「格安SIMって無制限プランはあるの?」
「無制限で使い放題のおすすめ格安SIMは何?」
このような疑問を抱えている人は多いかと思います。
まず格安SIMにも無制限で使える商品はいくつかあり、無制限のプラン自体も大きく分けて「データ通信」「音声通話」「カウントフリー」「低速通信」の4種類があります。
では、どの格安SIMがいいのかですが、結論からいうと「OCNモバイルone」の格安SIMが今イチオシだといえます。
- docomo回線の格安SIMで最も安定した回線速度
- 音楽配信サービスを無制限で使い放題!
- 月額550円~でお得に利用!
ちなみに、OCNモバイルone以外にも、各種さまざまな特徴を持ったおすすめの格安SIMがあります。
この記事では、OCNモバイルoneを含む無制限の格安SIM17社を紹介!また以下についても解説していきます。
- 無制限のプランの種類
- データ通信無制限の注意点
- 無制限格安SIMでのテザリングの可否
この記事を読めば無制限の格安SIMが、どのようにお得なのか、何が使い放題なのかなどを理解でき、あなたにおすすめの格安SIMが見つけられるかと思いますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
- 1 格安SIM(MVNO)にもデータ通信無制限プランがある
- 2 格安SIM(MVNO)データ通信無制限プランの注意点
- 3 おすすめの格安SIM(MVNO)17社を比較
- 4 格安SIM(MVNO)のデータ通信無制限プランでテザリングは快適に使える?
- 5 格安SIM(MVNO)の通信品質は良い?WEBの口コミを集めてみた!
- 6 まとめ
格安SIM(MVNO)にもデータ通信無制限プランがある
データ通信無制限といえば大手携帯電話キャリアのみが提供しているプランという印象が強いですが、格安SIMにもデータ通信無制限プランを提供しているキャリアがあります。
その数は10社以上あり、今や無制限プランの選択肢として格安SIMは外せないものとなっています。
後ほど一覧で紹介しますが、各社、無制限プランの料金やオプションなどそれぞれ特徴があります。
その前に、無制限プランには主に「4つの無制限」があることを知っておくと、理解が深まるでしょう。
データ通信無制限の種類は4つ!自分に合った無制限を選ぼう
無制限プランといっても、どういった条件で無制限なのかがさまざまで、大きく分けると4つの無制限プランがあります。
- データ通信無制限
- カウントフリー
- 通話無制限・かけ放題プラン
- 低速モードの使い放題
以上の無制限について、どういった人におすすめなのかなど、ひとつずつ解説していきます。
データ通信無制限プラン
その名の通り、インターネット使い放題の「データ通信無制限プラン」。
無制限と聞いて一番想像するのが、このプランなのではないでしょうか。
基本的にインターネットをどれだけ使おうとデータ通信が止まることはありませんし、通信量によって低速になったり月額料金が高くなるといった心配もありません。
ギガ放題と呼ばれるの基本このプランです
- 月ごとのデータ容量をいちいち気にしたくない人
- 毎月20GB以上のデータ容量を使う人
- 月末まで安定した通信をおこないたい人
データ通信無制限のおすすめ格安SIM
カウントフリー
最近サービスとして定着してきたカウントフリーというプランですが、この言葉を聞きなれている人は意外に少ないかもしれません。
どういったプランなのか分かりやすく説明すると「特定のサービスそのものにかかる通信量をカウントしない」といった仕組みのプランです。
例えば、LINEをカウントフリーとして提供している場合、LINEにかかるビデオ通話やメッセージのやり取りなどすべて通信量がかからず、データ使い放題状態になります。
「YouTube見放題」や「U-NEXT見放題」など、キャリアによってどのサービスをカウントフリーで提供しているかは異なりますので、自分がよく使うサービスがカウントフリーになっているキャリアプランを選ぶのがよいでしょう。
- 特定のサービスやアプリをよく使う人
- 動画視聴メインの私生活を送っている人
- 外でも屋内でもストリーミングで音楽を聴いている人
カウントフリーでデータ通信無制限のおすすめ格安SIM
通話無制限・かけ放題プラン
回線データというのはインターネット閲覧で使う通信以外に、通話に使う通信もデータとして含まれます。
通話無制限・かけ放題プランはその「通話にかかるデータ通信を無制限で使い放題」とするプランで、よく電話アプリなどで通話をおこなう人にピッタリなプランです。
