現在ソフトバンクを使っていて、毎月の料金が高いなと感じることはありませんか?
また同時に「料金が安いと噂の楽天モバイルに乗り換えたい…」と思っている人も多いのではないでしょうか。
乗り換えを検討している人は、以下のような疑問があると思います。
「楽天モバイルに乗り換えて料金が本当に安くなるのか?」
「楽天モバイルに乗り換える方法や手順は?」
「そもそも楽天モバイルは、どんなキャリアなの?」
上記のような疑問があってなかなか乗り換えに踏み出せない人もいるかと思います。
この記事では「ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えを検討している人」に向けて、以下の内容を徹底解説していきます。
- 楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
- 楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリット
- 楽天モバイルに乗り換える手順
- ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるタイミング
楽天モバイルに乗り換えを検討している人は、ぜひ最後まで読んで、乗り換え時の参考にしてみてください。
目次
楽天モバイルへの乗り換えがおすすめな人
楽天モバイルへの乗り換えを検討するとき、自分にとってメリットはあるのか気になると思います。
まず端的に以下のような人は、楽天モバイルの乗り換えでメリットを感じやすい人と考えてよいでしょう。
- 料金を気にせず気軽に通話したい人
- 楽天のサービスをよく使う人
- iPhoneを安く購入したい人
これらに該当する人は、ソフトバンクから乗り換えたとき、料金やサービス面において満足感を得られることでしょう。
ひとつずつ詳しい理由を説明していきます。
料金を気にせず気軽に通話したい人
ソフトバンクの通話料金と比較すると、国内かけ放題が無料で使える楽天モバイルの方が安いです。
まずソフトバンクの通話料金は、以下のようになっています。
- 準定額オプション→「月額880円で1回5分以内の国内通話が無料」
- 定額オプション→「月額1,980円で24時間いつでも国内通話が無料」
一方、楽天モバイルの場合、通話料金は以下となります。
- 国内通話どこでもかけ放題の完全無料(※Rakuten Linkアプリの場合)
- 15分(標準)通話かけ放題→「月額1,100でOS標準アプリでの1回15分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信が使い放題」(※標準搭載される通話アプリの場合)
「15分(標準)通話かけ放題」は、iPhoneなど端末に標準搭載される通話アプリに慣れている人にとって嬉しいオプションです。
アプリを使えば完全無料で、オプションをつけてもソフトバンクよりも1分あたりの通話料が安い。通話料金の面において楽天モバイルへの乗り換えはメリットしかありません。
また、Rakuten Linkアプリで通話をかける際、相手側は標準の通話アプリでもOKですので、仕事先や実家へのちょっとした通話など、活用幅がかなり広いです。
楽天のサービスをよく使う人
楽天市場や楽天トラベルなど、楽天のサービスをよく使う人は、楽天モバイルを契約するとお得です。
楽天モバイルを利用するだけで、楽天市場での買い物において楽天ポイントが+1倍、キャリア決済の利用では+0.5倍となり、貯まった楽天ポイントは楽天モバイルの月々の支払いに充てることができるので、ポイントを有効活用できます。
また、乗り換え&初回契約で最大26,000相当の楽天ポイントが貰えるので、初めての人こそおすすめです。
効率よくポイントが貯まり、無駄なく使えるので、日々お得さを感じることができるでしょう。
+0.5倍・・・200円につき1ポイント付与
iPhoneを安く購入したい人
楽天モバイルは他社キャリアと比べてiPhoneの通常販売価格が最も安いです。(Apple Storeでの販売価格と同価格)
それに加え、乗り換えキャンペーンなどの楽天ポイント還元があるため、さらに安く端末を購入することができます。
そして、楽天モバイルの端末は全てSIMフリーなので、端末目当てで楽天モバイルを契約するというのもアリです。
iPhoneの乗り換えキャンペーン
iPhoneの乗り換えキャンペーンを活用することで、お得に最新のiPhoneを手に入れることができます。
現在開催中の「ダブル突破記念キャンペーン!」と「iPhone超トク乗り換えキャンペーン」は、新規契約や他社からの乗り換え&機種購入で最大それぞれ35,000円・25,000円相当のポイントが還元される、超お得なキャンペーンです。
購入する機種によって還元されるポイントが異なりますが、少なくとも20,000ポイント以上は還元されるキャンペーンですので、ぜひ活用ください。
ダブル突破記念キャンペーン!
