楽天モバイルをWi-Fi代わりに使うのはアリ?メリットとデメリットを徹底解説

楽天モバイルをWi-Fi代わりに使うのはアリ?メリットとデメリットを徹底解説

楽天モバイルはdocomo、au、SoftBankに続く「第4のキャリア」として力をつけており、利用者数もどんどん増えてきています。

最大の魅力は、使う人も、使わない人も「たった1つのプラン」だけで対応できる点。プラン名は「RAKUTEN UN-LIMIT」で、最小データ容量が3GB、最大データ容量がなんと無制限、つまり使い放題です。

したがって、「楽天モバイルをWi-Fi代わりに使いたい」という方もいると思います。

この記事では、「楽天モバイルをWi-Fi代わりに使う」という点を徹底的に掘り下げていきます。知っておきたい注意点やメリット、デメリットについて知って、賢くインターネットを利用していきましょう。

楽天モバイルはWi-Fi代わりの運用が十分可能

結論から言うと、楽天モバイルをWi-Fi代わりに使うことは「十分可能」です。

楽天モバイルを契約しているユーザーの中でも、自宅や外出先で楽天モバイルをWi-Fi代わりとして使っている方もいると思います。

実際、筆者も外出先で楽天モバイルをメイン回線として契約しているiPhoneを用い、テザリングでインターネット接続したパソコンを使って当記事を執筆しています。

このように、ビジネス用途にも十分使えるくらい、楽天モバイルは優秀なスマートフォンのインターネット回線です。Wi-Fi代わりの運用も十分選択肢の1つとしてあげられます。

楽天モバイルのプランは「Wi-Fi運用に向いている」

楽天モバイルがWi-Fi運用に向いている理由は、とにかく「プラン」に全て詰まっています。

ここで、楽天モバイルに用意されているたった1つのプランである「RAKUTEN UN-LIMIT」についておさらいをしておきましょう。

RAKUTEN UN-LIMITの詳細

RAKUTEN UN-LIMITは、2022年8月19日現在、「RAKUTEN UN-LIMIT Ⅶ(セブン)」というプラン名で提供されています。名称にある通り「第7世代」のプランで、定期的にプラン情報がアップデートされていることがわかりますね。

「RAKUTEN UN-LIMIT Ⅶ」の最大の特徴は「使ったデータ量に応じて料金が変動する」点で、下記表で示すように「3階建て」のプラン構造をしています。

データ量月額料金
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜無制限3,278円

ご覧のように、1階部分は3GBまでで1,078円。2階部分は20GBまで大きく飛躍し、料金は2,178円。そして3階部分が20GB以上無制限に使い放題で3,278円。このような料金設定です。

「RAKUTEN UN-LIMIT Ⅵ(シックス)」までは「1GBまで無料」の「0階」にあたる部分が存在していましたが、現在は廃止されています。

このような柔軟なプランが用意されているので、「使いすぎてとてつもない料金を請求されるかも」「どのプランを選べば良いのかわからない」といった不安や悩みを解消できます。

安さだけにこだわるなら楽天モバイル以外にも選択肢を見つけられますが、ここまでシンプルな「わかりやすさ」があるのは楽天モバイルだけです。これこそが、楽天モバイルが人気の理由だと言えます。

無制限に使えるのが最大の理由

そして、「Wi-Fi代わり」という観点で見た時に、「無制限に使える」点がおすすめできる最大の理由です。

Wi-Fi代わりに使うとなると、以下のような用途でインターネット回線を利用する方が多いでしょう。

生活 ・家族や友人との連絡や電話
・インターネット通販
学業・仕事・オンライン授業
・オンラインミーティング
・リモートワーク
娯楽・動画視聴
・オンラインゲーム

この中でも、特に「動画系」の作業は膨大なデータを消費します。YouTubeやNetflixなどの動画サービスを高画質で視聴すると、たった数時間で数GBを消費することも珍しくないため、「使い放題」でないと対応できません。