通話料金というのは普通のインターネット通信量よりも料金がかかりやすく、電話を多くおこなった月は予想していたよりも多額の通話料金になることもあります。
知っておきたいこととしては、通話無制限・かけ放題プランにもいくつか種類があります。
- 一定の時間のみ(5分や10分以内など)のかけ放題
- 特定の相手や同じ回線を使っている人のみへのかけ放題
- 完全無制限で誰に何分通話をしてもかけ放題
これらはプランの種類によって料金も変わります。特に完全無制限のかけ放題プランは一番料金が高い傾向にあります。
- 通話料金が高いと感じている人
- 通話時間が長くなってしまう人
通話無制限でかけ放題のおすすめ格安SIM
1Mbps程度の速度で使い放題の低速モード
「1Mbps程度の低速モードが無制限で使い放題」とはどういうことなのか分かりやすく解説すると、
まず、通信制限などで通信が低速状態になったとき、基本的にそれ以降のデータ通信制限はかかりません。
この仕組みを言いかえれば、各キャリアが定める制限後の最大速度でデータ通信が無制限で使い放題ということです。
低速状態を許容できる人であれば、制限がかかろうとまったく通信ができなくなるわけではないので、実質使い放題という感覚になります。
ちなみに、1Mbps程度の低速モードで一体何ができるのかというと、以下のようなことは可能です。
- LINEなどの連絡アプリ→メッセージ・通話が可能
- SNSのツイッターなど→タイムラインを眺める、ツイートするなど可能(動画再生などは圧縮される)
- YouTubeなどの動画サイト→低画質再生~標準画質(安定性はない)
- WEBサイト→文字メインのページの閲覧は可能、画像などが多いサイトは表示が遅い可能性がある
データ通信無制限の低速モードが比較的速いおすすめ格安SIM
格安SIM(MVNO)データ通信無制限プランの注意点
格安SIMのデータ通信無制限プランは「安くて、使い放題」という良い面が目立ちますが、何も考えずに契約すると思ってもみなかったことで後悔する可能性があるので、注意が必要です。
格安SIMのデータ通信無制限プランを契約する際に、具体的にどんな注意点があるのかというと、以下3点。
- 「無制限でデータ通信使い放題」でも速度制限がある
- 「カウントフリー」でも満足にデータ通信ができるとは限らない
- SIMという物自体を理解していないと機能的な部分で不便さを感じる
ひとつずつ、詳しく解説していきます。
「無制限でデータ通信使い放題」でも速度制限がある
「無制限でデータ通信が使い放題」という言葉はウソではありません。
ウソではないというのは、データ通信容量が0になり一切使えなくなることは絶対に無いという意味でもあります。
ただし、注意しなければいけないポイントとして「通信速度には制限があるということ」です。
無制限に高速データ通信が使えるプランは事実上無い
まず、インターネット回線全般に言えることですが、無制限に高速データ通信が使えるプランは事実上ありません。
その理由は、 ネットワークの容量は無限ではないのが前提としてあり、もしも契約するユーザー全員がインターネットを過剰に利用した場合、回線容量がパンクして、最悪全ての回線が止まってしまいます。
また、一部のユーザーが過剰にインターネットを利用することで、適切に使っているユーザーの回線すらも遅くなってしまうということも可能性としてあります。
これではサービスとしての平等性が一切無い状態です。
つまり、契約しているユーザー全ての人に平等にサービスを提供するために通信速度制限が設けられているのです。
格安SIMの無制限プランも同じで、データ通信自体はいくらでもできますが「〇時~〇時の間は最大32kbpsの通信速度になります。」のような速度制限が設けられているのが通常となります。
そのため、一定の条件下ではかなり通信速度が遅くなることがあるので、インターネットを使った大事な用事があるときにちょうど速度制限にかかるリスクもあるので注意が必要です。
「カウントフリー」でも満足にデータ通信ができるとは限らない
特定のサービスにかかるデータ通信は使い放題の「カウントフリー」ですが、通信速度が遅くなるような環境だと満足に利用できない可能性があります。
特に動画系サービスのカウントフリーでは、速度遅延にかかった場合「このプランを契約した意味がない!」と思うほど動画が見れない場合があり、速度遅延にかかっていなくても「格安SIMの通信サービス上の仕組みで、通常よりも遅く感じる」ことがあります。
格安SIMが安い価格で提供できる背景には、大手キャリア回線の一部を借りているという提供方法の仕組みがあるからなので、当然大手キャリア回線よりもデータ通信枠が少なく、速度が遅延しやすいという特性があります。