- 【条件1】初めての申し込み→5,000ポイントGET
- 【条件2】iPhone13(Pro MAX、Pro、miniも含む)4シリーズの購入→20,000ポイントGET
- 【条件3】※楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム付与→5,000ポイントGET
- 【条件4】10分(標準)通話かけ放題オプション初回申し込み→5,000ポイントGET
- 【条件1】初めての申し込み→5,000ポイントGET
- 【条件2】iPhone12(Pro MAX、Pro、miniも含む)4シリーズの購入→15,000ポイントGET
- 【条件3】※楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム付与→5,000ポイントGET
- 【条件4】10分(標準)通話かけ放題オプション初回申し込み→5,000ポイントGET
iPhoneを48回分割で購入した場合、無料で機種変更するには本来48回分全てを支払う必要があるのですが、このプログラムでは半分の24回分のみ支払いでOK。
支払い後に古い端末を返却することで最新のIPhoneにいつでも機種変更できるという内容です。
月々の機種代を下げつつ、2年で新しい機種にできるというのが魅力です。ずっとiPhoneを使い続ける人にとってはお得感があります。
※iPhoneを楽天カードの48回払いで購入することが条件です。
iPhone超トクのりかえキャンペーン
- 【条件1】「Rakuten UN-LIMIT VI」へ、他社からの乗り換え(MNP)で申し込み
- 【条件2】「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン利用開始
- 【条件3】「Rakuten UN-LIMIT VI」お申し込みの翌月末日23:59までに「Rakuten Link」の利用(発信後10秒以上の通話)→20,000ポイントGET
- 【条件4】10分(標準)通話かけ放題オプション初回申し込み&標準アプリで10秒以上の通話→→5,000ポイントGET
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルに乗り換えを考えている人は、どんなメリットがあるのか気になることでしょう。
これまで使っていたソフトバンクよりもお得になったり、使いやすくなる点は以下の9つです。
- 複雑な料金プランから単純なワンプランへ
- 月額料金が安くなる
- 通話発信・SMSが無料で使える
- 契約期間の縛りがなくなる
- テザリングが無料で使える
- データ容量が無制限に使える
- 新しい端末を実質0円で購入できる
- 楽天ポイントが効率的に貯まる
- 海外でも無料で使える
ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換えは、料金やサービスなど、どれをとっても大きなメリットがあるといえます。
ひとつずつ詳しく解説していきます。
複雑な料金プランから単純なワンプランへ
楽天モバイルは他大手キャリアと比べると、料金プランが単純でわかりやすいです。
というのも、楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ 」のワンプランで展開しているので、どの料金プランにするかなどで迷うことはありません。
- 最大料金3,278円で無制限使い放題(4G/5G共通)
- 使ったデータ量分だけの料金がかかり3GB未満なら月額料金が1,078円
- Rakuten Linkアプリを使えば国内通話がかけ放題
- 契約事務手数料、契約解除料、※MNP転出料すべて0円
プラン契約から解約まで、わずらわしい手数料が一切かからず気軽に契約できるのでどんな人でも使いやすいプランといえるでしょう。
また、契約期間ごとに変動するような複雑な料金システムなどがないため、安心して使い続けることができます。
月額料金が安くなる
ソフトバンクと比べると楽天モバイルの利用料金はかなり安いです。
実際に似たようなプランを比較してみると料金はそれぞれ以下のようになります。
【楽天モバイル】Rakuten UN-LIMIT VI 1GBまで 0円
【楽天モバイル】Rakuten UN-LIMIT VI 3,278円
※Rakuten UN-LIMIT VI は無制限の定額プランと従量制プランが合体しているプランです。
上記の表を見ていただけるとわかりますが、圧倒的に楽天モバイルの料金が安いです。
これまで7,000〜10,000円程度かかっていた携帯料金が、楽天モバイルへ乗り換えると高くても3,278円しかかからないので、大幅に月々の通信費が削減できます。