楽天モバイルの唯一のプラン「RAKUTEN UN-LIMIT」は、しっかり使い放題まで対応しているため、Wi-Fi代わりに使うにはもってこいです。

全ての人がWi-Fi代わりに運用できるとは限らない

このように、楽天モバイルはプランが優秀だからこそ、Wi-Fi代わりの運用もお手のものですが、残念ながら全ての人がWi-Fi代わりに運用できるとは限りません。

最大のネックは「回線品質」

最大のネックは「回線品質」ですよね。

楽天モバイルは現在進行形で、急ピッチで全国への通信設備の設置を行なっており、全国の人口カバー率は97%を突破したと上記画像のように公式サイトでも謳っています。

この人口カバー率はdocomo、au、SoftBankのカバー率に大きく劣らない水準ですが、「繋がらない」「遅い」など、全国のユーザーからの反応は必ずしも肯定的ではありません。

言わば、「数字と実感のズレ」のようなギャップが存在するため、快適に使えるかどうかは住んでいる地域や住宅の構造などに大きく依存します。

関東1都3県に在住する筆者の感覚で言うと、他の大手キャリアと比べて明確に回線品質が劣っていると感じる場面は、「1カ月に数回あるかないか」程度です。

体感では、「人があまり住んでいない地域」ではつながりにくい感じがあります。逆に言えば、住宅街や集合住宅に住んでいる場合は、特にストレスなくWi-Fi代わりとして運用できる可能性が高いです。

恐らく、人が住んでいる地域に重点的に通信設備を敷設しているのでしょう。

とはいえ、「使ってみないとわからない」のもまた事実なので、お試し感覚で契約してみるのがおすすめ。楽天モバイルはいつでも解約できますし、解約金が無料なので、お試しがしやすいのも魅力です。

Rakuten Casaを使う手もあるが

「楽天モバイル Wi-Fi代わり」と検索すると「Rakuten Casa」と呼ばれるものがヒットします。

Rakuten Casaとは、自宅や建物の中に設置する「小型アンテナ」のようなもので、自宅に楽天モバイルのミニ基地局を建てるようなイメージを持っていただければ問題ありません。

これだけ聞くと「便利そう」「つながりやすそう」と思えますが、事実として、回線品質は大きく改善する可能性が高いです。

しかし、Rakuten Casaを利用するには、「指定した事業者の光回線の契約」が必須になります。それだったら、自宅で光回線を契約して、それをWi-Fiとして飛ばして利用をした方が断然良いので、Rakuten Casaを利用するメリットはあまりありません。

メリットとデメリットを比較しよう

このように、楽天モバイルはWi-Fi代わりに十分運用できるものの、利用する上では注意点も同時に存在します。

したがって、事前にメリットとデメリットについて知っておき、「自分の利用方法で問題が生じないか」を明らかにしておくべきです。

とはいえ、先述のように、楽天モバイルはいつでも解約でき、解約金も無料なので、「とりあえず使ってみる」のもアリ。

特に都心部や人口が多い場所にお住まいの場合、優先的に通信設備が敷設されている可能性が高いので、「一回使ってみて良かったら使い続ける」ような感覚で契約してみても良いでしょう。

一方で、慎重に契約を検討したい方は、次の章で「メリットとデメリット」を徹底的に解説しているので、参考にしてみてください。

楽天モバイルをWi-Fi代わりに運用するメリットとデメリットの比較

ここからは、楽天モバイルをWi-Fi代わりに運用するメリットとデメリットについて、徹底的に比較していきます。

メリットの方が多いものの、「致命的なデメリット」も存在するため、最後まで必ず目を通しておきましょう。

メリット

まずはメリットからですが、以下の点を取り上げます。

  • 固定回線と比べて圧倒的に安価
  • 工事不要で開通まで時間がかからない
  • 複雑な契約や割引が存在しない
  • 外出先でもモバイルWi-Fiとして使える

どれも大切なポイントなので、順番に解説していきます。

他の回線と比べて圧倒的に安価

Wi-Fiとしてインターネット回線を使うとなると、主に以下の2つの回線が候補にあがるはずです。

固定回線・光回線
・月額5,000円前後
モバイルWi-Fi・持ち運び式
・月額4,000円前後

自宅用と割り切れるなら固定回線の光回線が候補にあがります。回線品質はあらゆる回線の中でもずば抜けて高く、本当の意味で使い放題。しかし、月額料金は5,000前後と非常に高額です。