そのため、データ通信制限がかかっていなくても、大手キャリア回線と比較するしてと遅い場合が稀にあります。
回線サービスを理解していないと機能的な部分やサポートで不便さを感じる
格安SIMの最も良いところは名前の通り「料金が安い」という点ですが、端末のバックアップや電話番号の移行、キャリアメールが使えないことなど、あらゆる面で大手キャリアと機能的な違いがあることを認識しておかなければなりません。
これまで大手キャリアの回線を使っていた人は、あらゆるサポートを当然のように受けていたかと思いますが、格安SIMは大手キャリアほどサポートが充実していないです。
例えば、何か端末の機能などで分からないことがあった場合、大手キャリアほどサポート体制が整っているわけではないので、全然カスタマーセンターに繋がらない、すぐに解決に至らないなどの問題があります。
また、電話番号の引継ぎの手続き(MNP制度)が、難しい人には難しく感じることもあります。
格安SIMはある程度、回線サービスの仕組みなどを理解している人でないと、うまく活用できない可能性があるというのが注意点です。
おすすめの格安SIM(MVNO)17社を比較
格安SIM自体はもっとたくさんありますが、今回はかけ放題プランやカウントフリー、回線速度などがそこそこ評判の良い格安SIMを17社をピックアップし比較してみました。
楽天モバイル | mineo | ワイモバイル | UQモバイル | LIBMO | LINEMO | OCNモバイルone | nuroモバイル | BIGLOBEモバイル | J:COMモバイル | LinksMate | QTモバイル | イオンモバイル | b-mobile | IIJmio | BIC SIM | exciteモバイル | ||
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基本月額料金 | 3GB:1,078円 20GB:2,178円 20GB~:3,278円 | 1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 | 3GB:2,178円 15GB:3,278円 25GB:4,158円 | 3GB:1,628円 15GB:2,728円 25GB:3,828円 | 3GB:980円 8GB:1,518円 20GB:1,991円 30GB:2,728円 ※音声通話機能付きSIM | 3GB:990円 20GB:2,728円 | 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 | 3GB:792円 5GB:990円 8GB:1,485円 20GB:2,699円 | 1GB:1,078円 3GB:1,320円 6GB:1,870円 12GB:3,740円 20GB:5,720円 30GB:8,195円 | 【Aプラン】 1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 | 【Dプラン】 3GB:1,760円 5GB:2,310円 7GB:2,860円 10GB:3,406円 | 1GB:737円 3GB:902円 5GB:1,210円 10GB:1,870円 20GB:2,970円 30GB:3,905円 50GB:5,500円 | 2GB:880円 3GB:1,210円 6GB:1,430円 10GB:1,650円 20GB:1,870円 30GB:2,970円 | 1GB:858円 3GB:1,078円 5GB:1,298円 10GB:1,848円 20GB:2,178円 50GB:6,358円 | 1GB:1,089円 3GB:1,529円 5GB:1,969円 10GB:3,069円 20GB:5,269円 | 2GB:858円 4GB:1,078円 8GB:1,518円 15GB:1,848円 20GB:2,068円 | 2GB:858円 4GB:1,078円 8GB:1,518円 15GB:1,848円 20GB:2,068円 | ~3GB:880円 7GB:1,430円 12GB:1,980円 17GB:2,750円 25GB:3,245円 |
データ無制限 | 〇 20GB以降無制限(楽天エリアのみ) エリア外は20GB以降1Mbpsで無制限 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 | ✕ | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | |
