通話のみの格安SIMおすすめ8社を紹介!音声通話SIMのメリット・注意点を解説

通話のみの格安SIMおすすめ8社を紹介!音声通話SIMのメリット・注意点を解説

格安SIMは「データ通信専用SIM」「音声通話SIM」「SMS機能付きデータ通信SIM」の3種類に区別できます。

つまり、プライベート用のデータ通信だけを目的とするのなら「データ通信専用SIM」、通話のみの目的で2台目の仕事用携帯電話が必要なら「音声通話SIM」というように、格安SIMには「ユーザー側が希望する使い方に応じたサービスを選べる(かつ、必要なサービス分の利用料金だけを支払うだけで良くなる)」というメリットが存在するということです。

そこで今回は、通話のみの格安SIMを利用するメリット・注意点について解説します。あわせて、通話のみのおすすめ格安SIM業者を8社紹介するので、ご自身の格安SIMライフにお役立てください。

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MEMO
格安SIMの使い方は多種多様です。たとえば、大手キャリアの携帯電話をメインにしつつ格安SIMを2台目として契約する・そもそも携帯電話を使用する頻度が低いのでメイン端末として格安SIMに乗り換える・子どもに持たせるために格安SIMを新規契約するなど、幅広い用途が考えられます。MVNO各社バリエーション豊富なサービスを提供しているので、ご自身のニーズに適した商品を見つけましょう。

通話のみの格安SIMを利用するメリット3つ

インターネット通信を利用する機会が少ない人・通話のみの目的で利用する端末を求めている人には、音声通話SIMを利用するのがおすすめです。

なぜなら、音声通話SIMには次の3つの特徴が存在するため、ニーズが合致するユーザーにはメリットしか生じないからです。

  1. 通話のみの格安SIMでも大手キャリアと同等の音声品質を担保されている
  2. 通話のみの格安SIMを利用すれば毎月の携帯料金を低額に抑えられる
  3. 通話のみの格安SIMなら緊急時のトラブルにも対応できる

それでは、通話のみの格安SIMを利用する3つのメリットについて、それぞれ具体的に見ていきましょう。

1:大手キャリアと音声通話の品質は変わらない

格安SIMの電話回線は大手キャリアの回線を借りて運用されています。つまり、音声通話品質はドコモなどの大手キャリアと同じレベルなので、電話が繋がりにくい・音質が悪いなどの不便を強いられることはありません。

これに対して、格安SIMのデータ通信については、時間帯・地域・使用エリアによって低速度になったり繋がりにくくなったりするため、大手キャリアと同じレベルのサービスは期待できないというのが実情です。

したがって、通話のみの目的で格安SIMを利用するとしてもサービス内容について一切デメリットはないのでご安心ください。

2:利用目的に沿って月額利用料金を低額に抑えられる

通話のみの格安SIMは大手キャリアの携帯電話サービスに比べて通話料を低額に抑えることができます(一般的には、22円(税込)/30秒程度)。

また、各MVNOが用意している専用の音声通話アプリを利用すれば、通話料金を半額~無料にまで引き下げることも可能です(ただし、音声通話アプリ使用時は通話品質が劣化するおそれがあります)。

さらに、音声通話SIMはデータ通信料の利用料金が加算されないため、そもそものプラン価格設定が低廉というメリットも存在します。

したがって、携帯電話を通話のみでしか使わない人にとっては、毎月の携帯料金が低額になることによって家計収支状況の改善に役立てられるでしょう。

3:緊急通報できる

データ通信専用SIMは通話機能が備わっていないため万が一のときに緊急通報できませんが、音声通話SIMなら110番通報・119番通報も可能です(もちろん、データ通信専用SIMでもLINE・Skypeなどの通話アプリ、インターネット回線を利用するIP電話なら利用できます)。

日本は地震などの自然災害が多い地域ですし、誰しもいつ事件・事故に巻き込まれるか分かりません。音声通話SIMは緊急時のために通話手段を確保しておきたいという人に適しているでしょう。

