光回線の乗り換え先はどこがおすすめ?光回線の失敗しない選び方も解説

光回線の乗り換え先はどこがおすすめ?光回線の失敗しない選び方も解説

光回線は現代のネット社会を生きていく上で欠かせない存在ですが、「乗り換え」を検討している方も多くいるはずです。

以前に比べて光回線の選択肢が増えているため、「今より安くしたい」「今より快適に使いたい」といったことを考えるのは自然なこと。

その一方で、選択肢が多いからこそ「どこに乗り換えれば良いのかわからない」と悩んでしまうのも事実です。

そこでこの記事では、「光回線の乗り換え」をテーマとして、失敗しない選び方やおすすめ業者、さらにはよくある質問まで、ありとあらゆることを徹底的に解説していきます。

目次

光回線をお得に乗り換えるための失敗しない選び方

まずは光回線をお得に乗り換えるための失敗しない選び方について解説していきますが、光回線は選択肢が多く、また情報は多岐に渡り非常に複雑なので、選ぶのが非常に難しいです。

そこで、「これさえ知っておけば誰でも簡単に自分に合った光回線を選べる」という情報を、以下の4つに絞ってみました。

  • 【最重要】スマホセット割の活用を検討する
  • 最もお得な「契約窓口(プロバイダ)」を選ぶ
  • 月額料金ではなく実質料金で評価する
  • リモートワークやオンラインゲームに使うなら回線品質にこだわる

いずれも料金や回線品質という点で重要なので、順番に解説していきます。気になる部分をチェックしていきましょう。

【最重要】スマホセット割の活用を検討する

光回線選びで最も重要なのが「スマホセット割の活用」についてです。

スマホセット割とは、スマートフォンと光回線の契約を同一の業者に揃えることで、月額数百円〜数千円程度差し引かれる割引のこと。「ドコモとドコモ光」「auとauひかり」のようなイメージですね。

これを利用するかどうかで、スマートフォンと光回線を合わせた「月額の通信費」は極めて大きく変動するので、「最重要」という位置付けで以下で解説をしていきます。

「大手キャリア契約中」の場合は必ずセット割を活用する

もし、現在ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの「大手キャリア」をスマートフォンで契約しているなら、必ず「セット割」の活用をしてください。

参考までに、大手キャリアが実施しているセット割を以下にまとめてみました。

ドコモ【ドコモ光】
毎月最大1,100円割引
au【auひかり】
毎月最大1,100円割引
【ビッグローブ光】
毎月最大1,200円割引
【DTI光】
毎月最大1,320円割引
ソフトバンク【ソフトバンク光】
毎月最大1,100円割引
【ワイモバイル】
毎月最大1,188円割引
【NURO光】
毎月最大1,100円割引
楽天モバイル【楽天ひかり】
1年間月額料金無料
(最大63,360円分割引)

ご覧のように、各社が「毎月最大1,000円以上割引」という大盤振る舞いをしていることがわかります。

また、見逃せないのが、ドコモ、au、ソフトバンクのセット割は「家族全員」が対象になる点です。4人家族で満額セット割を利用すれば、4,000円以上の割引を毎月受けられるので、上手に利用すれば「光回線を実質無料」で利用できる可能性すらあります。

年間で万単位、あるいは十万単位の通信費を削減できる極めてお得な割引、それがセット割なので、現在大手キャリアを契約中の方は「必ずセット割の活用」をするために、光回線の契約先を揃えることをおすすめします。

格安SIMの場合は無理にセット割を活用しないことも大切

このように、セット割は利用しない手がないほどお得な割引ではあるため、さまざまな場所で「絶対利用すべき」と宣伝されています。

しかし、もし現在大手キャリアではなく格安SIMを契約しているなら、「無理にセット割を利用する必要はない」のもまた事実です。

確かに、セット割そのものはお得ですが、そもそも論として、現在ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアでスマートフォンを契約しているなら、スマートフォンに月額5,000円〜10,000円程度支払っているはずです。

しかし、これを格安SIMに乗り換えれば、少なくとも月額3,000円〜4,000円程度に、場合によっては1,000円以下に抑えられることもあるでしょう。つまり、スマートフォンを格安SIMに乗り換えるだけで、一人当たり月額1,000円以上簡単に節約できるということです。

そう考えると、大手キャリアを契約しながらセット割で光回線を契約するよりも、スマートフォンを格安SIMに乗り換えて、セット割を使わずに光回線を利用した方が「圧倒的にお得」だと言わざるを得ません。

したがって、現在大手キャリアではなく格安SIMを契約しているなら、今の安いスマートフォンの料金のまま、自分の好みの光回線を契約して問題ありません。

また、現在大手キャリアを契約していて、光回線の乗り換えと同じタイミングで「スマートフォンも一緒に乗り換えようかな」と考えている方は、この記事とセットで以下の記事も参考にしてみてください。

【2022年7月最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選! 【2023年最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選!

