格安SIMはとにかく「安さ」こそが最大の魅力ですが、ドコモ、au、SoftBankなどの大手キャリアと比較して劣っている部分もいくつか存在します。
中でも「SMSが使えるかどうか」は注意すべきポイントで、事前に以下のような点を心配してしまう方もいるでしょう。
- 格安SIMでSMSが使えないって本当?
- SMSを使うには追加料金がかかるの?
- SMSが無料で使える格安SIMが知りたいな
この記事では、「格安SIMとSMS」というテーマについて深掘りしていきます。SMS付き格安SIMの失敗しない選び方や、おすすめの格安SIMについてわかりやすくまとめているので、参考にしてみてください。
目次
SMS付き格安SIMの失敗しない選び方
はじめに、SMS付き格安SIMの失敗しない選び方について解説していきます。
今回取り上げるのは以下の4つのポイントです。
- SMSの必要性について理解する
- 自分に合った「SIMタイプ」を選ぶ
- 自分に必要なデータ量を明らかにする
- 「通話し放題」の必要性を考える
いずれも事前に知っておくべき大切なポイントなので、順番にチェックしていきましょう。
SMSの必要性について理解する
まずは、「SMSの必要性」から見ていきましょう。
SMSとは、「Short Message Service(ショートメッセージサービス)」の略で、一般には「ショートメール」などと呼ばれます。
ガラケー時代には、一部で「Cメール」などとも呼ばれていて、「電話番号だけでメールが送れる」点が最大の特徴です。
SMSの知られざるメリットとは?
ガラケーからスマートフォンへと移行するにつれて、連絡手段がEメールからLINEやSNSなどにシフトしていったため、SMSが利用される機会は確実に以前より減っています。
中には「SMSなんて使わないから不要」とさえ考える方もいると思いますが、実はSMSには知られざるメリットが存在します。代表的なものを以下にまとめてみました。
- 災害時の緊急連絡手段として活用できる
- SMSを使った本人確認が利用できる
- 電話番号だけでメッセージが送れる
- バッテリー消費が抑えられる
この中でも最も注目すべきが「災害時の緊急連絡手段として活用できる」点です。
近年、日本では災害が激甚化する傾向にあり、毎年定期的に発生する台風でさえ、停電や大規模浸水など、かつて大災害と呼ばれていたレベルの被害が生じます。
この時、通信設備の故障や短時間に多くの人間が回線を利用することにより、EメールやLINEといった連絡手段は機能しないことが多いです。
一方で、SMSは EメールやLINEなどとは異なる通信方法を用いるため、迅速かつ正確にメッセージの送受信が可能。
一分一秒を争う場面においては、SMSの簡易性、利便性の高さは非常に役に立つので、いざという時のためにSMSを使えるようにしておくべきだと言えます。
盲点になりがちなのが「本人確認」
また、盲点になりがちなのが「SMSを使った本人確認ができる」点です。
インターネット上でさまざまなことができるようになった今、あらゆるサービスで「本人かどうかの確認」のためにSMSを使用します。
ここでは参考までに、以下の画像をご覧ください。
- 左側:カード会社によるSMSを用いた本人確認
- 右側:YouTubeによるSMSを用いた本人確認
こちらの画像は、カード会社とYouTubeによるSMSを用いた本人確認が実際にされている場面を示しています。
左側のカード会社の場合は、SMS内にURLが記載されており、そこにアクセスすることで本人確認が行われます。一方右側のYouTubeは、SMS内に記載されている確認コードをインターネット上で打ち込むことにより本人確認が行われます。
いずれも、サービスを利用するために必要な操作なので、SMSが利用できないことを考えると不便ですよね。
もちろん、代替手段が用意されていることが多いですが、一瞬でメッセージの送受信ができるSMSが便利なことに疑いはありません。
したがって、格安SIMでスマートフォンの料金を安くしたとしても、SMSについては妥協せず、利用できる環境を整えておくべきだと言えます。
「SIMタイプ」を選ぶ
まずはSMSの重要性について解説しましたが、SMSで格安SIMを選ぶ場合「SIMタイプ」に注目すべきです。
一般に、格安SIMには以下の2つのSIMタイプが用意されています。
音声通話SIM | ・音声通話とインターネット通信のどちらも可能 ・SMSを標準搭載 ・音声通話ができる分、データSIMより割高 |
---|---|
データSIM | ・インターネット通信のみ可能 ・SMSが使えるかは場合による ・音声通話ができない分、音声通話SIMより割安 |
今回、普通にスマートフォンを格安SIMへと乗り換える場合は「音声通話SIM」を選べば問題ありません。
乗り換え時は、現在の電話番号を乗り換え先でも引き継ぐ「MNP」を行うことで、これまでの電話番号で電話、およびSMSが利用できます。
SMSを使いたいなら「音声通話SIM」を選ぶべき
一方で、データSIMはインターネット通信だけに特化したSIMなので、そもそも電話番号が割り当てられません。
したがって、通話やSMSは基本的にできないので、SMSを利用したいなら音声通話SIMを選ぶべきだと言えます。
一応、格安SIMによってはデータSIMでもSMSに対応している場合がありますが、追加料金がかかったり、追加で設定が必要だったりと、さまざまな点で利用のしにくさが生じます。
音声通話SIMを選んだ方がさまざまな点で合理的ですよ。
自分に必要なデータ量を明らかにする
SIMタイプを選んだら、次に「自分に必要なデータ量を明らか」にしていきます。
ここで言う「データ」とは、スマートフォンでインターネット通信をする時に消費するもので、一般には「ギガ(GB)」という単位で呼ばれることが多いです。
そして、このギガは1GBを単位として契約することが多いため、「1GBでできること」を知っておくと、自分に必要なデータ量を無駄なく契約することができます。
「1GBでできること」はこんな感じ
ここでは参考までに、「1GBでできること」をまとめてみました。
利用するもの | 1GBでできること |
---|---|
写真付きメール | 333回 |
インターネット | 3,200回表示 |
YouTube中画質(360p) | 3時間 |
YouTube高画質(720p) | 1.5時間 |
1.3時間 | |
LINEトーク | 13.3万回 |
LINE音声通話 | 55時間 |
LINEビデオ通話 | 3.3時間 |
Googleマップ | 4,430回表示 |
ご覧のように、1GBあれば想像以上に色々なことができます。
インターネットならページを3,200回表示可能で、LINEのトーク(メール)は13万回以上、ビデオ通話でさえ3.3時間が可能です。
一方で、YouTubeなどの動画になると、中画質で3時間、高画質で1.5時間と、一気にスケールが小さくなります。
基本的には「動画を頻繁に見るならたくさんのデータが必要」だと考えてください。
面倒なら「変動制プラン」を選ぶのがおすすめ!
このように、1GBでできることを把握し、「自分が1カ月にどの程度のギガを使うのか」を明らかにすれば賢くプランを契約できますが、以下のように考える方も多いはずです。
- 月によって使い方も使う頻度も違う
- 自分がどんな風にスマホを使うかなんて想像できない
- 考えるのが面倒くさい
正直言って、事前に色々と考えるのって「面倒くさい」ですよね。その気持ち、とてもよくわかります。
そこでおすすめしたいのが「変動制プラン」です。
多くの格安SIMは、あらかじめ「1カ月に〇〇GB」と契約するデータ、ギガの量を決める「固定制プラン」を採用していますが、一部格安SIMは「3GBまでは〇円、それ以上は〇円」といった感じに、使った量に応じて料金を変動させる「変動制プラン」を採用しています。
このプランに加入すれば、使わない月は料金を抑えられますし、使う月はとことん使うなど、固定制プランよりも柔軟な使い方が可能になります。
例えば、大人気の格安SIM「楽天モバイル」は、変動性プランを採用する数少ない格安SIMの1つです。プラン詳細を以下にまとめました。

