【2023年最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選!

【2022年7月最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選!

スマートフォンの料金が話題に上がると、必ず登場するのが「格安SIM」ではないでしょうか?

元々は、あまりにも高すぎる大手キャリアの月額料金と対照的に、格安で利用できる事業者を指す言葉でしたが、国主導で携帯電話料金が大幅に値下げされたこともあり、今では「安く使える携帯会社、プラン」のような意味合いで使われています。

スマートフォンは、今や「生活必需品」とも呼べるほど私たちの生活に溶け込んでいるため、毎月のスマートフォンの利用料金も「生活費」と割り切りたいところ。しかし、大手キャリアの古いプランに契約したままだと、1カ月あたり数千円規模で損をすることになってしまうため、格安SIMへと乗り換えを検討している方もいるはずです。

この記事では、格安SIMへと乗り換えを検討している方を対象として、「選び方」「おすすめの格安SIM」を徹底的に解説しています。格安SIMがよくわからない方や、どんなプランを選ぶべきかわからない方、さらには「とりあえず一番お得な格安SIMを知りたい方」まで、スマートフォンの料金を安くしたい全ての方に参考になりますよ。

目次

お得で使いやすい格安SIMの選び方

はじめに、お得で使いやすい格安SIMの選び方を徹底的に、わかりやすく解説していきます。

格安SIM選びで最も大切なことは、「人によって選ぶべきサービス、プランが異なる」点です。スマートフォンの使い方は、仕事や趣味など、ライフスタイルの影響を強く受けるため、自分に合ったものを選ぶことが大切。

いくつかの選ぶ基準を知って、自分にピッタリな格安SIMを見つけられるようになりましょう。

データ容量で選ぶ

格安SIMへの乗り換えを検討している全ての方が、「データ容量と月額料金」について知りたいと思っているはずです。

従来の大手キャリアのデータ容量は、以下のような大きな「ムダ」が存在しました。

  • スマホを全然使わないのに大容量プランを契約している
  • 毎日のように動画を長時間見るのに、低容量プランを契約している
  • 月ごとに使うデータ量が大きく変わるから、自分に合ったプランがない

比較的年齢が高めの層の方々からすれば、「スマホなんて全然使わないし、使えない」というのが本音です。しかし、ショップでの契約の時に、言われるがままに大容量プランを契約し、以降ずっと払わなくて良いお金を払ってきた方は多いと思います。

逆に、デジタルネイティブの若者の場合は、「いくらあっても足りない」と、ギガをその都度課金して、月に1万円を超える金額を支払うことも珍しくありません。

このような使い方により生じるムダは、「自分がどれくらいのデータを使うのか」を把握しておくことで、未然に防げます。

「1GBでできること」を知っておこう

自分のデータ量を把握する上で、必ず知っておくべきなのが「1GBでできること」です。

スマートフォンはガラケーよりもたくさんのことができる端末ですが、そのほとんどでインターネットと通信を行うための「データ通信」を必要とします。よく聞くLINE(ライン)やメルカリはもちろん、YouTubeなどの動画閲覧やTwitterなどのSNSにもデータ通信が必要です。

そして、このデータ通信の量に料金を発生させることで企業は利益を出すため、「どのくらいのデータ通信ができるプランを契約するのか」がスマートフォンを利用する上で極めて重要です。

データ通信の量、すなわちデータ容量は「1GB(ギガ)」を単位として各社がプランを設計しているため、例えば「1カ月3GBで〇〇円」というプランがあったとしても、具体的にこれが「何をどれくらいできるプランなのか」がわからないため、自分に合ったプランは見つけにくいです。

参考までに、以下の「1GBでできること」をまとめた表をご覧ください。

利用するもの1GBでできること
YouTube(360p)3時間
Instagram1.3時間
LINEトーク13.3万回
LINE音声通話55時間
LINEビデオ通話3.3時間
インターネット3,200回表示
Googleマップ4,430回表示
写真付きメール333回

参考:1GBでどのくらい使えるの? – hi-ho

ご覧のように、何を利用するにせよ、「意外と多くのことができる」のが1GBというデータ容量です。

しかし、一点注意して欲しいのが「YouTube(動画視聴)」です。上記表では「360p」という画質で視聴することが前提となっていますが、360pの動画を現代のスマートフォンで視聴すると「画質が悪い」と大半の方が感じます。

実際には、360pの倍以上の画質である「720p」「1,080p」といったHD画質で視聴することが多く、720pだと1時間程度、1,080pだとほんの数十分で1GBを使い果たします。それくらい、動画視聴はギガを使うのです。

また、最近のSNSは高画質の画像や動画が頻繁に流れてくるため、やはり多くのデータを消費します。

したがって、格安SIMのデータ容量をどの程度に設定するのかは、「スマートフォンの回線で動画やSNSをどの程度使うのか」に大きく依存します。

もし、無制限に動画やSNSを楽しみたいなら、データ容量に制限のない「無制限プラン」を選ぶべきですし、逆に、「動画は見ないし、SNSなんて使わない」という方、あるいは「スマートフォンの回線で動画やSNSは閲覧しない」という方は、1GBや3GBなどの低容量のプランを選びましょう。

プランの仕組みで選ぶ

格安SIMを選ぶ上で知っておくべきことの1つに、「プランの仕組み」があります。従来のスマートフォンの契約プランは、「〇GBで〇〇円」と、1GBを単位として月額料金が設定されていましたが、現在はさまざまなプランが各社により提供されています。

厳密にわけられているわけではありませんが、この記事では、以下の5つのプランに分類してみました。

  1. 固定プラン
  2. ワンプラン
  3. トッピングプラン
  4. 通信速度プラン
  5. 無制限プラン

自分に合ったプランを選ぶためにも、それぞれのプランの仕組みを知っていきましょう。

従来通りの「固定プラン」

UQ mobileの固定プラン

出典:UQ mobile

従来よりある最も基本的なプランが「固定プラン」です。「〇GBで〇〇円」と、1GB単位で月額料金が決められているため、誰でも理解しやすく、契約もしやすいプランだと言えます。

一方で、注意すべきデメリットが何点か存在するのも事実。もし、使いすぎてデータ容量に到達してしまった場合は、全く使えなくなるわけではなく、「低速通信」という通常より大幅に速度を抑えた通信が提供されます。

そして、この低速通信の速度は契約する会社やプランにより異なるため、契約する前に確認しておきましょう。一般的には、「1Mbps(1,000Kbps)」を下回る通信速度だと、動画視聴はもちろん、Webページの閲覧も難しくなると言われています。

もし、データ容量を使い果たしてしまった場合に、この低速通信を避けるためには「データ容量の課金」が必要です。1GB単位でバラ売りされていることが多いですが、ここが企業の稼ぐポイントになるので、当然、割高に設定されておりコスパは悪いです。

したがって、「たくさんのデータを使う」という場合には、あらかじめ10GBや20GBなどの大容量のプランを契約するか、無制限プランなど、他のプランを検討すべきです。

とにかくたくさん使える「無制限プラン」

データ量に制限があると、どうしても「節約しなきゃ」という意識が働いてしまうものです。節約も大事ですが、スマートフォンは仕事や娯楽など、生活のありとあらゆるものに関わるため、「何も気にせず使いたい」という方もいると思います。

そんな方には、「無制限プラン」がおすすめです。月額料金はやや高めですが、文字通り「制限なし」で使い倒せるので、動画もSNSも使いたい放題。ノーストレスでスマートフォンを楽しめます。

また、プランによっては「テザリング」を使い放題の対象にしている場合もあるため、スマートフォン以外のインターネット通信もまかなえれば、コスパは大きく上昇します。中には、スマートフォンの使い放題プランで、オンライン授業や在宅ワークをこなしている方もいるようです。

わかりやすい「ワンプラン」

現在、スマートフォン業界で大きな注目を集めているのが、楽天モバイルを筆頭とした「ワンプラン」です。名前の通り、たった1つのプランだけで、

  • 全然使わない人(1GB未満)
  • ほどほどに使う人(数GB)
  • たくさん使う人(十数GB)
  • ヘビーユーザー(数十GB)
  • 月によって変動する人

このような「スマートフォンを使う全ての人」に対応できる、非常に魅力的、かつユニークなプラン、それがワンプランの特徴になります。簡単に言えば「固定プランと無制限プランの良いとこどり」をしたプランです。

「そんな画期的なプランがあるの?」と考えてしまうのも無理はありませんが、具体的な仕組みは、以下の画像を参考にしてください。

こちらは楽天モバイルの唯一のプラン「RAKUTEN UN-LIMIT VII」の仕組みを説明した画像ですが、ご覧のように、月額料金が使うデータ量に応じて変動することが示されています。あらかじめ決めるのではなく、「月ごとに使った分だけ変動する」のがポイントです。