カウントフリー | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | 〇 LINE使い放題 | 〇 MUSICカウントフリー | 〇 あげ放題 (アップロード時のデータ通信無制限) | 〇 エンタメフリーオプション (YouTube/AbemaTV/Apple Musicなど) | 〇 J:COMオンデマンド for J:COM LINK (ドラマ・バラエティ・スポーツ中継無制限視聴) | 〇 アプリゲーム・動画配信・SNS | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | |
かけ放題 | 〇 国内通話はかけ放題 | ◎ 10分かけ放題(550円/月) 時間無制限かけ放題(1,210円/月) | ◎ 10分かけ放題(770円/月) 時間無制限かけ放題(1,870円/月) | ◎ 最大60分定額通話パック(550円/月) 10分かけ放題(770円/月) 時間無制限かけ放題(1,870円/月) | 〇 | ✕ | ◎ 通話する人トップ3番号かけ放題(935円/月) 10分かけ放題(935円/月) 完全かけ放題(1,430円/月) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ 5分かけ放題(550円/月) 10分かけ放題(935円/月) フルかけ放題(1,650円/月) | 〇 | ◎ 5分かけ放題(500円/月) 10分かけ放題(700円/月) フルかけ放題(1,400円/月) | ◎ 5分かけ放題(500円/月) 10分かけ放題(700円/月) フルかけ放題(1,400円/月) | 〇 | |
平均速度(実測値) | 下り速度: 43.03Mbps 上り速度: 22.46Mbps | 下り速度:38.78Mbps 上り速度:8.62Mbps | 下り速度:64.69Mbps 上り速度:16.34Mbps | 下り速度:63.73Mbps 上り速度:11.48Mbps | 下り速度:27.09Mbps 上り速度:12.79Mbps | 下り速度:81.15Mbps 上り速度:16.69Mbps | 下り速度:72.16Mbps 上り速度:11.23Mbps | 下り速度:50.76Mbps 上り速度:12.36Mbps | 下り速度:18.23Mbps 上り速度:7.77Mbps | 下り速度:103.63Mbps 上り速度:12.35Mbps | 下り速度:93.26Mbps 上り速度:13.45Mbps | 下り速度:2.05Mbps 上り速度:5.72Mbps | 下り速度:57.87Mbps 上り速度:14.83Mbps | 下り速度:20.36Mbps 上り速度:9.14Mbps | 下り速度:45.28Mbps 上り速度:10.25Mbps | 下り速度:35.78Mbps 上り速度:9.65Mbps | 下り速度:104.94Mbps 上り速度:18.98Mbps | |
初期費用 | 0円 | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) | 0円 | 0円 | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) 440円(SIMカード準備料) | 新規契約の場合0円 | 3,300円(事務手数料) | 0円 | 3,300円(事務手数料) 375.1円(SIMカード発行料) | 3,300円(SIMカード代金) | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) | 3,300円(事務手数料) | |
利用回線 | 楽天回線4G LTE 楽天回線5G パートナー回線(au) | docomo au ソフトバンク | ソフトバンク | au | docomo | ソフトバンク | docomo | docomo au | docomo au | au | docomo | docomo | docomo au | docomo ソフトバンク | docomo au | docomo au ソフトバンク | docomo | |
※価格は全て税込価格表記です。 横スクロールできます→ |
こちらの記事も参考にしてみてください。
【2023年最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選!
高速通信で無制限に使える格安SIM(MVNO)はどれ?
