iPhoneを安く買う方法ってある？お得に購入する方法と注意点を解説

日本国内でもとても人気のあるiPhone。少しでもお得に購入したいと考えている方は多いでしょう。iPhoneは少しの工夫で安く購入することは可能です。

そこで今回は、iPhoneを安く購入する方法と各携帯会社が販売しているiPhoneの価格について解説しています。携帯会社各社によって、iPhoneの価格は大きく異なるため、「少しでも安く購入したい」と考えている方は、ぜひ最後までチェックしてください。

iPhoneを安く購入する方法

iPhoneを安く購入する方法は以下の通りです。

• Apple Storeで下取りを出して購入する
• キャリアで機種変更プログラムを利用する

まずは、iPhoneを安く購入するための方法について詳しく解説します。

Apple Storeで下取りを出して購入する

iPhoneを安く購入する方法のひとつ目は、iPhoneを販売しているAppleの正規店で購入する方法です。

Appleの正規店でiPhoneを購入する場合、通常であれば正規価格の値段がかかります。そのため、機種によっては10万円を超えるものも多くあります。しかし、Appleでは下取りを行っているため、この下取りをうまく利用することによって最新のiPhoneを安く購入することができるでしょう。

たとえば、2022年8月時点のiPhone下取り価格は以下の通りです。

iPhoneの下取り価格は下取りに出すタイミングによっても異なる場合があります。事前に以下から下取り価格を確認した上で、最新iPhoneの購入を検討してください。

iPhone下取り価格一覧

キャリアで機種変更プログラムを利用する

iPhoneを安く購入するふたつ目の方法は、キャリアの機種変更で「機種変更プログラム」を利用する方法です。

大手キャリア（ドコモ、au、ソフトバンク）では自社で機種変更をする場合、前まで使っていた端末を下取りに出すことで機種変更の端末を安く購入できるサービスを提供しています。

実際に、いくら安くできるのかについては、各携帯キャリアのサービス内容によって異なります。また、使用中の端末や機種変更をするiPhoneの種類によっても異なります。まずは、各キャリアの下取りプログラムとはどのようなものなのか、実際いくらくらい減額できるのかについて、詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。

ドコモの下取りプラン

ドコモの下取りプランは、ドコモが販売したスマートフォンもしくは他社キャリアが販売したスマートフォンのうち、SIMロック解除を行っている端末が対象です。

下取りに出すスマートフォンはiPhone以外のものでも問題ありません。そのため、「現在はAndroidを使用しているけど、安くiPhoneに機種変更したい」と考えている方は、ぜひこのプログラムを利用されてみてはどうでしょうか。

なお、端末別の下取り価格はドコモの「下取りプログラム」から確認ができます。

ドコモへ端末を下取りに出すと、機種変更をして購入する端末の代金が割引になるサービスです。一部取り扱いをしていない端末や、不良品の場合は下取り不可となる場合があるので注意してください。

auの下取りプラン

出典：au

auの下取りプログラムは、各携帯キャリアで購入した端末を下取りに出すことで、機種変更をする際の端末料金が割引になるサービスです。

一部対象とならない端末（キッズケータイ・みまもりケータイなど）がありますが、iPhone以外の端末でも下取りは可能です。また、他社キャリアの端末を下取りに出す場合も、SIMロック解除を行う必要はありません。

そのため、「iPhoneをauで契約したい」と考えている方も、現在お使いの端末を下取りに出すことができるかもしれません。結果的に、端末を安く購入できる可能性があるので、ぜひ活用してください。

なお、auの下取り価格は「下取りプログラム」から確認ができます。事前に自分が使用している端末の下取り代金を確認しておきましょう。

ソフトバンクの下取りプラン

出典：SoftBank

ソフトバンクの下取りプログラムも他社とはほとんど変わりません。ソフトバンクで購入した端末や、他社キャリアで購入した端末を下取りに出すことができます。

ソフトバンクが唯一他社と異なる点は、下取りに出した端末の代金を機種変更で値引きもしくはPayPayポイントに変えられる点です。

他社の場合は、すべて機種変更の値引きとなりますが、ソフトバンクの場合はPayPayポイントへの変換が可能であるため、PayPayユーザーはとてもありがたいのではないでしょうか。