詳細を以下の表にまとめてみました。

データ量月額料金
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜無制限3,278円

ご覧の通り、「3GB/20GB/無制限」の3つのデータ容量で段階的に料金が上昇していき、20GB以上は「どれだけ使っても3,278円」で固定です。

このような強気のプランは、日本を代表する大企業である楽天だからこそできることでもあります。残念ながら、このワンプランの仕組みは、他のサービスではほとんど提供されていないので、ワンプランを選ぶなら楽天一択となってしまう点は覚えておきましょう。

必要な分だけ課金する「トッピングプラン」

povo

出典:povo

ワンプランと並んで、新しい時代のスマートフォンの料金プランを象徴するのが、auのpovoが提供する「トッピングプラン」です。このプランの特徴は、自分に必要なものを、必要な時に適宜課金していく、「トッピング」にあります。まさに名前の通りですね。

少しわかりにくいので、参考としてpovoのトッピングプランを解説した、以下の画像と表をご覧ください。

トッピング名料金
データ使い放題(24時間)330円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加150GB(180日間)12,980円
5分以内通話かけ放題(月額)550円
通話かけ放題(月額)1,650円

ご覧のように、povoでは、基本料金ゼロ円の上に自分好みに上乗せ(トッピング)していき、月額料金が決まります。そして、注目すべきがデータ量以外にもトッピングが用意されている点です。

例えば、「普段は使わないけど、今日だけたくさん使いたい」というシチュエーションは、スマートフォンを使っていたらよくあります。そんな時には、330円の「データ使い放題」をトッピングすれば、24時間という特定の時間だけ無制限に使い放題に。

いつくるかわからない「今日だけ使いたい」に柔軟に対応できるため、非常に便利で、ユーザーのことを考えたプランだと言えます。

また、「通話かけ放題」など、従来のスマートフォンのプランで提供されていたオプションもトッピングできるので、若者だけでなく、ガラケーを長く使い続けてきた方にもおすすめできます。

一方で、唯一のデメリットは「実店舗(auショップ)」での契約に対応していない点です。トッピングは便利ではあるものの、企業にとって利益率の低い仕組みなので、プランの契約に人件費を割かないために「オンライン契約専用」となっています。

同様に、docomoのahamo、SoftBankのLINEMOもオンライン契約専用なので、この点には注意してください。

ユニークでお得な「通信速度変動プラン」

あまり普及していませんが、通信速度を変動させることでよりお得に利用できる「通信速度変動プラン」も存在します。ここでは例として、格安SIM「mineo」の「マイそく」というプランを見ていきましょう。

「マイそく」では、平日の「12時〜13時」の通信速度を「32Kbps」に大幅に制限する代わりに、それ以外の曜日、時間帯を「一定速度で使い放題にする」としています。

1.5Mbpsで使い放題にする「スタンダードプラン」なら990円で、3.0Mbpsで使い放題にするプレミアムプランなら2,200円で、それぞれ利用できるため、使い放題としては破格のコスパです。

一方で、注意点としてあげられるのは「速度制限」です。平日の12時〜13時に「32Kbps」まで制限されますが、この速度ではほとんど何もできません。かろうじて、LINEなどのテキストチャットなら可能ですが、この点には注意しておきましょう。

動画やゲームを楽しみたいなら「カウントフリーオプション」

プランではありませんが、知っておくべき仕組みの1つに「カウントフリーオプション」があります。簡単に言うと「特定のアプリのデータ使用量を月間データ容量にカウントしない有料オプション」のことで、特に動画やSNS、アプリゲームをよく使う方に知っておいて欲しい仕組みです。

例として、「LinksMate」という格安SIMのカウントフリーオプションでは、

  • 人気アプリゲーム
  • Twitter
  • Instagram

これらのアプリでのデータ使用量をカウントせず、実質的に使い放題としています。最近のアプリゲームやSNSは高解像度のコンテンツに溢れているため、これを使えば1カ月に数十GBの節約が可能になるため、人によっては大きな節約になるはずです。

また、カウントフリーオプションを契約しているユーザー限定の「ゲーム内特典」も用意しているため、とことんゲームを楽しめます。スマートフォンでゲームやSNSをたくさん楽しむなら、検討の余地は大いにあるでしょう。

回線品質で選ぶ

格安SIMでよく聞くのが「回線品質が大手キャリアよりも低い」という点ですが、実際にはどうなのでしょうか?

結論から言えば、これは事実です。特に「MVNO」と呼ばれる事業者が提供する格安SIMは、回線品質が大手キャリアよりも劣る可能性が高いです。

MVNOとは、仮想移動体通信事業者の略語で、簡単に言えば「大手キャリアから通信回線を借りている業者」のこと。

ほとんどの格安SIMは、

  • docomo
  • au
  • SoftBank

これら3大キャリアの通信回線を借りて運用しています。

参考:SIMとは? – NTT

そして、事業者ごとに「どこの回線をどの程度借りるのか」が異なるため、同じ格安SIMの中でも「繋がりやすさ」「速さ」に違いが生まれるのです。

したがって、単に「安いから」といった理由だけで格安SIMを選んでしまうと、契約後に後悔することになってしまうかもしれません。

大手キャリア系列が安心

このような失敗を防ぐための最も簡単な方法は、「大手キャリア系列の格安SIM」を選ぶことです。大まかにですが、この記事で紹介しているおすすめの格安SIMの中から、大手キャリア系列のものを以下にまとめてみました。

docomo
ahamo/TONE
au
UQ mobile/povo
SoftBank
Y!mobile/LINEMO

これらの格安SIMは、大手キャリアの主要プランよりも料金を大幅に抑えながら、「大手キャリアと謙遜ない程度の回線品質」でプランを提供しているため、回線品質という点では安心できます。

特に、ahamo、povo、LINEMOの3つは、「大容量で安い上に、回線は主要プランと同一のものを使っている」ため、回線品質は主要プランと変わりません。「これまでと同じ回線品質で安くしたい」という方にはおすすめです。

「外では電話とLINEだけ」と割り切るのもアリ

一方で、多くの方にとって、大手キャリア系列でない格安SIMの回線品質でも問題ないのもまた事実です。LINEなどのテキストチャットや通話はもちろん、動画視聴やSNSの閲覧も問題なくできるため、格安SIMの回線品質にそれほど神経質になる必要はないかもしれません。

また、自宅や公共の場所など、さまざまな場所にWi-Fiが設置されている昨今、スマートフォンの回線を使って外で色々なことをする機会がない方も多いはずです。そんな方には、回線品質よりも安さが重要になるので、「外では電話とLINEだけ」と割り切って、大手キャリア系列以外の、より料金が安い格安SIMを選ぶのも良いでしょう。

通話料金で選ぶ

格安SIMを選ぶ上では、「通話料金」で選ぶことも大切です。なお、ここでいう通話とは、LINEなどの無料のデータ通信による通話ではなく、電話回線を使用した従来の通話のことを指します。

したがって、「普段の通話はほとんどLINEだから通話料金は気にしない」という方は、読み飛ばして問題ありません。

多くの格安SIMは、通話料金を「30秒で〇〇円」など秒単位で設定しています。非常に割高なので、格安SIMでせっかく基本料金を大きく節約できたのに、通話料金で数千円がかかってしまっては本末転倒です。

したがって、頻繁に電話をかける方は、「話し放題オプション」、もしくは「音声通話無料」を提供している格安SIMを選びましょう。

少しなら「5分」、たくさんなら「無制限」

「話し放題オプション」は、5分話し放題と無制限話し放題に大きくわけられます。

5分話し放題は、文字通り通話を開始した5分間は話し放題、5分以降は通常料金がかかるオプションで、相場は月額500円程度です。

「家族や知人と長時間通話をする」など、5分以上の通話には不向きですが、「5分以内で終える通話がほとんど」という場合には非常にコスパが良いオプションだと言えます。

一方、無制限話し放題は「どれだけ話しても課金されることがない」オプションです。料金を気にせず、いつでもどこでも安心して話せるので、長時間の通話を頻繁にする方にはおすすめ。

ただし、相場は月額1,000円〜2,000円程度になるので、場合によっては格安SIMの基本料金よりも高くつく可能性があります。

「音声通話無料」も選択肢の1つ

このように、通話のオプションとして話し放題がありますが、月額にして500円〜2,000円程度と決して安いとは言えません。せっかく安さにこだわって格安SIMに乗り換えるのに、少しもったいないような気もしてしまいます。

そこで選択肢にあがるのが「音声通話無料」としている格安SIMです。これは文字通り、通話料金無料で電話ができることを意味し、楽天モバイルが大きな注目を浴びています。

こちらは楽天モバイルの「Rakuten Link」というアプリを紹介する画像で、簡単に言えば「このアプリから電話をかけることで、通話料が無料」になります。スマートフォンで普通に電話をかけるのではなく、アプリを使ってかけるだけでどれだけ話そうが通話料が無料になるので、非常にお得に使えます。

一方で、通常の電話よりも音質が劣ったり、つながりにくかったりといった欠点もありますが、上手に使えれば大きな節約になること間違いなし!