最もお得な「契約窓口(プロバイダ)」を選ぶ

スマートフォンの契約と相性の良い光回線を選んだら、これで光回線の業者そのものは選び終わりました。

しかし、実はまだ選ぶべきものが残っています。それは契約窓口、通称「プロバイダ」です。

プロバイダとは、インターネット回線をインターネットに接続する役割を担っている事業者のことで、光回線そのものを提供している業者とは異なります。

参考:プロバイダーとは? – DTI

つまり、例えば「ドコモ光を契約したい」と考えているなら、「ドコモ光のプロバイダ」も選ぶ必要があります。

そして、プロバイダごとに月額料金や特典、キャンペーンが大きく異なるので、「どこのプロバイダを選ぶのか」で光回線の契約は180度変わってしまうのです。

以下では、プロバイダ選びで重要な3つの点を解説していきます。

  • 工事費無料は非常にお得な反面、注意が必要
  • 各種キャンペーン利用でコスパは大きく変わる
  • プロバイダに抵抗があるなら「一体型」を選ぶ

いずれも事前に知っておくと契約時に役立つので、順番にチェックしていきましょう。

工事費無料は非常にお得な反面、注意が必要

光回線の契約で非常に大きな影響力を持つのが「工事費」ですが、前提として以下の乗り換えパターンの場合は工事が発生しない可能性が高いです。

転用フレッツ光から光コラボへと乗り換え
事業者変更光コラボから光コラボへと乗り換え

*フレッツ光はNTTが提供している光回線のこと
*光コラボはフレッツ光の光回線を利用して光回線を提供する事業者のこと

少しややこしいですが、光回線は大きく分けて「フレッツ光」「光コラボ」「独自回線」の3つに分けられます。

例えば、「ソフトバンク光」はソフトバンクが提供している光回線のように見えますが、実際は光コラボなので使っている光回線は「フレッツ光」のものです。

したがって、例えば「フレッツ光→ソフトバンク光」のような「フレッツ光→光コラボ」の乗り換えの場合は、契約先は変更になりますが使用する回線はフレッツ光のままなので、工事は不要になります。

一方で、「auひかり」はソフトバンク同様にフレッツ光の光回線を使っているように思えますが、実際は自社の回線を使っている「独自回線」です。したがって、「フレッツ光→auひかり」「光コラボ→auひかり」のような乗り換えの場合、使用する回線が「フレッツ光→auひかりの独自回線」へと変更になるので、工事が必要になります。

このように、現在契約している光回線と、乗り換え先の光回線によって工事の有無が変わってくるので、「必ず工事が必要になる」わけではありません。

工事費無料キャンペーンは「実質無料」

そして、もし工事が必要な場合、数千円〜数万円規模の工事費用がかかりますが、多くのプロバイダはこれを無料とするキャンペーン、特典を用意しています。

一見するとお得に見えますが、その実態は工事費用を契約月数で割った分を1カ月ごとに無料とする「実質無料」なので、もし契約期間内に解約をすると残債が発生します。

例えば、2万円の工事費用を2年契約で実質無料とする場合、2万円を24カ月分で割った「833円」が1カ月当たり請求されることになります。

そして、もし2年契約が終了する前の1年2カ月目で解約した場合、残りの10カ月分の8,330円が残債として発生し、完済するまで支払い続ける必要があります。これはリスクがあると言えるでしょう。