ただ、PayPayで下取りした金額を取得する場合、「iPhoneを安く購入する」といった本来の目的を達成することができません。その辺りも踏まえた上で、どのように下取りを出すか検討されてみてはどうでしょうか。

なお、ソフトバンクの下取り価格は「下取りプログラム」から確認ができます。

中古のiPhoneは定価よりも安い価格で購入可能

iPhoneを定価よりも安く購入したい場合は、中古端末を購入するのもおすすめです。iPhoneを中古で購入する方法は以下の通りです。

• スマートフォン中古ショップ
• フリマアプリ
• 個人用オークション

それぞれのメリットやデメリット、注意点について詳しく解説していきます。iPhoneを少しでも安く購入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

スマートフォン中古ショップを利用する

iPhoneをスマートフォンの中古ショップで購入した場合、定価よりも安い価格で入手できます。中古ショップはインターネット上でも購入できますし、店舗でも販売を行っているところが多いです。

iPhoneを販売している中古ショップは、一部のリサイクルショップをはじめ、レンタルビデオ店などでも販売を行っているところが多いです。

また、店舗数こそ少ないですが、中古スマートフォンを専門的に取り扱っているお店もあります。そういったお店では、人気機種であるiPhoneも各種用意しているところが大半であり、定価よりも安い価格で購入可能です。

中古ショップを利用するメリット

中古ショップを利用するメリットは、「安心できる」という点です。

誰かがiPhoneを売りに行って、仲介業者（中古ショップ）を介して販売を行っています。そのため、清掃面やセキュリティ面、トラブル面や補償面といったあらゆる部分で安心できます。

端末本体にトラブルがあった場合は、補償を受けられることも多いため、その他の個人売買と比較しても「安心面」でのメリットはとても大きいです。

中古ショップを利用するデメリット

中古ショップでiPhoneを購入するデメリットは、価格が高くなるというところです。

中古で購入をするため、定価よりも安い価格での売却が可能です。しかし、売主と買主の間に「お店」が挟まることによって、お店側の利益も考えなければいけなくなります。そのため、同程度の端末を購入する場合は、お店を介するよりも個人売買のほうが安く買えることは間違いありません。

ただ、高くなる分は「安心を買っている」と考えれば、大きなデメリットには感じないかもしれません。メリットとデメリットを考慮した上でどうすれば良いか決めれば良いでしょう。

フリマアプリを利用する

中古iPhoneを購入する方法として、フリマアプリを活用する方法もあります。

フリマアプリとは、個人がフリーマーケット形式で商品を販売し、個人などがその商品を購入する仕組みです。企業はアプリを提供して仲介手数料を受け取ることで利益を上げています。

フリマアプリでもiPhoneを数多く取り扱っているため、求めていた端末が格安で見つかるかもしれません。

フリマアプリを利用するメリット

フリマアプリを利用するメリットは、格安でiPhoneを購入できる可能性があることです。

フリマアプリは、販売者が価格を決定して売り出します。その価格に納得した購入希望者が購入をして売買が成立する仕組みです。また、販売価格を交渉することもできるため、より安い価格で購入できる可能性があります。

とくに、お店などの仲介業者を挟まない分、余計な費用が発生しません。仲介手数料こそ発生しますが、相場は販売価格の5%〜10%で販売者がわが負担をします。そのため、iPhoneを安く購入したいと考えている方はフリマアプリがおすすめです。

フリマアプリを利用するデメリット

フリマアプリを利用するデメリットは、あくまでも個人売買であるためため補償がつかない点です。

フリマアプリを運営する企業はあくまでも売買をサポートする立場であり、商品本体の補償やトラブル対応は行っていません。

もちろん、取引の過程で発生したトラブルには対応していますが、「購入していた商品が故障していた」「iPhoneが写真と違う」といったトラブルは、あくまでも販売者・購入者の間で解決するしかありません。