一方で、モバイルWi-Fiは自宅でも外出先でも使えるWi-Fi端末。これだけ聞くと便利そうに思えますが、使い放題プランに加入すると月額料金が4,000円前後と高額で、さらにこれとは別にスマートフォンの回線を契約する必要があるため、総額で5,000円は超えてしまうでしょう。

しかし、楽天モバイルをWi-Fi代わりに運用できれば、自宅でも外出先でも無制限に使えて、月額料金はどれだけ使っても「3,278円」です。

しかも、もし「使わない月」が出た場合は、20GB以下なら2,178円、3GB以下なら1,078円まで抑えられます。

言うまでもなく、光回線やモバイルWi-Fiは、使っても使わなくても、必ず固定の月額料金を取られるため、「経済的なメリット」は計り知れません。

月額にして3,000円〜5,000円程度、1年で6万円、10年で60万円もの差が生まれます。通信費は必ず発生する固定費なので、抑えられるだけ抑えたいものです。

工事不要で手軽に利用を開始できる

もし、自宅のWi-Fiとして光回線を利用する場合、必ず工事が必要になります。

工事における注意点を以下にまとめてみました。

工事費がかかる・数万円の工事費がかかる
・特典で無料になるが途中解約はNG
時間がかかる・数週間〜数カ月
・ネット需要の高まりで時間がかかる
工事の可否・住宅や地域によっては工事不可の場合も
・事業者によって対応地域が異なる

最もネックなのは「工事費」です。ほとんど全ての光回線事業者は「工事費無料特典・キャンペーン」を実施していて、いかにも「初期投資不要」のような宣伝をしていますが、実態は少し異なります。

あくまで、工事費用を契約期間で分割し、それを毎月無料としているに過ぎないため、契約期間内の解約だと残債の支払いが求められます。工事費用は数万円規模なので、迂闊に解約できません。

その点、楽天モバイルは安心できます。全国の楽天ショップに足を運んで、そこで契約をしてもらえば即日開通可能。自宅で自分一人で契約できる場合は、楽天のショップに足を運ぶ必要すらありません。もちろん、工事は一切不要。

たったこれだけで、「3,278円で無制限に使えるインターネット回線が手に入る」のは、極めて大きなメリットです。

しかも、解約の縛りがなく、解約金もありません。身軽に使える、新しい時代のインターネット事業者だと言えるでしょう。

複雑な契約や割引が存在しない

昔から今に至るまで、インターネット回線の契約や割引はあまりに複雑です。

ショップ店員すら正確に把握しきれていないと思えるようなわかりにくいプラン、オプションに加え、違約金、解約金。最近はスマートフォン端末に関する分割払いや保険まで登場している有様です。

そして、Wi-Fi利用先の候補としてあがる光回線やモバイルWi-Fiの場合は、「プロバイダ」ーと呼ばれる別の事業者が契約に絡んできて、最低利用期間の存在や解約金がかかるのは当たり前。

しかし、楽天モバイルは「とにかくシンプル」です。どれだけシンプルなのかは、以下の表を見ていただければ一目瞭然です。

プランの数・1つだけ
・RAKUTEN UN-LIMIT
最低利用期間・縛りなし
・初月解約も可能
契約解除料
(解約金)
・条件なしのゼロ円
・解約リスクなし

これだけシンプルなら、スマートフォンやインターネットが苦手な方でも「安心して契約できそう」と思えますよね。

もちろん、光回線やモバイルWi-Fiにあるような、「どこのプロバイダーと契約するのかで料金が変動する」ような複雑さもなく、契約は楽天モバイルが一括で直接管理。

誰がどうやって契約しても、最低料金で利用できるお得なインターネット事業者。それが楽天モバイルです。

外出先でもモバイルWi-Fiとして使える

固定回線の光回線の場合、高品質なインターネット回線を利用できることと引き換えに、外出先では利用できません。

つまり、光回線を自宅のWi-Fiとして使う場合は、自宅用と外出用で2つ回線を用意する必要があり、これが毎月の通信費を押し上げます。

しかし、これまでは「必要経費」として捉えられてきたため、2つの回線を用意するのが当然でした。

一方で、もし楽天モバイルをWi-Fi代わりとして使えれば、状況は一変します。自宅用と外出先で回線を統一でき、どれだけ使っても3,278円で固定。これはあまりにも大きいメリットです。

