docomo、au、softbankどれを選ぶべき?3大キャリアの違いや料金、プランを徹底比較!

docomo、au、softbankどれを選ぶべき?3大キャリアの違いや料金、プランを徹底比較!

携帯電話、スマートフォンと言えば「docomo、au、SoftBank」の3社ですよね。この3つは「大手キャリア」「三大キャリア」などとも呼ばれますが、「どれを選べば良いのかわからない」と考えてしまう方も多いはずです。

比較しようにもたくさんのプランがあって、ギガやテザリングなど、よくわからない言葉もたくさんあります。違いが理解できないと、どこを選ぶべきなのかがわからなくても不思議ではありません。

そこでこの記事では、ドコモ、au、ソフトバンクの3つのキャリアについて、ありとあらゆる点を徹底的に比較し、どれを選ぶべきなのかをケース別に解説していきます。

3つの違いがわからない方や、自分になにがおすすめなのか知りたい方は、最後まで読んでいただければ幸いです。

目次

ドコモ、au、ソフトバンクの違いはなに?各プランや項目を徹底比較

まずはドコモ、au、ソフトバンクの3社について徹底的に比較していきますが、結論から言うと「3社に大きな違いがあるわけではない」のが事実です。

もちろん、細かい違いは存在するものの、「これがあるから絶対〇〇を選ぶべき」と言い切れるほどの違いはありません。あくまで「人による」部分が大きいので、この点は前提として押さえておいてください。

そして、3社を比較する上では、以下の9つの観点に着目します。

  1. 大容量プラン
  2. 段階制プラン
  3. 格安プラン
  4. デビュープラン
  5. サブブランド
  6. かけ放題
  7. 家族割引
  8. セット割引
  9. 解約金・違約金
  10. 回線品質

最初のプラン情報については必ず目を通しておき、それ以外の部分は気になる部分だけでも良いので、順番に確認していきましょう。

無制限プラン

まずは「無制限プラン」について解説していきます。

無制限プランとは、名前の通り無制限にインターネットを使えるプランのことを指します。YouTubeやNetflixなど動画試聴は大量のデータを消費するので、動画好きの方は無制限プランを検討しても良いでしょう。

3社では、以下のプランがそれぞれ用意されています。

ドコモ・ギガホプレミア
・7,315円/月
au・使い放題MAX5G/4G
・7,238円/月
ソフトバンク・メリハリ無制限
・7,238円/月

料金的にも、データ量的にも、各社横並びであることがわかります。

このままだと選ぶのが難しいので、以下でより深く解説していきます。

テザリングを大容量で使うなら「ドコモ」一択

ドコモの大容量プラン「ギガホプレミアム」は、au、ソフトバンクとは異なり、スマートフォンを使ってパソコンやタブレット、ゲーム機をインターネットへと接続するテザリングを「制限なし」としているので、この点がドコモの無制限プランの最大の特徴であり、魅力でもあります。

au、ソフトバンクはいずれも「30GB/月」という制限があるため、人によっては物足りないと感じてしまうものです。特に最近はリモートワークなどでテザリングの使用機会は上昇傾向にあるので、テザリングでたっぷり使いたいならドコモ一択だと言えます。

「使わない月」のことを考えるなら「au以外」がおすすめ

また、スマートフォンを使っていると「使う月と使わない月」が出てくるものです。

そんな時、auの大容量プラン「使い放題MAX5G/4G」は、どれだけ使っても、使わなくても7,238円で固定ですが、ドコモ、ソフトバンクは「3GB以下」で以下のような割引が利用できます。

ドコモ・20GB:6,550円
・3GB:4,380円
・1,650円割引
ソフトバンク無制限:7,238円
・3GB:5,588円
・1,650円割引
au割引なし

1,650円の割引は大きいので、「もしかしたら使わない月があるかもしれない」という方は、ドコモかソフトバンクを選ぶと良いでしょう。

段階制プラン

大容量プランに続いて「段階制プラン」について解説していきます。

段階制プランとは、1GB〜7GBまで幾つかの「段階」が設けられており、「使った分だけ支払う」タイプのプランです。

大容量プランは20GB以上でしたが、段階制プランは7GBまでの比較的小容量なので、「あまりインターネットを使わない方」「インターネットをWi-Fiで使う方」におすすめのプランだと言えます。

各社の段階制プランの詳細を以下にまとめてみました。

ドコモ・5Gギガライト
・1GB:3,465円/月
・3GB:4,565円/月
・5GB:5,665円/月
・7GB:6,765円/月
au・ピタットプラン5G
・1GB:3,465円/月
・4GB:5,115円/月
・7GB:6,765円/月
ソフトバンク・ミニフィットPLAN+
・1GB:3,278円/月
・2GB:4,378円/月
・3GB:5,478円/月

パッと見てみるだけでも、各社細かな違いがあることがわかると思いますが、逆に言えば、比較できるほどの大きな差が存在しません。

段階制プランは横並び。好みで選んで問題ない

料金的に見ると、1GBはの最安はソフトバンクの3,278円です。

しかし、その代わり、というべきか、ソフトバンクは3GBまでしか用意しておらず、4GB〜7GBの段階が存在しません。ドコモは5GB、7GBで区切っており、auは4GBと7GBで区切っています。