楽天モバイル
楽天モバイルはdocomo、au、ソフトバンクに次ぐ携帯電話キャリアです。
「Rakuten UN-LIMIT VII」という従量課金制の料金プランのみのワンプラン展開で分かりやすさを追求しつつも、データ無制限、通話もかけ放題など充実したプラン内容で、今最も注目されています。
従量課金制なので、データ通信を使わなければ料金は安くなりますが、データ通信を多く使ったとしても最高で3,278円しかかかりません。
20GB経過後はどれだけ使っても無制限で、注目すべきところは「楽天回線エリア内は高速データ通信のまま使い放題」とういう点です。
楽天回線の対応エリアは現在急速に広がりつつあり、5Gにも対応しています。特定のアリアでは5Gが無制限で使い放題になるのもポイント。
楽天回線のエリア外だと低速通信モードでのデータ通信となりますが、それでも最大1Mbpsと比較的快適に利用できる速度で利用できます。
mineo(マイネオ)
docomo、au、ソフトバンクの3大キャリアに対応している格安SIMです。
データ容量20GBが音声通話付きで2,178円と、他社と比べてもかなり安い価格で提供しているのが魅力です。
また、音声通話を付けないデータ通信のみのプランもあり、そちらはさらに安い価格になっており、ネットのみ使いたいという人にもピッタリなプランを展開しています。
なお、注意点としては容量を使い切った後は最大200kbpsの低速モードになるので、使い切りのプランという認識をしておいたほうがよいでしょう。
では、無制限のプランは無いのかというと、実は「マイそく」という「通信速度で選ぶデータ無制限プラン」もあります。
1.5Mbp〜3Mbpsの速度で選べるプランで、大容量のデータ通信をおこなわない人に向けた無制限プランです。
日常生活でWEBサイトやSNS、ちょっとした動画を閲覧する程度であれば十分な速度ですので、データ容量を気にしたくない人はマイそくプランを選ぶとよいでしょう。
また、マイそく以外にオプションとして「パケット放題 Plus」という無制限オプションもあります。
月々385円(10GB以上のプランは無料)、最大1.5Mbpsの通信速度で利用できるので、パケット放題 Plusを通常のGB制限プランにオプションとして付けるとお得になる可能性があります。
その場合、通常のキャリア通信(高速データ通信)と使い放題の通信(1.5Mbps)をmineoスイッチの切り替えで、いつでもすぐに使い分けることができるので「高速データ通信も使いたいし制限かかりたくない」という人はパケット放題 Plusを組み合わせるとお得です。
低速通信でも無制限に使える格安SIM(MVNO)はどれ?
ワイモバイル
「ワイモバイル」はソフトバンクのサブブランドで、高品質かつシンプルな料金プランが魅力です。
ソフトバンク回線を利用するので通信の安定性はお墨付き。余ったデータ通信容量は翌月繰り越しなので、無駄なく使えます。
[S・M・L」どのプランもデータ通信容量が決まっているプランですが、容量超過後も止まることなく最大1Mbps(Sプランは最大300kbps)の通信速度で無制限・使い放題となります。ただし、UQモバイルなどの低速モードというもの自体がないので、通信環境に左右されやすく、時間帯によっては遅いと感じる時もあるでしょう。
UQモバイル
auのサブブランドキャリアとして名高いUQモバイル。
auの高速回線を利用しているので、安定したデータ通信を利用できることが最も魅力的に感じますが、独自プランの「くりこしプラン」も忘れてはいけない魅力ポイントです。
くりこしプラン+5Gは「S・M・L」の3つが用意されており、それぞれデータ容量が月に「3G・15G・25G」とデータ容量ごとに料金が変わるプランになっています。
特筆すべきは、通信データ容量が余った場合、その容量を翌月に繰り越せるという点です。
例えば、25GB使える「くりこしプランL」を契約し10GBしか使わなかったという場合、翌月のデータ容量は35GBに増量されます。
データ容量を実質無制限でしっかり無駄なく使いたいという人におすすめな格安SIMといえるでしょう。
LIBMO
「LIBMO」はTOKAIホールディングスが提供するdocomo回線が使える格安SIMです。
LIBMOの特徴としては「データ通信専用SIM」「音声通話機能付きSIM」2つの専用SIMが選べ、それぞれデータ容量ごとの料金プランがあることです。
また、データ通信専用SIMのライトプランでは、最大通信速度200kbpsまでの無制限データ通信が利用できるので、ちょっとしたLINEやメールしか使わないという場合は、ライトプランが価格的にもお得です。
20GBの場合の料金は1,991円で業界各社のなかでは安いほうなのと、docomo回線なので品質に問題はなく、幅広いエリアで使えるので、初めての格安SIMとして選んでもよいといえるでしょう。
カウントフリーが充実しているデータ通信無制限の格安SIM(MVNO)はどれ?