通話のみの格安SIMを利用するときの注意点3つ

通話のみの目的で音声通話SIMの利用を検討する場合には、次の3点に注意をして格安SIM業者を選びましょう。

  1. 所有する携帯端末と相性の良い格安SIM業者を選ぶ
  2. 格安SIM業者ごとに用意されている多様なサービス・オプション内容を見比べる
  3. 格安SIM業者が用意している専用通話アプリの内容をチェックする

それでは、音声通話SIM利用時の3つの注意点について、それぞれ具体的に見ていきましょう。

1:端末と相性の良い回線を選ぶ

音声通話SIMは大手キャリア(docomo・au・softbank)の電話回線を利用するものなので、現在使用中の携帯端末と格安SIM業者の電話回線の相性が良いものを選ぶ必要があります。なぜなら、相性の悪い電話回線を借り入れている格安SIM業者と契約をしてしまうと、音声通話機能に不具合が生じるおそれがあるからです。

各格安SIM業者はホームページなどで「動作確認済み端末一覧」を公表しているので、かならず契約前にご確認ください。

2:業者ごとのプラン内容・オプションを見比べる

通話のみの目的で格安SIMを契約する場合には、業者ごとのプラン・オプション・特典・キャンペーンなどを詳細にチェックしましょう。なぜなら、ご自身の利用状況に応じたサービスを選ばなければ、結果として携帯料金が高額になるおそれがあるからです。

たとえば、通話のみの利用目的で通信サービスの使用予定がない人は、データ容量が最小限の低額プランを見比べると良いでしょう。

その一方で、通話時間が長時間になる可能性が高い人は、かけ放題オプションが搭載されているプランを選ぶのがおすすめです。格安SIMとはいえ長時間通話利用すると電話代が高額になるため、かけ放題オプションで家計への負担を軽減できるでしょう(ただし、かけ放題プランが専用アプリ必須になると電話品質が落ちる可能性があるのでご注意ください)。

さらに、故障時の端末補償サービスコールセンターでの設定サポート対応など、格安SIM業者ごとに多様なオプションが用意されているので、ニーズに応じて必要な制度が整っているものを選ぶようにしてください。

3:専用通話アプリの有無を確認する

通話料金をできるだけ低額に抑えたいのなら、格安SIM業者が専用通話アプリを用意しているかをチェックしましょう。

なぜなら、専用通話アプリを搭載している格安SIMは通話料金を半額程度に値下げするサービスを提供している可能性が高いからです。

「かけ放題プランに加入するほどではないが、できるだけ通話料金を抑えたい」という人は、専用通話アプリの有無を参考に格安SIM業者選びをすると良いでしょう。

通話のみのおすすめ格安SIM業者8選

それでは、通話のみの目的で格安SIMを使いたいという人のために、おすすめの音声通話SIMサービスを提供している格安SIM業者を8社紹介します。

契約する格安SIM業者を決めるときには、毎月の想定通話時間を見積もったうえで、ご自身にとって過不足のないプラン・特典を搭載したサービスを選ぶのがおすすめです。

1位:楽天モバイル

月額料金(税込)・~3GB:1,078円
・~20GB:2,178円
・20GB~:3,278円
通信回線楽天・au
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・Rakuten Linkを利用すれば通話料無料
・10分(標準)通話かけ放題:1,100円(税込)

楽天モバイルが提供する「Rakuten UN-LIMIT VI」の特徴は、毎月のデータ使用量で料金が決まる変動制の料金プランです。20GBの通信量なら50GBでも100GBでも無制限で月額2,980円(税抜)が上限月額に固定されています。

そして、通話のみで格安SIMを利用したいユーザーに楽天モバイルをおすすめするのは、1カ月あたりのデータ通信量が3GB以内に収まれば月額料金が1,078円で抑えられるのがその理由です。また、Rakuten LINKを利用すれば通話料も無料になるため、「とにかくスマホ代を安くしたい」という方には良い条件だといえるでしょう。