そして、3GB以上の料金はドコモ、au横並びで、どんぐりの背比べ状態です。

したがって、「1GBに抑えるならソフトバンク、3GB以上使いたいならドコモかau」というおすすめの仕方になります。どれを選んでもそれほど変わりません。

格安プラン

続いて、「格安プラン」について解説していきます。

格安プランは、国主導で携帯電話料金を引き下げた政策の一環で生まれた、各社が提供するコスパにこだわったプランのこと。特徴を以下にまとめてみました。

  • 料金が圧倒的に安い
  • シンプルでわかりやすい
  • オンライン契約限定

料金が安く、シンプルでわかりやすいのは魅力ですが、「オンライン契約限定」としているため、インターネットやスマートフォンの扱いに慣れていないと契約が難しいです。

各社が提供する格安プランの詳細を以下にまとめてみました。

ドコモ・ahamo(アハモ)
・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
au・povo(ポヴォ)
・1GB:390円/7日
・3GB:990円/30日
・20GB:2,700円/30日
・60GB:6,490円/90日
・150GB:12,980円/180日
・使い放題:330円/24時間
ソフトバンク・LINEMO(ラインモ)
・3GB:990円/月
・20GB:2,728円/月

ドコモとソフトバンクは非常にシンプルですが、auのpovoだけ「トッピング」という非常にユニークなプラン設計をしているので、少し複雑です。

しかし、一つだけ確かなのは「他のプランと比べて圧倒的にお得」である点です。例えば、ソフトバンクのLINEMOは3GBで990円ですが、ソフトバンクの段階制プランである「ミニフィットPLAN+」では3GBで5,478円でした。

その差、実に「5倍以上」と、誰がどう見ても、どう比較しても圧倒的にLINEMOの方が安いです。そしてこれは、ソフトバンクのLINEMOだけでなく、ドコモのahamo、auのpovoでも同じことが言えます。

したがって、「オンライン限定契約」という点に抵抗がないなら、迷わずahamo、povo、LINEMOのいずれかを契約することをおすすめします。

ドコモのahamoは「100GB」の超大容量プランがイチオシ

ahamo

出典:ahamo

ドコモのahamoは、auのpovo、ソフトバンクのLINMOと比べると、「20GB、100GB」の容量が大きめのプランしか用意していないので、柔軟性が低く利用がしにくいです。

しかし、100GBの「超大容量プラン」はスマートフォン業界の中でも珍しい超大量のギガ数で、コスパ的に見ても悪くありません。100GBで4,950円なので、1GBあたり50円程度で利用できることになりますが、これは業界でも随一のコスパの良さ!

しかも、「テザリング無制限」なので、100GB全てをテザリングに使っても問題ありません。自宅でテザリングを行えば、まるで光回線のような使い方も可能になるので、「どれだけあっても足りない」「たくさん安く使いたい」という方にはahamoがおすすめですよ。

auのpovoは「柔軟性の高さ」が業界No.1

povo

出典:povo

続いてauのpovoですが、とにかく「柔軟性が高い」のが魅力です。

povoは業界内でも非常にユニークな「トッピング」というシステムを採用し、自分で必要な分だけトッピングという形で課金をして「プランを作っていく」点が最大の特徴。

以下に、povoが用意しているトッピングをまとめてみました。

トッピング名料金
データ使い放題(24時間)330円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加150GB(180日間)12,980円
5分以内通話かけ放題(1カ月)550円
通話かけ放題(1カ月)1,650円

ご覧のように、データ、及び通話に細かく料金と期限が設定されており、これらを必要に応じて課金してトッピングしていくのがpovoの利用方法です。

したがって、例えば「今は通話だけが必要」という場合には、550円の「5分以内通話かけ放題」をトッピングすれば、1カ月550円だけで利用できることになります。

逆に、通話はほとんどせず、データも少量で良い場合は「データ追加3GB」を契約して30日間990円で利用することが可能に。

このように、povoは少しクセがありますが、使いこなせればドコモ、ソフトバンクだけでなく、スマートフォン業界でも「最大のコスパ」で利用できる可能性を秘めています。

LINEをよく使うなら「LINEMO」一択!

LINEMO

出典:LINEMO

最後にLINEMOですが、プラン名にある通り、こちらはソフトバンクとLINEが提携した格安プランです。

ギガ数は3GBと20GBの2つを用意し、料金は990円、2,728円と非常にコスパが良いですが、これに加え「LINEギガフリー」という特典を用意しています。

LINEギガフリーとは、「LINE使用時のデータ消費をゼロにする」特典のことで、以下の操作で生じるデータ消費を全てゼロで利用できます。

  • トーク
  • 音声通話
  • ビデオ通話
  • 画像・動画の送受信
  • LINE VOOM(タイムライン)

トークだけでなく、比較的大きくデータを消費する通話やビデオ通話でもデータ消費をゼロとしてくれるので、大幅なギガの節約になるはずです。

LINEを頻繁に利用する方にとっては、この「LINEギガフリー」だけでも契約する価値があるのがLINEMOなので、ギガを気にせずに家族や友人とLINE楽しみたいならおすすめですよ!