LINEMO
「LINEMO」はLINEに特化したカウントフリーがある格安SIMです。
基本プランは3GBと20GBの2つですが、データ通信容量超過後もLINEギガフリーが対応されてLINEのトークや音声・ビデオ通話は制限されることなく、無制限で使い放題です。
連絡に関してはLINEがメインという人にとって、非常にお得なプラン展開となっています。
また、データ通信容量が超過しても最大1Mbps(ミニプランは最大300kbps)の通信速度でデータ通信が使い放題です。
OCNモバイルone
OCNモバイルoneはNTTコミュニケーションズがサービス提供する、高品質docomo回線が利用可能な格安SIMです。
docomo回線の格安SIMの中で最も安定した回線速度を誇り、1カ月ごとのコース変更やデータ通信容量の繰り越し、カウントフリーなど充実したプラン内容が注目です。
通信品質に関しては公式サイトでも掲載している通り8.17Mbpsと高水準を誇り、常日頃からネットワーク増強をしているので、安定した通信を望んでいる人にとっておすすめしたい格安SIMともいえます。
また、MUSICカウントフリーなどもあり、データ通信容量を気にせず音楽を楽しむことができます。
対象サービスはAmazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)、ANiUTa、AWA、dヒッツ、LINE MUSIC、Spotify、ひかりTVミュージック、と多くの音楽配信サービスを無制限で利用できます。
ただし、Apple Musicが無いのは残念なポイントではあります。
nuroモバイル
「nuroモバイル」はdocomo、au、ソフトバンクの3回線対応の格安SIMで「音声付きSIM」「データ通信+SMS SIM」「データ通信専用SIM」の3タイプのSIMが選べます。
ユーザーのタイプに合った6つのプランを展開しており、一番料金が高いプランでも2,699円なので気軽に利用できます。
また、アップロード時のデータ通信量がカウントフリーとなる「あげ放題」オプションもあり、インターネットへデータを送るときの通信が全て無制限で使い放題となります。
頻繁にライブ配信や動画データをアップロードするような人にはピッタリな格安SIMといえます。
BIGLOBEモバイル
「BIGLOBEモバイル」はdocomoとau回線に対応している格安SIMです。
1GB〜30GBまで幅広いデータプランが用意されているのと、動画や音楽に特化したカウントフリーサービス「エンタメフリーオプション」を提供しています。
YouTubeやAbemaTV、Apple Musicなど全21種類のサービスにおける通信がすべて無制限で使い放題となります。
J:COMモバイル
「J:COMモバイル」はau回線の格安SIMです。
1・5・10・20GBの4つのプランを展開しており、他のJ:COMサービスを契約することで20GBプラン以外は2倍のデータ容量に増量できる「データ盛」のオプションも同時展開しています。
また、余ったデータ通信容量は自動繰り越しとなるので、無駄なくデータを使えるのも良いところ。
ドラマやバラエティ、スポーツ中継などがカウントフリーで視聴できる「J:COMオンデマンド for J:COM LINK」アプリも提供しているので、テレビ番組をよく見る人にピッタリな格安SIMといえます。
LinksMate
「LinksMate」は株式会社LogicLinksが提供するdocomo回線の格安SIMで、ゲーマーのためのSIMというコンセプトを掲げている少し変わった格安SIMです。
まず注目すべきはアプリゲームの通信をカウントフリーで利用できること。音楽ゲームや育成ゲームなど多くの流行りのゲームがカウントフリーでプレイできるのに加え、SNSや動画視聴アプリなどもカウントフリー対象になっています。
例えば、ゲームでいうと流行りの「ウマ娘」「アイドルマスター系列」「刀剣乱舞」などなど、ユーザーが多いゲームも対象です。
加えて「U-NEXT」「ニコニコ動画」「AbemaTV」、その他SNS各種のサービスもカウントフリーで利用できます。
また、LinksMateとゲーム連携すると、各種ゲーム内で使えるアイテムや、アイテムと交換できる「スター」という特典が毎月貰えるので、お得にゲームをプレイできます。
通話無制限のかけ放題でおすすめの格安SIM(MVNO)はどれ?