したがって、「工事費無料」と言われても、「完全無料」ではなく「実質無料」なので、この点には注意してください。

各種キャンペーン利用でコスパは大きく変わる

このように、工事費無料はややリスクがあるキャンペーンですが、これ以外にも魅力的なキャンペーン、特典を新規顧客獲得のために各社が多数用意しています。

以下に、光回線業界でよくあるキャンペーン、特典をまとめてみました。

月額料金割引【メリット】
・毎月自動的に割引
・シンプルにお得
【デメリット】
・割引適用条件を満たす必要がある
・元々のプラン料金が割高な可能性も
キャッシュバック 【メリット】
・数千円〜数万円の現金を受け取れる
・最近はギフト券やポイントも
・一度に多額の還元が受けられる
【デメリット】
・受け取り条件を満たす必要がある
・契約後数カ月〜1年程度時間がかかる
解約金負担 【メリット】
・数千円〜数万円分の解約金を肩代わり
・乗り換えのしやすさが段違い
【デメリット】
・全額負担か確認が必要
・書類提出など手間がかかる
ルータレンタル料無料 【メリット】
・数千円のルーター購入代が無料になる
・最新機種なら実質的な回線速度向上にも
【デメリット】
・ルーターの性能が悪い場合がある
初期費用割引 【メリット】
・3,300円の契約事務手数料などが無料に
【デメリット】
・特になし

この中でも特に注目すべきなのが、

  • 月額料金割引
  • キャッシュバック
  • 解約金負担

この3つです。以下で詳しく解説していきます。

月額料金割引は最もお得で最もシンプル

最もおすすめなキャンペーン、特典が「月額料金割引」です。

「毎月自動的に割引される」という割引の性質上、毎月必ず割引が受けられ、しかも計算がしやすいため、お得さとシンプルさの両方のメリットを兼ね備えています。

また、プロバイダによっては「1年間無料」「1年間980円」など、破格とも言える割引を実施している場合もあるため、事前にチェックしておきたいところです。

キャッシュバックはお得だが注意点も

続いてキャッシュバックについてですが、数千円〜数万円の現金が「一括で」受け取れるため、言うまでもなくお得です。

月額料金割引は1カ月ごとに割引を受けるため、割引分を回収するために時間がかかりますが、キャッシュバックは一括で受け取れるのが最大のメリットだと言えます。

しかし、プロバイダにとってはキャッシュバックは「支出」となるので、「できるだけ支払いたくない」のが本音です。だからこそ、受け取り時期と方法に条件を設けていることがほとんど。

時期については契約後数カ月〜1年を設定しており、キャッシュバック目当ての契約を防いでいます。また、方法は所定の手続きを踏む必要があり、事前に知っておく必要があるでしょう。

とはいえ、一括でまとまった金額を受け取れるのは大きなメリットなので、こちらも事前に金額や受け取り時期、方法をチェックしておきましょう。

「解約金負担」を上手に活用してお得に乗り換えよう

「乗り換え」を検討する上で欠かせないのが「解約金負担」に関するキャンペーン、特典です。

2022年の7月に消費者保護のために「電気通信事業法」という法律により、「月額料金を超える違約金、解約金の請求」に制限がかかりました。

出典:消費者保護ルール – 総務省

したがって、現在の光回線業界の違約金、解約金は1,000円〜月額料金程度に設定されていますが、2022年7月より前に契約した光回線は、以前までの「業者が自由に設定できた金額」なので、数千円〜3万円程度に設定されていると思います。

これを負担してくれる「解約金負担」を利用することで、実質的な大幅割引が利用できる可能性があります。

なお、これを利用するためには、解約金、違約金を支払った証拠書類の提出が不可欠なので、支払った後に捨てずに忘れずに保管しておきましょう。

プロバイダに抵抗があるなら「一体型」を選ぶ

このように、プロバイダごとに工事費の扱いや実施しているキャンペーン、特典に違いがあるので、選ぶのが大変ですよね。

そこで知っておきたいのが、プロバイダを選ぶ必要がない「光回線事業者、プロバイダ一体型」の光回線です。

これは、従来までなら別々に契約する必要があった光回線事業者とプロバイダを「一体」とした光回線で、プロバイダを選ぶ手間や、別々に契約するわかりにくさがありません。

非常にシンプルに契約することができるので、多くの方に選ばれている光回線です。

月額料金ではなく実質料金で評価する

光回線を比較する上では「実質料金」に注目することが何よりも大切です。

ここまで説明してきた以下の点を全て月額料金に換算した上で、それを実質料金として比較するようにしましょう。

  • キャッシュバック
  • 工事費
  • 契約事務手数料

それぞれを契約期間で割り、その金額を月額料金に差し引き計算することで、実質料金を求められます。

逆に、実質料金に注目せず、「月額料金だけ」「キャッシュバックだけ」といった注目の仕方は、業者の広告に釣られて損をしてしまう可能性が高まります。

自分で実質料金を計算するのは大変なので、後述するおすすめの光回線の紹介の部分で実質料金をまとめています。それも参考にしてみてくださいね。

リモートワークやオンラインゲームに使うなら回線品質にこだわる

ここまでは「料金」に注目して解説を進めてきましたが、最後に「回線品質」についても取り上げます。

結論から言えば、光回線を使って以下のような作業をする予定のない方は「どの光回線を選んでも回線品質に満足できる可能性が高い」です。

  • 大家族全員が同時にインターネットを使用する
  • リモートワークで極めて高い正確性が求められる作業を行う
  • 格闘ゲームやシューティングゲーム(TPS、FPS)でプロレベルのプレイを行う
  • ゲーム配信などストリーミングを事業として行なっている
  • その他、短時間に大量のデータ通信を必要とする