デビュープラン

続いて、スマートフォンを初めて使う方や、3G回線と呼ばれる古いタイプのスマートフォンから新しい4G、5G回線のスマートフォンに機種変更する場合に利用できる「デビュープラン」を比較していきます。

デビュープランは新規顧客の囲い込みの一環で、各社が力を入れているプランですが、以下の表でまとめてみました。

ドコモ・はじめてスマホプラン
・1GB/月
・1回5分以内かけ放題
・1,815円
au・スマホスタートプラン
・3GB
・1回5分以内かけ放題
・2,288円/月
ソフトバンク・スマホデビュープラン
・3GB
・1回5分以内かけ放題
・2,178円/月

ご覧のように、データ量や料金で見ると違いがありますが、ドコモは1GB、auとソフトバンクは3GBで設定してあります。

したがって、最低限のデータ量でいいならドコモ、少し多めに契約したいならauかソフトバンクを選ぶと良いでしょう。

デビュープランは「ソフトバンクの圧勝」

以上のように、単純にプランのデータ量と料金だけで見ると各社横並びですが、細かく見ていくとソフトバンクの圧勝です。

ソフトバンクのデビュープランは、最初の1年間は「990円」で利用することができ、しかもデータ量が2GB増量の5GBで利用できます。

1年後は2,178円で3GBとなりますが、この料金になったとしてもドコモ、auとほとんど変わらないくらいの料金です。

したがって、ガラケーからスマートフォンへとデビューする場合で、よりお得に利用したい場合は「ソフトバンクのスマホデビュープラン」を利用してみましょう。

学生プラン

続いて、学生がお得に利用できる「学生プラン」「学割」について比較していきます。

以下に各社の詳細をまとめてみました。

・5GB(19歳以降は1GB)
・1回5分以内かけ放題
・1,078円/月(12カ月間)
・1,628円/月(13カ月目以降)

ドコモ・U15はじめてスマホプラン
・15歳までに契約が条件
au2022年9月6日現在なし
ソフトバンク・U22おトクキャンペーン
・22歳までに契約が条件
・5GB(1年目以降は3GB)
・1回5分以内かけ放題
・990円/月(13カ月間)
・2,178円/月(14カ月目以降)

ご覧のように、ドコモ、ソフトバンクはそれぞれ15歳、22歳までの学生向けプランを用意していますが、auは2022年9月6日現在、学生向けのプランは用意していませんでした。

年齢によって使い分けるのがベスト

ドコモとソフトバンクのどちらを利用すべきかは、年齢によって変わります。

例えば、子どもの年齢が15歳以下の場合は、ドコモの「U15はじめてスマホプラン」がおすすめです。19歳の誕生日まで5GBで1,628円で使え、さらにここに1回5分の国内通話無料のオプションがついてきます。

しかし、15歳を過ぎてしまうとドコモは契約できなくなり、ソフトバンクの「U22おトクキャンペーン」しか選択肢がなくなります。これは1年間だけ5GBで990円で利用できるのが魅力で、1年目以降は3GBで2,178円と、コスパは大きく悪くなります。

したがって、学生が今後もずっと大手キャリアを利用していくなら、1年目だけ「U22おトクキャンペーン」を契約し、その後は格安プランであるLINEMOに移行するのが最も賢い利用方法だと言えるでしょう。

シニア(60歳以上向け)プラン

続いて、60歳以上向けのいわゆるシニアプランについて取り上げていきます。

60歳以上の方はこれまでガラケーを使ってきた方が多いと思うので、「これからスマホデビューする予定」でドコモ、au、ソフトバンクのうちどれかを選ぶなら、シニアプランを契約すると非常にお得に利用できますよ。

直接的な割引は「auのみ」

結論から言えば、60歳以上のシニア層に向けた直接的な割引はauだけが用意しています。

auの「新カケホ割60」は、「国内通話24時間かけ放題」の有料オプション「通話定額2(1,980円/月)」が無料でついてくるもの。月額およそ2,000円の有料オプションが無料で利用できるので、非常に大きな節約効果が生まれます。

60歳以上のシニア層は「通話」を頻繁に行う方が多いので、かけ放題オプションが無料になるのは非常に助かりますよね。

サブブランド

ここまでは各社のプランについて比較してきましたが、ここからはプラン以外のものについて比較していきます。

まず取り上げるのは「サブブランド」についてです。サブブランドとは、各社が提供する低価格帯のサービスのことで、「同じ系列だけど、料金やコンセプトが異なる」捉えてもらえれば問題ありません。

つまり、サブブランドを選ぶことで、正規プランよりも「安く利用すること」が可能になるということ。

以下に、各社のサブブランドをまとめてみました。

ドコモなし
auUQ mobile
ソフトバンクY!mobile

ご覧になってわかるように、ドコモだけはサブブランドを持っていません。

したがって、以下ではauとソフトバンクのサブブランドについて解説していきます。

auのUQ mobileは「povoよりお手軽」

UQ mobile

出典:UQ mobile

くりこしプランS・3GB/月
・1,628円
くりこしプランM・15GB/月
・2,728円
くりこしプランL・25GB/月
・3,828円

auのサブブランドは「UQ mobile」という名称ですが、テレビCMなどで積極的に宣伝しているので、名前だけは聞いたことがある方もいると思います。

プラン詳細は上記の通りで、S/M/Lの3つが存在しています。最も小容量な「S:3GB」のプラン料金を、auの正規プランのピタットプラン、及び格安プランのpovoと比較してみましょう。

プラン名データ量料金
ピタットプラン4GB5,115円/月
povo3GB990円/月
UQ mobile3GB1,628円/月

ご覧のように、正規プランのピタットプランは4GBで5,115円と5,000円を超えてしまい、圧倒的にpovo、UQ mobileの方が安いことがわかります。

そして、povoとUQ mobileを比べると、同じデータ量でその差は「638円」とこれまた非常に大きいです。

したがって、「povoの方が良い」と考える方もいるかもしれませんが、povoの契約はオンライン専用であるのに対し、UQ mobileの契約はauショップでも行えます。