また、購入後数日で故障した場合も、一切補償を利用することができません。販売者によっては悪質な人が含まれている可能性もあり、思わぬトラブルに発展する可能性があります。「精密機器を購入する」ということを念頭に置き、本当にフリマアプリを利用するのかどうかを検討された方が良いでしょう。

個人用オークションを利用する

個人用オークションとは、個人が自由に商品を出品したり落札したりできるサービスです。

オークションの場合は、最終日に最高値をつけた人が商品を購入できるため、フリマアプリなどよりも安い価格で商品を購入できる可能性があります。

また、オークションの場合は仲介手数料はほとんど発生しないため、オークションの結果次第ではとても安く購入できる場合があるでしょう。

個人用オークションを利用するメリット

個人用オークションを利用するメリットは、格安でiPhoneを購入できる可能性がある点です。フリマアプリの場合は、販売者が価格を決定して購入者が納得をして初めて売買が成立します。

一方で、オークションの場合は、最初の設定価格がとても安い場合多いです。中には、1円からスタートしているものも多くあります。

その後、複数の入札者と競い合っていくことになりますが、うまくいけばiPhoneを定価よりも安い価格で購入できる可能性が高いです。

また、オークションで出品をしている販売者の中には企業なども含まれており、商品次第では補償が含まれている場合があります。そのため、フリマアプリと比較しても値段、安心感といった部分でメリットが多いです。

個人用オークションを利用するデメリット

個人用オークションを利用するデメリットは、iPhoneを確実に購入できるとは限らない点です。

オークションで購入する権利を得られるのは、iPhoneを落札した人のみです。つまり、オークション終了時点で最高値をつけていなければ、購入する権利すら与えられないということです。

たとえば「このiPhoneを◯万円で落札したいな…」と思っても、その価格で落札できるとは限りません。運が良ければできるかもしれないですし、その価格以上に価値を見出す人がいれば落札はできません。

そのため、必ずしも予算内で落札・購入できるとは限らないので注意してください。

iPhoneを安く購入する際の注意点

次に、iPhoneを安く購入する場合の注意点について、詳しく解説していきます。

「実質0円」・「実質1円」に要注意

携帯ショップの近くを通ると大きく「iPhone実質◯円」と書かれているところを見たことがある方は、多いのではないでしょうか。

最新機種のiPhoneが0円や1円で購入できると聞いたら、つい「安い」と思って購入したくなるでしょう。しかし、「実質」という言葉には注意しなければいけません。

「実質」というのは、あくまでもiPhone端末代金は発生するけど、その他の部分で相殺等します、といった契約方法です。そのため、実際にはiPhoneの本体代金を支払う必要があるかもしれません。

また、0円もしくは1円になるために、キャンペーンへの加入などを求められる場合があります。結果的に損をしてしまう場合もあるので、よく内容を確認した上で契約を締結するようにしてください。

中古スマホを購入する際は要注意

中古スマホを購入する際は、思わぬトラブルに注意してください。

とくに個人売買の場合は、故障していたり故障しかけていたりするiPhoneを販売されている可能性もあります。また、インターネットやアプリを介してiPhoneを購入する場合は、写真のみで判断をすることになります。そのため、写真と実物の相違が発生している可能性もあるでしょう。

あくまでも、個人対個人の取引であるため、取引の相手方も撮影方法や梱包方法等が不十分である可能性も考えられます。それらを踏まえた上でリスクを理解し、取引をするように注意してください。

また、店舗で中古スマートフォンを購入する場合であっても、掲載されている情報をよく読み、理解してから購入してください。いわゆる「ジャンク品」と呼ばれるiPhoneの場合、何かしらの欠陥があります。

ジャンクとなっている理由を把握せずに安さで購入してしまった場合、補償の範囲外であったりすぐに故障したりすることが考えられます。そのため、中古スマホを購入する場合は、内容をよく読んで理解し、わからない場合は購入しないといったことも考えてください。

型落ちiPhoneを購入する際は要注意

型落ちスマホを購入する場合は要注意です。iPhoneは毎年最新機種が販売されているため、古い機種はどんどん価格が安くなっていき、十分使用できる端末でも安く販売されています。