つまり、光回線でYouTubeやSNSの閲覧など、日常的に行うような作業しかしないなら、どの光回線を選んでも回線品質は問題ありません。

一方で、上記のような「高い回線品質を要求する」ような作業を行う場合は、料金よりも「回線品質」に集中して光回線を選ぶべきです。

「ローカル情報」が何よりも重要

しかし、「回線品質にこだわる」ことは想像以上に難しいのもまた事実です。なぜなら、光回線は「使ってみなければわからない」ような不確定要素があまりにも多すぎるから。

一般に、光回線の品質を下げる要因として、以下の点があげられます。

住んでいる場所・人口が多い地域は品質低下しやすい
・集合住宅が品質低下の原因にも
使用する時間・夕方〜0時までは品質低下しやすい
・日中はどの光回線でも安定する
使用するルーター・ルーターの性能が低いと回線品質を活かせない
・有線接続が最も安定
使用する端末・パソコンやゲーム機のスペックでも品質は変わる
・出来るだけ最新の端末、ソフトを使おう

これらの要因が複雑に絡み合って「回線品質」として表に出てくるので、一概に「この光回線を選べば絶対安心」とは言えません。

実際、大人気の光回線が「契約者数が多すぎる」ことが原因で、都市部を中心に通信速度が大幅に低下することが報告されています。

したがって、光回線の回線品質の評価には「ローカル情報」が何よりも重要です。最も安心なのは、近くに住んでいる人に「使用している回線と回線品質」について尋ねること。

これを事前にしておけば、ある程度回線品質を見積もることができます。集合住宅なら、同じ住宅内の住人に確認をすることで、非常に高い精度で回線品質を評価できます。

「インターネットの評価にローカル情報が必要」とは、なんだかおかしな話にも思えますが、公式サイトでは「ベストエフォート値」と呼ばれる、理論上出せる最大速度を数値として宣伝しているため、正直言ってあまり参考になりません。

使用環境が近い実際の使用者に聞くのが最も信頼できるので、友人や知人を当たってみると良いでしょう。

徹底的にこだわりたいなら割高な「品質重視プラン」も

また、プロゲーマーやストリーマーなど、日常的に高品質なインターネット回線を使用するようなライフスタイルを送っている場合は、「品質重視プラン」を選ぶのも良いでしょう。

例えば、大人気の光回線「NURO光」は、通常のプランに加えて「NURO光 10G」という品質重視のプランを用意しています。詳細を以下にまとめてみました。

NURO光下り最大速度:2Gbps
上り最大速度:1Gbps
月額料金:5,200円
NURO光 for マンション下り最大速度:2Gbps
上り最大速度:1Gbps< 月額料金:2,750円/td>
NURO光 10G下り最大速度:10Gbps
上り最大速度:10Gbps
月額料金:5,700円

ご覧のように、一般のプランの「NURO光」「NURO光 for マンション」は、最大通信速度が下り(ダウンロード)で2Gbps、上り(アップロード)で1Gbpsですが、品質重視のプラン「NURO光 10G」では、それぞれ10Gbpsまでパワーアップしています。

参考までに、YouTubeで超高画質の「4K動画」を視聴するために必要な通信速度は、「0.025Gbps(25Mbps)」なので、10Gbps(10,000Mbps)という速度がどれだけ高速なのかが理解できると思います。一般ユーザーには絶対にオーバースペックです。

しかし、プロゲーマーやストリーマーといった職業は、回線速度がそのままゲームの実力やチャンネルの快適性につながってくるものなので、「回線品質は高いほど良い」ですよね。

もちろん、これ以外の職業の場合でも「回線品質は高いに越したことはない」「回線品質にはお金をいくら払ってでも投資したい」という方もいると思うので、そんな方には品質重視プランをおすすめします。