スマートフォンで電話を頻繁にかける方は、検討してみる価値はあると言えます。

端末で選ぶ

格安SIMへの乗り換えを検討している方の中には、「端末も一緒に買い替えたい」という方もいると思います。

docomoやauなど、大手キャリアの場合は最新機種まで幅広くラインナップしていますが、格安SIMの多くは大手キャリアほど端末を用意していません。したがって、端末にこだわる場合は、あらかじめ「どの端末を扱っているのか」をチェックしておくことが大切です。

型落ち機種で賢く節約しよう

安さにこだわって端末を選ぶ上で大切なのは、「最新機種にこだわらないこと」です。

スマートフォンが普及し始めた2010年代は、1年ごとにスマートフォンは飛躍的に進化していました。最新のiPhoneが発売されるとお祭り騒ぎになり、定期的に機種変更をする方も多かったです。

しかし、2020年代に入ると、スマートフォンの進化は頭打ちとなり、型落ち機種と最新機種の違いは「マニアでないとわからない」ところまで来ています。カメラやゲーム機としての性能はまだ進化しているものの、一般ユーザーからすれば「どうでもいい進化」です。

したがって、最も賢い端末の選び方は「型落ち機種を安く購入する」ことです。最新機種にこだわると非常に割高となるため、安さを重視するなら型落ち機種に注目してください。

特典で選ぶ

スマートフォン業界は依然として大きな市場なので、多くの業者が顧客獲得競争に力を入れています。価格競争のみならず、非常にお得な新規契約特典を用意していることがほとんどなので、特典で格安SIMを選ぶのも大切です。

代表的な特典を以下にまとめてみました。

下取り
使っているスマホを高値で下取り。お得に機種変更もしたいなら。
キャッシュバック
ポイントなどで大幅キャッシュバック。数千円〜1万円程度。
プラン料金無料
契約から数カ月間、プラン料金無料。
データプレゼント
「ギガ」をプレゼント。たくさんデータを使うなら。
家族割引
家族、特に学生のプラン料金を割引。家族でまとめるなら。

各社がこぞって色々な特典を用意しているため、ここで全てを紹介することはできません。後述する「お得で使いやすいおすすめ格安SIM」で、各社の特典をたっぷりと解説しているので、魅力に感じたものを選んでみましょう。

サポートで選ぶ

格安SIMへの乗り換えで多くの方が不安に感じているのが「サポート」ではないでしょうか?

今の時代、docomoやau、SoftBankは「割高」なイメージが根付いていますが、一方で「安心できる」のも事実です。日本全国に実店舗を持っていて、契約しているユーザーはいつでもサポートを受けられるので、スマートフォンに詳しくない方にとっては「格安SIMにしたいけど不安」なのが本音でしょう。

不安な場合は「実店舗」を持つ格安SIMを選ぼう

サポートに関する対策としては、「実店舗を持つ格安SIM」を選ぶことが最も有効です。実店舗を日本全国に展開するには、それなりの規模の会社でなければできないことなので、以下のような大手企業が後ろについている格安SIMがおすすめ。

格安SIM名関連企業
UQ mobileau
Y!mobileSoftBank
楽天モバイル楽天

これらの格安SIMは、大手キャリアほどではありませんが、日本全国に実店舗を持っており、サポートも期待できます。

逆に、格安SIMの中には、「サポートを削りに削って、料金をギリギリまで安く設定している」ものもあるので、サポートと料金のどちらを重視するのか、トレードオフの考え方も必要です。

格安SIMに乗り換える時にやるべきこと一覧

サポートという観点で言えば、「格安SIMに乗り換える時にやるべきこと」をあらかじめ知っておくとスムーズに乗り換えができます。以下に流れをまとめてみました。

1:MNPの手続き
電話番号を引き継ぐためのMNPの手続き。現在契約しているキャリアに申請。
2:格安SIMに申し込み
乗り換え先の格安SIMに申し込み。通常、ネットで申し込む。
3:端末とSIMを受け取る
申込後、SIMカードと機種変更の場合は端末も受け取る。
4:初期設定を行う
SIMカードの挿入など、初期設定を行う。

これらの作業は慣れていればなんてことはありませんが、スマートフォンに詳しくない方にとっては、自分1人で全てを行うのは難しく感じるはずです。

実店舗を持っている格安SIMなら、これらの作業を全て対面で自分に代わりやってくれるため、自信がない方は実店舗を持っている格安SIMを選んでみましょう。

お得で使いやすいおすすめ格安SIM24選

ここからは、お得で使いやすいおすすめの格安SIMを紹介していきます。

格安SIMはそれぞれにメリット、デメリット、特徴がハッキリ分かれているので、自分の使い方やニーズに合ったものを見つけてみてください。

楽天モバイル

サービス名楽天モバイル
月額料金1,078円/3GB

格安SIMの中でも大きな注目を集めているのが「楽天モバイル」です。なんといっても「たった1つのプラン」で、スマートフォンを使わない人も、たくさん使う人も対応できる柔軟性の高さが最大の特徴で、わかりやすいプラン設計が人気の秘密です。

一方で、自社回線の整備がまだ整っていない不安定さがネックで、人が多い地域なら問題ありませんが、地方に行くとまだまだ楽天回線が使用できない地域が多いです。といっても、自社回線が使用できないエリアではau回線がつながるので、あまり心配する必要はありません。

楽天モバイルの魅力

楽天モバイルの魅力は、繰り返しにはなりますが「お得で分かりやすいワンプラン」です。ガラケー時代から、携帯電話の料金プランは「難しくて当然」という風潮がありました。何にどれくらいお金がかかるのかが分かりにくく、それが節約を難しくしていた側面もあったはずです。

しかし、その常識を楽天モバイルは覆しました。楽天モバイルに用意されているプランは「たった1つだけ」です。どれだけ使おうが、使わまいが、たった1つのプランで全員が「使った分だけ支払う」仕組みなので、これなら携帯やスマートフォンに詳しくない方でも安心です。

そのワンプランの詳細を以下の表にまとめてみました。

データ量月額料金
〜3GB1,078円
3GB〜20GB2,178円
20GB〜無制限3,278円

ご覧のように、楽天のワンプランは「ギガ数」によって段階が設けられ、月ごとに変動しています。「3GB、20GB」で区切られており、注目すべきは「一番下と一番上」の段階です。

まず一番下の段階ですが、こちらは先述のように「3GBまで1,078円」という破格の料金。お得すぎて言葉が出ません。続いて一番上ですが、こちらは「20GB以上(無制限)で3,278円」と、これはこれで非常にお得です。

つまり楽天モバイルは、「使わなくてもお得、使ってもお得」という、全ての人にとって最適な格安SIMだと言えます。もちろん、それぞれの段階には自動的に変動していくため、面倒な手続きも必要ありません。

楽天モバイルのその他の魅力

楽天モバイルのその他の魅力を取り上げたいところですが、他にもたくさんの魅力があって全て紹介するのが難しいです。それらの中でも特に注目に値するものを、以下にまとめてみました。

通話料無料
楽天LINKというアプリから電話をかければ完全無料に。
端末代が安い
最新のiPhoneの機種代金などが大手キャリアの中でも最安。
楽天ポイント
楽天市場でのお買い物の際、貯まるポイントがアップする「SPU」対象。

この中でも注目なのが「通話料無料」です。先述のように、楽天モバイルでは「楽天LINK」というアプリを使って電話をかけると、電話料金が完全無料になります。

わかりやすいように、楽天LINKアプリをiPhoneで使った時の実際の画面を以下に用意してみました。

楽天LINKの使い方

左側の画像が「電話帳」の、右側の画像が「キーダイヤル」の画像です。左の電話帳では、スマートフォンの中に登録されている連絡先情報が全て自動的に同期されるため、普通に電話をかけるのと同じやり方で、直感的に使えます。

また、右側の画像のように、「ダイヤル」で電話をかけることも可能。いずれにせよ、「使いやすい」ことこの上ないです。

一方で、通常の電話よりも音質が劣り、地域によってはつながりにくいこともあります。また、一部のナビダイヤルなどでは通話料無料の対象外になるため、「通常の電話を100%完全に無料で使い放題」というわけではないため、この点には注意してください。

いずれにせよ、お得なことに変わりはないので、「あらゆる点で他の格安SIMを凌駕している」楽天モバイルで、お得にスマートフォンを使っていきましょう!

楽天モバイルでスマホ代をお得に!