この「サポート体制」こそが格安プランのpovoとサブブランドのUQ mobileの違いであり、料金差はそのまま「人件費」という形で反映されていると考えましょう。

ゆえに、「サポートが一切いらないからとにかく安く」と考えるならpovoを、「サポートも安さもどちらも求めたい」という方はUQ mobileを、それぞれ契約すると良いでしょう。

ソフトバンクのY!mobileは「イマイチ」かも

Y!mobile

出典:Y!mobile

プランS・3GB
・2,178円/月
・990円/月(家族割)
プランM・15GB
・3,278円/月
・2,090円/月(家族割)
プランL・25GB
・4,158円/月
・2,970円/月(家族割)

続いてソフトバンクのサブブランド「Y!mobile」ですが、こちらは少し使い勝手が悪いです。

プラン詳細は上記表の通りですが、3GB、15GB、25GBの3つのデータ量でプランが分かれています。ここまでは普通ですが、割引なしの正規料金のコスパが悪いです。

プランSでは3GBで2,178円と、正規プランほどではないものの、それでもサブブランドとしては割高な料金設定で、15GB、25GBも同様です。

しかし、「家族割」を適用するとガラッと変わります。3GBは2,178円から990円、半額以下にまで値下がりし、他のプランでも同じ。

とはいえ、家族割引適用後の料金がお得かと言われれば、そこまでではありません。ソフトバンクの格安プラン「LINEMO」は、割引を使わなくとも無条件で同じ「3GBで990円」で利用できるので、LINEMOの方が優れています。

したがって、わざわざY!mobileを選ぶ理由はないので、料金にこだわるならLINEMOを、対面での契約にこだわるならUQ mobileを、それぞれ選ぶのがベターです。

かけ放題

スマートフォンを使う上で、インターネット使用時に消費する「ギガ」も大事ですが、人によっては「電話・通話」を重視するはずです。

電話を快適に、お得に楽しむには「かけ放題オプション」が大切なので、各社のものをまとめてみました。

ドコモ・1回5分:770円/月
・無制限:1,870円/月
ahamo・1回5分:無料(プラン組み込み)
・無制限:1,100円/月
au・1回5分:880円/月
・無制限:1,980円/月
povo・1回5分:550円/月
・無制限:1,650円/月
UQ mobile・1回10分:770円/月
・無制限:1,870円/月
ソフトバンク・1回5分:880円/月
・無制限:1,980円/月
LINEMO・1回5分:550円/月
・無制限:1,650円/月
Y!mobile・1回10分:770円/月
・無制限:1,870円/月

上記表を見れば明らかなように、各社ともに「正規プラン」が最も高く、次いでサブブランド、そして最安が格安プランとなっています。

「ahamo」のコスパの良さが際立つが

1回5分も、無制限かけ放題も、いずれも最安はドコモの格安プランである「ahamo」です。

1回5分かけ放題については、あらかじめプランに組み込まれているため無料。そして、無制限かけ放題は1,100円の有料オプションで追加できます。

これだけ見るとahamoが魅力的に見えてきますが、ahamoは最低データ量が20GBと非常に大きいため、インターネットを利用しない方にとっては無駄が多すぎます。

したがって、「インターネットはほとんど使わないが、電話をたくさんする」ような使い方なら、ahamoではなくpovoやLINEMOがおすすめです。

しかし、先述のように、この両プランはともに「オンライン契約限定」なので、対面方契約でかけ放題をできるだけ安く利用したいなら、サブブランドであるUQ mobileかY
!mobileがおすすめですよ。

解約金・違約金

携帯電話を契約する上で気になるのが「解約金・違約金」ですよね。

以前は1万円以上の解約金が設定されており、「解約にはお金と手間がかかる」ようなイメージがあるかもしれませんが、現在はどのようになっているのでしょうか?

現在は「解約金ゼロ円」が当たり前

結論から言えば、現在は「解約金ゼロ円」が当たり前です。

以前は大手キャリアよりも安く利用できる格安SIMで解約金がゼロ円であるのに対し、大手キャリアでは数千円〜1万円程度の有料でした。

しかし、国主導の政策の影響もあり、現在はドコモ、au、ソフトバンクの正規プラン、格安プラン、サブブランド、いずれも解約金や違約金を廃止し、消費者が自由に契約を解消できるようになっています。

したがって、「一度選んだら抜け出せない」ような考え方は一昔前までのもの。今は「気に入らなかったら解約」「他の方が安くなったら解約」が当たり前なので、気軽に契約をするのもアリですよ。

セット割引

携帯電話の契約では、光回線や電気など他のサービスとの同時契約で料金が割引となる「セット割引」が存在します。

割引額は数百円〜数千円と非常に大きく、なおかつ「家族全員が対象」であるため、上手に利用すれば大きな節約に。

多くの方は見過ごしてしまいますが、要注目の割引だと言えます。

光回線のセット割引は「ソフトバンク系列」が優位

ドコモ・ドコモ光セット割
・3GB:550円割引/月
・3GB以上:1,100円割引/月
au・auスマートバリュー
・ピタットプラン:550円割引/月
・使い放題MAX:1,100円割引/月
UQ mobile・自宅セット割
・3GB:638円割引/月
・15GB:638円割引/月
・25GB:858円割引/月
ソフトバンク・おうち割 光セット
・1,100円割引/月
Y!mobile・おうち割 光セット
・1,100円割引/月