なお、品質重視プランを用意している光回線は限られるので、事前にチェックをしておきましょう。

【スマホ別】光回線の乗り換え先のおすすめ6選

ここからは、契約しているスマートフォン別に、光回線の乗り換え先のおすすめを紹介していきます。

それぞれの光回線ごとに各種料金をまとめていますが、「最も安いプロバイダ」の金額を参考にしています。

また、「平均通信速度」も載せていますが、こちらは「みんなのネット回線速度」というWebサイトを参考にしているので、この点ご了承ください。

【ドコモ】ドコモ光

ドコモ光

出典:ドコモ光

月額料金戸建て:5,720円/月
マンション:4,400円/月
キャッシュバック45,000円
工事費フレッツ光から乗り換え:無料
光コラボから乗り換え:無料
独自回線から乗り換え:19,800円
契約事務手数料3,300円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:3,983円/月
マンション:2,663円/月
スマホセット割引1,100円/月
平均通信速度上り:291Mbps
下り:256Mbps

スマートフォンをドコモで契約している方には、ドコモが提供している光回線「ドコモ光」がおすすめです。

光回線のパイオニア「フレッツ光」を提供しているNTT系列の光回線なので、安心感、信頼感が段違い。この点が選ばれている理由だと言えます。

ドコモ光の魅力

そんなドコモ光の魅力は、フレッツ光、もしくは光コラボからの乗り換えの場合、工事費用が無料になる点です。

工事費用は光回線の中でも非常に高額な要素なので、これがそのまま無料になるのは非常にありがたい。契約全体で見れば、数万円規模の割引効果があります。

また、工事費を実質無料にする必要もないため、いつ解約しても残債が発生しないのも魅力。解約金だけ支払えばいつでも解約できるので、気軽に契約できるのも強みです。

ドコモ光の一番お得なプロバイダは「GMOとくとくBB」

そんなドコモ光の一番お得なプロバイダは「GMOとくとくBB」です。

「GMOとくとくBB」はインターネット業界で抜群の知名度を誇り、ついに光回線にも参入してきました。

月額料金は他社とほとんど変わりませんが、「キャッシュバック」がお得すぎます。最大で45,000円の現金が受け取れるので、これを踏まえた実質料金は、戸建てで3,983円、マンションで2,663円と、戸建ては4,000円の大台を、マンションは3,000円の大台を、それぞれ下回っています。

そして、ここに「スマホセット割」を適用すれば、光回線の料金はほとんどタダ同然!むしろ、「黒字」になる可能性さえ秘めています。

このように、「GMOとくとくBB」はドコモユーザーがドコモ光を利用する上で最善の選択肢なので、公式サイトをチェックしておきましょう。

ドコモ光をお得に契約!

【au】auひかり

auひかり

出典:auひかり

月額料金戸建て:5,610円/月
マンション:4,180円/月
キャッシュバック77,000円
工事費実質無料
契約事務手数料3,300円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:2,539円/月
マンション:1,109円/月
スマホセット割引1,100円/月
平均通信速度上り:646Mbps
下り:623Mbps

スマートフォンをauで契約しているなら、「auひかり」がおすすめです。

大手キャリアのうち、ドコモとソフトバンクは共にフレッツ光の光回線を使用していますが、auは独自回線を自社で設置し使用しているため、回線品質が高いです。

実際、通信速度で比較してみても、ドコモ光は300Mbps前後であったのに対し、auひかりは600Mbps以上の通信速度が出ています。2倍以上です。

したがって、スマートフォンをauで契約している方だけでなく、「回線品質にこだわりたい」方にもおすすめの光回線ですよ。

auひかりの魅力

そんなauひかりの魅力は、上位プラン「auひかりホームV」です。

auひかりの通常プランの最大通信速度は1Gbpsですが、「auひかりホームV」は5Gbps、10Gbpsのいずれかにグレードアップできます。

ただでさえ高速で高品質なauひかりを、5倍、10倍以上の通信速度で利用できるのは非常に大きな魅力!

特に、リモートワークやオンラインゲームで最高品質のインターネット回線を求める方におすすめです。

auひかりの一番お得なプロバイダは「GMOとくとくBB」

そんなauひかりの最もお得なプロバイダは「GMOとくとくBB」です!

auひかりは自社回線を用意していることもあり、光コラボの他社よりもやや割高な月額料金となっていますが、「GMOとくとくBB」は業界でも最強クラスのキャッシュバックを用意!