そして、Wi-Fiなどを活用し、通信量3GB未満に抑えることができれば、業界最安水準の1,078円での運用ができます。
通話発信・SMSが無料で使える
楽天モバイルが提供している通話アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話発信がすべて無料となります。
また海外から日本への通話発信も無料なので、旅行先や出張先でも手軽に利用できるのが良いところ。
Rakuten Linkは通常の通話アプリと同じように使えるので、操作に困ることもないですし、通話相手は「Rakuten Link」を使う必要がないので、さまざまなシーンでお得に通話できるでしょう。
Androidの場合だと着信も無料なので、友人や家族からの電話もかけ直す必要がありません。
SMSの利用も国内外無料で、メッセージでのやりとりも楽しめます。
契約期間の縛りがなくなる
ソフトバンクなどの大手キャリアは基本的に2〜3年契約の縛りがあり、途中で解約すると契約残存期間に応じた解約料金がかかります。
一方、楽天モバイルの場合は、いつ解約しても料金がかからない契約期間縛りなしのプランを展開しているため、一定期間のみ契約するなど柔軟な利用が可能。
縛りがないというだけでストレスも感じず、気軽に利用できるところが魅力です。
※契約時に端末を分割購入した場合、その端末購入代金は完済するまで月々支払う必要があります。
契約期間の縛りがなくなると、海外出張などで一定期間だけ使いたい場合に便利だったり、新しいもの好きな人が契約を乗り換えたい時にすぐに乗り換えられるなどのメリットがあります。
テザリングが無料で使える
楽天モバイルはテザリング機能が無料で利用できます。
外出時に楽天モバイルの端末を持っていれば、パソコンの通信機器としても使えるので、非常に便利です。
ソフトバンクはテザリングを利用するためには月額550円かかります。一部無料でテザリングオプションが使えるプランがありますが、月額料金が高めなので、楽天モバイルを選んだ方がお得でしょう。
Wi-Fi、USBケーブル、Bluetooth®と、テザリングにおけるすべての接続方法が利用できます。(※機種によって一部利用できない場合があります。)
データ通信が安価で無制限に使える
楽天モバイルは20GB超過後、3,278円の一定額でデータ通信が無制限で利用できます。
YouTubeをずっと見続けても、外出先でずっとテザリングし続けても3,278円以上の料金はかかりません。
テレワークでも楽天モバイル1台契約しておけば、通信費を劇的に抑えることができるので、新しくネット環境を整えたい人にもおすすめでしょう。
ちなみに、20GBを超過しなければ、月額料金は20GBまで2,178円、3GBまで1,078円と段階的にもっと安くなります。
実際、インターネットが普及したとはいえ、一般的なネット利用で1ヶ月20GBを超える通信利用はあまりありません。
高解像度の動画視聴やファイルダウンロード・アップロード、ビデオチャットなどを毎日数時間単位でおこなう人でないと20GBを使い切ることはないでしょう。
新しい端末を実質0円で購入できる
iPhoneなどは価格そのものが高いので0円にはなりませんが、Android製品に限って実質0円で端末を購入できます。
楽天モバイルでは、契約・乗り換え時に数万ポイントの楽天ポイントが還元されるキャンペーンがあります。
その楽天ポイントを使って端末を購入することにより、実質0円で端末購入が可能となります。
注意点としては、楽天ポイントは翌々月に還元される仕組みなので、契約と同時に端末購入する場合、還元予定のポイントを代金に充てることはできません。
- まずSIMのみの乗り換えをする
- 翌々月にポイント還元されるまで古い端末を使う
- ポイントが還元されてから新しい端末を購入する
上記の手順を覚えておきましょう。「端末購入はポイント還元された後に!」です。
ポイント還元後の端末購入であれば、分割金額にポイントを充てることも、ポイントで端末代金を一括相殺することも可能です。
楽天ポイントが効率的に貯まる
楽天モバイルを契約し、使い続けることで楽天ポイントがどんどん貯まります。
契約時のキャンペーンでのポイント獲得に加え、契約中は楽天市場でのポイントが+1倍、楽天モバイルのキャリア決済利用で+0.5倍、その他楽天のサービス利用や買い物でポイント還元率がもっと高くなります。
楽天市場の買い物でポイント最大15倍にもなるので、効率的にポイントを貯めて活用できます。
貯まった楽天ポイントは楽天モバイルの月額料金に充てることができるので、料金がかかった月はポイントを使って相殺という利用も可能となります。
大手キャリアよりもあらゆる面で倹約できるのが、楽天モバイルの良い点です。
海外でも無料で使える
海外でも楽天モバイルは無料で使えます。