出典:プラン – 楽天モバイル
データ量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
ご覧のように、楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMIT」は「3階建て」のプランとなっています。
1階部分は3GBまで1,078円、2階部分は3GB〜20GBまでで2,178円、そして3階部分は20GB以上無制限で使え3,278円です。
この3階構造により、使わない人(月)も、ちょっと使う人(月)も、ありったけ使う人(月)も、みんなが安心して使えるメリットが生まれます。
非常に完成度が高く、あらゆる格安SIMの中でも抜群におすすめできるので、プラン選びに迷ったら変動制プランを採用する格安SIMを選んでみましょう。
「通話し放題」の必要性を考える
プラン選びと同じくらい大切なのが「通話し放題(かけ放題)」についてです。
格安SIMはドコモ、au、SoftBankの大手キャリアよりも「プラン」については確かに圧倒的に安いですが、「通話し放題」についてはそれほど安くありません。
つまり、格安SIMで通話し放題のオプションを契約すると、大手キャリアと同じくらいの料金がかかってしまうということ。
参考までに、以下が通話し放題オプションの相場になります。
5分かけ放題 | ・1回5分までならかけ放題 ・相場:550円 |
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10分〜15分かけ放題 | ・1回10分〜15分までならかけ放題 ・相場:700円〜1,200円 |
無制限かけ放題 | ・どれだけかけてもかけ放題 ・相場:1,500円〜2,000円 |
無制限かけ放題を付けると、これだけで1,500円〜2,000円程度かかってしまいます。
これでは、せっかくプランで安く契約できる分がもったいないので、通話し放題の契約は「本当に必要だと思ったら契約する」くらいの慎重さがおすすめ。
もちろん、契約後にオプションに加入したり、解除したりすることは可能なので、柔軟に対応していくことが大切ですよ。
音声通話は「LINE通話」で置き換えられる
もし、音声通話のかけ放題について悩んでいるなら、「LINE通話」を利用することを検討してみても良いかもしれません。
LINEと言えば、国民的なコミュニケーションツールとして使われており、家族や友人、ビジネスや恋愛など、人と人との関わりで必要不可欠なものですよね。
このLINEを使って電話をすることも可能で、LINE通話では電話料金が一切かかりません。使う回線が異なることが理由で、LINE通話ではインターネット回線を使うため、時間経過とともにギガを消費します。
1GBで55時間も通話ができるので、多くの方にとっては音声通話よりもLINE通話の方がコスパは良いと言えます。
もちろん、LINE電話を使うには通話相手もLINEを使うことが前提なので、この点には注意が必要です。
SMS付き格安SIMのおすすめ10選
ここからは、SMS付きのおすすめ格安SIMを紹介していきます。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを解説しているので、契約時の参考にしてみてください。
楽天モバイル