その金額は「最大77,000円」と、とてつもないボリュームとなっています。

このキャッシュバック金額で実質料金を計算すると、戸建てで2,539円、マンションで1,109円という結果に。ここにスマホセット割を合わせれば、あっという間に光回線を実質無料で利用できちゃいます。

逆に、「GMOとくとくBB」以外のプロバイダで契約すると、月額料金が割高な分、かなりお高めになってしまうので、auひかりを契約する場合は「GMOとくとくBB」からの契約がマストです!

auひかりをお得に契約!

【ソフトバンク】ソフトバンク光

月額料金戸建て:5,720円/月
マンション:4,180円/月
キャッシュバック36,000円
工事費実質無料
契約事務手数料3,300円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:4,358円/月
マンション:2,818円/月
スマホセット割引1,100円/月
平均通信速度上り:322Mbps
下り:243Mbps

スマートフォンをソフトバンクで契約している方には、「ソフトバンク光」がおすすめです。

ソフトバンク光は光コラボなので、使用している回線はフレッツ光のもの。したがって、通信速度は標準的ですが、300Mbps前後と高速な平均通信速度なので、安心して利用できます。

ソフトバンク光の魅力

ソフトバンク光の魅力は「手厚いサポート体制」です。光回線は開通までの時間がかかるのが最大のネックで、これは乗り換えでも同様。

フレッツ光、あるいは光コラボからの乗り換えなら、それほど大規模な工事は求められませんが、それでも開通までの時間がかかる場合があります。

しかし、ソフトバンク光はその期間の間、「ソフトバンク Air」という据え置き型のWi-Fiを無料でレンタルしてくれるので、開通までの時間もしっかりカバーしてくれています。

Wi-Fiルーターのレンタルは多くの光回線業社が実施していますが、モバイルWi-Fiや据え置き型Wi-Fiの無料レンタルは珍しいので、非常に助かりますよね。

ソフトバンク光の一番お得なプロバイダは「GMOとくとくBB」

ソフトバンク光の最もお得なプロバイダは「GMOとくとくBB」です。

「GMOとくとくBB」の代名詞である「キャッシュバック」は健在で、最大で36,000円もの現金を受け取ることができます。

しかも、キャッシュバックの受け取り条件が「最短2カ月後」と非常にスピーディーで、業界内でも最速レベルの受け取りが可能。これは非常にありがたいです。

このキャッシュバックを加味した実質料金は、戸建てで4,368円、マンションで2,818円まで下がります。ここにスマホセット割引を利用すれば、大きく実質利用料金を節約できますよ。

しかし、ドコモ光やauひかりよりも割高であるのも事実なので、これを機にソフトバンク以外のスマートフォンに乗り換えて、光回線とスマートフォンをセットで乗り換えるのも良いでしょう。

乗り換え先は格安SIMがおすすめなので、後述する「格安SIMにおすすめな光回線」を参考にしてください。

ソフトバンク光をお得に契約!

【楽天モバイル】楽天ひかり

月額料金【楽天モバイル契約あり】
・戸建て
1年目:無料
2年目以降:5,280円
・マンション
1年目:無料
2年目以降:4,180円
【楽天モバイル契約なし】
・戸建て
1年目:3,080円
2年目以降:5,280円
・マンション
1年目:1,980円
2年目以降:4,180円
キャッシュバックなし
工事費・フレッツ光から乗り換え:無料
・光コラボから乗り換え:無料
・独自回線から乗り換え:有料
契約事務手数料フレッツ光から乗り換え:1,980円
光コラボから乗り換え:1,980円
独自回線から乗り換え:880円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:2,723円/月
マンション:2,173円/月
スマホセット割引月額料金に反映済み
平均通信速度上り:248Mbps
下り:213Mbps

スマートフォンを楽天モバイルで契約している方には、「楽天ひかり」が最もおすすめです。

楽天ひかりは光コラボなので、使用回線はフレッツ光のもの。それもあり、回線速度は250前後と標準的ですが、最大の魅力は料金にあります。

また、プロバイダは楽天ブロードバンドのみの「一体型」なので、プロバイダ選びで迷う必要がありません。シンプルで良いですね。

楽天ひかりの魅力

楽天ひかりは大手キャリアのようなスマホセット割がありませんが、その代わり、楽天モバイルを契約している場合「月額料金が大幅に安くなる」という特典があります。

なんと、楽天モバイルを契約しているだけで、楽天ひかりの月額料金が「1年無料」になるのです!これは非常にお得で、2年目以降もそれほど高く料金設定されているわけではありません。

これを加味した上での実質月額料金は、戸建てで2,723円、マンションで2,173円と、業界でもかなり低水準まで下がります。大変魅力的です。

ただでさえ、楽天モバイルはスマートフォン業界でも破格のコスパをしているので、光回線も楽天ひかりで揃えれば最安で利用できること間違いなしですよ。

楽天ひかりをお得に契約!