通話やSMSはRakuten Linkによって無料で発信できると前述しましたが、データ通信も2GBまで無料で利用できます。
Wi-Fi環境のある海外なら、2GB以内にデータ通信量を抑えることもできるので、国内と同じようにストレスなくネット利用ができるでしょう。
ちょっとした旅行や出張時などでも、海外専用のポケットWi-Fiを契約する必要がなく、手間がかからないのが嬉しいですね。
2GBを超過してしまっても、データ容量を500円/1GBでチャージ可能なので、安心して楽天モバイルを利用できます。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるデメリット
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることによるデメリットも少なからずあります。
主に解約時におけるデメリットですが、人によってはこれらのデメリットがない場合もありますので、そこまで重要視しなくてもよいでしょう。
- 端末購入代金の残債がある場合は解約後に高くなる可能性がある
- メールアドレスを継続利用する際に料金がかかる
- ソフトバンクと比べると地下や屋内での通信が繋がりにくい
端末購入代金の残債がある場合は解約後に高くなる可能性がある
ソフトバンクの契約時に購入した端末代金が支払い終わっていない状態で解約すると、残債金がこれまで支払っていた金額よりも高くなってしまうケースがあります。
購入代金の割引キャンペーンを受けていた場合、解約と同時に割引が消滅し、通常通りの機種代金を支払う必要があります。
特にそのような割引を受けていない人にとっては影響ありませんが、月々の端末代金が安くなっていた人は要注意です。必ず内容を確認した上で乗り換え時期を決めましょう。
メールアドレスを継続利用する際に料金がかかる
ソフトバンクのメールアドレスをそのまま使いたい場合「メールアドレス持ち運び」というサービスで楽天モバイルに引き継ぐことができます。
しかし、このサービスは1メールアドレスごとに3,300円の利用料がかかるので、気軽に引き継ぎができるとはいえません。
またこのサービスの支払い方法がクレジットカード払いのみなので、クレジットカードを持っていない人は利用できないのも残念な点。
回線解約後31日以内にMy SoftBankから申し込むことができますが、MNPの予約番号発行と乗り換えが当日中に行われるとサービスが利用できない可能性があるという点も注意です。
ソフトバンクと比べると地下や屋内での通信が繋がりにくい
ソフトバンクのような大手キャリアと比べると、楽天モバイルの回線は地下や遮蔽物に弱く、繋がりにくい時もあります。
また楽天回線がつながらない場合、パートナー回線に自動的に接続されます。
パートナー回線の場合だと、月のデータ通信量が5GBまでに制限されるので、無制限で使いたい人にとってはデメリットといえます。
ただ、楽天回線は日々繋がりやすくなっていますので、将来的には解消されるデメリットかもしれません。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えるタイミング
楽天モバイルに乗り換えるタイミングで迷っている人は結構多いかと思います。
乗り換えで損しないタイミングをこの項目では解説していきます。
主に挙げられるベストな乗り換えタイミングは以下3つ。
- ソフトバンクで購入した端末代金を完済した後
- ソフトバンクを解約する月の締め日前日
- 楽天モバイルのキャンペーンが熱い2月〜5月の時期
ひとつずつ詳しく解説していきます。
乗り換えタイミング①:ソフトバンクで購入した端末代金を完済した後
まずひとつ目の乗り換えタイミングは、ソフトバンクで購入した端末代金を完済した後です。
楽天モバイルで新規で端末購入を検討している人は特に意識して欲しいですが、端末代金の残債がある状態で、新たな端末を契約すると2重で端末代金を支払うことになってしまいます。
ただし、古い端末を使い続けたいという場合は、あまり意識しなくてもよいかもしれません。
楽天モバイルでは契約時に適用されるポイント還元キャンペーンがあるので、後からポイントを使って端末のみ新しくするという契約の仕方でもよいでしょう。
乗り換えタイミング②:ソフトバンクを解約する月の締め日前日
ソフトバンクの解約時期を見誤ると、全然使っていない月まで利用料が満額請求されてしまいます。
具体的には、請求料金の締め日を1日でも越してしまうと次月の料金も請求されるということです。日割計算での請求にはなりません。
加えて、ソフトバンクには3パターンの請求締め日があり、人によって締め日が異なるので注意が必要。
締め日を越さないよう、ギリギリまで使い続けてから解約すると、使っていない分まで請求されず乗り換えることができます。