出典:プラン – 楽天モバイル
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・〜3GB:1,078円 ・3〜20GB:2,178円 ・20GB〜無制限:3,278円 【データSIM】 なし |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・申し込み不要 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
楽天モバイルは格安SIMの中でも万人におすすめできます。現在非常に人気を博しており、周りにも「楽天に乗り換えた」という方がいるのではないでしょうか?
楽天モバイルはデータSIMを扱っておらず、音声通話SIMのみの対応となっています。SMSは標準装備で、利用に当たって申し込みは不要。
SMSを送信する場合の料金は文字数で決められており、受信は無料となっています。
楽天モバイルのプラン詳細

出典:プラン – 楽天モバイル
データ量 | 月額料金 |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB〜無制限 | 3,278円 |
楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMIT」のただ1つだけです。
このプランは「変動制」である点が最大の特徴で、3階建て構造となっています。3GBまでが1,078円で、これを超えると自動的に2階建て部分へと移行。20GBまで2,178円で利用できて、さらにこれを超えると最上階の3階部分へと移行。
この階は3,278円で無制限に使うことが可能であり、大手キャリアの無制限プランと比較すると、半額以下の破格のコスパで利用可能。
一方で、無制限に使えるのは「楽天回線エリアのみ」で、エリア外になるとパートナー回線(au回線)を利用することになります。パートナー回線は月に5GBまでしか利用できないので、住んでいる地域が楽天エリアかどうかの確認が必要です。
楽天モバイルのその他の魅力
楽天モバイルは「Rakuten Link」と呼ばれる、通話専用のアプリを提供しています。
このアプリが非常に使い勝手が良く、アプリを経由して電話をかけるだけで、なんと「電話料金が完全無料」になるという破格の仕様。
Rakuten Linkアプリを実際に利用している画像を以下に示します。
- 左側:電話帳画面
- 右側:ダイヤル画面
ご覧のように、普通の電話と同じように、電話帳やダイヤルも完備しています。
しかも、「メッセージ」という機能を使えば、SMSまで無料で送信できるので、「電話、SMSを無料で使えるアプリ」、それがRakuten Linkです。
使うのに慣れるまで少し時間がかかりますが、慣れてしまえば他社より圧倒的に安く利用可能。
お得にSMS付きの格安SIMと契約したいなら、楽天モバイルがおすすめですよ。
mineo

出典:mineo公式サイト
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・1GB:1,298円 ・5GB:1,518円 ・10GB:1,958円 ・20GB:2,178円 【データSIM】 ・1GB:880円 ・5GB:1,265円 ・10GB:1,705円 ・20GB:1,925円 |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データSIM】 ・利用可能 ・料金 ドコモ回線:132円 au回線:無料 ソフトバンク回線:198円 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
mineoは格安SIMが普及する前から大手キャリアよりも割安なプランを提供していた、格安SIM界の老舗的存在です。
SIMタイプは音声通話SIMとデータSIMの両方に対応し、それぞれのSIMでドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線を選択することができます。
au回線のみSMSが無料で利用でき、ドコモ回線は毎月132円、ソフトバンク回線は198円がかかります。最安でSMSを利用したいなら、データSIMのau回線を選ぶのが最も賢い選択です。
mineoのプラン詳細