UQ mobile

UQ mobile

出典:UQ mobile

サービス名UQ mobile
月額料金1,628円/3GB

UQ mobileも人気の格安SIMとして多くの方に選ばれています。もともとau系列の格安SIMとして存在していましたが、2020年に経営統合し、今ではauのサブブランドとして扱われています。

したがって、auの回線をそのまま使えるため、他の格安SIMと比べてつながりやすく、速度も安定している点がメリット。「格安SIMでも安定してインターネットを楽しみたい」という方におすすめです。もちろん、5Gもしっかり使えます。

UQ mobileの月額料金

プラン名データ容量料金
くりこしプランS+5G3GB/月1,628円
くりこしプランM+5G15GB/月2,728円
くりこしプランL+5G25GB/月3,828円

UQ mobileの月額料金は、データ容量に応じて3つのプランに分けられます。3GB、15GB、25GBの3つで、料金はそれぞれ格安SIMの相場水準。少なくとも大手キャリアの正規プランよりは圧倒的に安いため、乗り換えるだけでグッと月額料金を押し下げられるはずです。

また、注目すべきが速度制限時の通信速度です。「くりこしプランS」では、3GBを超えると「最大300Kbps」という低速度まで制限されますが、「くりこしプランM」「くりこしプランL」の2つのプランでは、もし15GB、25GBを超えたとしても、「最大1Mbps(1,000Kbps)」の通信速度で利用できます。

1Mbps程度の速度があれば、動画視聴やSNSは100%快適、、とは言えないかもしれませんが、それでも他の格安SIMの速度制限に比べれば、3倍〜300倍程度速い速度で利用できるため、非常に快適でお得です。

というよりも、他の格安SIMの速度制限は「使い物にならない」ほどまで制限されるため、UQ mobileの速度制限の緩さは人によっては大きな注目ポイントです。

UQ mobileのその他の魅力

UQ mobileのその他の魅力として、「充実したサポート体制」があります。UQ mobileはauのサブブランドなので、日本全国に実店舗がありますし、auショップでも契約ができます。これは、他の格安SIMにはない大きなメリットです。

また、「auからUQ mobileに乗り換える」時に、面倒な手続きはもちろん、違約金なども一切かからないのもメリット。したがって、現在、auと契約していて「スマホ代を安くしたい」と考えている方には、au時代とほとんど同じ感覚で使えるUQ mobileがおすすめです。

UQ mobileでスマホ代をお得に!

povo

povo

出典:povo

サービス名povo
月額料金ゼロ円/1GB

povoは国主導で行われた携帯電話料金の値下げで誕生した、auの大容量格安プランです。厳密には格安SIMとは言えないかもしれませんが、そのお得さは格安SIMと同等、もしくはそれ以上。

「トッピング」という業界の中でも非常にユニークな仕組みを用意しているので、要注目です。

povoの月額料金

トッピング名料金
データ使い放題(24時間)330円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加150GB(180日間)12,980円
5分以内通話かけ放題(月額)550円
通話かけ放題(月額)1,650円

povoのトッピングという仕組みは、「月額料金」という枠にはおさまりません。全て自分自身でトッピングを追加してプランを作っていくので、人によっても、月によっても大きく変動します。

トッピングの詳細は上記表の通りですが、基本的には「足りなくなったら追加していく」という従量課金制だと考えましょう。1GBや3GB、20GBなど、一般的な格安SIMの定番を押さえつつ、60GB、150GBといった超大容量まで用意しているのも助かります。

povoのその他の魅力

povoの魅力の1つに「1日単位で使い放題契約ができる」点があります。先ほどのトッピングの表の中に、「データ使い放題(24時間)」というものがありましたが、これは文字通り、24時間限定で使い放題ができるトッピングです。

これを使えば、「今日だけスマホを使い倒したい」などの細かいニーズまで埋められ、これは他の格安SIMにはできない、povoだけの特徴です。

また、この使い放題にはテザリングも含まれるので、オンライン授業や会議など、教育やビジネスまで応用が効くのもGoodポイント。

この24時間使い放題目当てでpovoに乗り換える人もいるくらい、大人気のトッピングなので、「自分に合ったプランでムダなく使いたい」という方はpovoを契約してみましょう。

povoでスマホ代をお得に!

ahamo

ahamo

出典:ahamo

サービス名ahamo
月額料金2,700円/20GB

ahamoはpovoと同じく、国主導の携帯電話料金値下げの一環で生まれた、docomoの大容量格安プランです。

大手3大キャリアの中で一番最初に打ち出した大容量格安プランだったため、多くの方がahamoに乗り換えて、これまでよりも圧倒的に安く、お得に利用しています。

ahamoの月額料金

ahamoの月額料金は非常にシンプルで、「20GBで2,700円」のワンプランです。このプラン料金を打ち出した時こそ、「これは安いぞ」と国民的話題になりましたが、その後povoやLINEMO、そして楽天モバイルが登場し、そこまで安いとは言えなくなりました。

そこでahamoは、2022年6月に更なる大容量オプション「ahamo大盛り」をリリースしました。

これは「100GBで4,950円」という大盤振る舞いなオプションで、1GBあたりおよそ50円という業界内でも破格のコスパ!

したがって、「とにかくたくさん使いたい」という方にこそ、ahamoをおすすめしたいです。

ahamoのその他の魅力

ahamoのその他の魅力として「5分以内国内通話無料」が標準でついてくる点があげられます。他社なら500円〜1,000円程度の追加料金がかかってもおかしくないため、ahamoの料金は「5分かけ放題込み」として評価しましょう。

また、あくまでdocomoのプランの中の1つなので、使用する回線はもちろん、安心と信頼のdocomo回線。つながりやすさや通信速度はピカイチです。

ahamoでスマホ代をお得に!

LINEMO

LINEMO

出典:LINEMO

サービス名LINEMO
月額料金990円/3GB

国主導の携帯電話料金値下げで生まれた、SoftBankの大容量格安プランが「LINEMO」です。

povoやahamoと同様に、SoftBankのプランの1つであるため、使用する回線がSonftBankの正規プランと同じ。現役のSoftBankユーザーに最もおすすめな格安SIMだと言えます。

LINEMOの月額料金

プラン名データ容量料金
ミニプラン3GB/月990円
スマホプラン20GB/月2,728円

LINEMOの月額料金は、上記表の通り2つのプランが用意されています。3GBで990円は業界内でも非常に安いため、この料金で正規のSoftBank回線を使えるのは非常に嬉しい。

一方で、ahamoとは異なり、5分の無料通話はつきませんし、UQ mobileとは異なり、データのくりこしも不可。よって、安さだけを追い求めるのか、他の部分でのお得さや使いやすさを求めるのかは人それぞれです。

そして、月20GBのスマホプランは、速度制限後の通信速度が1Mbpsなので、「速度制限を気にせずに使いたい」という方におすすめできるプランです。

LINEMOのその他の魅力

LINEMOのその他の魅力として「PayPay」があげられます。LINEMOはSoftBank系列ということもあってポイントはPayPayに対応しており、契約時の特典も「PayPayポイント10,000円プレゼント」など、景気の良いものが並んでいます。

あらゆるポイントの中でも、PayPayのお得さは群を抜いているので、普段からPayPayを使っている方や、PayPay経済圏の方におすすめできる格安SIMです。

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Y!mobile

Y!mobile

出典:Y!mobile

サービス名Y!mobile
月額料金2,178円/3GB

Y!mobileはSoftBankのサブブランドの格安SIMです。auのサブブランドのUQ mobileと同様に、他の格安SIMと比べて回線品質が高く、サポートが充実している点が多くの方に評価されています。

路面店舗やショッピングセンターのテナントとして実店舗を構えているため、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?

Y!mobileの月額料金

プラン名データ容量料金
S3GB/月2,178円
M15GB/月3,278円
L25GB/月4,158円

そんなY!mobileの月額料金ですが、他の格安SIMより少しお高め。国主導で携帯電話料金の値下げが行われる以前はこのプランでも安さを感じられましたが、今となってはそこまでの魅力を感じられません。

軒並み、相場よりも数割程度高くなっているため、「単独でY!mobileを契約するメリットはほとんどない」と言えるでしょう。

Y!mobileのその他の魅力

このように、Y!mobileのプランはいずれも相場よりも高いですが、「家族割引」を利用するとガラッと変わります。

家族割引とは、家族でY!mobileを利用すると月額料金が安くなる割引のことで、15GBのMプランでは、1回線目が3,278円が「2,178円」で、そして2回線目以降は1年間「990円」で利用できます。

同様に、25GBのLプランでは、1回線目が4,158円が「3,058円」で、そして2回線目以降は1年間「1,870円」で、それぞれ利用可能です。

言うまでもなく、15GBで「990円」、25GBで「1,870円」は、業界内でも破格のコスパを誇ります。圧倒的にお得ですが、注意すべきが「1年間限定」である点です。

したがって、家族での利用を前提としつつ、1年の短期目的で利用するか、格安SIMを転々としながら契約特典を利用しつつお得に立ち回りたい、といった方におすすめできる格安SIMだと言えます。