しかし、型落ちのiPhoneは最新のiOSへのアップデートができなかったり、アプリに対応できなかったりなどのことが起こる可能性があります。

とくにiOSは、iPhoneの不具合を改善したり新しい機能を追加したりするために必要です。よって、型落ちのiPhoneを購入する場合は、iOSのアップデートに対応しているかどうかなどを踏まえた上で検討してください。

【2022年】iPhoneを販売している携帯会社どこがもっともお得？

現在、iPhoneを販売している携帯会社は、大手キャリア・格安SIMを含めて以下の通りです。

• ドコモ
• au
• ソフトバンク
• 楽天モバイル
• UQモバイル
• Y！モバイル
• OCNモバイルONE
• IIJmio
• BIGLOBEモバイル
• mineo

次に、各社が販売しているiPhone端末種類と価格について解説します。

各携帯会社によって、iPhoneの販売価格が異なる場合があります。価格を比較した上で、どこの携帯会社でiPhoneを購入するのがお得なのか、ぜひ検討してください。

ドコモ

出典：ドコモオンラインショップ

ドコモで販売されているiPhoneと販売価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

ドコモオンラインショップでは最新型のiPhone13シリーズは全て販売されていますが、型落ちの12シリーズの場合は在庫なしで入荷予定も未定になっています。

なお、ドコモでiPhoneを購入する場合は、現在使用している端末を下取りに出すことで最大97,000円割引されます。もし、不要なスマートフォンがある場合は、下取りに出されてみてはどうでしょうか。

au

出典：au

auで販売されているiPhoneの種類と価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

auはドコモと比較すると若干iPhoneの販売価格が安いです。また、下取りプログラムを利用すると最大で64,350円お得になります。現在使っていないスマートフォンがある方は、下取りに出してみてはどうでしょうか。

ソフトバンク

出典：ソフトバンク

ソフトバンクで販売されているiPhoneの種類と価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

ソフトバンクは大手キャリアの中でもiPhone取扱端末数がもっとも多かったです。しかし、現在抱えている在庫がなくなし次第、にゅうかしない可能性もあるので「型落ちでも良いから安くiPhoneを購入したい」と考えている方は、早めに購入を検討されたほうが良いでしょう。

楽天モバイル

出典：楽天モバイル

楽天モバイルで取り扱っているiPhoneの種類と価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

楽天モバイルで取り扱っているiPhoneはひとつ前のシリーズから最新シリーズまでです。

また、販売価格はその他キャリアと比較して安く、さらにポイント還元や割引サービスも行っています。そのため、「とにかく安くiPhoneを購入したい」と考えている人は、楽天モバイルからの購入を検討されてみてはどうでしょうか。

UQモバイル

出典：UQモバイル

UQモバイルで販売されているiPhoneの種類と価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

※申し込み時の増量オプションⅡ加入なしの場合

UQモバイルでは最新機種の取り扱いはないため、最新機種の購入を検討されている方は注意してください。

Y !mobile

出典：Y !mobile

Y !mobileが販売しているiPhoneと販売価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

Y !mobileが販売しているiPhoneの種類も少ないです。また他社サブブランドと比較すると、販売価格が若干高めです。Y !mobileでiPhoneを購入する際には注意してください。

OCNモバイルONE

出典：OCNモバイルONE

OCNモバイルONEで販売されているiPhoneの種類と販売価格は以下の通りです。

※2022年8月時点の価格

OCNモバイルONEで取り扱っているiPhoneの種類は少なく、すべての容量が販売されているとも限りません。OCNモバイルONEでiPhoneを購入する場合は注意してください。

まとめ

今回は、iPhoneを安く購入する方法について解説してきました。

iPhoneを購入する方法として、まずは新品で購入するのか中古で購入するのかを検討しましょう。新品の場合、どこで購入するのか、どのようなキャンペーンを利用して購入するのかによって価格が大きく変動します。また、中古の場合はどこで購入するのかによって価格やリスクが変わってきます。

今回お伝えしたことを参考にしていただきながら、いかにiPhoneを安く購入するかを検討されてみてはどうでしょうか。