【格安SIM】IIJmioひかり

月額料金【IIJmio契約あり】
・戸建て
6カ月まで:1,100円
7カ月目以降:5,456円
・マンション
6カ月目まで:無料
7カ月目以降:4,356円
【IIJmio契約なし】
・戸建て
6カ月まで:1,760円
7カ月目以降:5,456円
・マンション
6カ月目まで:660円
7カ月目以降:4,356円
キャッシュバックなし
工事費・フレッツ光から乗り換え:無料
・光コラボから乗り換え:無料
・独自回線から乗り換え:有料
契約事務手数料フレッツ光から乗り換え:1,980円
光コラボから乗り換え:3,300円
独自回線から乗り換え:880円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:4,450円/月
マンション:3,350円/月
スマホセット割引660円/月
(月額料金に反映済み)
平均通信速度上り:313Mbps
下り:264Mbps

IIJmioはコスパ重視の大人気格安SIMですが、光回線「IIJmioひかり」も提供しています。

光コラボなので使用回線はフレッツ光のものということもあり、通信速度は300Mbps前後。標準的です。

プロバイダはIIJmioだけの一体型なので、契約窓口はIIJmio公式のみ。シンプルで契約しやすいのも魅力です。

肝心の月額料金は、戸建て、マンションともに半年間、1,000円台で利用できますが、キャッシュバックがありません。これらを全て考慮すると、実質月額料金は戸建てで4,450円、マンションで3,350円と、少し割高な印象を受けます。

しかし、IIJmioはスマートフォンの料金が非常に安いので、スマホ代まで合わせたトータルの通信費として見ると、大手キャリアの光回線よりも圧倒的に安上がりです。

IIJmioひかりの魅力

IIJmioひかりの魅力は、スマートフォン料金のコスパの良さにあります。

IIJmioのスマートフォンの月額料金は、2GBで850円、4GBで990円と、業界内でも非常に割安です。

大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクと比較すると、およそ四分の一以上の料金設定なので、現在大手キャリアと契約している方は要注目。

確かに、大手キャリアには最大月額1,100円のスマホセット割があるものの、格安SIMへと乗り換えればスマートフォンの料金を1,100円以上安くできます。

したがって、「光回線の乗り換えついでにスマホも乗り換えたい」と考えている方にこそ、IIJmioはおすすめですよ。

IIJmioひかりをお得に契約!

【格安SIM】eo光

eo光

出典:eo光

月額料金【mineo契約あり】
・戸建て
1年目:3,280円
2年目以降:5,448円
・マンション
建物により異なる
【mineo契約なし】
・戸建て
1年目:2,950円
2年目以降:5,118円
・マンション
建物により異なる
キャッシュバック15,000円
工事費実質無料
契約事務手数料3,300円
契約年数2年
実質月額料金戸建て:3,877円/月
建物により異なる
スマホセット割引330円/月
(月額料金に反映済み)
平均通信速度上り:588Mbps
下り:504Mbps

eo光は格安SIMのmineoとセット割を展開している光回線です。

プロバイダとセットになった一体型なので、プロバイダを選ぶ必要はありません。

また、平均通信速度が500Mbpsを超えており、フレッツ光や光コラボの通信速度と比べると圧倒的。非常に高品質な光回線だと言えます。

肝心の月額料金は、マンションは建物によるので出すことはできませんでしたが、戸建ての場合は1年目まで3,280円と割安です。

また、キャッシュバックも15,000円ついてきて、これらを全て実質料金に加えると「3,877円」となります。標準的な料金ですね。

とはいえ、スマートフォンをmineoと契約しているなら、スマホ代まで合わせた全体の通信費は大手キャリアよりも大幅に安くなるはずです。

eo光の魅力

そんなeo光の魅力ですが、セット割を展開しているmineoのスマートフォンの料金プランにあります。

mineoには「マイピタ」「マイそく」という2つの料金プランがありますが、「マイそく」が業界内でも非常に優秀でユニークなプランを提供しています。詳細を下記にまとめてみました。

ライト・通信速度:0.3Mbps
・料金:660円
スタンダード・通信速度:1.5Mbps
・料金:990円
プレミアム・通信速度:3Mbps
・料金:2,200円