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mineo

mineo

出典:mineo

サービス名mineo
月額料金1,298円/1GB

mineoは格安SIMが登場した頃から人気の、言わば格安SIMの老舗です。最近登場したサービスではないため、サービス対応などは他の格安SIMよりも期待できます。

また、格安SIMの中では珍しく豊富な端末を用意しており、なおかつdocomo、au、SoftBankの全ての回線を提供しています。したがって、格安SIMの中でも非常に使いやすいです。

mineoの月額料金

データ容量料金
1GB/月1,298円
5GB/月1,518円
10GB/月1,958円
20GB/月2,178円

mineoの月額料金は、上記表のとおりです。1GBから20GBまで、4つのプランを用意しており、1GBから10GBは相場よりやや高めですが、20GBは2,178円と破格のコスパです。

10GBと20GBの料金の差は200円程度しかないので、mineoは20GBのプランが最もお得だと言えます。

mineoのその他の魅力

mineoはデータ容量で料金が決まるプランの他に、「マイそく」という「通信速度で選ぶデータ無制限プラン」が存在します。「マイそく」の特徴を以下にまとめてみました。

  • 月〜金の12時台以外は一定速度で使い放題
  • 月〜金の12時台は最大32Kbpsの速度制限がかかる
  • 「3日で10GBを超える」と速度制限がかかる

簡単に言えば、「平日12時台以外なら一定速度で使い放題」のプラン、それが「マイそく」です。業界内でも非常にユニークなプランですが、人によっては非常にお得に利用できます。

「マイそく」の料金は下記表の通り。

プラン名通信速度料金
スタンダード1.5Mbps990円
プレミアム3Mbps2,200円

スタンダードプランは、最大通信速度が1.5Mbpsで使い放題で、月額「990円」という1,000円を切る料金で利用できます。

業界内のあらゆる使い放題プランの中でも圧倒的にお得ですが、最大通信速度1.5Mbpsは動画視聴やSNSの閲覧で物足りない方もいるかもしれません。プレミアムプランなら3Mbpsで2,200円で利用できるので、自分に合ったプランを選択しましょう。

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IIJ mio

IIJ mio

出典:IIJ mio

サービス名IIJ mio
月額料金850円/2GB

IIJ mioは「圧倒的な安さ」が魅力の格安SIMです。安さにこだわりたい多くの方に選ばれており、最近はYouTubeの広告などで知名度を上げ、ユーザーを着実に増やしています。

IIJ mioの月額料金

データ容量料金
2GB/月850円
4GB/月990円
8GB/月1,500円
15GB/月1,800円
20GB/月2,000円

IIJ mioのプランは、2GB〜20GBまで5つのプランが用意されています。最安プランは2GBの850円で、これは業界内でも最安クラス。しかし、データ量が2倍の4GBは「990円」とこれまた破格で、業界内で「最安」と言い切っても良いほどの安さです。

また、上記料金は「音声通話付き」の料金で、音声通話なしでSMSのみ、音声通話もSMSもないデータのみ、さらにはeSIMなど、ニーズに合わせたプランが用意されています。これほどきめ細やかにプランを用意している格安SIMは珍しいです。

IIJ mioのその他の魅力

このように、IIJ mioは安さが最大のウリですが、その他の魅力として「端末セット」があげられます。先述のように、格安SIMは端末の種類が少ないか、そもそも用意していないこともありますが、IIJ mioは端末とSIMをセットで販売しています。

上記画像は「iPhoneとiPad」の販売ページです。いずれも「中古(未使用品)」となっており、新品と比べると半額以下のお値打ち価格で購入できます。これは非常にお得です。

もちろん、中古だからといって動作に支障は一切ありません。しっかり品質を保証した上でセット販売しているので、端末とセットで格安SIMをお得に導入したい方にIIJ mioはおすすめです。

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OCNモバイルONE

サービス名OCNモバイルONE
月額料金550円/0.5GB

NTTと関わりが深いOCNが提供する格安SIMが「OCNモバイルONE」です。テレビCMでも盛んに宣伝しており、着実にユーザー数を増やしていますが、人気の理由はズバリ「最低限のデータ量と月額料金の安さ」にあります。

OCNモバイルONEの月額料金

データ容量料金
500MB/月550円
1GB/月770円
3GB/月900円
6GB/月1,320円
10GB/月1,760円

早速、OCNモバイルONEの月額料金を見ていきましょう。上記表にある通り、最大の特徴はデータ量の下限を「500MB(0.5GB)」に設定している点です。

多くの格安SIMは1GBからプランをスタートさせていますが、人によっては「1カ月で300MB(0.3GB)くらいしか使わない」という方もいると思います。そんな人にとって、従来の1GBからスタートするプランは無駄が多かったと言えます。

したがって、「使わない人にはとことんおすすめ」の格安SIMです。

OCNモバイルONEのその他の魅力

OCNモバイルONEの魅力は安さだけではありません。NTT系列の格安SIMということもあってか、MM総研により行われた「2021年9月MVNOネットワーク品質調査」により、docomo回線利用の主要格安SIM6社内において「3期連続・総合1位評価」を獲得しています。

つまり、OCNモバイルONEは「安い上に、つながりやすい」格安SIMだと評価できます。総合的に見て非常に優れた格安SIMなので、人気なのも納得ですね!

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イオンモバイル

サービス名イオンモバイル
月額料金730円/0.5GB

着実にユーザー数を増やしているのが「イオンモバイル」です。全国に200店舗以上を持つイオングループが提供する格安SIMなので、「安心して利用できる」と、多くのスマートフォンユーザーから人気を得ています。

イオンモバイルの月額料金

プラン名データ容量
0.5GB/月803円
1GB/月858円
3GB/月1,078円
5GB/月1,298円
10GB/月1,848円
20GB/月1,958円
50GB/月5,258円

そんなイオンモバイルの月額料金ですが、ご覧のように、0.5GB〜50GBまで幅広く用意されています。また、上記表はプランの一部だけで、本来は1GBから10GBまで1GB刻み、さらに30GB、40GBのプランが存在し、合計で15個ものプランから選べます。

これだけあれば、確かにユーザーのニーズに合わせて柔軟に選べるものの、逆に選びにくくなってしまっているような気も。いっそ、1GBずつ段階を設けたワンプランにして分かりやすくした方が、よりユーザーは増えそうです。

また、上記に加え、60歳以上のユーザー限定の「やさしいプラン」や、家族で使える「シェアプラン」も用意されています。もちろん、普通のプランよりお得に利用できます。

一般客だけでなく、「家族」にまでフォーカスしている点は、さすがの「イオン」です。目の付け所が素晴らしい。

イオンモバイルのその他の魅力

そんなイオンモバイルのその他の魅力ですが、最も注目すべき点が「サポート体制」です。多くの格安SIMは実店舗を持たないか、大都市にだけ出店していますが、イオンは全国200店舗以上を展開する巨大グループなので、「全てのユーザーが実店舗でサポートを受けられる」と言っても言い過ぎではありません。

格安SIMはサポート体制を大手キャリアよりも手薄にすることで、料金を安くしていますが、イオンモバイルは「大手キャリア並みのサポートで、格安SIM並みの安さ」を実現しています。これこそが最大の魅力であり、人気の理由でもあります。

したがって、「自分一人では契約できそうにない」「疑問を全て解決して乗り換えたい」といった方におすすめです。

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NUROモバイル

サービス名NUROモバイル
月額料金792円/3GB

日本を代表する大企業SONY系列の格安SIMが「NUROモバイル」です。人気の光回線「NURO光」と同じブランドの格安SIMで、NURO光と同じように、「圧倒的な安さと回線品質」が最大の魅力です。

NUROモバイルの月額料金

プラン名データ容量料金ギガプレゼント
VSプラン3GB/月792円なし
VMプラン5GB/月990円3GB
VLプラン10GB/月1,485円6GB
NEOプラン Lite20GB/月2,699円なし
NEOプラン20GB/月2,699円15GB

NUROモバイルの月額料金は上記表の通りですが、最低データ量が3GBと少し大きめなのが気になります。しかし、料金は792円と極めて安く、業界最安水準なのでコスパは抜群!

また、プランによっては「Gigaプラス」というギガのプレゼントがあるのも注目ポイント。3カ月ごとに上記表の通りのデータがもらえるので、実質的なコスパはさらに高く、「非常にお得」な格安SIMだと言えるでしょう。

NUROモバイルのその他の魅力

NUROモバイルの魅力は安さだけではありません。以下の3つのプランで、特定のアプリのデータ消費をゼロにする「カウントフリー」が無料でついてくるので、よりお得に、「使い放題」のような感覚で利用できます。

  • VMプラン(バリューデータフリー)
  • VLプラン(バリューデータフリー)
  • NEOプラン(NEOデータフリー)

まずVMプランとVLプランのカウントフリーである「バリューデータフリー」ですが、こちらは「LINEのデータ消費をゼロにする」カウントフリーです。といっても、トークの利用のデータ消費がゼロになるだけで、通話やビデオ通話、動画のアップロードやダウンロードはカウントフリー対象外なので、この点には注意です。

一方で、NEOプランのカウントフリーである「NEOデータフリー」は本当にすごい。以下に、カウントフリー対象のアプリとその解説をまとめてみました。

LINE
トークはもちろん、音声通話、ビデオ通話のデータ消費をゼロに。
Twitter
ツイートの投稿や閲覧、DMなど、多くのデータ消費をゼロに。
Instagram
アプリ内のほとんど全てのデータ消費をゼロに。
TikTok
アプリ内のほとんど全てのデータ消費をゼロに。

ご覧のように、LINEではテキストチャットだけでなく、音声通話、ビデオ通話のデータ消費がゼロになります。また、Twitterやインスタ、さらには大きなデータを消費する動画系SNSのTikTokでも、ほとんど全てのデータ消費がゼロになるので、特に若者にとっては「こんな格安SIMを待っていた!」といった、極めて画期的なプランだと言えます。

これだけ充実のカウントフリーを備えながら、データを20GB使えて2,699円の「NEOプラン」は破格。気になった方は、ぜひ乗り換えてみてください。

NUROモバイルでスマホ代をお得に!