まずは最もポピュラーなセット割引である「光回線のセット割引」についてです。

上記表をご覧になればわかる通り、基本的には各社「550円/1,100円」の割引を用意しています。

ドコモとau系列は、スマートフォンでデータを多く使う、あるいはデータをより多く使えるプランになると割引額が550円から1,100円へと上がります。

一方で、ソフトバンク系列のソフトバンクとY!mobileの両者では、いずれも「無条件で1,100円割引」となり、これは非常にお得です。

もし、ソフトバンク光を契約している4人家族全員が、ソフトバンク、Y!mobileにスマートフォンを乗り換えたとします。

すると、4人全員に1,100円の割引が適用され、毎月「4,400円」も安く利用できることになります。4,400円も割引されれば、光回線の月額料金がほとんど無料で利用できるため、どれだけお得なのかがわかりますよね。

電気のセット割引は多種多様

ドコモ【ポイント還元】
・2%〜10%
au【ポイント還元】
・1%〜5%
povo【ポイント還元】
・1%〜5%
UQ mobile【現金割引】
・3GB:648円割引/月
・15GB:638円割引/月
・25GB:858円割引/月
【ポイント還元】
・1%〜5%
ソフトバンク【現金割引】
・110円割引/月
Y!mobile【現金割引】
・110円割引/月

最近は光回線だけでなく、電気のセット割引も用意されていますが、こちらは各社多種多様となっています。

ポイント還元を用意しているのはドコモとau系列で、現金割引がソフトバンク系列。唯一、auのサブブランドであるUQ mobileだけが、auのポイント還元と、独自の現金割引の併用が可能で、最もお得に利用できます。

基本的に、電気の変更は契約先が変わるだけで、契約の中身や電気料金が変わったりすることはない(一部あります)ので、スマートフォンの契約をした場合は電気も変更しておくことをおすすめします。

回線品質

スマートフォンは常にインターネット回線を使った通信を行うため、回線の品質が気になる方もいると思います。

結論から言えば、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれの回線も、ほとんど差はなく「快適に使える」と考えて問題ありません。

各社ともに「どれだけの人々が回線に繋がるのか」を表す数値である「人口カバー率」が99%とほとんど100%であるため、日本全国、人が住んでいるところなら繋がるはずです。

「サブブランド」の回線品質には注意が必要だが

唯一、大手キャリアの中でも注意しなければいけないのが「サブブランド」の回線品質です。

ドコモにはサブブランドがないので、auのUQ mobileとソフトバンクのY!mobileが該当しますが、この2つは親元(au、ソフトバンク)と全く同じ回線を使っているわけではなく、少し質を落とした回線を使用しています。

したがって、やや回線品質が劣る可能性があるものの、スマートフォンで行うメールやSNS、動画視聴といった使い方なら、「ほとんど問題が生じない」範囲なので、それほど気にする必要はありません。

ゆえに、「回線品質は最高レベルじゃないと嫌」という場合はサブブランドではなく、正規プランをおすすめしますが、「普通に使えれば良い」ならサブブランドでも全く問題ありません。

ドコモ、au、ソフトバンク、どれがおすすめ?ケース別に解説

ここからは、大手3社ドコモ、au、ソフトバンクの中でどこと契約すべきなのか、ケース別に解説していきます。

今回取り上げるケースは以下の通りです。

  • とりあえずおすすめが知りたい方
  • 独身で利用する方
  • 家族で利用する方
  • 上限を気にせずにたっぷり使いたい方
  • かけ放題で利用する方
  • 光回線や電気とセットで利用する方

参考になりそうな部分を中心に目を通していきましょう。

とりあえずおすすめが知りたい方

まずは「とりあえずおすすめが知りたい」という方に向けて、万人におすすめできるプランを解説していきます。

結論から言えば、各社が用意する「格安プラン」が万人におすすめできるプランです。詳細を以下の通りまとめてみました。

ドコモ・ahamo(アハモ)
・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
au・povo(ポヴォ)
・1GB:390円/7日
・3GB:990円/30日
・20GB:2,700円/30日
・60GB:6,490円/90日
・150GB:12,980円/180日
・使い放題:330円/24時間
ソフトバンク・LINEMO(ラインモ)
・3GB:990円/月
・20GB:2,728円/月

これらのプランはいずれも「各社の他のプランより圧倒的にお得」なので、これを契約しておけば間違いありません。

わかりやすいように、どれを契約すれば良いのかを以下にまとめてみました。

ahamo・1カ月に100GB程度使うヘビーユーザー
・5分程度の通話を頻繁にする方
povo・全ての方におすすめ
・自分でスマホを使える方
LINEMO・1カ月に3GB未満のライトユーザー
・LINEを頻繁に使う方

イチオシなのは「povo」ですが、少しスマートフォン上での操作が複雑なので、これに抵抗があるなら「たくさん使うならahamo、あまり使わないならLINEMO」を契約すれば問題ありません。

格安プランは「サポートなし」の中級者向けプラン

このように、各社が用意する格安プランは料金的に大変魅力的ですが、唯一にして最大のネックなのが「サポートなし」である点です。

これらのプランを各社がここまで安くできている理由は、「Web限定契約」にあります。店舗での契約には対応していないため、人件費を削減することでプラン料金を割安にしています。

したがって、契約はインターネットを使って自分でする必要がありますし、契約後のサポートもほとんど期待できません。

言わば、格安プランは「中級者向け」のプランなので、自分だけでの契約に不安があったり、サポートを求めたい場合は別のプランを検討しましょう。

独身(家族割適用なし)で利用する方

ここからは独身、というよりも「家族割適用なし」のケースについて解説していきます。

このケースで最もおすすめなのは、家族割がなくても安く利用できる「格安プラン」です。

ドコモ・ahamo(アハモ)
・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
au・povo(ポヴォ)
・1GB:390円/7日
・3GB:990円/30日
・20GB:2,700円/30日
・60GB:6,490円/90日
・150GB:12,980円/180日
・使い放題:330円/24時間
ソフトバンク・LINEMO(ラインモ)
・3GB:990円/月
・20GB:2,728円/月