10日・・・前月11日 ~ 当月10日
20日・・・前月21日 ~ 当月20日
末日・・・当月1日 ~ 当月末日
乗り換えタイミング③:楽天モバイルのキャンペーンが熱い2月〜5月の時期
スマホやインターネットの業界では新年度を迎えるときに契約数が上がる傾向があります。
進学や就職、引越しなど、新生活においてスマホの需要が上がるタイミングの2月〜5月にかけて毎年のように大型のキャンペーンを各キャリア展開しています。
この時期のキャンペーンは特にお得度が高いので、乗り換えのタイミングとしては最もベストだといえるでしょう。
楽天モバイルのお得な乗り換えキャンペーン
楽天モバイルの乗り換えキャンペーンで「超トクのりかえ」というものがあります。
初めて「Rakuten UN-LIMIT VI」「10分(標準)通話かけ放題」(10,000ポイント)を申し込み・利用すること、さらに他社からの乗り換え(15,000ポイント)で最大25,000ポイント獲得できるキャンペーンです。
5月11日までのキャンペーンなので、楽天モバイルに乗り換えたいという人は早めにチェックしておきましょう。
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える基本手順
実際にソフトバンクから楽天モバイルに乗り換える手順を説明していきます。
まず、端末と電話番号をそのまま使いたい場合の乗り換え手順をまとめると以下のようになります。
- ソフトバンク側でMNP予約番号発行する
- 楽天IDを作成しておく
- 楽天モバイルの公式サイトから申し込み
- MNP開通手続きを行う
乗り換えはそこまで難しくないので、迷うことなく手続きを進めることができますが、手順ごとに抑えておきたいことなどがあるため、ぜひ最後までお読みください。
ソフトバンク側でMNP予約番号発行する
まず、乗り換えのためにソフトバンク側でMNP予約番号を発行する必要があります。
ソフトバンクのMNP予約番号発行は以下3つの方法があります。
契約者本人からの問い合わせでMNP発行手続きができます。
携帯電話番号ポータビリティお問い合わせ窓口
ソフトバンク携帯電話番号:*5533
フリーコール:0800-100-5533(通話料無料)
受付時間:9:00 ~ 20:00
近くにあるソフトバンクショップにてMNP発行手続きができます。
必要なものは本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、健康保険証など)と現在契約している端末です。
スタッフが手続きを進めてくれます。
- My SoftBankにアクセス
- 検索BOXに「MNP」と入力
- 「MNP予約番号を発行する」を押す
- のりかえ(MNP/番号移行)のお手続き方法の「他社のりかえ」タブを押す
- MNP予約番号の発行方法で「My SoftBankでお手続き」を押す
- 本人確認とセキュリティ番号の入力をする(本人確認後SMSで番号が届きます)
- MNP予約番号の発行を選択
- 乗り換えについての注意事項などが3ページくらい説明されるので「次へ」で進める
- 乗り換えにおけるアンケートに答える(転出の予定時期は本日中を選ぶ)
- 最後に契約内容の確認をされるので、それを進めるとMNP予約番号発行手続きが完了します。
MNP予約番号は発行してから14日間の有効期限が定められているので、発行後は速やかに乗り換え手続きを行いましょう。
※予約番号を発行しただけでは解約扱いにはならないので、有効期限を越してしまった場合自動的にキャンセルとなります。
ソフトバンク解約前にやっておくべきことと注意点
楽天モバイルでMNP予約番号を発行し電話番号を引き継いだ時点(MNP開通手続き完了)で、ソフトバンクの契約は自動で解約されます。
そのため、ソフトバンク側での解約手続きは不要となります。
楽天モバイルに切り替えた時点でそのまま解約されてしまうので、解約前にやっておいた方がいいことと、解約時の注意点を把握しておきましょう。
解約手続き前にやっておくべきこと
- SBキャリアメールアドレスで登録しているサイトやアプリの個人情報を変更する
- Tポイントなど各種ポイントをなるべく全部使い切っておく
登録しているサイトやアプリの個人情報をSBキャリアメールから変更しておかないと、後々情報変更やログインなどが一切できなくなる恐れがあります。
そのため、MNPの開通手続きを完了する前に、必ずGmailなどのフリーアドレスに一旦変更しておきましょう。
また、ソフトバンクのキャンペーンや日々の利用で得られたポイント類は解約後に消滅します。なるべく使えるだけ使っておくと無駄がありません。
解約時の注意点
- 解約月の料金は日割り計算ではなく満額で請求される
- 機種代金に適用されている割引が消滅するので、残債金が高くなる