BIGLOBEモバイル

サービス名BIGLOBEモバイル
月額料金980円/1GB

光回線やモバイルWi-FiのWiMAXで人気のBIGLOBEは、「BIGLOBEモバイル」という格安SIMを提供しています。

YouTubeなどで盛んに宣伝されているため、名前を知っている方も多いはずです。

BIGLOBEモバイルの月額料金

データ容量料金
1GB/月1,078円
3GB/月1,320円
6GB/月1,870円
12GB/月3,740円
20GB/月5,720円
30GB/月8,195円

BIGLOBEモバイルの料金は上記の通りで、どのデータ容量でも格安SIMの相場よりも高めです。特に大容量になればなるほどそれは顕著で、20GBで5,720円、30GBで8,195円と、大手キャリアの正規プランと同じか、それ以上の値段をしています。

したがって、料金プランだけで見ると、BIGLOBEモバイルはあまりお得だとは言えません。「少しでも安く使いたい」という方は、他の格安SIMを選ぶべきです。

BIGLOBEモバイルのその他の魅力

一方で、BIGLOBEモバイルには料金の安さとは別の「極めて大きな魅力」が存在します。それが「カウントフリーオプション」です。BIGLOBEモバイル内での名称は「エンタメフリーオプション」で、以下のアプリの使用時のデータ消費がゼロになります。

  • YouTube
  • ABEMA
  • U-NEXT
  • YouTube Music
  • Apple Music
  • Spotify
  • AWA
  • Amazon Music
  • LINE MUSIC
  • RADIKO
  • 楽天ミュージック
  • TOWER RECORDS MUSIC
  • dマガジン
  • dブック
  • 楽天マガジン
  • 楽天Kobo

この中でも注目すべきが「動画アプリが含まれている」点です。一般的なカウントフリーオプションは、LINEやSNSを対象としており、よりデータ消費の激しい動画系のアプリは対象外としています。企業側からすれば、動画アプリでたくさんデータを消費してもらって、データに課金をしてもらいたいからです。

そんな中BIGLOBEモバイルは、動画アプリの定番であるYouTube、最近存在感を高めてきているABEMA、さらには国内外の映像作品が楽しめるサブスク「U-NEXT」などをカウントフリーの対象としており、これはスマートフォン業界の中でも極めて珍しいです。

そして、動画アプリを対象に入れた大盤振る舞いの「エンタメフリーオプション」の月額料金は、なんとたった「308円」です。毎月、308円を支払うだけで上記アプリを使い放題になるので、これは使わない手はありません。

したがって、「動画を思う存分楽しみたい」という方は、BIGLOBEモバイルが本当におすすめ。動画以外でデータ消費はほとんどしない方の場合、1GBプランに買取額オプションを加えれば、月額「1,608円」で動画を含めた上記アプリが使い放題になります。

一方で、TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSは対象となっていないため、この点には注意しましょう。

BIGLOBEモバイルでスマホ代をお得に!

LIBMO

LIBMO

出典:LIBMO

サービス名LIBMO
月額料金980円/3GB

「とりあえずスマホが契約できれば良い」と考える方におすすめなのが「LIBMO」です。端末とセットでお得に販売しているため、スマホデビューに最適の格安SIMだと言えます。

LIBMOの月額料金

データ容量料金
3GB/月980円
8GB/月1,518円
20GB/月1,991円
30GB/月2,728円

LIBMOの月額料金は3GB〜30GBまでの4つのプランに分かれており、料金は相場よりもお安め。特に3GBが1,000円を切るのがポイントなので、3GBで1カ月を乗り切れるならこのプランがおすすめです。

LIBMOのその他の魅力

LIBMOの魅力

出典:LIBMO

LIBMOのその他の魅力として、シンプルで安いプラン、その名も「1択モバイル」があげられます。

これは文字通り、選択肢が1つしかないプランのことで、「電話とLINEができれば良い」という方におすすめのプランです。詳細は以下の表の通り。

端末代1円
月額980円
データ容量3GB

この3点セット「しか選べない」のが最大の特徴であり、メリットでもあります。わかりやすくて良いですね!

気になる機種は、モトローラの「moto e7」で、最新機種に比べるとスペックは劣りますが、それでも普段使いには全く困らない、むしろ十分すぎるハイクオリティなスマートフォンです。

したがって、子どもやお年寄りなど、「とにかく安く使えれば良い」という方はこの「1択モバイル」がおすすめなので、利用の際は検討してみてください。

LIBMOでスマホ代をお得に!

y.u mobile

y.u mobile

出典:y.u mobile

サービス名y.u mobile
月額料金1,070円/5GB

y.u mobileは、比較的スマートフォンをたくさん使う方向けの格安SIMです。最低データ容量が5GBからスタートするため、「たっぷりお得に使いたい」方におすすめだと言えます。

y.u mobileの月額料金

プラン名データ容量料金
シングル5GB/月1,070円
シングル U-NEXT10GB/月2,970円
シェア U-NEXT20GB/月4,170円

y.u mobileの料金プランは上記表の通りですが、5GBで1,070円は業界内でも最安水準です。1GBや3GBの低容量プランが存在しないため、やや人を選ぶ印象はあるものの、お得さはピカイチ。

また、注目すべきが残り2つのプランで、ともに「U-NEXT」の月額料金プランがセットでついてきます。

U-NEXTは月額料金制の動画のサブスクサービスで、配信本数は驚異の22万本!邦画はもちろん、韓国ドラマや本場の欧米作品も見放題で、なおかつ雑誌や漫画などの電子書籍飲み放題も含まれています。

これだけの大盤振る舞いなので、U-NEXTの月額料金は「2,189円」と少々お高めですが、y.u mobileのプランにはこの「2,189円」が含まれていると考えてOK。したがって、実質的な料金は10GBの「シングル U-NEXT」で「781円」とコスパは抜群!

ゆえに、スマートフォンに加え、動画のサブスクを検討している方にはとことんおすすめできます。

y.u mobileのその他の魅力

y.u mobileのその他の魅力として、全てのプランにおいて「データの永久繰り越し」が保証されている点です。

データの繰り越しとは、「使わなかったデータを翌月以降に繰り越せる」というスマートフォン業界では定番の特典で、例えば5GBのプランを契約していて、ある月が3GBしか使わなかった場合、残りの2GBが翌月以降に繰り越されます。

つまり、「無駄なくデータを使い切れる」という点でお得ですが、多くの格安SIMでは「繰り越したデータは〇カ月のみ有効」「繰り越せるデータは〇GBまで」という制限があります。あまりにも繰り越されてしまうと、企業の売り上げが落ちる原因になるからです。

そんな中、y.u mobileは「期間無制限」「上限100GBまで」という業界でも類を見ない「永久繰り越し」を提供しているため、実質的に無限にデータを繰り越せます。100GBという上限こそあるものの、100GBものデータを繰り越すことはあり得ないので、非常にお得で使いやすいです。

y.u mobileでスマホ代をお得に!

日本通信SIM

サービス名日本通信SIM
月額料金ゼロ円/1GB

日本通信SIMは、スマートフォン業界にある「無駄」を徹底的に省いた「合理的なプラン」をモットーにしている格安SIMです。

従来のスマートフォンの契約にはたくさんの無駄が存在することは周知の事実なので、それをなくすことを公言しているのは好感が持てます。

日本通信SIMの月額料金

プラン名データ容量料金
シンプル290プラン1GB/月290円
みんなのプラン6GB/月1,390円
20GBプラン20GB/月2,178円
かけほプラン3GB/月2,728円

日本通信SIMが提供しているプランは上記表の通りです。最低データ容量は1GBからで、最大20GBまで用意しています。そして、1GBのプランの料金はなんと「290円」と、業界内でも稀に見る安さです。

一方で、6GBになると1,390円、20GBは2,178円と、こちらは相場水準ですが、このプランには「1カ月で70分の無料通話」が無料でついています。70分もあれば電話料金が加算されることはほとんどないため、こちらも非常にコスパは良いです。

そして、電話がかけ放題の「かけほプラン」になると、3GBで2,728円となります。電話も含めて自分に合ったものを選べるのは、日本通信SIMだけの魅力です。

日本通信SIMのその他の魅力

日本通信SIMは料金だけ見ても非常に安いですが、その他の魅力に「Wスマートプラン」という健康増進を目的としたプランが存在します。

スマートフォンのプランと健康増進と言われてもピンとこないかもしれませんが、このプランの最大の特徴は「歩けば歩くほどギガがたまる」点です。FiNCというヘルスケアアプリと連携し、月間6万歩、1日平均2,000歩を歩くと1GBと500ポイントが獲得でき、料金的にも、身体的にもスマートになれる点が非常に嬉しい。

料金は3GBで1,738円とややお高めですが、この中には70分の無料通話に加え、有料サービスのFiNC Plusの利用料が入っています。非常にユニークなプランになっているので、気になった方は利用を検討してみてください。

日本通信SIMでスマホ代をお得に!