ご覧のように、「マイそく」にはライト、スタンダード、プレミアムの3つのプランがあり、それぞれに通信速度が設定されていて、この通信速度で「使い放題になる」というのが最大の特徴。

したがって、例えばスタンダードプランなら、1.5Mbpsという速度で使い放題となり、月額料金は990円。プレミアムなら3.0Mbpsで使い放題となり、料金は2,200円です。

参考までに、1.5MbpsならYouTubeの低画質を、3MpsならYouTubeのHD画質を、それぞれ見放題になるので、実用性は非常に高いです。

したがって、eo光を選びスマートフォンをmineoで揃えることで、「家では光回線で、外ではmineodで使い放題」とすることができます。大手キャリアの使い放題プランは6,000円〜8,000円程度なので、どれだけ割安かが理解できますよね。

eo光をお得に契約!

光回線の乗り換えに関するよくある質問

この記事の最後に、光回線の乗り換えに関するよくある質問について回答していきます。

勧誘電話で契約をするのはお得ですか?

光回線の乗り換えに「勧誘電話」を利用する方もいますが、基本的には「インターネットでの契約」の方がお得です。

インターネットでの契約の場合、人件費が削減できる都合上、キャンペーンや特典が上乗せされることが多いからです。

また、勧誘電話の場合、こちらに都合の悪い情報を隠されてしまう可能性もあるので、インターネット契約を推奨しています。

今の光回線を解約する時にお金はかかりますか?

契約期間内での解約には解約金、違約金が発生し、2022年6月以前に解約した場合は、数千円〜数万円と高額に設定されている可能性があります。

しかし、ほとんど全ての光回線は「解約金負担」として全額をキャッシュバック特典としているので、実質的にお金はかかりません。

事前に解約金負担特典について調べておきましょう。

事前に通信速度などを知ることはできませんか?

光回線は工事が必要なので「お試し利用」はできませんが、おおよその通信速度は近所の知人、友人からの情報提供や、インターネット上での情報をもとに、ある程度推測することができます。

しかし、使用するWi-Fiルーターやパソコン、ゲーム機のスペック、さらには建物の立地や構造、時間帯によって大きく変動するため、正確に把握することは難しいです。

高いのか安いのかわかりません。どうやって知れば良いですか?

一概には言えませんが、基本的には、全ての割引やキャンペーンを適用した実質料金換算で、「戸建てなら4,000円、マンションなら3,000円を下回れば」安いと言って良いでしょう。

スマートフォンとのセット割を使えば比較的簡単に達成できる料金なので、必ずセット割を利用するようにしてください。

セット割を利用することで、「光回線を契約した方がお得」になるケースもありますよ。

光回線を乗り換える時に工事が必要ですか?

乗り換え前と乗り換え後の契約光回線によって変わります。

フレッツ光、および光コラボを契約していて、フレッツ光、光コラボへと乗り換える場合は、使用する光回線が同じなので大規模な工事は不要なことが多いです。

一方で、フレッツ光、および光コラボから独自回線、あるいは独自回線からフレッツ光、および光コラボへと乗り換える場合、大規模な工事が必要になることが多いです。

また、マンションに住んでいる場合は工事の必要性が変わるので、ケースバイケースだと考えるべきでしょう。

プロバイダとはなんですか?

プロバイダとは契約した光回線をインターネットに接続する業者のことです。光回線そのものの契約と異なる契約をプロバイダ業者と結ぶ必要があるため、解約金、違約金も二重に発生します。

最近は、光回線事業者とプロバイダ業者が一体となった「一体型」と呼ばれる光回線も増えてきているので、契約をスリムにしたい方は一体型を選ぶと良いでしょう。

乗り換え後もメールアドレスは使えますか?

もし、現在契約している光回線に関連するメールアドレスを使用している場合、解約してしまうとメールアドレスは使用できなくなります。

業者によっては、月額数百円にてメールアドレスを引き続き使用できるようにするサービスを用意していますが、せっかくお得な光回線に乗り換えるので、少しもったいないですよね。

代替手段として、GmailやYahoo!メールなどのフリーアドレスを使用することで対応できます。

まとめ

光回線の乗り換えは比較検討する項目が多く、また工事が必要になるので想像以上に大変な作業です。

しかし、乗り換えることで月額数百円〜数千円、年間で数千円〜数万円の節約につながるので、早ければ早いほどお得になります。

記事で紹介した情報を参考にして、お得な光回線に乗り換えてみてください。

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