さらに、契約事務手数料・解約事務手数料・MNP転出手数料などの諸経費はすべて無料ですし、申込方法もオンライン・店舗・電話サポートというように実に豊富です。

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2位:mineo

月額料金(税込)・~1GB:1,298円
・~5GB:1,518円
・~10GB:1,958円
・~20GB:2,178円
通信回線docomo・au・ソフトバンク
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・10分かけ放題:550円(税込)
・時間無制限かけ放題:1,210円(税込)
・mineo電話を利用すれば通話料10円/30秒
・グループ電話・迷惑電話撃退・割込電話などのオプションあり

mineoの通話基本サービス「デュアルタイプ」は、データ通信量に応じて月額料金が変動するという仕組みです。たとえば、データ通信量が1カ月5GBのボリュームでも、1,518円に月額料金を抑えられます。

また、「とにかく時間を気にせずに格安SIMで通話サービスを利用したい」という方におすすめなのが「時間無制限かけ放題プラン」です。基本プラン料金は1,210円/月ですが、お得なキャンペーンを活用すれば1年間990円/月にディスカウントされます。

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3位:IIJmio

月額料金(税込)・~2GB:850円
・~4GB:990円
・~8GB:1,500円
・~15GB:1,800円
・~20GB:2,000円
※キャンペーン中は1GB増量中
通信回線docomo・au
国内通話料(税込)11円/30秒
かけ放題プラン・5分以内無料プラン:500円(90円)
・10分以内無料プラン:700円(290円)
・時間無制限無料:1,400円(990円)
※カッコ内キャンペーン価格

元々、IIJmioは音声通話機能限定の格安SIMサービスである「ケータイプラン(1,012円/月)」のシンプルプランを用意していましたが、現在ではケータイプランの新規申込を停止して「ギガプラン」に全面移行しています。

みおふぉんダイヤルアプリ使用時は通話スタイルに応じてお得な通話料金プランが用意されているので、通話のみ利用目的の人はどの程度の時間設定で音声通話利用するのかを想定してお好みのかけ放題プランを選択しましょう。

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4位:OCNモバイルONE

月額料金(税込)・~500MB:550円
・~1GB:770円
・~3GB:990円
・~6GB:1,320円
・~10GB:1,760円
通信回線docomo
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・「OCNでんわ」を利用すれば通話料11円/30秒
・10分かけ放題:935円(税込)
・トップ3かけ放題:935円(税込)
・完全かけ放題:1,430円(税込)

OCNモバイルONEはデータ通信量上限500MBから月額利用料金(550円)を設定しているので、通話のみでデータ通信予定のない格安SIM希望ユーザーにはぴったりの格安SIMサービスです。

また、通話用途に応じて3種類のかけ放題サービスを用意しているので、家族や恋人などの特定の人物だけに電話をするのが決まっているのなら「トップ3かけ放題」、仕事で誰に電話をするか決まっていないのなら「10分かけ放題」「完全かけ放題」、というように、通話用途に応じて利用サービスを柔軟に変更できるのがメリットといえるでしょう。

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5位:イオンモバイル

月額料金(税込)【さいてきプラン】
・~0.5GB:803円
・~1GB:858円
・~2GB:968円
・~3GB:1,078円
・~4GB:1,188円
・~5GB:1,298円
・~6GB:1,408円
・~7GB:1,518円
・~8GB:1,628円
・~9GB:1,738円
・~10GB:1,848円
【さいてきプラン MORIMORI】
・~20GB:1,958円
・~30GB:3,058円
・~40GB:4,158円
・~50GB:5,258円
※別途60歳以上のユーザー限定の少容量プランあり
通信回線docomo・au
国内通話料(税込)11円/30秒
かけ放題プラン・フルかけ放題プラン:1,650円(税込)
・10分かけ放題プラン:935円(税込)
・5分かけ放題プラン:550円(税込)
・専用通話アプリ「イオンでんわ」あり

イオンモバイルの最大の特徴は、使用するデータ量によって細かく料金プランが設定されている点。他社格安SIMサービスのように、「ほんの少しだけ通信データ量が増えてしまったために値上げ幅が増えてしまう」というイライラ感を払拭して、「使った分だけのお金を払う」という納得感を得られるのがポイントです。