QTモバイル

QT mobile

出典:QT mobile

サービス名QTモバイル
月額料金1,100円/2GB

QTモバイルは九州電力が提供する格安SIMで、特に九州に住んでいる方に大きなメリットがあります。光回線だとこのような地域性は日本各地で見られますが、格安SIMでは非常に珍しいです。

QTモバイルの月額料金

データ容量料金
2GB/月1,100円
3GB/月1,540円
6GB/月1,760円
10GB/月1,980円
20GB/月2,200円
30GB/月3,300円

QTモバイルの月額料金は上記表のとおりで、概ね相場水準、もしくはやや高めとなっています。

しかし、これらの料金はあくまで通常料金で、QTモバイルではこれらとは別に、「九州電力を利用している方」「九州電力とBBIQ(九州電力提供の光回線)を利用している方」に向けた割引プランが用意されています。

「九州電力とBBIQを利用している方」向けのプランでは、2GBが880円まで大幅に割引されるので、QTモバイルは九州圏にお住まいの方に強くおすすめの格安SIMです。

QTモバイルのその他の魅力

QTモバイルの料金以外の魅力に「充実のサポート体制」があります。

QTモバイルのサポートは、HDI-Japanによる「企業の問合せ窓口」の格付け調査により、最高評価の三つ星を獲得しているため、安心してスマートフォンの契約ができます。

また、九州の各県に実店舗を持っているため、対面によるサポートや申し込み、アフターサポートをお願いできるのも強みです。

逆に言えば、九州以外にお住まいの方にとっては、料金とサポート、それぞれの面で他の格安SIMより見劣りしてしまうため、注意が必要です。

QTモバイルでスマホ代をお得に!

HISモバイル

サービス名HISモバイル
月額料金290円/0.1GB

HISモバイルは旅行会社大手のHISが提供する格安SIMです。圧倒的な低料金から格安スマホを始められる新プランを2022年の5月に発表し、大きな注目を集めている格安SIMになります。

HISモバイルの月額料金

データ容量料金
0.1GB/月290円
1GB/月550円
3GB/月770円
7GB/月990円
20GB/月2,178円

HISモバイルのプランは、最低データ容量が「0.1GB」からスタートし、合計で6つのプランに分かれています。0.1GBの料金は驚愕の290円と、お小遣い程度の料金でスマートフォンを利用することが可能。すごい時代になったものです!

そして、1GBが550円、7GBが1,000円を切る990円と、これまた業界内でも最安水準。あくまでHISモバイルの自社調べですが、ドコモ回線でこの料金は「業界最安」とのことです。確かに、この料金水準は最安を名乗って良さそう。

また、これ以外にもかけ放題プランや料金変動制のプランなど、数多くのプランを用意してくれています。選択肢が多いので、自分に合ったプランを選びやすいです。

HISモバイルのその他の魅力

HISモバイルのその他の魅力として「旅行者向けの特典」があげられます。その詳細は以下の通り。

  • レンタルWi-Fi20%OFF
  • 旅行料金が一人当たり最大3,000円引き
  • iPhone修理代金10%OFF

長期間の旅行、特に海外旅行で必須なレンタルWi-Fiが20%オフで利用できたり、旅行料金が値引きされたりと、旅行を頻繁にする方にとっては月額料金以上に魅力的な割引となっています。

もちろん、「290円からスタートできる格安SIM」として、旅行をしない方に対してもおすすめなので、気になった方は公式サイトをチェックしてみてください。

HISモバイルでスマホ代をお得に!

BIC SIM

BIC SIM

出典:BICSIM

サービス名BIC SIM
月額料金850円/2GB

国内最大手の家電量販店「BICカメラ」が提供する格安SIM「BIC SIM」も人気です。よくBICカメラに足を運ぶ方は、契約を検討しても良いでしょう。

BIC SIMの月額料金

BIC SIMの料金

出典:BICSIM

データ容量料金
2GB/月850円
4GB/月990円
8GB/月1,500円
15GB/月1,800円
20GB/月2,000円

BIC SIMの料金プランは上記の通りで、概ね業界水準よりも低めに設定されています。特に「4GB」が非常にお得で、データ量半分の2GBが850円なのに対し、4GBは990円。これは業界内でもかなりお安めの料金設定です。

また、家族間でのデータのシェアも可能なので、契約人数が増えるほどお得に利用できる点もメリットの1つだと言えます。

BIC SIMのその他の魅力

BIC SIMの魅力

出典:BICSIM

BICカメラは日本全国に店舗を持っているので、手厚いサポートが期待できる点が何よりも魅力です。多くの格安SIMはそもそも実店舗を持たないか、持っていても全国有数の大都市に数店舗と非常に数が少ないため、対面によるサポートはほとんど期待できません。

それを考慮すると、日本全国に店舗を持つ家電量販店が格安SIMを提供するのは理にかなっていますよね。

したがって、BIC SIMは一般的なWeb申し込みに加え、店舗で対面によるサポートを受けながら、当日即日開通、契約も可能です。スマートフォンに詳しくない方にとっては非常に助かるので、興味を持った方はお近くのBICカメラに足を運んでみましょう。

BIC SIMでスマホ代をお得に!

LinksMate

LinksMate

出典:LinksMate

サービス名LinksMate
月額料金517円/0.1GB

スマートフォンでゲームをたくさんプレイする方におすすめな格安SIMが「LinksMate」です。

ゲームに特化した格安SIMなので、ゲーマーにとってあらゆるメリットが存在します。

LinksMateの月額料金

データ容量料金
0.1GB/月517円
0.5GB/月715円
1GB/月737円
3GB/月902円
5GB/月1,210円
10GB/月1,870円
20GB/月2,970円
40GB/月4,840円
100GB/月8,305円
1000GB/月49,852円

LinksMateの料金プランは業界内でも極めて特殊で、上記表の通り、0.1GBからスタートし、最大はなんと1,000GB(1TB)という途方もない大容量まで用意しています。

料金的に見ると、1GBで737円、5GBで1,210円は業界内でも相場通り。高くもなく、安くもなく、といったところ。

一方で、「100GBはもちろん、1,000GBなんて契約する意味あるの?使い放題で良いのでは?」と考えてしまう方もいるでしょう。確かに、データ量だけ見れば実質使い放題ですが、LinksMateのプランでは「2GB以降」のプランに提携ゲームとの連携特典が存在します。

そして、ギガ数が上がれば上がるほど連携できるアプリが増え、たくさんのゲームで特典がもらえる、といったボーナスがついています。2GBでは特典が1つだけですが、10GBで2つに、12GBで3つに、そして100GBを超えると5つの得点がもらえるため、データ容量に加え、特典も絡んでくるのがLinlsMateのプランの最大の特徴です。

LinksMateのその他の魅力

LinksMateのカウントフリーオプション

出典:LinksMate

LinksMateのその他の魅力に「カウントフリーオプション」があります。多くの格安SIMは動画アプリやSNSをカウントフリーの対象としていますが、LinksMateは当然、ゲームのデータ消費をカウントフリーとしています。

当初こそ、対象のゲームアプリが少なくユーザーから不評でしたが、最近は「流行のゲームアプリ」ならほとんど対象となっているので、多くの方がスマホゲームを「使い放題」で楽しんでいます。

また、先述のように、カウントフリーオプションを契約していると、対象のゲームと「連携」が可能で、連携したゲーム内で毎月「LinksMate限定特典」を受け取れます。他のユーザーでは手に入らないアイテムや称号など、ゲームによりさまざまな特典が存在するので、これ目当てに契約する方もいるほどです!