これらのプランはいずれも「家族割が用意されていない」ので、一人での契約でも十分にお得に利用できます。

多くの方におすすめできるのは「auのpovo」

この3つの中のどれを選んだとしても、各社の他のプランより圧倒的に安く、お得に利用できるので、お好みのものを選んでもらって問題ありませんが、あえておすすめするとすれば「auのpovo」が候補にあがります。

povoは自分に必要なものだけをプランに追加していく「トッピング」というシステムを業界で唯一採用しており、これが非常に魅力的です。

プランの料金はゼロ円スタートで、データやかけ放題を追加していくことで、料金が加算されていきます。用意されているトッピングを以下にまとめてみました。

トッピング名料金
データ使い放題(24時間)330円
データ追加1GB(7日間)390円
データ追加3GB(30日間)990円
データ追加20GB(30日間)2,700円
データ追加60GB(90日間)6,490円
データ追加150GB(180日間)12,980円
5分以内通話かけ放題(1カ月)550円
通話かけ放題(1カ月)1,650円

30日間(1カ月間)使えるトッピングが3GB、20GBの2種類あり、いずれもauの他のプランより圧倒的に割安です。

また、注目なのが24時間限定の「データ使い放題(24時間)」です。これを購入すると、その直後から24時間データ使い放題になり、料金は「330円」!

スマートフォンを使っていると、どうしても以下のようなシーンに遭遇しますよね。

  • 今日だけはどうしてもYouTubeで見たい配信がある
  • 外に出たくないから自宅で映画を楽しみたい
  • 電車の移動時間に溜まっている動画を視聴したい

このような時、330円を支払うだけで「使い放題」になるのは非常に頼もしく、またお得です。

「柔軟に使える」のがpovoの最大の強みなので、無駄なく賢く使いたい家族割が利用できない方は契約を検討しましょう。

家族で利用する方

続いて、家族で利用する方について解説していきます。

家族で利用する場合、「家族割」の利用でお得に利用できるようになりますが、データをどの程度利用するのかでおすすめが変わってきます。

  • あまり使わない→ドコモの「みんなドコモ割」
  • たくさん使う→ソフトバンクの「新みんな家族割」

それぞれについてチェックしていきましょう。

ドコモの家族割はデータ量に関わらず適用

ドコモの家族割は家族の対象範囲が「3親等」と広く、割引額も3社の中で見劣りしません。

また、ソフトバンクの家族割は「大容量プランのみ」であるのに対し、ドコモは大容量プランだけでなく「低容量プラン」でも適用になります。これは非常に大きなメリットです。

以下に、ドコモの段階制プラン「5Gギガライト」に家族割を適用した場合の料金をまとめてみました。2回線で550円、3回線で1,100円の割引となります。

1GB・割引前:3,465円
・2回線:2,915円
・3回線:2,365円
3GB・割引前:4,565円
・2回線:4,065円
・3回線:3,565円
5GB・割引前:5,665円
・2回線:5,115円
・3回線:4,565円
7GB・割引前:6,765円
・2回線:6,215円
・3回線:5,665円

ご覧のように、1GBでの利用なら3回線以上、つまり家族3人以上の利用で2,365円で利用できるようになります。非常にお得ですよね!

ソフトバンクの家族割はお得で使い勝手が良い

ソフトバンクの家族割「新みんな家族割」がおすすめできる理由は以下の通りです。

  • 最大「2,200円割引」で割引額が最も高い
  • 同居していない家族でも適用可能
  • 親戚、シェアハウスなど家族の対象範囲が広い

最大の魅力は割引額で「最大2,200円割引」となっています。これは3社の中でも最大の割引額ですが、割引額の詳細を以下にまとめてみました。

データプランメリハリ無制限・1人:0円
・2人:660円
・3人:1,210円
データプランメリハリ・1人:0円
・2人:550円
・3人:1,650円
・4人以上:2,200円
データプラン50GB+・1人:0円
・2人:550円
・3人:1,650円
・4人以上:2,200円
データ定額 50GBプラス・1人:0円
・2人:550円
・3人:1,650円
・4人以上:2,200円
データ定額 50GB・1人:0円
・2人:1,650円
・3人:1,980円
・4人以上:2,200円

ご覧のように、各プランで最低550円、最大2,200円の割引が適用になります。

先述のように、家族と言っても同居している必要はなく、シェアハウスの同居人も入るなど血縁関係の有無も問いません。

さらに、いわゆる「同性とのパートナーシップ(同性の恋人)」も必要書類を提出することで家族割の適用範囲内としており、これは3社の中でもソフトバンクのみの試み。

現代の価値観が多様化している社会に対応した、新時代の家族割ですよね。

上限を気にせずにたっぷり使いたい方

スマートフォンではインターネットを使って色々なことができるので、上限を気にせずにたっぷりと使いたい方もいると思います。

そんな方には、以下の2つがおすすめです。

  • サポートあり→ドコモの無制限プラン「5G ギガホ」
  • サポートなし→ドコモの格安プラン「ahamo」

店舗での対面契約や契約後のサポートを求めたいなら、ドコモの無制限プラン「5G ギガホ」が優秀です。au、ソフトバンクの無制限プランは、テザリングでの使用に制限が設けられていますが、ドコモは制限なしで無制限にテザリングを使えます。