出典:料金 – mineo
mineoのメインプランは「固定制」のプランで、1GB、5GB、10GB、20GBの4つが用意されています。
いずれも大手キャリアよりは割安ですが、格安SIMの中では割高と、かなり微妙な立ち位置です。とはいえ、mineoは他の格安SIMとは異なり、実店舗を持っていたり、大手キャリア並みのサポート体制が整っていたりするので、総合的に考えるとコスパは悪くありません。
とはいえ、1GBで1,298円はあまりにも割高で、5GBまで増やしてもその差は200円程度しかないので、契約するなら「5GB以上」がおすすめですよ。
mineoのその他の魅力

出典:料金 – mineo
ライト | ・通信速度:0.3Mbps ・料金:660円 |
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スタンダード | ・通信速度:1.5Mbps ・料金:990円 |
プレミアム | ・通信速度:3Mbps ・料金:2,200円 |
mineoは先述の固定プランの他に、非常にユニークな「使い放題プラン」を用意しています。その名も「マイそく」で、「通信速度」に応じてプラン料金が変わります。
プラン詳細は上記表の通りで、0.3Mbpsで660円、1.5Mbpsで990円、そして3Mbpsで2,200円となっています。
0.3Mbpsの通信速度はLINEなどのテキストメッセージ程度しかできませんが、1.5MbpsあればYouTubeが360pの中画質で視聴可能。そして3MbpsあればYouTubeを高画質で見放題になるので、上手に使えば破格のコスパです。
一点、「マイそく」は、平日月曜日〜金曜日の正午12時〜13時の間、「0.032Mbps」という大幅な速度制限が必ず入ります。これを許容できるなら、非常におすすめかつお得なプランなので、契約時の参考にしてみてください。
UQ mobile

出典:UQ mobile
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・3GB:1,628円 ・15GB:2,728円 ・25GB:3,828円 【データSIM】 なし |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
UQ mobileはau傘下のUQが運営するサブブランドで、auショップでの契約が可能です。auからの乗り換えの場合、手続きがほとんど不要で、契約事務手数料が不要などメリットが多く存在します。
用意しているSIMタイプは音声通話SIMのみで、SMSは無料で利用可能。
SMSが標準搭載となっているので、手軽にSMSを使いたい方におすすめです。
UQ mobileのプラン詳細

出典:料金プラン・サービス
くりこしプランS +5G | ・3GB:1,628円 ・速度制限時:0.3Mbps |
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くりこしプランM +5G | ・15GB:2,728円 ・速度制限時:1Mbps |
くりこしプランL +5G | ・25GB:3,828円 ・速度制限時:1Mbps |
UQ mobileのプラン詳細は上記の通り「固定制プラン」です。
3GB、15GB、25GBの3つのプランを用意し、料金的にはやや割高。運営しているのが実質的に大手キャリアのauで、回線品質も他の格安SIMより高いため、コスパ的には悪くありません。
また、3GBのプランの場合、全て使い切った後の速度制限時の通信速度が0.3Mbpsとかなり低速ですが、15GB、25GBのプランでは1Mbpsと比較的高速。
1Mbpsの速度があれば、YouTubeやSNSなども比較的快適に利用できるので、速度制限後の快適性で選ぶことも大切ですよ。
UQ mobileのその他の魅力
UQ mobileは「自宅セット割」という特典を用意しています。
これは、特定の光回線、もしくは電気料金の契約をすることで、プラン料金が割り引かれるというもの。
割引額は3GBと15GBが638円、25GBが858円とかなり高額で、1年換算すると6,380円、8,580円と侮れません。
したがって、UQ mobileを契約する場合は、自宅セット割の利用も検討しておきましょう。
povo

出典:povo
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・1GB(7日間):330円/回 ・3GB(30日間):990円/回 ・20GB(30日間):2,700円/回 ・60GB(90日間):6,490円/回 ・150GB(180日間):12,980円/回 ・データ使い放題(24時間):330円/回 【データSIM】 なし |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
povoはauのプランの1つで、格安SIMにも劣らない安さ、そして利便性を持っているため大人気です。
auの中に入っているプランなので、厳密に言えば格安SIMではありませんが、安く利用できるのでここで紹介しています。
用意しているSIMタイプは音声通話SIMのみで、SMSは標準で利用可能。申し込み不要で、料金は無料。送信にはau系SMSと同じ料金がかかり、受信する分には無料で利用できます。
povoのプラン詳細