QTモバイル
「QTモバイル」は九州電力グループの通信会社「QTnet」が運営している、docomo、au、ソフトバンクの3大キャリアに対応の格安SIMです。
乗り換え時に、大手キャリアで購入した端末をSIMロック解除手続き無しでそのまま使えるので、余計な費用がかかりません。
無制限かけ放題オプションを付けることによって、スマホ同士、さらには固定電話や携帯電話にも通話し放題となりますので、通話料金を抑えたい人にピッタリな格安SIMです。
イオンモバイル
「イオンモバイル」はその名の通り大手スーパーのイオンが提供している格安SIMです。
「ひとりでつかう音声プラン」「家族で使うシェアプラン」「ネットだけのデータプラン」の3プランを展開しており、毎月のデータ通信容量が1GB単位で柔軟に選べるのがポイント。無駄なくスマホ代を節約できます。
また、プラン変更はいつ何度でも無料でできるので、お試しで使ってみたいという人にもおすすめの格安SIMです。
通話無制限のかけ放題定額プランもあるため、抑えるべきところは抑えているといった格安SIMともいえるでしょう。
格安SIM(MVNO)のデータ通信無制限プランでテザリングは快適に使える?
格安SIMを契約したことのない人は、格安SIMでもテザリングができるのか疑問に思うでしょう。
結論からお伝えすると、格安SIMでもテザリングが可能です。ただし注意点として、機種やキャリアによってはテザリング機能が無いものもあります。
端末やキャリアがテザリングに対応していれば問題なくテザリングが利用できすし、テザリングサービス自体を無料で提供しているキャリアが多いので余計な費用もかかりません。
例えば、UQモバイルなどはテザリングサービスを無料で提供しています。
また、格安SIMのテザリングにおける懸念点としては「通信速度は満足のいくものなのか」ですが、意外なことに格安SIMのテザリングでも快適な通信ができるという声があります。
最も安定性のありそうなのは楽天モバイルですが、他の格安SIMも利用環境によっては問題なく快適なテザリング通信が可能といえます。
格安SIM(MVNO)の通信品質は良い?WEBの口コミを集めてみた!
格安SIMと聞くと、通信の品質はどうなんだろうと思う人はたくさんいると思います。
インターネットが普及している現代においては繋がらない場所を見つける方が難しいくらいに通信品質はどのキャリアも安定しているといえます。
その中でもUQモバイルやワイモバイルは昼夜問わず安定して通信ができるとの口コミがあります。
確かに、格安SIMの中でも大手キャリアの通信は安定性があるという意見が多いです。
まとめ
いろんな無制限がある格安SIMをこの記事では紹介してきました。
格安SIM自体数が多く、どのキャリアがどのような無制限サービスを提供しているのか分かりにくく迷っていた人も、この記事を読んで参考になったかと思います。
通話やデータ通信、動画サービスやSNSなど、多くの無制限プランがあるので、自分はどのような利用を望んでいるのかを明確にしてキャリアを選ぶとよいでしょう。
まとめとして、数ある格安SIMの中で特におすすめなのは以下でしょう。
- 価格の安さと使いやすさなら「楽天モバイル」
- 通信の安定性を求めるなら「OCN モバイル ONE」
- アプリゲームやネット動画サイトをよく使うなら「LinksMate」
- 通話をよく使うなら「mineo」
各キャリアが毎月のようにおこなっているキャンペーンなども合わせると、もっと安くお得に格安SIMを利用できるので、公式サイトも必ずチェックしておきましょう!