また、ahamoの大容量オプション「ahamo大盛り」は1カ月に100GBの契約で4,950円の破格のコスパ。1GBあたり50円前後で使えるのはahamoだけで、「5G ギガホ(7,315円)」よりも2,500円弱安く利用できます。

いずれにせよ、大容量プランは「ドコモの一人勝ち」の状態なので、契約の時は頭に入れておきましょう。

かけ放題で利用する方

続いて、かけ放題で利用する方についてです。

このような使い方をする方の多くは、以前ガラケーを使っていて、「あまりインターネットを使わない方」「サポートが欲しい方」が多いと思います。

そんな方におすすめなのは以下の2つです。

  • 手厚いサポート→ドコモ
  • サポートあり→UQ mobile

先述のように、3社の正規プランの中で最もかけ放題オプションが安いのは「ドコモ」で、1回5分が770円、無制限かけ放題が1,870円でした。

もちろん、サポートは業界屈指のドコモクオリティなので、店舗による手厚いサポートが受けられます。契約前も、契約した後も、安心して利用し続けられるでしょう。

プラン全体の料金を安くしたいなら「UQ mobile」がおすすめ

一方で、ドコモの正規プランは業界内でも割高なので、かけ放題ではなく「プラン全体の料金を安くする」なら、auのサブブランドである「UQ mobile」がおすすめです。

UQ mobileの最安料金は「3GBで1,628円」と3社の正規プランと比べて非常に割安で、ここに1回10分かけ放題(770円)、無制限かけ放題(1,870円)を加えても、それぞれ2,398円、3,498円で抑えられます。

もし、ドコモの段階制プラン「5Gギガライト」で3GBを使ったとしたら、それだけで「4,565円(かけ放題なし)」かかってしまうため、無制限かけ放題をつけても「3,498円」で済むUQ mobileがどれだけお得かがわかるでしょう。

しかも、UQ mobileはauの店舗「auショップ」での契約に対応しています。auほどの手厚いサポートは期待できないものの、契約時の手続きなどはサポートしてもらえるので、サポートが必要でかけ放題で利用したい方におすすめですよ。

光回線や電気とセットで利用する方

最後に取り上げるのが「光回線や電気とセットで利用する方」です。

セット割は「家族の人数」によって割引額が大きく異なるので、おすすめは以下の2つのようにわけられます。

  • 契約を揃えられる家族が多い→ソフトバンク系列
  • 単身で契約する→UQ mobile

セット割の割引額は非常に大きいので、それぞれ解説していきます。

ソフトバンクの光回線セット割は最大10回線まで「1,100円割引」に

ソフトバンクのセット割の強みは、「どのプランでも10回線まで割引対象になる」点です。

例えば、以下のような5人家族全員がソフトバンクに揃えて携帯電話を契約し、光回線「ソフトバンク光」も契約したとすると、割引額は4,400円にものぼります。

・スマートフォン
・割引額:1,100円/月
・スマートフォン
・割引額:1,100円/月
・スマートフォン
・割引額:1,100円/月
祖父・ガラケー
・割引額:550円/月
祖母・ガラケー
・割引額:550円/月
合計・割引額4,400円/月

月額4,400円の割引は言うまでもなく大きいですよね。

参考までに、ソフトバンク光の月額料金は「5,170円」であるため、実質的に光回線が「770円」で利用できることに。

もちろん、スマートフォンの契約をもう1回線増やせば、光回線を「黒字」で利用できることになるので、家族が多ければ多いほどお得になります。

UQ mobileは単身世帯のセット割におすすめ

今回はソフトバンクを例に出しましたが、ドコモもauも、割引額さえ異なるものの、仕組みは同じで「家族が対象」です。

したがって、多ければ多いほどお得ですが、逆に言えば少ないとほとんどセット割の恩恵を受けられません。

そこでおすすめしたいのが「UQ mobile」です。UQ mobileは基本料金が3社の正規プランより安く、ここにセット割が入ると高いコスパを発揮します。

詳細を以下にまとめてみました。

くりこしプランS・3GB/月
・割引前:1,628円
・割引後:990円
くりこしプランM・15GB/月
・割引前:2,728円
・割引後:2,090円
くりこしプランL・25GB/月
・割引前:3,828円
・割引後:2,970円

ご覧のように、3GB、15GBのプランでは、638円の割引が、25GBのプランでは858円の割引が、それぞれ入ります。

そして、割引後の料金は3GBで990円と1,000円を切り、これは非常に割安。業界内でも最安水準ですが、これを単身世帯でも利用できるのはUQ mobileの強みだと言えるでしょう。

大手3社以外の「格安SIM」にも注目

ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社は確かに安心感がありますが、現在の携帯電話業界にはこの3社以外にも非常に多くの企業が参入しています。

この3社に楽天モバイルを加えた4社は「MNO」と呼ばれ、自社で全国に基地局を設置し、自社で回線を構築しています。

一方で、この4社以外の事業者は「MVNO」と呼ばれ、自社製の基地局や回線を持っていません。ドコモ、au、ソフトバンクの3社から回線を借りて携帯電話事業を運営しており、料金を大幅に下げ安く契約できることから「格安SIM」とも呼ばれています。

格安SIMはどれくらい安いの?