出典:トッピング – povo
トッピング名 | 料金 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円 |
データ追加1GB(7日間) | 390円 |
データ追加3GB(30日間) | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 2,700円 |
データ追加60GB(90日間) | 6,490円 |
データ追加150GB(180日間) | 12,980円 |
5分以内通話かけ放題(1カ月) | 550円 |
通話かけ放題(1カ月) | 1,650円 |
povoは他の格安SIMにはない「トッピング」という独自性の強い料金システムを打ち出しています。
プランの基本料金は無料で、自分に必要なものだけを課金していき、これを「トッピング」と呼ぶとのこと。
用意されているトッピングは上記表の通りで、30日間で3GBが990円、20GBが2,700円などの1カ月単位のトッピングのほかにも、7日間で1GBが390円、180日で150GBが12,980円、さらには24時間限定で使い放題が330円だったりと、期間、データを使いやすくアレンジしたものを多数用意。
これにより、使う時だけ課金したり、使う分だけ課金したりと、従来の料金プランには真似できない柔軟性を実現しています。
したがって、無駄なく、自分に合わせて料金プランをゼロから作っていきたい方におすすめですよ。
povoのその他の魅力

出典:ギガ活 – povo
povoは「ギガ活」と呼ばれる、データのプレゼント企画を実施しています。
「#ギガ活でもらう」では、フードなどのデリバリーでご飯を注文したらギガがもらえたり、「#ギガ活でさがす」では、シェア自転車などを利用してギガがもらえたり。
さらに、2022年6月には「FIND povo」というキャンペーンも始まりました。これは、街中にある特定のサービスを見つけ、利用することでギガがもらえる仕組みです。
直近のFIND povoでは、傘やモバイルバッテリーのシェアリングサービスの利用でギガをプレゼントしていたりと、他社にはない面白いキャンペーンを打ち出しています。
革新的なトッピングシステムやギガ活など、「新しい時代のスマホプラン」、それがpovoなので、気になった方は契約を検討してみましょう!
NUROモバイル

出典:NUROモバイル
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・3GB:792円 ・5GB:990円 ・10GB:1,485円 ・20GB:2,090 【データ+SMS SIM】 ・3GB:792円 ・5GB:990円 ・10GB:1,485円 【データSIM】 ・3GB:627円 ・5GB:825円 ・10GB:1,320円 |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データ+SMS SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データSIM】 ・利用不可 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
NUROモバイルは人気の光回線「NURO光」を運営しているSONYの格安SIMです。
他社にはないオプションやギガのプレゼントなどが最大の強みで、SIMタイプは3つを用意。
「音声通話SIM」「データ+SMS SIM」の両者は無料でSMSが利用可能で、両者のプラン料金は同じ。「音声通話SIM」だけが選べる特別なプランも存在するので、SMSが欲しいなら「音声通話SIM」を選んだ方が賢いです。
一方で、「データSIM」ではSMSの利用ができないので、この点には注意してください。
NUROモバイルのプラン詳細
VSプラン | ・3GB:792円 |
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VMプラン | ・5GB:990円 ・Gigaプラス:3GB ・バリューデータフリー |
VLプラン | ・10GB:1,485円 ・Gigaプラス:6GB ・バリューデータフリー |
NUROモバイルの基本プランは上記3つです。
最も低容量のVSプランは3GBで792円。3GBでこのお値段は業界最安級です。
そして、VMプランは5GBで990円、VLプランは10GBで1,485円とこれまた割安。しかも、この2つのプランには「Gigaプラス」「バリューデータフリー」という2種の特典がついてきます。
前者の「Gigaプラス」は3カ月に1度データがプレゼントされる特典のことで、5GBのVMプランでは3GBが、10GBのVLプランでは6GBが、それぞれ受け取れます。
後者の「バリューデータフリー」はデータ通信量をゼロにするカウントフリーの一種で、「LINEのデータ通信量」を削減できます。トーク利用時のデータ通信量がゼロになるので、データの節約が可能に。
業界内でも非常にお得で特典も盛りだくさんのプランなので、多くの方におすすめできます。
NUROモバイルのその他の魅力
NEOプラン Lite | ・20GB:2,090円 |
---|---|
NEOプラン | ・20GB:2,699円 ・Gigaプラス:15GB ・NEOデータフリー |
NUROモバイルには基本プラン3つの他に、「NEOプラン」と呼ばれる大容量プランが用意されています。
NEOプランは20GBで2,699円と業界内でも標準的な料金設定ですが、特典がスゴイ。
ギガが3カ月に1度プレゼントされる「Gigaプラス」は驚愕の15GBなので、実質的に1カ月に5GB無料で受け取れるということ。
また、カウントフリーの「NEOデータフリー」では、以下の4つのアプリ、サービスのデータ通信量をゼロにしてくれます。
- LINE
- TikTok
しかも、基本プランについてくるバリューデータフリーとは異なり、LINEは「音声通話」もカウントフリーの対象に!
これだけのスペックのカウントフリーを他社で利用するとなると、最低でも月額500円程度、場合によっては1,000円程度の有料オプションとなっていてもおかしくありません。
これを無料で利用できるのは極めて大きな料金とデータの節約になります。「思う存分スマホを楽しみたい」という方にNUROモバイルはおすすめです。
ahamo