家族間でのデータ容量シェアや高齢世代のための料金プランなど、きめ細やかなユーザービリティ―を期待する方におすすめの格安SIMといえるでしょう。

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6位:BIGLOBEモバイル

月額料金(税込)・プランS(1ギガ):1,078円
・プランR(3ギガ):1,320円
・プランM(6ギガ):1,870円
・12ギガプラン:3,740円
・20ギガプラン:5,720円
・30ギガプラン:8,195円
※BIGLOBE家族割などのサービスあり
通信回線docomo・au
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・「BIGLOBEでんわ」アプリを使用すれば通話料9.9円/30秒
・10分かけ放題:913円(税込)
・通話パック90:913円(税込)
・3分かけ放題:660円(税込)
・通話パック30:660円(税込)

BIGLOBEモバイルの強みは、通話のみの格安SIMに多様なエンタメフリーオプション(税込308円)を用意している点です。YOUTUBE・ABEMA・U-NEXTなどの動画配信サービス、dマガジン・楽天マガジンなどの電子書籍サービスなど、対象の21サービスについてはどれだけ接続してもデータ通信量ノーカウントで自由にスマホライフを満喫することができます。

また、専用アプリである「BIGLOBEでんわ」利用時の通話料が半額以下になる点も、通話のみの格安SIMを探している人には魅力的でしょう。

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7位:エキサイトモバイル

月額料金(税込)【Fit:段階料金プラン】
・低速通信のみ:495円
・~3GB:880円
・~7GB:1,430円
・~12GB:1,980円
・~17GB:2,750円
・~25GB:3,245円
【Flat:定額料金プラン】
・0GB(低速通信のみ):660円
・3GB:1,210円
・12GB:1,650円
・20GB:2,068円
・25GB:2,970円
・30GB:4,400円
・40GB:7,700円
・50GB:11,198円
通信回線docomo・au
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・専用通話アプリ「エキモバでんわ」使用時は通話料11円/30秒
・エキモバでんわ3分かけ放題X:月額759円

エキサイトモバイルでは、データ通信量が事前に決まっているFlatプラン・使ったデータ量に応じて料金が変わるFitプランの2方式で月額利用料金が決まる仕組みです。通話以外に格安SIMを利用する予定がない人なら月額495円からスマホを所持できる点が魅力的でしょう。

また、専用アプリ「エキモバでんわ」は電話回線を使っているので音質もクリアです。エキサイトモバイルは「データ通信の予定はないし、通話時間も短い予定」という人におすすめの格安SIMといえるでしょう。

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8位:Y!mobile(ワイモバイル)

月額料金(税込)・シンプルS(3GB):2,178円
・シンプルM(15GB):3,278円
・シンプルL(25GB):4,158円
通信回線ソフトバンク
国内通話料(税込)22円/30秒
かけ放題プラン・だれとでも定額(10分以内無料):770円(税込)
・スーパーだれとでも定額(S):1,870円(税込)
・データ増量オプションあり

ワイモバイルのおすすめポイントは、家族で複数回線を契約したときの割引にあります。2回線目からは毎月1,188円ディスカウントされるので家計への負担を大幅に軽減できるでしょう。

また、留守番電話・デザリング・無料Wi-Fiスポットなどのサービスが基本的にはすべて初期搭載されているのも魅力的。「当初は通話のみ目的で格安SIMを契約したがメイン使用しているうちにもっと便利に使いたい」と希望する人におすすめの格安SIMです。

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格安SIMは利用目的によって通話SIM・データSIMを使い分けよう

無自覚のまま大手キャリアと契約する時代は終わり、今では大手キャリア・格安SIM業者が展開している多様なサービスのなかから自分のライフスタイルに合ったプランを見つけて「上手に・お得に」スマートフォン生活を満喫するのが当たり前になりました。

たとえば、データ通信を使わないのに過大な通信枠の料金を毎月支払うのは損でしかありませんし、各社のサービスを少し調べるだけで、今まで通りの携帯電話の使い方を維持しながら家計負担を大幅に軽減することも可能です。

通話のみの目的で利用する格安SIMサービスをご検討の方にとって、今回紹介したおすすめの格安SIM業者8社の音声通話SIMが役立つはずなので、各社のサービス内容と想定利用状況を勘案しながらご自身にぴったりの音声通話SIMサービスをご選択ください

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