参考までに、ここでは代表的な格安SIMを紹介し、大手3社と比べてどの程度安いのかを比較していきます。

低容量プランの比較

まずは20GB未満の低容量プランの比較を行っていきます。格安SIMのおすすめ3社である楽天モバイル、OCNモバイルONE、日本通信SIMと比較した表を以下にまとめてみました。

ドコモ・5Gギガライト
・1GB:3,465円/月
・3GB:4,565円/月
・5GB:5,665円/月
・7GB:6,765円/月
au・ピタットプラン5G
・1GB:3,465円/月
・4GB:5,115円/月
・7GB:6,765円/月
ソフトバンク・ミニフィットPLAN+
・1GB:3,278円/月
・2GB:4,378円/月
・3GB:5,478円/月
楽天モバイル・RAKUTEN UNLIMIT Ⅶ
・3GB:1,078円/月
・20GB:2,178円/月
・無制限:3,278円/月
OCNモバイルONE・500MB/月コース
・0.5GB:550円/月
日本通信SIM・シンプル290プラン
・1GB:290円/月

ドコモ、au、ソフトバンクの3社と似ているのが「楽天モバイル」です。使った分だけ支払う段階性プランを採用している点は共通していますが、料金は雲泥の差。

大手3社の3GBの料金は、ドコモが4,565円、ソフトバンクが5,478円ですが、楽天モバイルは1,078円です。比較するまでもなく、楽天モバイルの圧勝です。

そして、大手3社は7GBが上限ですが、楽天モバイルは20GBで2,178円、そして20GBを超えると無制限に使えるようになり、これでも3,278円で済みます。

大手3社はたった7GB使うだけで6,000円前後の料金がかかるため、どれだけ割高なのが理解できるでしょう。

一方で、OCNモバイルONEと日本通信SIMという格安SIMでは、データ量を0.5GB〜1GBまで抑えています。OCNモバイルONEは0.5GBで550円、そして日本通信SIMは1GBで290円と、桁が違いますよね。

スマートフォンを使う方の中には「1GBあれば十分」「1GBもいらない」という方も多いので、そんな方は大手3社で数千円支払うのではなく、格安SIMで数百円に抑えてみるのも良いでしょう。

大容量プラン・無制限プランの比較

続いて、大手3社と格安SIMの大容量プラン、無制限プランの比較をしていきます。

格安SIMは「あまり使わない人が安く利用する」というコンセプトのサービスが多いので、大容量プラン、無制限プランの選択肢は多くありません。

以下の表は、大手3社の無制限プランと、楽天モバイル、mineoを比較したものになります。

ドコモ・ギガホプレミア
・7,315円/月
au・使い放題MAX5G/4G
・7,238円/月
ソフトバンク・メリハリ無制限
・7,238円/月
楽天モバイル・RAKUTEN UNLIMIT Ⅶ
・3GB:1,078円/月
・20GB:2,178円/月
・無制限:3,278円/月
mineo・マイそく
・0.3Mbps:660円/月
・1.5Mbps:990円/月
・3Mbps:2,200円/月

ご覧のように、大手3社は7,000円を超える価格設定であるのに対し、楽天モバイルは無制限に使えて3,278円と、「半額以下」での契約が可能。

これは、大手3社が高いというよりは楽天モバイルが安すぎるのですが、半額以下で使えるのは魅力的ですよね。

また、mineoの「マイそく」というプランは非常にユニークで、「通信速度に応じた使い放題」プランを提供しています。

0.3Mbpsというメールのやり取り程度しかできない通信速度の場合、使い放題で660円という破格の料金で利用ができます。

そして、画質を落とせば動画視聴もできる1.5Mbpsの速度では990円、動画視聴やSNSの閲覧も難なくこなせる3Mbpsの速度では2,200円で使い放題と、大手3社の三分の一程度の料金設定です。

毎月の料金の支払いが半額以下や三分の一以下になるなら、「利用してみたい」と考える方も多いと思います。大手から格安SIMへと乗り換える方は非常に多いので、この機会に検討をしてみても良いでしょう。

【2022年7月最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選! 【2022年9月最新版】格安SIMはどれを選ぶべき?おすすめの格安SIMサービス24選!

回線品質とサポートを妥協できるなら格安SIMがおすすめ

このように、格安SIMは「安さ」こそが最大の魅力ですが、当然、大手3社と比べた時のデメリットも存在します。それが以下の2点です。

  • 回線品質が低い
  • サポートが期待できない

前者の「回線品質」については、楽天モバイル以外の格安SIMは大手3社から回線を借りているため、どうしても回線の品質が低くなります。

とはいえ、使っているのは大手の回線なので、極端に通信速度が遅くなったり、不安定になることは稀。実態は「ほとんど気にならない」方が大半です。

一方で、「サポートが期待できない」点は否定できない事実です。大手3社は全国に実店舗やショップを構えているため、困ったらサポートをしてもらえますが、格安SIMの多くはコストカットのため店舗を持っていません。

また、電話やチャットによるサポートも最低限にとどめていることも珍しくないため、「大手の安心感は絶対に欲しい」という方は格安SIMは少し難しいかもしれません。

いずれにせよ、大手にせよ、格安SIMにせよ、自分に合ったものを選んで快適にスマートフォンを使っていきましょう。

まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクの3社は、用意しているプランはどれも似ているものの、内容や料金が微妙に異なっているため比較するのが難しいです。

この記事で比較した内容をもとにして、自分に合ったものを選んで契約を検討してみましょう。

一方で、今の時代は大手3社の他にも「格安SIM」と呼ばれる、安く利用できるサービスが豊富に存在しています。できるだけ安く、賢く利用していきたい方は、大手キャリアだけでなく格安SIMの契約も選択肢に入れてみてくださいね。

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