もし自宅でパソコンやタブレット、ゲーム機を使う場合も、楽天モバイルを契約しているスマートフォンをテザリングで運用することで、全ての機器をインターネットに接続できるので、光回線と同じ感覚で利用できるでしょう。

デメリット

続いて、楽天モバイルのデメリットについて解説していきます。

  • 楽天エリア以外は使い放題ではない
  • 回線品質が固定回線に及ばない
  • 1日10GBの制限がある
  • 用途が限られる

事前に必ず知っておくべきデメリットは上記4点。それぞれについて、詳しく解説していきます。

楽天エリア以外は使い放題ではない

Wi-Fi代わりに楽天モバイルを使う場合、最も注意すべきが「楽天モバイルのエリアに入っているかどうか」です。

楽天モバイルの回線には、自社回線とパートナー回線(au回線)の2つが存在します。自社回線の場合は月額3,278円で使い放題が適用されますが、自社回線が行き届いていない場所での通信はパートナー回線を利用し、これは月に5GBまでの制限がかかります。

つまり、Wi-Fi代わりに使う場所に自社回線が届かず、パートナー回線を利用することになると、使い放題どころか、なんと「月に5GBまで」しか利用できません。

では、現在の楽天モバイルはどの程度のエリアに対応しているのでしょうか?先述のように、楽天モバイルの2022年8月19日現在の人口カバー率は97%を突破し、これは大手キャリアに匹敵する水準です。

具体的に、日本全国でどの程度、通信機器が敷設されているのかは、以下の画像を参考にしてください。

【4G回線】

【5G回線】

「これで97%なの?」と思われるかもしれませんが、日本は人が住めない森林や山の面積が非常に大きいため、人口カバー率97%でもこの程度のカバーエリアになります。

したがって、「ほとんどの場所で楽天モバイルは理論上つながる」と言えます。

一度、自分が楽天モバイルをWi-Fi代わりに使う予定の場所が対応しているのかを調べてみてみるのも良いですが、最も手っ取り早いのは「一度契約して使ってみる」ことです。

どれだけ丁寧に下調べをしても、「使ってみないとわからない」のがインターネット回線です。幸い、楽天モバイルはいつでも無料で解約できるので、お試ししやすいですよ。

回線品質が固定回線に及ばない

楽天モバイルの人口カバー率は「97%」と高い水準にありますが、肝心なのは単に使えるかではなく「快適に使えるのか」ですよね。

結論から言えば、快適に使えるのかは使ってみなければわかりません。インターネット回線は回線そのものの品質に加え、以下の要因により容易に変化するからです。

場所・基地局からの距離
・基地局との間の遮蔽の有無
時間・ピークタイムかどうか
・夜の時間帯は遅くなりがち
端末・スマホのスペック
・テザリングで使用する端末のスペック

こればかりは、事前にどれほど丁寧に情報を集めても、使ってみて初めてわかることがほとんど。

参考までに、関東圏の1都3県においてメイン回線で楽天モバイルを使っている筆者の実感で言うと、固定回線に劣るは当然のこととしても、「一般用途で困ることはほとんどない」のが本音です。

SNSの閲覧やYouTubeなどの動画視聴はもちろん、このような記事執筆などのビジネスユースにも十分耐えうる回線品質を発揮してくれています。

よりわかりやすいように、使用しているスマートフォンで速度を測定した結果のスクリーンショットを以下に掲載します。

速度測定結果

場所・1都3県の5万人程度の自治体
・図書館内部
時間・16:30
・ピークタイムは外れている
測定端末・iPhone13 Pro Max
・測定時点での最高スペックのiPhone

自治体の規模としては中規模程度で、「車がないと生活は難しい」くらいの市です。

そんな場所の夕方の図書館にて測定したところ、「59Mbps」の速度を計測しました。

正直に言うと、「高くとも10Mbps以下だろう」と予想していたので、現在の楽天モバイルがこれほど高品質だとは思いませんでした。

この59Mbpsという速度は、「集合住宅の光回線よりも高い速度」だと言えば、品質の高さが伝わるでしょうか?YouTubeなどはもちろん、4K動画でさえ余裕を持って視聴できます。