出典:ahamo
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・20GB:2,970円 ・100GB:4,950円 【データSIM】 なし |
---|---|
SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
ahamoはドコモの中のプランの1つで、いわゆる大容量格安プランに該当します。
あくまでドコモのプランという位置付けなので、使用回線は安心と信頼の純ドコモ回線。回線の安定性、信頼性という点では格安SIMより圧倒的に高いので、回線品質を強く求める方におすすめです。
SMSはもちろん無料で利用可能で、送信は文字数に応じて3円〜33円がかかり、受診は無料です。
ahamoのプラン詳細

出典:料金 – ahamo
ahamoが用意しているのは「20GBで2,970円」の1つのプランだけです。
料金だけ見るとやや割高ですが、純ドコモ回線を使用でき、さらに「国内通話1回5分無料(5分以内ならかけ放題)」がついているので、この点を考慮するとコスパはそこまで悪くありません。
特に嬉しいのが「国内通話1回5分無料」が標準装備されている点で、他社では550円程度の有料オプションであることがほとんどなので、お得感がありますよね。
ahamoのその他の魅力

出典:ahamo大盛り
ahamoが用意しているのは先述の20GBで2,970円ですが、ここに「ahamo大盛り」という1,980円の有料オプションを付けて「月額4,950円」で、80GB上乗せの合計「100GB」が利用できるようになります。
100GBはスマートフォン業界の中でも文字通り「桁違い」の圧倒的ボリュームで、「ギガがあればあるだけ助かる」という方にとっては大変ありがたいですよね。
また、この100GBは「使い方を問わない」としている点も評価できます。スマートフォンでの使用だけでなく、テザリングによりパソコンやタブレット、ゲーム機器でもahamo回線(docomo回線)でインターネット接続ができるようになるので、汎用性が高いです。
「純ドコモ回線で100GBを4,950円で使える」というだけでも魅力的で、1GBあたりの料金は50円と破格!最高品質の回線で存分にインターネットを楽しみたい方は、契約を検討してみましょう。
LINEMO

出典:LINEMO公式サイト
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・3GB:990円 ・20GB:2,480円 【データSIM】 なし |
---|---|
SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
LINEMOはソフトバンクの格安プランで、純ソフトバンク回線を使用しながら、プラン料金を大幅に抑えられる点が魅力です。
SMSの利用はソフトバンク内のプランということもあり、問題なく利用可能。料金はもちろん無料で、文字数に応じて3円〜33円がかかる点は他社と同様です。
LINEMOのプラン詳細

出典:料金 – LINEMO
ミニプラン | ・3GB:990円 ・通信制限速度:0.3Mbps |
---|---|
スマホプラン | ・20GB:2,728円 ・通信制限速度:1Mbps ・LINEスタンププレミアム for LINEMO ・PayPayポイントあげちゃうキャンペーン |
LINEMOのプランは非常にシンプルで、3GBと20GBの2つだけ。それぞれ990円、2,728円と相場程度かやや割高ですが、細かく見ていくとギガの他にも違いがあります。
まずデータ(ギガ)を全て使い切った場合の通信制限時の速度ですが、3GBのミニプランでは0.3Mbpsまで制限されます。この速度では動画やSNSなど、インターネットを使う娯楽はほとんど何もできません。
一方、20GBのスマホプランでは、通信制限時の速度は1Mbpsです。1Mbpsの速度があれば、YouTubeで360pという標準画質での視聴が可能なので、20GBを全て使い切った後もある程度、インターネットを楽しめます。
また、スマホプランでは他にも、LINEスタンプや絵文字が使い放題になる「LINEスタンププレミアム for LINEMO」が使えたり、PayPayポイントがお得に貯まる「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」の対象になったりと、さまざまな特典が存在します。
LINEMOのその他の魅力
LINEMOのプラン以外の魅力に「LINEギガフリー」が存在します。
LINEギガフリーはミニプラン、スマホプランのいずれにも標準搭載されており、「LINEのデータ通信量をゼロに」してくれます。
LINEのトークはもちろん、音声通話、さらには大量のデータ通信を行うビデオ通話も対象となっており、大幅なギガの節約に!
他社なら500円〜1,000円程度の有料オプションとなっていも不思議ではないくらいの大盤振る舞いですが、LINEMOはこれを無料で利用できます。素晴らしい!
したがって、SMSだけでなくLINEでもたくさんの人とコミュニケーションを取りたい方に、LINEMOはおすすめですよ!
日本通信SIM