注意点として、見落としがちなのが機種代金を分割で支払っている際に適用されている割引が消滅するというものです。(満額請求については前の項目で説明したので割愛します)
ソフトバンク契約時のキャンペーンで、端末購入代金が安くなるような割引を適用している場合、解約と同時に割引適用外になり残債金が大幅に高くなる恐れがあります。
この部分は必ずチェックしておき、それでも解約するのか、完済してから解約するのかを適切に判断しましょう。
楽天IDを作成しておく
楽天モバイルの申し込みには、楽天への会員登録が必要です。
無料で登録できるので、先に登録しておき契約をスムーズに進めましょう。
登録は「会員情報の入力」「入力内容の確認」の2ステップで完了できます。ユーザーID(楽天ID)やパスワードは契約時のログインなどに使うので、忘れずにメモなどをしておくとよいかもしれません。(ウェブの自動保存機能でも可)
参考:楽天公式サイト
楽天モバイルの公式サイトから申し込み
楽天モバイルの公式サイトにアクセスします。
楽天モバイルではMNP予約番号の有効期限が10日以上残っていないと申し込みできないので、発行したその日のうちに申し込みを進めましょう。
また、作成した楽天IDで楽天へのログインも済ませておくとよいでしょう。(申し込み途中でログインが必要となります)
手順としては、以下の通り。
- プラン内容を確認し、選択します。(楽天モバイルはワンプランなのでわかりやすいです)
- オプションサービスを選択します。必要ないものはチェックを入れず進みます。
- SIMタイプを選択します。物理SIMカードかeSIMのどちらかを選択。
- 本人確認書類をアップロードします。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
- 在留カード(外国籍の方)
- 特別永住者証明書(外国籍の方)
- 身体障害者手帳※
- 健康保険証※
- パスポート※
- 住民基本台帳カード※
発行したMNP情報の確認をします。
「電話番号の選択」画面で「現在の番号を引き継ぐ」を押して進めると入力画面が出てきますので、項目通り情報を入力していきます。
お支払い情報を入力
クレジットカード、もしくは口座振替のどちらかを選択して、利用規約を読み「同意して申し込む」を押します。
これで楽天モバイルへの申し込みが完了です。
物理SIMを選択した場合だと最短で2〜3日(遅くて1週間程度)かかるので届くのを待つ期間が発生します。
製品が到着後MNP開通手続きを行う
SIMカードやeSIM端末が到着したら、MNPの開通手続きをおこないます。
MNP開通手続きは以下の手順ですぐ終わります。
- 「my 楽天モバイル」にアクセスし、お申し込み履歴を押す。
- 該当する申込番号を選択する。
- MNP転入するを押す。
これだけです。転入手続き後大体早くて10分程度、遅くても1時間以内には開通手続きが完了し、回線が切り替わります。
また、開通手続きを受け付けた時間によって完了時間が変わるので、早めに開通したい人は当日開通が可能な時間帯に手続きを進めましょう。
受付時間9:00〜21:00までに手続き | 「当日中」に完了 |
---|---|
受付時間21:01〜翌日8:59までに手続き | 「翌日9:00以降」に完了 |
MNP開通手続きが完了すると、ソフトバンクの契約は自動で解約されます。
ソフトバンクから楽天モバイル乗り換え時のデータ移行方法
乗り換えの際に必ず発生するデータ移行ですが、乗り換えが初めてという人などはどのように古い端末から新しい端末へデータ移行すればよいのか迷うかもしれません。
まず、データ移行には以下4つの方法があります。
- クラウド経由でデータ移行する
- パソコンに接続してデータ移行する
- microSDなどを使ってデータ移行する
- クイックスタートでのデータ移行
ひとつずつやり方を詳しく解説していきます。
写真や連絡先、アプリケーションなど消えて欲しくないデータがある人は必ずお読みいただければと思います。
※端末変更しない場合はデータ移行の必要はありません。
クラウド経由でデータ移行する
iCloudやGoogleなどのクラウドにデータを移管して、ネットワーク上でデータを移行する方法があります。
まずインターネットに接続したiPhoneやAndroidで、iCloudまたはGoogleドライブにアクセスします。
その後、移したいデータをクラウドにアップロードして保存。
たったこれだけで、インターネットの接続ができればいつでもデータを取り出すことができます。
データが大量にある場合、アップロードに時間がかかりますが、何も用意せず手軽にデータ移行できる方法といえるでしょう。
無料で使えるおすすめのクラウドサービス
Googleドライブ | Googleアカウントがあれば誰でも利用可能。最大15GBまで無料。 |
