制や安心感が魅力です。
月額料金は4,268円となっており、こちらは相場水準ではあるものの、キャッシュバックがそれほど充実しておらず、また端末台が有料であるため、コスパはどうしてもプロバイダに劣ります。
しかし、UQ WiMAXしか行っていない「Try WiMAX」という2週間のお試しキャンペーンを利用すれば、無料で2週間に渡りWiMAXのルーターを利用可能。
実質的な無料体験となっているため、これを目当てにUQ WiMAXを利用する方もいるほどです。
WiMAXは利用してみないとわからないことが非常に多いので、お試しを検討している方はUQ WiMAX」を利用してみましょう。
Vision WiMAX

出典:Vision WiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・5,000円キャッシュバック ・端末代0円(21,780円相当) ・月額料金割引 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
5,038円 | ・初月:0円 ・1〜2ヶ月:2,530円 ・3〜25ヶ月以降:4,433円 |
実質月額料金 | |
4,327円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
181,368円(割引前) – 155,782(割引適用後) = 25,586円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大52,366円相当分 |
Vision WiMAXも多くの方に選ばれている人気のWiMAXプロバイダです。
月額料金は2カ月目まで2,530円、25カ月目まで4,433円の2段階となっており、実質月額料金は4,327円です。
また、5,000円キャッシュバックキャンペーンをおこなっているので、よりお得に利用できます。
そして、非常に珍しいのが「解約時の端末下取り可能」としている点です。解約時、どうしてもホームルーターが不要になるものですが、処分に困るのも事実。
20,000円程度で購入するものなので、これを下取りしてもらえるのは助かりますよね。「解約後のことまで」考えられるプロバイダを探しているなら、Vision WiMAXがおすすめです。
J:COM WiMAX

出典:J:COM WiMAX
実施中のキャンペーン | |
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・端末代10,000円割引 ・月額料金割引 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,818円 | ・初月:0円 ・1〜25ヶ月目:4,268円 |
実質月額料金 | |
4,332円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
173,448円(割引前) – 155,980(割引適用後) = 17,468円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大27,468円相当分 |
J:COM WiMAXは「初めてWiMAXを契約する方」におすすめのプロバイダです。
その理由は「初月の利用料が無料」「契約期間に縛りがない」という2点にあります。
まず「初月の利用料が無料」という点についてですが、こちらは文字通り、契約した月の利用料が無料になるということ。非常にお得にWiMAXを導入できますよね。
また、「契約期間に縛りがない」点については、いつ解約をしても解約金、違約金がかからないので、万が一、WiMAXのホームルーターを気に入らなかった場合も、気軽に解約できることを意味します。
その一方で、端末代金が有料となっていますが、キャンペーン利用で10,000円割引とできるので、最小限の出費で解約リスクをカバーできます。
So-net WiMAX

実施中のキャンペーン | |
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・月額料金割引 ・プラスエリアモード利用料無料 | |
基本月額料金(税込) | キャンペーン適用後の月額料金(税込) |
4,817円 | ・1〜12ヶ月目:3,700円 |
実質月額料金 | |
4,444円(36ヶ月) | |
お得になる月額料金の総額(3年) | |
173,412円(割引前) – 160,008(割引適用後) = 13,404円お得 | |
キャンペーン特典を全て合わせた場合のキャンペーン総額 | |
最大39,600円相当分(3年間のプラスエリアモード利用料含む) |
So-netはインターネット回線業界では定番のプロバイダですが、WiMAXについても参入しています。
月額料金は12カ月目まで3,700円、それ以降は4,817円とややお高めですが、プラスエリアモードという高速通信を可能にするオプションが無料になる特典を用意。
また、大手プロバイダなのでサポート体制が充実しており、安心して利用できるのもウリです。
とはいえ、料金的には少しコスパに欠けるのも事実なので、この点に注意して契約を検討してみてください。
WiMAXのホームルーターに関するよくある質問
この記事の最後に、WiMAXのホームルーターに関するよくある質問にお答えしていきます。
5Gはどこでも使えますか?
WiMAXでは5Gを利用できますが、5G対応エリア外では5Gがつながらないため利用できません。
5G対応エリアは徐々に広がってきているものの、まだまだ発展途上であり、「人口が多い都市部、あるいは郊外」で対応しているに過ぎません。
日本全国で利用できるようになるのはまだ先なので、あまり期待しない方が良いでしょう。
ポケットWi-Fiとどちらがおすすめですか?
ケースバイケースですが、万人におすすめできるのはポケットWi-Fiです。
ポケットWi-Fiは充電可能なバッテリーを内蔵しているため、自宅でも、外出先でも使えるからです。
一方で、ホームルーターは同時接続台数や接続の安定性などのスペック面は魅力ではあるものの、携帯性を犠牲にしています。
「自宅だけで腰を据えて使いたい」ならホームルーターがおすすめですが、それ以外ならポケットWi-Fiの方がベターですよ。
どこで契約するのが一番お得ですか?
お得の基準によります。
例えば、「契約期間全体を通してお得」という点を重視するなら、月額料金が安いプロバイダを利用すべきです。
一方で、「解約可能性がある中でお得に利用する」という点なら、キャッシュバックが充実しているプロバイダを選び、キャッシュバックを受け取ったら解約する、ような利用方法が検討できます。
基本的には、「満期で使うなら月額料金」「解約可能性があるならキャッシュバック」という考え方で問題ないでしょう。
まとめ
WiMAXのホームルーターは光回線に変わる「置くだけ」「さすだけ」で使えるインターネット回線です。
コンセントに差し込む必要があり、ルーターのサイズが大きいため、携帯性は大きく犠牲にしていますが、その分だけ通信の安定性が高く、また同時接続台数が多いというスペック面でのメリットがあります。
また、WiMAXにはプロバイダが存在するため、数ある選択肢の中から自分に合ったものを選ぶ必要があります。
基本的には、月額料金に注目するのか、キャッシュバックを重視するのか、という点で選ぶことで、上手に取捨選択ができますよ。