出典:日本通信SIM
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・1GB:290円 ・6GB:1,390円 ・20GB:2,178円 【データSIM】 なし |
---|---|
SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
日本通信SIMは「合理的」をコンセプトとする格安SIMです。他社にあるような無駄を徹底的に省き、料金を最小限にすることにこだわっている点が「合理的」だと言えます。
SIMタイプは音声通話SIMのみで、SMSは無料で利用可能。1通当たりの料金は他社と同様で、送信時は文字数に応じて3円〜33円がかかります。
日本通信SIMのプラン詳細
合理的シンプル290プラン | ・1GB:290円 ・無料通話:なし ・データの追加:220円/1GB |
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合理的みんなのプラン | ・1GB:1,390円 ・無料通話:70分/月 ・データの追加:275円/1GB |
合理的20GBプラン | ・20GB:2,178円 ・無料通話:70分/月 ・データの追加:275円/1GB |
合理的かけほプラン | ・3GB:2,728円 ・無料通話:無制限かけ放題 ・データの追加:275円/1GB |
Wスマートプラン | ・3GB:1,738円 ・無料通話:70分/月 ・データの追加:275円/1GB ・健康アプリ「FiNC」利用可能 ・月間合計歩数に応じて最大1GB追加 |
日本通信SIMの基本プランは上記4つです。最も安い「合理的シンプル290プラン」は1GBで驚愕の「290円」!300円でお釣りがくる料金で携帯電話の契約ができるなんて、時代の進歩を感じますよね。
また、このプランは他のプランとは異なり、データ(ギガ)を追加で購入する場合、1GBあたり220円で購入できます。他のプランは1GB当たり275円なので、1GB当たり50円安いのは助かりますよね。
他のプランは無料通話がついているものの、相場と比べて安いと言い切れるほどではないので、日本通信SIMを選ぶなら1GBで290円の「合理的シンプル290プラン」を選ぶべきだと言えます。
日本通信SIMのその他の魅力
Wスマートプラン | ・3GB:1,738円 ・無料通話:70分/月 ・データの追加:275円/1GB ・健康アプリ「FiNC」利用可能 ・月間合計歩数に応じて最大1GB追加 |
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日本通信SIMには先述の4つの基本プランの他にも、「Wスマートプラン」という特殊なプランが用意されています。
このプランの詳細は上記の通りですが、3GB、無料通話が1カ月70分ついて1,738円と料金設定だけ見れば割高です。
しかし、注目すべき特典として「健康アプリFiNC」「歩数に応じてデータ追加」という2点が存在します。
前者のFiNCというアプリは、健康をサポートする有料アプリのことで、体型などの健康管理や栄養管理に関する専門的なアドバイスをもらうことが可能。
そして後者の「歩数に応じてデータ追加」は、文字通り、歩けば歩くほどスマートフォンで使えるギガがプレゼントされます。最大で6万歩歩いて1GBが受け取れるので、健康になった分だけお得になるという非常にユニークなプランです。
OCNモバイルONE

出典:OCNモバイルONE
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・0.5GB:550円 ・1GB:770円 ・3GB:990円 ・6GB:1,320円 ・10GB:1,760円 【データ+SMS SIM】 ・3GB:990円 ・6GB:1,320円 ・10GB:1,760円 【データSIM】 ・3GB:858円 ・6GB:1,188円 ・10GB:1,628円 |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データ+SMS SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データSIM】 ・利用不可 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
OCNモバイルONEは業界内でも珍しい「0.5GB」という1GB未満のプランを用意している、「使わない人向け」の格安SIMです。
SIMタイプは「音声通話SIM」「データ+SMS SIM」「データSIM」の3つで、データSIMだけがSMS利用不可となっています。
「音声通話SIM」「データ+SMS SIM」のいずれでもSMSの利用は無料で、送信時に3円〜33円の料金がかかります。
OCNモバイルONEのプラン詳細