一方で、1カ月に1度あるかないかの頻度で、「楽天はつながらないけど他の回線はつながる」ようなシーンに遭遇するのも事実です。特に、森や林の中など、人が住んでいる気配がない場所を車で運転していると、一時的にですが一切つながらなくなります。

したがって、「回線品質には徹底的にこだわりたい」ようなニーズが強い場合は、大手キャリアの使い放題プランも視野に入りますが、料金の差が気になります。

料金差は2倍以上に及ぶため、大手キャリアの使い放題プランはコスパが悪いと言わざるを得ません。逆に、楽天モバイルのコスパの良さが際立ちます。

1日10GBを超えると「3Mbps」に制限される

楽天モバイルは3,278円で、なおかつ自社回線内なら使い放題ですが、「1日10GB」という制限があります。これを超えると、日付が変わるまで通信速度が3Mbpsまで制限されてしまうため、注意が必要です。

とはいえ、そもそも1日10GBを超えるような使い方はなかなか難しいです。YouTubeの720pの高画質を視聴する場合、およそ1GBで1時間視聴可能なので、YouTubeだけで10GBを使うのは1日の半分程度、動画を見ている必要があります。

参考:YouTube再生は「ギガ」をどれくらい消費する?データ容量を減らさずに動画を楽しむ方法は? – LINEMO

しかし、万が一10GBを超えた場合でも、制限速度が「3Mbps」と比較的緩く、この程度の速度が出ていればLINEの電話やYouTubeの視聴もストレスを感じることなく可能なはずです。

他社の速度制限は、三分の一の1Mbpsや、十分の一の0.3Mbps(300Kbps)なので、楽天モバイルは良心的だとさえ言えるでしょう。

したがって、速度制限がある点は、一部の人にとってはデメリットになる可能性がありますが、多くの人にとってはそれほど気にならないはずです。

用途が限られる

最後に取り上げるデメリットが「用途が限られる」点です。

楽天モバイルはスマートフォンに接続する無線回線の1つなので、通信速度とはまた別の評価点である「通信の安定性」の点では固定回線に及びません。

参考までに、以下の画像をご覧ください。

通信速度測定の詳細

場所・1都3県の5万人程度の自治体
・図書館内部
時間・16:30
・ピークタイムは外れている
測定端末・iPhone13 Pro Max
・測定時点での最高スペックのiPhone

こちらは、上記表の条件で楽天モバイルの回線品質を測定した結果のスクリーンショットですが、中央に大きく出ているのが通信速度です。

一方で、左下に「レイテンシ」と出ている数値がありますが、こちらが通信の安定性(ping)を示すもの。

この数値は低ければ低いほど回線品質が高いことを示し、緻密な通信が求められるオンラインゲームにおいては「一桁」が理想とされています。

そんな中で、43msという数値は決して悪くないものの、「信頼性の高い作業を任せられるか」と言われれば、決して「任せられる」とは言えません。

したがって、以下のような作業を楽天モバイルの回線で行おうと考えている場合は、事前の下調べに加え、メイン回線として使えるかどうかを確かめるお試しの期間を設けたほうが良いでしょう。

ゲーム・FPS、TPSなどシューティングゲーム
・格闘ゲーム
・ゲーム配信
ビジネス・頻繁にオンラインミーティングを行う
・オンライン講師など映像を介した仕事
・配信者など動画を扱う仕事

逆に言えば、これ以外の用途で楽天モバイルをWi-Fi代わりに使う場合は、「ストレスなくこなせる」可能性が高いです。

楽天モバイルようなスマートフォン回線を使って、ゲームやビジネスに力を入れて取り組む方はそう多くないと思うので、多くの方にWi-Fi代わりとして楽天モバイルを利用することがおすすめできますよ。

まとめ

楽天モバイルはWi-Fi代わりとして十分使えるスマートフォンのインターネット回線です。

エリア内なら無制限に3,278円で使えるのが最大の魅力ですが、「本当に使えるのか」「エリア内なのか」といった点が気になるのもまた事実。

そんな場合でも、無料でいつでも解約できるので、「お試し」として契約してみるのもアリです。Wi-Fi代わりとして使えれば通信費を大きく下げられるので、一度利用してみることをおすすめします。

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