LinksMateでスマホ代をお得に!

exciteモバイル

サービス名exciteモバイル
月額料金1,210円/3GB

exctiteモバイルは、従来型のデータ容量をあらかじめ決めておくプランに加え、「使った分だけ支払う」タイプの段階制の料金プランを用意しています。

それぞれのユーザーが自分に合ったプランを選べ、両方のプランを自由に行き来できるのが魅力です。

exciteモバイルの月額料金

【Flatプラン:定額制】

データ容量料金
低速通信のみ660円
3GB/月1,210円
12GB/月1,650円
20GB/月2,068円
25GB/月2,970円
30GB/月4,400円
40GB/月7,700円
50GB/月11,198円

【Fitプラン:段階制】

データ容量料金
低速通信のみ495円
〜3GB/月880円
〜7GB/月1,430円
〜12GB/月1,980円
〜17GB/月2,750円
25GB/月3,245円

exciteモバイルの2つのプランを表にまとめてみました。まずデータ量をあらかじめ決めておく定額制のプランでは、3GBで1,210円という料金設定です。相場通りの標準的な料金で、可もなく不可もなく、といったところ。

続いて使った分だけ料金が増加していく段階制ですが、こちらは定額制よりもお得に利用できます。3GBまで880円で利用できるので、差し引きで330円も安いです。もし7GBまで使っても1,430円しかかからないので、こちらのプランの方が圧倒的にお得だと言えます。

一方で、定額制はデータの繰り越しができるので、使い方によってどちらを選ぶのかをしっかりと見極めることが大切です。

exciteモバイルのその他の魅力

exciteモバイルのその他の魅力に、「電話料金」があります。通常料金は30秒あたりで22円と標準的ですが、「エキモバでんわ」というアプリを使ってダイヤルすると、30秒あたり11円の半額になります。

したがって、基本料金に加え、電話料金も抑えたい方にexciteモバイルはおすすめです。

exciteモバイルでスマホ代をお得に!

J:COM MOBILE

J:COM MOBILE

出典:J:COM MOBILE

サービス名J:COM MOBILE
月額料金1,078円/1GB

インターネット関連事業を手掛けるJ:COMの格安SIM「J:COM MOBILE」もとても人気。

テレビCMやYouTubeで大々的に「お得さ」を宣伝した結果、多くのユーザーが乗り換え先として検討、実際に乗り換えている方も多く存在します。

J:COM MOBILEの月額料金

データ容量料金
1GB/月1,078円
5GB/月1,628円
10GB/月2,178円
20GB/月2,728円

J:COM MOBILEの料金を見てみると、1GBで1,000円を超え、10GBで2,000円を超えているので、相場よりかなり高めに映ります。

また、速度制限後の通信速度は1GBと5GBは最大200Kbpsとほとんど使い物になりませんが、10GBと20GBは最大1Mbpsとかなり緩め。データ繰り越しも可能なので、10GBと20GBは料金以上にコスパは良いです。

J:COM MOBILEのその他の魅力

J:COM MOBILEの魅力

出典:J:COM MOBILE

J:COM MOBILEのその他の魅力に「セット割引」があります。J:COMは格安SIMだけでなく、固定電話や光回線、テレビや電気など、さまざまな事業でサービスを提供しており、それらをセットで利用すると「データ盛」が適用されます。

データ盛が適用されると、1GBが5GBに、5GBが10GBに、、と増えていき、コスパは通常料金と比べ物にならないくらい高いです。5GBで1,078円の格安SIMは業界最安水準なので、J:COM MOBILEは「他のJ:COMサービスの利用が前提」の格安SIMだと言えます。

J:COM MOBILEでスマホ代をお得に!

DTI SIM

DTI SIM

出典:DTI SIM

サービス名DTI SIM
月額料金1,320円/1GB

光回線やモバイルWi-Fiを提供するDTIの格安SIMが「DTI SIM」です。

DTI SIMの月額料金

データ容量料金
1GB/月1,320円
3GB/月1,639円
5GB/月2,112円
10GB/月3,080円
1.4GB/「日」3,190円

DTI SIMの料金を上記表にまとめてみました。1GBから10GBまでの4つのプランに分かれており、1GBは1,320円と格安SIM業界の中ではかなり高め。決して安いとは言えないため、安さ重視ではおすすめできません。

しかし、注目すべきが一番下の「1.4GB/日」と書いてある部分です。こちらは「毎日1.4ギガ使い切り」というプランで、1日当たり1.4GBが使い切りで追加される、実質的な「使い放題プラン」だと言えます。

1カ月30日間フルで活用できれば、トータル42GBを使い切れます。40GBを超えるデータ容量で3,190円はかなりお安めなので、このプランは非常にお得です。

DTI SIMのその他の魅力

DTI Club Off

出典:DTI WiMAX

DTI SIMのその他の魅力として「DTI Club Off」があげられます。これは、全国の各施設をお得に利用できるサービスで、以下のような恩恵が受けられます。

  • 映画チケットが前売りよりも安く
  • 全国約40,000店以上の飲食店で最大50%OFF
  • 全国約700以上のテーマパークで最大75%OFF
  • 全国約20,000軒のホテルが最大90%OFF

映画館や飲食店、テーマパーク、さらにはホテルで「最大90%オフ」の割引を利用できるので、使い方によっては携帯電話料金よりもお得かもしれません。

したがって、頻繁に外出し、上記特典を効率よく利用できそうな方にはDTI SIMがおすすめです。

DTI SIMでスマホ代をお得に!

NifMo

NifMo

出典:NifMo

サービス名NifMo
月額料金1,600円/3GB

NifMoは光回線のプロバイダー「@nifty」が提供する格安SIMです。インターネット業界では「老舗」的存在で、大手キャリアに劣らない高い信頼が魅力。

NifMoの月額料金

データ容量料金
3GB/月1,760円
7GB/月2,530円
13GB/月3,850円
30GB/月4,730円
50GB/月6,050円

NifMoの料金プランは、3GBから50GBまで、合計で5つのプランが存在します。3GBで1,760円、7GBで2,530円、そして50GBで6,050円はいずれも業界内では「割高」なので、料金的な魅力はあまり感じられません。

一方で、通話のオプションは魅力があります。10分かけ放題で「830円」で利用でき、これは業界内でもかなりお安め。というより、5分かけ放題か完全かけ放題の2択が基本なので、10分という「ちょうど良いかけ放題」があるのは助かります。

NifMoのその他の魅力

NifMoの保証

出典:NifMo

NifMoのその他の魅力に「安心の保証」があります。NifMoは有料オプションとして、以下の3つのオプションを用意しています。

  • NifMoあんしん保証プラス
  • NifMoあんしん保証プラスプレミアム
  • NifMoあんしん保証 for SIMフリー

「NifMoあんしん保証プラス」では、スマートフォンでありがちな「故障・水没・破損」の3つのトラブルが起きた場合、電話一本で代替機を届けてくれる保証です。

そして、「NifMoあんしん保証プラスプレミアム」では、上記3つのトラブルに加え「盗難・紛失」の2つのトラブル、合計で5つのトラブルに対応できる万全の保証プランとなっています。

スマートフォンは毎日使うものなので、トラブルはどうしても起きてしまうものですが、格安SIMだとサポートが不十分なので、安心して利用できないと考える方も多いです。そんな方にこそ、NifMoはおすすめできます。

NifMoでスマホ代をお得に!

TONE

TONE

出典:TONE

サービス名TONE
月額料金1,100円

格安SIM業界の中でも非常にユニークな存在なのが、docomoが提供する格安SIM「TONE」です。とにかく料金プランが特徴的なので、早速見ていきましょう。

TONEの月額料金

TONEの料金

出典:TONE

TONEの月額料金はただ1つ「1,100円」のプランしか存在しません。これだけでも非常にユニークですが、このプランは「動画以外使い放題」とする、これまた変わった使い放題プランとなっています。

したがって、LINEはもちろん、Twitterやブラウザ、メールなどは、たった1,100円の月額料金で使い放題!もちろん、速度制限などなしで使い放題なので、これは業界内でも「破格」です。

一方で、動画を見るときには「1GBで370円」のチケットを都度購入する必要があります。また、このチケットは月に10枚まで、つまり、動画用のデータは月に10GBまでしか使えないので、この点は少し使いにくさを感じます。

TONEのその他の魅力

TONEのその他の魅力に「専用端末が存在する点」があげられます。必要最低限の機能をしっかり搭載し、快適に使える「TONE e22」を「21,780円」で2022年の6月にリリースしました。

また、旧型の「TONE e21」は9,980円で購入できるので、格安SIMの中でもこれは非常にお得。質の高い端末で、「賢く使い放題」で楽しみたい方におすすめです。

なお、TONEはdocomoが提供する格安SIMなので、全国のdocomoショップで契約できます。

TONEでスマホ代をお得に!

まとめ

格安SIMはスマートフォンの月額料金を抑える上で非常に有効な選択肢ですが、「どれを選んで良いのか迷ってしまう」のもまた事実です。キャンペーンや特典なども絡むと、何を選んで良いのかわからなくなってしまうのも当然かもしれません。

この記事で紹介した選び方やおすすめの格安SIMを参考にして、自分に合ったサービス、通信量、プランを選んで、賢く携帯料金を抑えながらスマートフォンを使っていきましょう。

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