出典:OCNモバイルONE
500MB/月コース | ・0.5GB:550円 ・無料通話:10分/月 ・光回線セット割:なし |
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1GB/月コース | ・1GB:770円 ・無料通話:なし ・光回線セット割:220円割引 |
3GB/月コース | ・3GB:990円 ・無料通話:なし ・光回線セット割:220円割引 |
6GB/月コース | ・6GB:1,320円 ・無料通話:なし ・光回線セット割:220円割引 |
10GB/月コース | ・10GB:1,760円 ・無料通話:なし ・光回線セット割:220円割引 |
OCNモバイルONEの音声通話SIMのプランは0.5GBから10GBまで、5段階に分かれています。
0.5GBのプラン「500MB/月コース」には無料通話が10分ほどついていて、お値段550円と業界内でも破格中の破格。
これよりデータ量が大きい1GB、3GB、6GB、10GBはいずれも業界水準で安いとは言えないので、OCNモバイルONEを契約するなら最小容量の「500MB/月コース」がおすすめです。
一方で、1GB、3GB、6GB、10GBのプランには「ONC光モバイル割」という光回線のセット割が存在します。これを上手に使うことでコスパが大きく改善されるので、もしいずれかのプランを契約するなら光回線もセットで契約した方が良いでしょう。
OCNモバイルONEのその他の魅力

出典:OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、MM総研による格安SIM6社の品質調査で、docomo回線通信品質が3期連続で総合1位を獲得しています。
格安SIMは「安かろう悪かろう」だと思われていますが、OCNモバイルONEのような優良サービスを選ぶことで回線品質にこだわることも可能であることが分かりますよね。
したがって、回線品質の高い格安SIMをできるだけやすく契約したい方にも、OCNモバイルONEはおすすめですよ。
イオンモバイル

出典:イオンモバイル公式サイト
プランとSIMタイプ | 【音声通話SIM】 ・0.5GB:803円 ・1GB:858円 ・3GB:1,078円 ・5GB:1,298円 ・10GB:1,848円 ・20GB:1,958円 ・50GB:5,258円 【データSIM】 ・1GB:528円 ・3GB:858円 ・5GB:1,078円 ・10GB:1,628円 ・20GB:1,738円 ・50GB:5,038円 |
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SMS利用可否 | 【音声通話SIM】 ・利用可能 ・料金:無料 【データSIM】 ・利用可能 ・料金:154円 |
SMS料金 | ・送信:3円〜33円 ・受信:無料 |
イオンモバイルは、あの「イオン」が提供する格安SIMです。
SIMタイプは「音声通話SIM」「データSIM」の2つで、両者ともにSMSの利用が可能。
一方で、データSIMでSMSを利用する場合、ドコモ回線なら別途154円が毎月かかるので、この点には注意が必要です。
イオンモバイルのプラン詳細
データ量 | 音声通話SIM | データSIM |
---|---|---|
0.5GB | 803円 | なし |
1GB | 858円 | 528円 |
2GB | 968円 | 748円 |
3GB | 1,078円 | 858円 |
4GB | 1,188円 | 968円 |
5GB | 1,298円 | 1,078円 |
6GB | 1,408円 | 1,188円 |
7GB | 1,518円 | 1,298円 |
8GB | 1,628円 | 1,408円 |
9GB | 1,738円 | 1,518円 |
10GB | 1,848円 | 1,628円 |
20GB | 1,958円 | 1,738円 |
30GB | 3,058円 | 2,838円 |
40GB | 4,158円 | 3,938円 |
50GB | 5,258円 | 5,038円 |
イオンモバイルのプラン詳細は上記の通りで、0.5GB〜50GBまで、非常に細かくデータ量を設定できるのが強みです。
最小の0.5GBは音声通話SIMのみの対応で803円と、コスパはあまり良いとは言えません。3GBは音声通話SIMが1,078円、データSIMが858円と、こちらは相場水準の料金設定。
そして、容量を大きくしていくと少し不可解な部分があります。10GBは音声通話SIMで1,848円であるのに対し、20GBは1,958円と、その差は110円しかありません。たった110円でデータ量が10GBから20GBへと増えるなら、選ばない手はないですよね。
少し料金設定に不透明な部分があるので、この点に注意しながらデータ量を決定しましょう。
イオンモバイルのその他の魅力
イオンモバイルは全国のイオンモールなどの実店舗で契約できるため、格安SIMの中では珍しく手厚いサポートが受けられます。
イオンは全国に200店舗以上が存在し、これほど多くの実店舗を持っている格安SIMはほとんど存在しません。場合によっては店舗を持たず、Webのみの対応としている格安SIMもあるくらいです。
お買い物ついでに相談をしたり、あるいは契約を済ませられるので、スマートフォンに詳しくない方でも安心。まずは公式サイトで詳細をチェックしてみましょう。
まとめ
格安SIMは大手キャリアよりも安く利用できるのが強みですが、SMSに対応しているのかは気になるところです。
ほとんどの格安SIMが対応しているものの、SIMのタイプによって対応していない場合もあるので、「音声通話SIM」を選ぶことが大切。
記事で紹介したものを参考に、自分にあったものを選んでみましょう。