---|---|
Dropbox | 最大2GBまで無料。 |
OneDrive | Microsoftアカウントがあれば誰でも利用可能。最大5GBまで無料。 |
Prime Photos | Amazonプライムの会員が受けられるサービス。 容量無制限のフォトストレージと5GBのファイルストレージが利用可能。 |
パソコンに接続してデータ移行する
端末とパソコンを接続し、有線でデータ移行する方法は最もスタンダードな方法です。
特にSSD搭載のパソコンであればデータ移行は早く終わるでしょう。
iPhoneの場合はiTunesにてバックアップ、Androidの場合はそのままファイルをドラッグアンドドロップで移行できます。
新しい端末にデータを移す際も同様の手順です。
データ移行中にパソコンの電源が落ちないように、電源は挿しておきましょう。(iPhoneの場合はパソコンとの接続で同時に充電されます)
microSDなどを使ってデータ移行する
iPhoneの場合はSDカードにデータを保存する形式ではないので使えない手法ですが、Androidであればデータを保存しているmicroSDなどを端末から取り出して、そのまま挿し替えてデータ移行することができます。
最も手間がかからない方法なので、Androidを使っている人にはおすすめです。
iPhoneでもSDカードに接続できる機器を購入すれば、データ移行は可能ですが、費用がかかるのと、互換性の問題もあるので、やはりiTunes経由でのデータ移行が最も安全でしょう。
iPhoneからiPhoneへのデータ移行はクイックスタートが便利!
iPhoneユーザー限定ですが、新旧iPhone同士のデータ移行はクイックスタートという機能を使うのが早いです。
クイックスタートはiPhoneの新しい端末におけるセットアップを素早く行うことができる、Apple提供の機能です。
バックアップは作成されない点は把握しておく必要がありますが、データ移行のタイミングでiPhoneが故障することはあまりないので、積極的に利用してよいでしょう。
クイックスタートでのデータ移行手順
- 古いiPhoneと新しいiPhoneの電源を入れておきます。(充電は満タンにしておきましょう)
- 両方Bluetoothをオンにして、すぐ隣同士にiPhoneを置きます。
- 新しいiPhoneにSIMカードを入れて起動すると「こんにちは」というスタートアップの画面が表示されるので上にスワイプします。
- 古いiPhoneの画面に「新しいiPhoneを設定」という通知が出るので、Apple IDを確認して「続ける」をタップします。
- 新しいiPhoneの方に読み取り専用のアニメーションが表示されるので、古いiPhoneのカメラで読み取ります。(カメラを使わず手動で認証もできます)
- 古いiPhoneでアニメーションが読み取られると、新しいiPhoneでパスコードが求められますので、入力します。このパスコードは古いiPhoneで使用していたものと同じです。
- パスコード入力後、新しいiPhoneの案内に従って設定を進めると「データを転送」という画面が表示されます。その画面で「iPhone」から転送を選択します。
- この通り進めると、iPhone同士でデータ転送が始まりますので、しばらく待つとデータ移行が完了します。
ソフトバンク側でSIMロックがかかっている場合は解除手続きをしておこう
ソフトバンクで購入したiPhoneはキャリア側でSIMロックがかけられている場合があります。
乗り換え後も同じ端末を使いたい場合、SIMロックの解除手続きをしないと楽天モバイルのSIMカードを挿入しても使えません。
SIMロック解除の手続き手順は以下の通り。
- My SoftBankにログイン
- 検索ボックスに「SIMロック解除」と入力
- 「SIMロックの解除手続き」を押す
- 製造番号(IMEI番号)の入力をします
- 「解除手続きする」を押す
Androidの場合:「設定」→「端末管理」→「端末情報」→「端末の状態」→「IMEI情報」
これでSIMロック解除は完了します。
まとめ
ソフトバンクから楽天モバイルへ乗り換えると、さまざまなメリットがあることがわかったと思います。
お得なキャンペーンや料金プランを展開する楽天モバイルは、大手キャリアを凌ぐ勢いで、多くの人に注目されており、キャリアとして今後さらなる成長を遂げていくので今から楽天モバイルユーザーになっておくのもよいかもしれません。
料金が高いと感じている人、自由度の高い契約をしたい人、メイン回線以外にサブ回線も欲しい人などは楽天モバイルを契約するメリットが大きいので、ぜひ検討してみてください。
大手キャリアにはない、わかりやすく使いやすいワンプランの心地よさをきっと、感じられるはずです。